【ブラック・ブレット】傑作ジュブナイルバトルの魅力を語る5つのポイント!

『ブラック・ブレット』は、ガストレアという謎の生物に対して人類が生存を賭けて戦っていく物語です! ここでは、そんな王道バトルアクションアニメの魅力を紹介していきます!

ブラック・ブレットとは

『ブラック・ブレット』略してブラブレは、2011年7月より電撃文庫から刊行されているライトノベルが原作のアニメで、作者は神崎紫電(かんざきしでん)さんです!
ライトノベル原作のバトルアニメとして非常にレベルが高く、バトルアニメが好きな人は見た方が良い作品です! ガストレアと呼ばれる謎の生物を相手に戦っていく物語で、生まれつき超強いイニシエーターと呼ばれる女の子たちや、機械化した主人公が熱いバトルを展開させてくれます。
イニシエーターとは、母体の中でガストレアの因子に浸食された子供たちのことで、目が赤いのが特徴です。なぜか女の子しかいません。イニシエーターはブラブレの世界では忌み嫌われ、「呪われた子供たち」と差別され、生まれた時に捨てられることが大半です。
一方の主人公は身体の半分を機械化した人間で、全力で戦えばイニシエーターにも負けない相当な戦闘力を持っています(イニシエーターは生まれつき運動能力が高い)。

作中の女の子たちも可愛くて、画像の左側はヒロインの藍原延珠(あいはらえんじゅ)で、イニシエーターの中でも特に格闘術に長け戦闘力が高いです。
画像の左側の女の子はティナ・スプラウトという子で、この子もイニシエーターで超強いです! ティナは特に狙撃が神レベルに上手いのですが、近接格闘術にも長けていて死角がありません。
ガストレアが現れたのは10年ほど前で、イニシエーターが生まれ始めたのもちょうどその頃です。そのため、イニシエーターは10歳未満の子ばかりで、延珠やティナに至っても未だ10歳程度の女の子です。
こんな幼い女の子たちが人類を救うために戦っているのですが、大衆はそんな守り神であるイニシエーターの女の子たちを「呪われた子供たち」と差別している、退廃的な世界でもあります。

主人公の里見蓮太郎(さとみれんたろう)が使っている銃の弾は普通の弾ではなく、ガストレアに効くバラニウムと呼ばれる黒い金属の弾です。ガストレアはバラニウムが苦手なため、町はモノリスと呼ばれる巨大なバラニウムの壁で守られています
モノリスによって守られている町ですが、完全にガストレアの侵入を防ぐことは難しく、ガストレアを処分するためにプロモーターと呼ばれる強者揃いの戦闘員とイニシエーターでガストレアを退治していきます。

ポイント①イニシエーター&プロモーターのタッグバトルがアツい

本作の見所は、10歳くらいなのにガストレアの因子のおかげで超強いイニシエーターの女の子たちと、イニシエーターと共にガストレアと戦うプロモーターのバトルが熱い所です!
特にヒロインの藍原延珠は、武器なしで格闘術オンリーで戦ってくれる所がかわいく、なんてことない蹴りでバラニウム性の銃弾を何発も浴びさせても倒せないガストレアを一瞬で倒す所などもかわいいです! 蓮太郎も機械化されているため、本気を出したら超強いです
他にも様々なペアが存在し、時にはガストレアではなくイニシエーター同士、プロモーター同士で目的のために戦う所なんかもドラマティックです。むしろ、ガストレアと戦うよりも人間同士で戦うことも多く、ドラマティックな展開を見せてくれます。

特にはじめは敵キャラだった蛭子影胤(ひるこかげたね)と蛭子小比奈(ひるここひな)のペアは強烈でした! このペアは外見的にも印象に残りますが戦闘力も凶悪で、初戦は蓮太郎は影胤に敗北、延珠もダメージこそ追っていませんが小比奈を倒せるかわからないと言うほど苦戦しました。
影胤も蓮太郎と同じく身体を機械化しており、そのため凶悪な戦闘力を誇っているのですが、蓮太郎と違い内臓まで機械化しているためより人間離れした印象を与えます。
小比奈の方も幼いころから英才教育を施されており、小刀を使った戦闘術では右に出る者がいないほどです。小比奈は見た目はかわいい女の子ですが、人を切ることが大好きで、特に強い相手ほど切りたくなるという困った所があります。
『ブラック・ブレット』は他のバトル作品に比べて登場人物こそ少ないですが、この蛭子親子のように強烈に印象に残るキャラクターが多いので、一人一人のキャラの濃さで楽しめる作品でもあります。

薙沢彰磨(なぎさわしょうま)と布施翠(ふせみどり)のペアも印象に残りました。彰磨は蓮太郎の兄弟子で、天童式戦闘術八段のIP序列970位の達人です。かなりの戦闘力で、純粋な体術では蓮太郎は彰磨に全然敵わないという程の実力者です。
また、彰磨が連れ添っている帽子をかぶったかわいいイニシエーター、布施翠も同じくかなりの戦闘力で、並の相手では翠に全く敵わない程です。延珠も翠の強さは察しており、喧嘩で薙沢ペアに挑んだプロモーターとイニシエーターが勝てるわけがないことを最初から見抜いていました。
キャラ的には最強クラスな雰囲気があるこのペアですが、作中では意外とあっさり翠がガストレアにやられ、皆に迷惑がかからないように自害するなどあっけない幕引きをしました。さらに、それを追うように彰磨も特攻して命を落とすなど、蓮太郎の心は深く傷つくことになります。

ポイント②複雑なバックボーンを抱える登場人物たち

登場人物たちは複雑な身の上のキャラばかりで、当然、イニシエーターである延珠とティナは普通の生活をすれば周囲から疎まれるため、普段は普通の女の子のような生活は殆どできません。
延珠は物語の序盤はイニシエーターであることを隠して普通に楽しく学校に通っていましたが、敵によって情報が開示されてしまってから一変。友達だと思っていた子からも距離を取られ、生徒たち全員から差別されるようになり学校にいけなくなってしまいました
他にもヒロインである天童木更(てんどうきさら)も複雑な家庭環境をもち、家は名門なのに自身は貧乏暮らしをしながら警備会社を立ち上げているなど大変な身の上です。
主人公の里見蓮太郎は身体の半分を機械化しており、元は陸上自衛隊の機械化特殊部隊に所属していました。主要人物たちは皆、過去に大きなトラウマを持っているキャラばかりで、それが伏線となり物語は進行していきます。

ポイント③虫嫌いは注意!?ガストレアとは

ガストレアとは、ガストレアウイルスに感染した生物のことで、ガストレア化したら醜悪な姿に変貌し、強い再生力や運動性を発揮するようになります。
ガストレア化はガストレアウイルスの体内浸食率が50パーセントを超えたら発症し、一度ガストレア化すると理性を無くした化け物となり、もとに戻ることはできません。
ガストレアウイルスに微量に感染した母体からイニシエーターが生まれるので、ブラブレの世界ではほぼ全員が潜在的にガストレアウイルスに感染しているものかと思われます。
ガストレア化したら画像のような化け物になり、ガストレアの攻撃で大きく負傷すると自身もガストレア化してしまいます。ちょうどバイオハザードの世界と同じ設定です。物語の序盤では、深い傷を負った男性がガストレア化してしまいました。

ポイント④子どもたちに降りかかる過酷すぎる現実…

イニシエーターというだけで学校に通えなくなった延珠も悲惨ですが、それ以上に、この作品ではイニシエーターの女の子たちが頻繁に殺害される所が悲しいです。
画像の女の子は夏世(かよ)というイニシエーターの女の子で、蓮太郎のために最後までガストレアと戦い抜き負傷。感染率は間違いなく規定を超えているので、「人間のまま死にたい」という彼女の要望のもと、蓮太郎はやむなく夏世を殺害しました。
また、蓮太郎がかわいがっていたイニシエーターの女の子たち20名くらいが全員惨殺されたり、チンピラに銃で頭を打ちぬかれたイニシエーターの女の子がいたり(それでも生存している)、悲惨な描写も多いです。

ポイント⑤ブラック・ブレット原作の展開はどうなってる?

アニメでは4巻分まで放送したブラブレですが、原作は7巻までで刊行がストップしています。7巻が発売したのが2014年4月とアニメ放送時期と同時なのですが、2017年夏現在でも8巻は発売していないため、既に3年以上も新刊が出ていないことになります。
原作の7巻では、最大級のガストレアであるゾディアック・天秤座(リブラ)が登場し、これを東京の陰謀だと思った仙台側と東京側で摩擦が生じ、全面戦争が勃発しそうになっているという大変な展開となっています。
さらに、IP序列77位のイニシエーターが現れ、思わぬ強敵に蓮太郎の悩みは尽きることがありません。リブラを無事に倒せるか、序列77位との戦いはどうなるか等、かなり熱い展開になりそうなので早く刊行してほしいです。

過酷な戦いの結末は…

原作はしばらく刊行していなくて休載中のブラブレですが、非常に面白い作品なのでぜひ続きを執筆してほしいですね!
アニメ版の最終話では、低予算で建造したモノリスのせいで町は崩壊に追いやられた所で終了しましたが、そのモノリスの建造に木更の身内の者が関わっていたため、木更は自ら責任をとって身内を切りにいきました。
そこまでしなくても良かったのではないかと狼狽える蓮太郎でしたが、木更の心は既に壊れていてどんな声も届きませんでした。狂気の笑みを浮かべながら涙を流す木更に蓮太郎はかける言葉を失い、延珠に「俺は木更さんの敵になるかもしれない」とつぶやいていたのが印象的でした。

戦いの中で多くのものを失った蓮太郎は、延珠だけは失いたくない、誰かに側にいてほしいと彼女を抱きしめるラストシーンは感動でした。しかし、延珠自身も知らされていない事実ですが、彼女はガストレアに40パーセント以上浸食されているため、そう長くない命です。
この『ブラック・ブレット』という作品は、強キャラや良キャラがすぐに死ぬ作品でもあるので、木更やティナ、延珠ですら死んでしまいかねない不穏な空気が流れている所が、ちょっとめげてしまいそうです……。
あまりにも多くの仲間を失った蓮太郎ですが、延珠・木更・ティナという三大ヒロインは守り切って、どうか大団円を迎えてほしいと思います。
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