【はじめの一歩】最新版!ベストバウトTOP5を語る 総試合数150以上から厳選!

大人気ボクシング漫画「はじめの一歩」には数多くの名勝負が存在します。その中でも熱くさせて感動する勝負はあるのでしょうか?厳選された5つの試合をその魅力と試合内容と共に紹介していきます。

はじめの一歩とは?

現在も週刊少年マガジンで連載中の大人気ボクシング漫画で、作者は森川ジョージ118巻まで既刊していて、ボクシング漫画では最年長です。主人公、幕之内一歩は内気でいじめられっこだったのですが、ボクシングと出会うことで「強さとは何か?」を求めていろいろな好敵手と戦います。

戦いを重ねることで自らの弱点の克服、新技を生み出すなど成長が見られるのが魅力のひとつです。目標としているのは世界チャンピオンですが、一歩のいるフェザー級の世界王者はリカルド・マルチネス10年防衛し続けているメキシコの英雄と呼ばれる存在です。

はじめの一歩 ベストバウトTOP5!

「はじめの一歩」は巻数も相当出ていますので、試合数もかなりの数になっています。主人公である一歩だけに留まらずにジムの仲間である鷹村、木村、青木、板垣がメインとなって行う試合も取り上げ、更には一歩と戦った選手である千堂、間柴、宮田、ヴォルグが中心の試合もあります。

それぞれのストーリーがあるからこそ試合も盛りあがり、ボクシングスタイルが違うからこその戦い方があるので、対戦相手で試合内容が全く異なるのも見る楽しみとなります。そんな数多い試合の中でも感動し、拳を握ってしまうような熱くなれる試合を紹介していきます。

第5位 「板垣×今井戦」

新人王トーナメントの決勝戦で、鴨川ジムの若きエース板垣学と、同い年の今井京介が対戦をします。この二人は元々顔見知りでアマチュア時代のインターハイでも対決をしていました。その時は、板垣の全敗でインファイターである今井の攻撃の前では自分の技は消し飛んでしまう感じでした。

因縁にも近い二人の対決となりますが、試合開始前から今井が勝つのではないか?という予想の方が多かったです。

試合の流れ

序盤、今井は距離を取らせたくないからどんどん板垣との距離を詰めていき、多少のパンチをもらっても全く怯むことなく前進してきます。対する板垣は的確にパンチを打ち抜き、相手の攻撃も見切って反撃と大きな一撃はもらいません。

今井も板垣が距離を取って試合を続けると思いましたが、板垣はインファイトを選択しました。そこからはインファイトでの攻防が展開され、4ラウンドまでは板垣の完璧な試合運びとなりました。しかし残り2ラウンドでは今井の猛攻に合い、どうにかふんばるしかない板垣でしたが、倒れないように何度も踏ん張り前に出続けました。そして勝敗は判定へとなりました。

ここが凄い!

新世代同士の対決で、今井が一歩板垣が宮田の役割となっているところが面白いです。若きインファイターとアウトファイターはどのように戦うのかが見ものになっています。

板垣は過去のアマチュア時代に今井に全敗しているだけに自らがどうして勝てないのかを模索します。そこから自分なりに努力して、考えて越えられなかった壁を超えるところが見る人に感動を与えます。今までお坊ちゃんでしかないようなボクサーだったのが、プロのボクサーとは何か?勝負とは何か?を感じて戦うようになった板垣の姿に魅力を感じます。

第4位 「木村×間柴戦」

木村が本気で引退を考えた試合になり、ジュニアライト級の王者である間柴に挑みます。間柴は負け知らずで既に世界戦も意識しているので、木村のことなど眼中にないといった様子でした。

フリッカーを武器にしている間柴と堅実なボクシングで、この試合のためにドラゴンフィッシュブローという必殺技を手に入れた木村のどちらが勝つのか?とういった試合になっています。

試合の流れ

序盤から中盤にかけては圧倒的に間柴のペースで試合が進んでいきます。木村は間柴にこれといったダメージを与えることなく、何度も何度も打ち続けます。そして転機が訪れたのは8ラウンド目で、木村の必殺技であるドラゴンフィッシュブローが見事命中します!これには今までノーダメージだった間柴もダウンをしてしまいます。

それに加えてどの角度からパンチが来たのか予測不能となり更にパンチをもらいます。間柴も倒れる寸前までのダメージを負いながらも必死に抵抗をします。しかし木村のダメージは思った以上に蓄積していて、最後は立ったまま気絶してしまいました。

ここが凄い!

テクニックでは遥かに劣っている木村が間柴にどうにか食らいつこうとして編み出した技がドラゴンフィッシュブローですが、これが決まるまでの過程から決まる瞬間に思わず「おお!」と声が出そうになります。

間柴は一歩に敗戦をしましたが、それ以外の試合では圧倒的な強さで勝ち続け、ピンチになることなどありませんでした。この木村戦で初めて不利な状況に追い込まれたので、もしかしたら間柴に勝てるのではないか?と思わせてくれます。弱者として下に見られていた分だけ、追い込む姿が格好良く見えます

第3位 「一歩×沢村戦」

一歩の防衛戦5回戦目です。沢村は、カウンターを得意とするアウトボクサーで一歩と試合をする前に「無様な技は、無様に散りますよ」と忠告をしました。それほどの自信を持っているのですが、性格に難ありで幼少期に施設で育ったこともあり他人を全く信用せず、壊すことで生きがいを感じています

今までもストリートファイトを始めとしてボクシングでも負けたことがありません。戦歴で2敗とありますが、それも勝っている試合なのに悪質な反則行為により負けになっているので、無名でありながら最強という存在になっています。沢村の存在を脅威と感じているのは、千堂が顔見知りであるので知っていました。

試合の流れ

序盤は、沢村の試合勘が付く前に一歩が圧倒的な攻撃でダメージを奪いあっさりと勝ってしまうのではないか?という展開になってしまいます。しかしそこからはダメージを回復させるために沢村が様々な時間稼ぎをしていきます。

ある程度回復した沢村はそこから一気に反撃に転じて、一歩のあらゆる攻撃に対して簡単にカウンターを合わせてしまいます。これには見ていた観客やボクサーは沢村のことを天才と認めてしまうほどでした。しかし沢村は勝ちよりも自らの快楽を満たすために必要以上に遊んでいた結果、一歩の反撃に合います。

デンプシーロールのフェイントをされることで、カウンターを合わせることが出来ずに一歩のパンチを食らい、結果は肋骨骨折、前歯破損、眼底窩骨折という悲惨な負け方をしました。

ここが凄い!

沢村は一歩の今まで対戦した中でも最も強敵だった存在だと言われています。その理由は、勝っていた試合なのにそれを放棄してしまったからです。沢村の性格が災いしてしまったのか、もしも遊ぶことなく勝ちに徹していたのなら結果は違ったことでしょう。そして一歩の因縁の対決とも取れる勝負だったことがこれもまた初めてです。

読者も絶対に倒してほしい存在と思えるほど沢村の印象が強いので、そこを倒すことで爽快感を得る人も多いと思います。あそこまで凶悪で天才という存在がブライアント・ホーク以外にいなかったのでインパクトは絶大です!

第2位 「一歩×千堂戦(フェザー級日本チャンピオン戦)」

新人王トーナメント戦からの2度目となる千堂との対決ですが、今回は日本フェザー級王者を争う形になりました。前回は一歩が辛くも勝利となりましたが、千堂は敗戦から猛特訓をして一歩よりも先に日本フェザー級王者になりました。

一歩もこの一戦に向けて過酷な練習を積み重ね、万全の状態に仕上げてきました。奇しくも同じインファイターということもあり真っ向勝負が避けられない展開になっています。

試合の流れ

開戦早々に一歩がデンプシーロールをいきなり炸裂させて千堂からダウンを奪います。しかしそこから千堂は徐々に回復をして得意のスマッシュを出します。一歩は千堂の容赦なく繰り出す拳に殺意すら感じ恐怖を抱いてしまい、そこから防御をすることしかできなくなります。

このままではいけないと感じ、吹っ切れた一歩は何度も何度も前に出ようとします。そこから得意のリバーブローを数発打ち込みアバラにダメージを与えることで千堂の動きを封じていきます。そして最後は、リバーブロー、ガゼルパンチ、デンプシーロールの連携で千堂を力でねじ伏せて勝利を手にしました。

ここが凄い!

見どころは何と言っても、インファイター同士であるこというところです。更に一歩は一度千堂に勝っていますがそれはあくまでも僅差の勝利ということです。ライバル同士であり、お互いを高め合える存在であるからこその戦いだから試合内容にもその熱さが感じられます

一歩も千堂も前回から猛練習を重ねることで新たなる武器を手に入れて試合に向かいます。出し惜しみをしない者同士だからこそ見ていても清々しさを感じることができ、どちらが勝っても文句なしであると思えるような試合内容になっています。「強いってなんですか?」一歩のテーマでもあるそのことを知るための戦いであり、更なる成長を見せるための試合でもある大事な一戦です。

第1位 「鷹村×ブライアント・ホーク戦」

鷹村の世界戦初めての試合です。ブライアント・ホーク暴力をそのままボクシングに置き換えたような人物で、相手を再起不能に叩き潰す勢いで襲い掛かります。野生の勘と、その時の状況に応じた柔軟な対応、圧倒的な破壊力で対戦相手をことごとく倒してきましたが、練習嫌いでも有名だったので才能だけで勝ってきた人間でした。

開戦前からピリピリとしたムードが漂い、ブライアント・ホークの無礼な立ち振る舞いには鷹村も何度もキレそうな状況を必死に我慢していました。

試合の流れ

鷹村が序盤からどんどん飛ばしていき、ホークを追いつめていきます。それでもホークは、持ち前の野生の勘と身体能力を生かして凌いでいきます。5ラウンド目が境目となり、鷹村はそこからスタミナ切れを起こして手がでなくなり、逆に一方的な攻撃を許してしまいます。

何度も何度もパンチを浴びせられることで、鷹村は意識を失った状況で戦うことになりますが、無意識になったことである意味覚醒し、ホークを追い詰めていきます。互いの体力も残り僅かというところで、ホークの得意技である上体反らしからの下からのパンチがさく裂!しかし鷹村はそれをぎりぎりでかわし、上から叩き下ろすパンチでマットに沈めました。

ここが凄い!

見どころの一番としては、鷹村が初めてキレるということです。いままで理論でボクシングを進めていたため本能ではほとんど戦っていませんでした。しかしそれが意識が飛んでしまうことで、理論のボクシングから本能のボクシングに切り替わってしまうのです。

そこからは、ブライアント・ホークを殺す勢いで攻め続け、恐怖を感じたことのないホークに恐怖心を植え付けてしまいます。ホークは、さんざん日本のボクサーのことを馬鹿にして下に見ていたので、全員が完膚なきまでにぼこぼこにしてほしい!という思いになっていました。

その全員の期待を背負ってホークをそこまで追い詰めるので、鷹村の凄さと爽快感を味わうことができます。

「はじめの一歩」のこれからの試合も楽しみ!

「はじめの一歩」は、現在も連載中で、一歩もまだ世界チャンピオンに挑んでもいません。しかし世界ランカーの選手とやり続けているので、いよいよなのか?と感じさせる流れにはなってきています。

それ以外でも鷹村の6階級制覇はなるのか?板垣、青木、木村は国内チャンピオンになれるのか?一歩のライバルである千堂、宮田との対決はあるのか?などなど、楽しみな試合がたくさんあります。100巻を過ぎても未だに衰えることを知らない「はじめの一歩」にこれからも注目が集まることでしょう!
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■1989年から「少年マガジン」で連載しているボクシング漫画が『はじめの一歩』(森川ジョージ)です。ここでは、主人公の幕之内一歩と彼を取り巻くボクサー達の名言を独断でまとめてみました。その言葉のそれぞれに“生き様”が垣間見えて、カッコイイ事この上ないです!

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