【たまこまーけっと】京アニが描くかわいい日常!人気作を4つのポイントで紹介

「涼宮ハルヒの憂鬱」や「けいおん!」など、繊細かつクオリティの高い画質の作品を製作し、現在の日本アニメ全体のクオリティ向上をけん引していると言っても過言ではない京都アニメーション。そんな京都アニメーションオリジナル作品として作られ2013年に放映された『たまこまーけっと』の魅力にせまる!

「たまこ」と商店街のご近所さんのひと騒動!『たまこまーけっと』とは?

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おもちを愛する餅屋の娘「北白川たまこ」と、南の国から王子の妃を探すためにやってきたという言葉を話す鳥「デラ・モチマッヅィ」を中心に、商店街の住人やたまこの友達を巻き込んだドタバタな日常を描いた全12話のコメディ作品です。
「けいおん!」の監督をつとめた山田尚子さんにより完全オリジナル作品。キャラクターの表情の繊細さ、画面演出の美しさなど、京都アニメーションが持つ技術が大いに詰め込まれた魅力的な世界観で、笑いあり、時には涙もあり、誰もが経験する、永遠に変わらないと錯覚する「青春」を感じさせてくれる作品です。

たまこまーけっとポイント①

誰もが経験する「青春」をコミカルに描いた作品のあらすじを紹介!

主人公「北白川たまこ」は2学期の終業式の帰りで立ち寄ったうさぎ山商店街の馴染みの花屋で、言葉を話す自信に満ち溢れた謎の鳥「デラ・モチマッヅィ」と出会います。たまこのくしゃみを「求愛」と勘違いした謎の鳥は、そのままたまこの家である餅屋「たまや」に居候(?)することになります。
たまこの家の向かいにある同じく餅屋「大路屋」の息子「大路もち蔵」とは同級生で、もち蔵はたまこに好意を抱いていますが、たまこの親友「常盤みどり」はそれを快く思っておらず、ことあるごとに妨害されてしまい進展もなく、友達以上恋人未満の関係をずっと続けています。

たまこはバレンタインや夏休みには、自分の愛するうさぎ山商店街のイベントには積極的に企画提案し、同じバトン部の友人である「牧野かんな」や、デラが一方的に好意を寄せるたまこの友達「朝霧史織」などと協力し、イベントを大成功させようと奮闘します。
そんな何気ない日々を送るなか、デラと同じ国の少女「チョイ・モチマッヅィ」が現れ、たまこが王子の妃候補である事を告げることで、たまこを取り巻く環境が、みんながたまこの今後の幸せを考えることで一変してしまいます。たまこは王子の妃として商店街を出ていってしまうことになるのでしょうか・・・

たまこまーけっとポイント② 登場人物が魅力的!

メインメンバーをキャストとともに紹介!

たまこまーけっとには、とても個性豊かで魅力的なキャラクターが商店街の店の数以上登場します。
全員紹介したいところではありますが、物語の中心となるメインメンバーを紹介していきます。

北白川たまこ(CV:洲崎綾)

本作の主人公で餅屋「たまや」の長女。12月31日生まれ。誕生日は餅屋が最も忙しい日のため、いつもみんなに誕生日を忘れられることが毎年の恒例行事になっています。ほがらかで人懐っこい性格ですが、もち蔵のあからさまなアピールにも全く気付かない超鈍感なマイペース娘です
小学5年生の時に他界した母親とそっくりな外見で、首筋に母親と同じホクロがあり、これが原因で王子の妃候補にされてしまいます
もうひとつ母親から譲り受けたものが「鼻歌」で、何の曲かわからずにいつもレコード屋に頼んで探してもらっているものの、ずっと見つからずにいます。

デラ・モチマッヅィ(CV:山崎たくみ)

南の国から商店街にやってきた謎の鳥(?)。北白川家に居候をはじめてからは餅が好きになりすぎて食べるのをやめないため、急激に太りまんまる体型になり、飛ぶことすら怪しくなりはじめます。鳥のくせに心情を察することに長けており、正論を述べることが多いです
目が映写機のようになり動画をスクリーンに映し出すことができる謎の技術があり、南の国と通信できる機能がありますが、故障中によりうまく作動しません・・・

常盤みどり(CV:金子有希)

たまこの親友で、たまこと同じバトン部に所属しています。サバサバした性格で男女問わず人気者。何かとドジばかりするたまこの世話係であり、たまこには友達以上の感情を抱いているようで、もち蔵がたまこに好意を抱いていることをよく思ってはいません
祖父がうさぎ山商店街でおもちゃ屋を営んでおり、もち蔵とも幼馴染であるので、たまこだけではなくもち蔵に対して好意を持っている、と捉えられるかもしれませんが、彼女の気持ちをハッキリさせる描写は物語中では登場しません。

牧野かんな(CV:長妻樹里)

たまこと同級生で、同じくバトン部に所属。たまこに劣らぬマイペースっぷりでつかみどころのない性格。大工の父親を尊敬しており、かんな自身も大工仕事にただならぬ情熱をもって接しています。学校のロッカーを直したり、商店街の夏のイベントとしてお化け屋敷を作ったり、大工の腕前は相当のもの。
人を観察する能力も鋭く、みどりの複雑な心中を察しており、いつもたまことみどりの事を心配しています。

朝霧史織(CV:山下百合恵)

たまこの同級生で、2年生に進級したときに同じクラスになった女の子。一見クールで人を近寄らせない雰囲気ですが、実は引っ込み思案で恥ずかしがり屋でうまく他人に感情を表現できないだけ。たまたま出会ったデラを通じてたまこの家を訪れたことがきっかけで友達になりました。

北白川豆大(CV:藤原啓治)

たまこの父親で、頑固者。餅屋としてのプライドが高く、たまこが提案するバレンタインなどの浮ついたイベントには反対するものの娘には甘く、結局いつも折れてしまいます。学生時代には「ダイナマイトビーンズ」と名付けたバンドを結成し、ギター兼ボーカルを務めていた過去があります

北白川あんこ(CV:日高里菜)

たまこの妹の小学生。実家が餅屋であることが恥ずかしいと思っているおませな子。もち蔵がたまこに好意を持っていることを気づいているものの特に何をするわけでもなく、頼りないお兄ちゃんのような存在と思って接しているようです。

大路もち蔵(CV:田丸篤志)

たまこの幼馴染で、向かいの餅屋「大路屋」の息子。たまこの事が好きなことは行動を見れば誰の目にも明らかなのですが、肝心のたまこにはまったく気づかれることなく空回りしています。たまこともち蔵の部屋は2階で向かいあっていることもあり、道路をまたいで糸電話を使って会話することがあります
「たまこまーけっと」においては、実はそれほど重要人物ではないのですが・・・

たまこまーけっとポイント③ 【※ネタバレ注意】

たまこの鼻歌は家族の絆

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母親から教わり、ずっと口ずさんでいた鼻歌の正体が気になって、レコード屋「星とピエロ」に通ってはマスターにレコードを探してもらっていたたまこですが、第9話で明らかになります。
実は、たまこの父・豆大が母・ひなこのために作ったラブソング「恋の歌」だったのです。

豆大と同じバンドのメンバーだったマスターも鼻歌の正体がわからなかった理由は、ひなこが音痴だったせいで正確なメロディがたまこに伝わっていなかったせいでした
歌の内容は「気持ちをうまく伝えられないから歌に乗せてあなただけに歌う」というもので、シンプルなメロディラインながら心をつかむ力強い歌詞と歌声は必聴モノです!
父親や母親に自分たちと同じような青春時代があって、父親が母親への告白を勇気を出して歌った事がきっかけで自分が生まれたことを知り、後にたまこに「ずっと同じ日常のままではいられない」という実感と「未来に進む勇気」をもたらすターニングポイントとなります。

たまこまーけっとポイント④ 舞台となった街はモデルが実在!

ファンなら足を運んでみたい『聖地』はどこ?

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京都アニメーションの作品では、実在する街や風景を参考にして作られることが多いのも特徴です。たまこまーけっとにも舞台となった街が実在しています
それが、京都にある「出町桝形商店街」という場所です。実際に訪問された方の報告とアニメと見比べてみると、店名や垂れ幕、看板など違うところはありますが、街の形状などは一致しています。
たまこ役の声優・洲崎綾さんは『出町桝形商店街にはたまこの看板があって、「たまこのTシャツがあるよ」って言っていただいたりとか、「第二の故郷だからいつでも帰ってきてね」と言って下さる』とおっしゃっています。
人情味があっていい商店街なんでしょうね。ファンの方はぜひとも足を運んでみてくださいね。

続編『たまこラブストーリー』で、たまこたちの淡い恋心が交差する

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『たまこまーけっと』は、商店街の人達や友達とのやりとりをコメディタッチで描くいわゆる「日常系」のアニメですが、続編『たまこラブストーリー』は、高校3年生になり進路と未来、そして恋愛に悩む姿が描かれる「王道ラブストーリー」作品にガラリと変貌します
豆大が歌った「恋の歌」がテーマソングとして採用されているところも大きなポイント。たまこやもち蔵、みどり達が将来に向かって取捨選択を迫られ大人になっていく様子が描かれた密度の濃い作品となっております。そして鈍感すぎるたまこの恋の行方はどうなるのでしょうか!
気になった方はぜひともそちらもチェックしてみてください!

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