園子温の監督作品おすすめランキングTOP10!

容赦ないグロテスクな描写や、真正面から堂々と描く官能性から織り成される独特な作品を世に送り出してきた園子温監督。「鬼才」とも呼ばれる園子温監督は映画監督だけでなくあらゆる方面、ジャンルで人々を驚かせてくれます。世界の映画ファンや評論家からも支持される作品の中からオススメの監督作品TOP10を発表していきます!

「鬼才」とは正にこのこと!カルト的ファンも多く国内外から評価され続ける園子温監督とは?

過激な内容ながらも、ストレート性のあるメッセージが込められた作品がカルト的人気を誇る映画監督!

17歳のときに詩人としてデビューを果たした園子温監督。初めて自主制作した8mm映画でぴあフィルムフェスティバルに入選し、その後に完成させた16mm映画「自転車吐息」は、ベルリン映画祭正式招待のほか、30を越える映画祭で上映され世界中から脚光を浴びたのでした。
世間の目を気にしないほどの過激な描写や脚本で映画ファンを常に驚かせ、かつストレートなメッセージ性が込められた作品の数々に定評がある園子温監督。世界中にも多くのファンをもつ彼こそが、正に「鬼才」と呼ぶに相応しい映画監督なのです。
現在でも日本映画界の第一線を走り続け、映画監督としてだけではなく書籍の執筆やTVドラマの制作を手掛けるなどといった多才性が垣間見れる活躍をしています。そんな園子温監督のオススメ作品のTOP10を発表していきます!

園子温監督作品 第10位:「ANTIPORNO アンチポルノ」

冨手麻妙の名演技にも注目!日活ロマンポルノ45周年を記念して企画された「ロマンポルノ・リブート」の一作!

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昭和後期に劇場を賑わせた日活ロマンポルノの45周年を記念して制作された「ロマンポルノ・リブート」の中の1作である本作。主演は元AKB48である冨手麻妙が務め、難しい役柄かつ身体を張った演技が話題となりました。
小説家兼アーティストとしてブレイクした主人公は、マネージャーから知らされるスケジュールをただひたすらにこなしていく毎日を送っています。仕事の疲れの為か、次第に虚構と現実の認識が曖昧となっていってしまう中で、主人公の意外な過去が暴かれていくというストーリーです。
初期の園子温監督らしさでもある官能性がこれでもかというほど存分に発揮され、主演には元アイドルを起用するという話題性抜群の作品です。本作の過激さから、R18+(18歳未満の方は鑑賞不可)の映倫区分がなされていますので鑑賞時は注意が必要ですのでお気をつけください。

園子温監督作品 第9位:「恋の罪」

本当の地獄は突如襲ってくる!?清純派・水野美紀が性に溺れる女性を熱演!

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第10位の「アンチポルノ」に続き、こちらもR18+に指定されている作品である水野美紀が主演を務めた「恋の罪」。原作は存在しないオリジナル脚本ではありますが、1997年に実際に渋谷で発生した殺人事件がモチーフとなった作品となります。
エリート刑事である主人公が、夫の部下から関係を強引に迫られ男女の関係をもってしまいます。一晩限りの関係のはずだったのですが、主人公は次第に年下である夫の部下に夢中になっていき性の快楽から抜け出せなくなるというこの世の地獄のような女性を中心に描いた作品です。
官能性と暴力性の描写と脚本に釘付けとなったファンも多く、ミニシアター公開ながらも興行収入は一億円を超えるヒットを記録しました。第64回のカンヌ国際映画祭では監督週間部門でワールドプレミア上映されたほど話題となった作品なのです。

園子温監督作品 第8位:「希望の国」

園子温監督が描く震災と日本の原発問題!東日本大震災と向き合った本気の作品!

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本作では園子温監督のいまの現代日本に向けて主張した強いメッセージ性が込められた渾身の1本です。主演には名優として活躍した故・夏八木勲を迎えて目を背けることが出来ない現実問題を容赦なく撮った作品なのです。
物話は、日本の架空地方で起こった大地震により、原子力発電所が事故を起こってしまったところから幕を明けます。原発から半径20km圏内が警戒区域に指定され、酪農家を営む主人公一家は区域から外れましたが、原発の状況が刻々と悪化していく中、遂に主人公一家が住む地域も避難区域に指定されてしまいます。
日本でも実際に起こった大震災によって未だに避難所での生活が強いられている方々がいる中で、園子温監督でしか訴えることが出来ないような直球のメッセージ性を込めて描いた作品です。本作を鑑賞することによって原発問題を少しでも考えるきっかけになってくれれば嬉しいですね。

園子温監督作品 第7位:「新宿スワン」

豪華キャスト陣が集結!新宿・歌舞伎町を舞台とした大ヒット漫画原作を実写化した大人のエンタメ作品!

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綾野剛、山田孝之、伊勢谷友介、金子ノブアキ、沢尻エリカといった超豪華なキャスト陣が集結したことでも話題となった人気漫画を完全実写化した「新宿スワン」が第7位にランクイン!ちなみに2017年には続編となる「新宿スワン2」も公開されたほど人気のシリーズとなっています。
新宿の歌舞伎町が舞台となりスカウトマン達がさまざまな女性を水商売や風俗といった世界へと導きながらも、彼らの苦悩や葛藤、そして縄張り争いの抗争を大人向けのエンターティメントとして描いた作品です。漫画から飛び出したようなキャスト人の役作りも見事です!
本作は園子温監督初の商業映画の監督を務めた作品でもあり、公開初週の興行収入ランキングでは見事に1位を獲得して興行面でも成功を収めることが出来ました!いつもの園子温監督の特徴でもある暴力描写や官能描写は控えめな作品でもあります。

園子温監督作品 第6位:「ラブ&ピース」

おもちゃや人形が喋る!?夢と現実、そして恋愛を園ワールド全開で描いた快作!

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園子温監督が無名時代に書いた脚本を映画化した作品です。主演はいま映画にTVに引っ張りだこの長谷川博己、ヒロインは麻生久美子が務めます。また声の出演として、星野源、中川翔子といった個性が光るキャスティングも魅力な作品でもあります!
ミュージシャンになることを夢見ていた主人公は、夢に挫折して以来毎日を淡々と過ごす冴えない日々を送っていました。職場の同僚である寺島裕子に密かな想いを寄せていますが、小心者の性格の為アタックするどころか話すこともできません。
しかし、一匹のミドリガメとの出会いが転機となり主人公はなんとロックスターとしてデビューします。人間の言葉を話すおもちゃや人形たちの住む不思議な世界も登場してくるという怒濤の脚本には驚愕です。劇中のライブシーンで登場する「全力歯ぎしりレッツゴー!」のフレーズにはファンは思わずニヤリとしてしまいます。

園子温監督作品 第5位:「紀子の食卓」

本当の自分とは何だ!?園子温が仕掛ける摩訶不思議な日常を描いた作品!

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2001年に劇場公開された園子温監督作品である「自殺サークル』、そのノベライズ本のとして執筆された「自殺サークル 完全版」が原作となっており、その後の世界が舞台となったのがこの「紀子の食卓」です。あくまでも世界観が舞台となっている為、正式な続編ではなく本作から鑑賞しても問題はありません。
お話は、家族との関係に違和感を覚えつつある田舎で過ごす女子高生の主人公が、インターネット上で「廃墟ドットコム」という謎のサイトを知ります。彼女はそのサイトで知り合ったある女性をにお願いをして東京への家出を決行します。「レンタル家族」という不思議な日常で生きていく思春期を描くのです。
本作の撮影秘話としては、撮影期間はたった2週間だったという厳しいスケジュールで撮影された作品だということはファンの間では有名なお話なのです!

園子温監督作品 第4位:「地獄でなぜ悪い」

世界が認めた笑撃作!?極道の抗争に巻き込まれた青年の運命は・・・?

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本作はR15+指定作品(15歳以上の方のみ鑑賞)であり、「極道の抗争」と聞くと身を構えてしまいそうになりますが、実際はコメディ要素が非常に強く思わず声を出して笑ってしまうようなシーンが盛りだくさんの作品なのです!
出演は國村隼、堤真一、二階堂ふみ、長谷川博己、星野源と超豪華であり、かつ個性が強いキャラクターばかりです。そしてみんなにしっかりと見せ場がある点も評価したいポイントです。時にはグロテスク、時にはセクシーなシーンが波のように押し寄せる130分に満足出来ること間違いなしです!
日本では小規模な劇場公開でありならがも、興行収入は一億円を突破するヒットを記録しました。海外でも賞賛の声が相次ぎ、第38回トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門にて観客賞を見事受賞!世界中にこの笑撃が認められた作品でもあります!

園子温監督作品 第3位:「ヒミズ」

古谷実による名作漫画が原作、園子温監督が脚色した実写映画化!

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原作が今でも熱狂的な人気を誇る「ヒミズ」。この原作に園子温監督が直接脚色して実写化させたのが本作になります。映画版では原作とは異なるラストについて劇場公開時に賛否両論の声が多く、非常に話題となった作品でもあります。
この世の底辺を生きるような少年と、表には見せぬ闇を抱えた少女との交流を容赦なく描いた本作の魅力は、何といってもW主演を務めた染谷将太と二階堂ふみの怪演です。この主演二人の演技は海外の映画祭にて新人賞を揃って受賞するという快挙も達成しています。
原作の設定から変更された点も多く、特に象徴される変更点は東日本大震災がモチーフとなった設定も用いられていることです。園子温監督が当時に思ったことが見事スクリーンに現れた作品でもあったのです。

園子温監督作品 第2位:「冷たい熱帯魚」

各映画祭にて多くの賞を受賞!その園子温監督作品史上、最大の過激作品!

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映画が終わるまでここまで夢中になれる作品も正直そこまで多くはないですが、本作は必ず夢中になれ、画面にしがみ付いて鑑賞してしまうほどです。問答無用でR18+の指定を受けた作品ですが、むしろよく劇場公開できたな、と思うほどに過激さ目立ちます。
出演は吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵といった演技派の俳優達が集いました。園子温監督が脚本も担当し、1993年に実際に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースとした物語です。
とある田舎に住む主人公は小さな熱帯魚店を営んでいました。そんな彼の前に大型熱帯魚店を経営する村田という中年の男性と出会います。村田は主人公の娘をバイトとして雇い入れ、交流が始まるのですが・・・。圧倒的な作品ではありますが、グロテスクな描写が苦手な方は鑑賞しない方が身の為ですよ・・・。

園子温監督作品 第1位:「愛のむきだし」

上映時間はなんと237分!園子温監督の伝説的作品が堂々の第1位!

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園子温監督ファンから絶大な人気を誇るこの「愛のむきだし」が堂々の第1位です!上映時間はなんと237分であり、現代の邦画には珍しいインターミッション(途中休憩)が挟まれた作品でもあります。
主演はAAAのメンバーとしても活躍している西島隆弘、ヒロインはTVドラマでも人気の満島ひかりです。この二人はこれ以上にないハマり役なのですが、脇役として安藤サクラ、綾野剛、深水元基といったいま話題の俳優陣も多数出演しているので探しながら鑑賞するのも面白い楽しみ方ですね。
思わず笑ってしまうギャグシーンや、ドキドキしてしまいそうなセクシーなシーン、考えさせられるテーマや展開など見逃せない要素が沢山あるため、何度見ても楽しめる作品です。まだ鑑賞していない方は予備知識がない状態で鑑賞することが一番楽しめると思います!騙されたと思って鑑賞してみてくださいね!

圧倒的な園ワールドを世に繰り出し続ける園子温監督の期待の次回作は?

その才能は映画だけではない!TVドラマシリーズも手掛けている園子温監督の最新作は?

オススメの映画作品をランキングで紹介させていただきましたが、最後に園子温監督の最新作の情報を紹介させていただきます。その最新作のタイトルは「東京ヴァンパイアホテル」。Amazonプライム・ビデオにて視聴できるTVドラマとなっています。
出演は若い世代から絶大の人気を誇る夏帆です。ある日たまたまホテルに集った男女に告げられた衝撃の真実から、吸血鬼たちとの争いが始まるという独特なストーリーとなっています。園子温監督は以前から「吸血鬼を題材とした作品を作ってみたい」と公言していたので、遂にその企画が映像となったのでしょう!
今後は海外でも映画の監督としてオファーがあるという情報もある園子温監督。今後もその鬼才性を日本だけでなく世界中に披露してくれることを願っています!それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。