日ハム 杉谷拳士と中田翔のコンビが笑える!2人の仲は本当に良いの?

北海道日本ハムファイターズに所属する中田翔と杉谷拳士。高校時代から野球界にその名を轟かせ、日本代表「侍ジャパン」でも4番を務めるトップ選手である中田と、まだレギュラー獲得に至らず、ベンチを温めることの多い杉谷ですが、その関係性は野球ファンの間で「面白い」「笑える」などと評判です。



スターと控え選手のコンビがなぜ注目されているのか?また、たびたび喧嘩をしているようにも見える2人の仲は実際のところどうなのでしょうか?

杉谷拳士と中田翔のコンビが面白すぎる

高校1年生から全国の舞台で活躍する中田翔

まず、2人の経歴を見てみましょう。中田翔は1989年生まれの28歳で、杉谷拳士は1991年生まれの26歳。中田が2つ年上ですが、杉谷が早生まれのため、学年はわずか1つの差です。わずかな差ですが、2人の間にある主従関係を考えると、大きな差といえるかもしれません。
球歴もかなり異なっています。中田は中学生時代からその才能が全国に知れ渡っており、高校1年生で甲子園大会に出場し、投手として140キロ後半のストレートを投げ込んだうえ、特大ホームランも放ち、「スーパー一年生」として名を馳せます。

高校3年生の選抜高校野球大会では、佐野日大戦で2打席連続ホームランを放つなど、大暴れ。最後の夏は県大会で涙を飲みましたが、「松井秀喜以来のスラッガー」と呼ばれ、ドラフトの超目玉選手となります。
そしてドラフト会議では阪神タイガース、福岡ソフトバンクホークス、オリックス・バファローズ、北海道日本ハムファイターズの4球団から1位指名を受け、北海道日本ハムが交渉権を獲得。次世代のスターとして大いに期待され、プロの門を叩きます。

テストを受けプロ入りした杉谷拳士

一方の杉谷は、東京の名門帝京高校の出身。日本フェザー級王者を獲得し、WBA世界フェザー級王座にも挑戦したプロボクサー杉谷満の息子で、高い運動能力を持つ杉谷拳士は、1年生からレギュラーを掴み、甲子園にも出場。高校野球界では名の通った存在でした。
しかし、高校卒業時にプロから声がかかることはなく、ある社会人野球の企業チームから内定を得ます。それだけでもかなり凄いことではあるのですが、プロを目指した杉谷は、北海道日本ハムファイターズのプロテストを受験。見事合格を果たし、ドラフト6位で指名を受け、晴れてプロ入りします。
超高校級として注目されたドラフト1位と、テストから這い上がった日の目を見ないドラフト6位。接点のがないように思える2人が、思わぬところから仲を深めていくことになります。

二軍で意気投合

2人が出会うことになったのは、北海道日本ハムファイターズの2軍本拠地である鎌ヶ谷。鳴り物入りでプロの門を叩いた中田翔ですが、1軍の壁は厚く入団から2年間は2軍ぐらしが続きます。
一方、1年後に入団した杉谷も入団から2年間は1軍試合出場がなく、2軍ぐらし。ただし両者とも若手ながら2軍ではレギュラーを獲得し、勝利を目指して一緒に戦う仲になります。その過程で年齢の近い2人は打ち解けあい、意気投合。兄貴分・中田翔、弟分杉谷拳士の関係を構築します。
その後2人は順調に成長し、中田は日本ハムの4番打者に成長。杉谷もバイプレーヤーとしての地域を確立し、かつて小笠原道大が背負った背番号「2」を獲得。チームに無くてはならない存在として、活躍するようになります。

杉谷拳士と中田翔 とんねるずのリアル野球盤に出演時に……

2人の関係性が世間に広まったのが、テレビ朝日系列のスポーツバラエティ番組「夢対決2017 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」のなかで放送されている「リアル野球BAN」。
2015年に帝京高校の先輩である「とんねるず」石橋貴明からのオファーを受け「石橋JAPAN」の一員として登場。内川・前田健太・糸井・中田の侍JAPANチームと「リアル野球BAN」で対決することになります。

当時は杉谷拳士は地元北海道以外ではあまり知られていない存在でしたが、その強烈なキャラクターが爆発。番組冒頭から「いつも可愛がってもらっているので、今日はこっちが可愛がってやる」と宣戦布告すると、ことあるごとに中田を挑発。
中田が調子を出せず凡打すると、「オッシャー」などと露骨に喜び、成績の出ない侍JAPANチームを挑発します。さらに中田が最後の打者になる可能性を秘めた打席に入ると、マウンド横に表れ、「先輩、集中してそうな顔してますけどわかりますよ、侍JAPANの敗北の原因がね!」と叫びます。

挑発を受けた中田は、みるみるうちに顔が赤くなり、打席でシーズン中よりも鋭いのではないかと思うほどの表情になります。その顔は、今にも人に殴りかからんばかりのもので、それを見た視聴者は大笑い。
「放送事故ではないか」との声も出るほどでした。しかし、それでも杉谷は挑発を続行。「先輩の土下座初めてみましたよ!いい気持ちだ!カーブ行きます、カーブ」と追い打ちをかけます。中田の表情がさらにこわばったことは、いうまでもありません。
もちろん中田も黙っていたわけではなく、「杉谷左で打て、俺の言うこと聞いといたほうが良いぞ」「ごちゃごちゃうるさいんじゃ」と威圧的な言葉で杉谷を「口撃」するシーンもあったのですが、肝心の「リアル野球BAN」の結果が中田の参戦した侍JAPANの負けだったこともあり、杉谷の挑発ぶりが目につくことになりました。

この出演をきっかけに、杉谷拳士と中田翔のやりとりは番組名物に。2016年、2017年と両者は敵味方に分かれ「リアル野球BAN」に出演します。2017年も杉谷が「その金髪を刈り取ってやる」などと挑発。
結局最後に石橋JAPANが勝利し、再び番組の最後で中田が「ムカツクわ~」とこぼす場面もありました。今や正月の「リアル野球BAN」にとって、中田翔と杉谷拳士はなくてはならない存在となっており、2人が出ていない回は、「つまらない」という声が出るほどです。

杉谷拳士と中田翔の仲は良いの?

「リアル野球BAN」では丁々発止のやり取りを見せる杉谷拳士と中田翔。番組ではかなり杉谷が中田を挑発しており、「中田が杉谷にかなり怒っているのではないか」「杉谷やりすぎ」などの声があり、関係を心配する声があります。実際のところ、どうなのでしょう?
本当のところは2人に聞いてみる必要がありますが、北海道日本ハムファイターズの試合前には杉谷拳士と中田翔、そして矢野謙次を交えた3人がベンチ内でミーティングをする様子がたびたび目撃されており、大笑いしている様子も確認されていることから、特に険悪になっているということはない模様です。
仲が悪ければ、当然疎遠になるものと思われますので、「リアル野球BAN」での杉谷の挑発や、中田の威圧は「仲が良いからこそできるやりとり」なのでしょう。

中田翔の杉谷拳士に対する扱いが笑える!

2人のじゃれ合いはたびたび話題になり、中田が杉谷に攻撃をする、杉谷がそれにめげず、「口撃」で返すなどのやり取りが多々見られます。ベンチ内では中田が杉谷のモノマネをしてみたり、揶揄して大笑いしてみたりと、かなり軽く扱っているようで、その様は「笑える」と評判です。
しかしこれはあくまでも「いじり」。本当のところ、中田は杉谷を子分のように思っており、稀にセカンドで先発出場すると、中田が一塁の守備についている際「嬉しそう」にしているとの指摘があります。
「リアル野球BAN」では挑発合戦を繰り広げていますが、それも杉谷にとっては「中田なら大丈夫」という信頼関係があってこそ。また、中田も「杉谷ならある程度は言われても許そう」という気持ちがあるのでしょう。

今年で見納めの可能性も

中田翔と杉谷拳士が同じベンチで会話し、一緒にプレーする姿を見るのは最後である可能性があります。その理由は、中田翔が今シーズン終了後フリーエージェントの権利を取得し、阪神タイガースヘ移籍するのではないかと噂されているから。
現在のところ噂レベルであるため本当に阪神に移籍するかどうかは不明ですが、ファンとしては2人の仲睦まじい様子が見納めになるということを意識する必要があります。2人が別々のチームになるのか、やはり一緒のチームで戦うのか。今後に注目です。
翔! 頂点目指して
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