花の慶次5つの魅力を語る!男女問わず見てほしい漢たちの生き様!

戦国武将で好きな人物は誰ですか?かの豊臣秀吉にも認められた傾奇者、前田慶次を私は推したいと思います!彼の熱き生き様を描いた【花の慶次-雲のかなたに-】これを読めば歴史の勉強も同時に出来て一石三鳥ですよ!

【花の慶次】稀代の傾奇者、前田慶次いざ参る!

少し前から、男女問わず戦国時代ブームが訪れた事が記憶に新しい方もいるでしょう、筆者もいわゆる歴史ものに盲目な1人です!戦国武将というと天下統一を目指した3人の偉人や伊達政宗、武田信玄に上杉謙信などなど…
今回紹介する【花の慶次-雲のかなたに-】の主人公は、皆さんご存知の前田慶次!動乱の時代に生きた前田慶次ですが、実は武将としてはそこまで有名じゃなく、現代までに知られる「傾奇者」というイメージの大半は本作の影響だと言われています。
虎の毛皮を着こなしキセルを粋に吸いながら朱槍を手に戦場を駆け回った前田慶次の魅力、そして同じ時代に生きた「漢」たちの生き様や「信念・道理」など様々な事も教えてくれる本作をあますところなく紹介しましょう!

ジャンプの主人公では異質?漫画で知る「前田慶次」とは

週刊少年ジャンプは、名前の通り「少年」向けの作品を展開している週刊雑誌。読者の年齢に合わせ共感できるようにという配慮がされ、大体が少年~青年が主人公のものがおおいですね。中には【るろうに剣心】の主人公、緋村剣心(28)など比較的「大人」な人物もいますが…
本作に登場する前田慶次は…皆さん何歳くらいだと思いますか?身長は197センチ…197センチ?!?!?!?!書いていて自分で驚いてしまいましたが、197センチだそうです。高い位置に結った髪も若々しく見えますね。
しかし、歴史の年表と照らし合わせ、慶次の年齢を考察すると本作の序盤ではすでに「30代半ば」であり、ストーリーが進む中で『若く見えるが40代』であることも、登場人物のセリフから示唆されています。

これは【こちら葛飾区亀有公園前派出所】の主人公、両さん(39)と良い勝負…というか見た目が若すぎて全く信じられませんね(笑)筆者は20代前半、下手したら18歳くらいかな?と、思っていましたので、まさかだろ…と色々な意味でショックを受けました。
さて、肝心の慶次はどんな人物なのかというと…一言で言えば「悪ガキ」ですかね~それも、ただの悪ガキじゃありません!好きなように生き好きな時に食べ好きな時に寝る、本能のままに生きる悪ガキを通り越した糞ガキと言ってもいいでしょう(褒め言葉)
戦人としては一流ですが、負け戦こそ「花」だと主張して戦況が劣勢な軍に加勢して場を立て直してみたり、昼間から酒を飲みグータラしている姿は戦国ニートそのものですね。しかし、あまりにも自由すぎる生き方が羨ましいんですよね…それに、なぜか女性にもモテますしね(笑)

【花の慶次】あらすじ&登場人物を紹介

あらすじ?心で感じろ!さればこそ!天下無双の大傾奇~前田慶次で御座候!

本作の、あらすじ…ですが、これほどまでに、あらすじを紹介するのが難しい漫画はないのでは?と思うような展開が続くのが【花の慶次-雲のかなたに-】!原作は隆慶一郎氏の小説【一夢庵風流記】であり、原作に登場しない人物も多々登場するのがコミック版の本作。
そして、冒頭でも紹介しましたが慶次の年齢など、よりリアルに描かれているのが原作小説の方になります。物語は1582年…加賀~京都編を序章として、ここで愛馬となる松風との出会いや、おふう…そして「まつ」への想いが描かれています。
1587年には養父で慶次が心許していた前田利久が亡くなり加賀藩を脱藩した慶次、彼が脱藩するに至った理由や心情など…後の「伝説」的な猛将、前田慶次の誕生第一歩でもありました。

1590年には、真田幸村と出会い同時に独眼竜、伊達政宗とも知り合い見事彼を豊臣の援軍として出陣させる事に成功!そして、琉球に渡りまだ知らぬ「漢」との出会いや美しくも哀しい女性、利紗との出会いでつかの間の休息を…。
と、この流れ…いかがです?激動すぎませんか(笑)もちろん、年表外でも慶次は活躍していますし様々な事が本作上では起きています!そして、終章となるのが京都~米沢にかけての「最後の大見せ場」
豊臣秀吉が亡くなり再び動乱の時代が訪れようとしていた1598年、莫逆の友、直江兼続が徳川家康の「嫌がらせ」にあっていると知った慶次は、ピンチを救う為に駆けつけます。そして時は流れ、1人の坊主が月を眺め…直江兼続の若かりし頃をポツりポツりと語っている様子が…

主な登場人物の紹介…

前田慶次郎利益…(まえだ けいじろうとします)本作の主人公にして、戦国一の“傾奇者”で前田利久の養子。叔父の前田利家とは不仲で、ことごとく対立しているが利家の妻「まつ」の前では慶次も大人しくなってしまう。慶次の周りには彼を慕う女性たちが多いが慶次が心底愛したのは「まつ」でした。
関白・豊臣秀吉の前で謁見した際には、奇抜な行動をみせた後に「傾奇免状」を受け自由に傾く事を許される一面も。伊達政宗・真田幸村・直江兼続など様々な人物との関わりを経て戦場を駆け回りました。物語の後半には千利休の息子との出会いをきっかけに琉球へも足を運んでいます。
武器は常人には扱う事が困難とされる鉄筋を重ね束ねた“朱槍”であり、これを持つ者は最も武芸に精通し戦において功績をあげた者だけだそう。

捨丸…(すてまる)もとは慶次の愛馬、松風に弟を蹴り殺された事もあり慶次の命を狙っていたが、慶次の事を知れば知るほど「いくさ人」としての人柄に惚れて仲間になった「忍」
大人ですが、その身長はとても小さく嘘をつくと両目がグルっと外を向いてしまう奇妙な癖が…。
慶次が信頼を置く家来の1人で、その働きも戦場はもちろん、物資調達・事務処理・交渉と面倒くさがり屋な慶次の側にはなくてはならない人物。
おふう…外見の年齢は10歳にも満たないような幼女ですが実年齢は14歳ほどの少女。慶次に助けられた後は、彼に非常に懐き共に行動する仲になりますが、後に七霧の里へと戻り一族に伝わる「能力」を開花させる事に。

岩兵衛…(いわべえ)おふうの育ての親で七霧の里の出身者。名前の通り「岩」のようにゴツゴツとした強面な外見をしているも、性格は至って穏やかで戦場では捨丸とのコンビネーションは見事なもの。もとは、おふうを連れている慶次から、彼女を取り返そうと命を狙っていたが、彼も捨丸同様に慶次に「惚れた」人物の1人。
奥村助右衛門…(おくむら すけえもん)前田家の家老にして慶次とは悪友であり莫逆の友にして一番の理解者。慶次同様に実年齢よりも若々しく描かれており、作中きっての美青年!外見からは想像できない程に熱く慶次からも「漢」と認められる豪胆な一面も。
助右衛門の妹、加奈は慶次に惚れていて「思わぬ騒動」のきっかけとなる人物であり、助右衛門が慶次を斬ろうした事件に発展してしまいます…!

直江兼続…(なおえ かねつぐ)慶次も惚れる程の「漢」にして上杉景勝の元で剣を振るう武将。慶次よりも大分年下ではあるものの、彼も若い頃は「傾奇者」だった事もあり成長した後も、その片鱗を見せることがあります。
慶次とは“終生の友”という関係になり月を見ながら酒盛りをしたりと、穏やかな時を過ごす仲です。作中では、かの上杉謙信の隠し子という面白い設定があり、兼続自身が自分の「父」について葛藤する場面も非常に面白いポイント!「愛」一文字の兜でも有名な武将ですね。

どうしてアニメ化にならないの?ファンの悲痛な叫び…

名作【北斗の拳】の作画を担当した原哲夫先生が、「紙から飛び出してきそうな」迫力で描く本作はもちろん、もちろんヒット作です!しかし、連載当時よりも終了した後の方が人気が出たという流れがあり、残念ながらアニメ化には至っていません。
どうしてアニメ化しないの?そう思う方も大勢いるでしょう!筆者もそう思わずにはいられないファンの1人、徹底的にアニメ化しない理由を調べてみました…すると、過去にはアニメ化の話題が上がったこともあったようですが…
その頃はまだ「前田慶次」自体の知名度がそこまで…でしたので、結局話しは無かったことに。連載終了後の2007年にパチンコ・パチスロとのタイアップで再び人気に火が着き本作のスピンオフである直江兼続を主人公とした【義風堂々!!】はアニメ化した模様…

アニメ【義風堂々!!兼続と慶次】で慶次も登場…?

ここまで読んで下さったという方は『利いたふうな口をきくな~~~~!!』とブチ切れる直江兼続の画像を、ちょっと前に見た前提で言わせてもらいます…アニメ化した【義風堂々!!兼続と慶次】の直江兼続の若い頃が衝撃が走るイケメンすぎやしませんか?!!?!?
【花の慶次】に登場する直江兼続を見るといっそう驚きます。年をとったにしても丸くなり過ぎでしょう…色々な意味で…。【義風堂々!!兼続と慶次】は本作が終わった後に語られる、兼続の過去の物語。コミックでのタイトルは【義風堂々!!直江兼続-前田慶次 月語り-】からスタート。
2013年の夏アニメとして発表され、主人公は若き日の直江兼続ですが、もちろん!莫逆の友になる慶次も登場していますよ!

角田信朗が歌う「よっしゃあ漢唄」謎の中毒性があるぞ!

筆者は、ギャンブルの類をしないので残念ながらパチンコ・パチスロの【花の慶次】を知りません…が、調べている内に非常に人気なシリーズを展開しているという事が分かり、本作のファンとしては嬉しいです!
もうこれでアニメ化したらいいんじゃない?と感じる程のCGクオリティもさることながら、テーマソング?(間違っていたらすみません)に使用されている楽曲も聞いてみたところ…めちゃくちゃ熱い(笑)作品の為に作られた楽曲なので当然かとは思いますが想像していた以上にレベルが違いました。
中でも、筆者がリピートしてしまうほどハマったのは角田信朗さんが歌う【よっしゃあ漢唄】他にも様々な楽曲がありましたが、これが1番慶次ぽいな~と感じます!

連載終了から2017年で24年もの月日が経った今も、色褪せない【花の慶次-雲のかなたに-】の魅力は伝わったでしょうか?もし、パチンコ・パチスロなどで本作を知り「こんな作品だったんだ!」と、いう方やタイトルだけは知っていたんだけど…と、いう方に興味を持っていただけたら嬉しく思います。
来年の2018年は記念すべき!25周年となりますが、もしかしたらサプライズ的なものがあるかもしれません…!節目をきっかけにアニメ化!なんてことになったら嬉しいのですが、今の時点ではまだ「朗報」はないようです…。
しかし、スピンオフの【義風堂々シリーズ】は未だ連載中ですので、もしかしたらそちらで“祭り”の予定があるかもしれませんね、また天下の傾奇者!前田慶次の活躍を見たいものです!
花の慶次 ―雲のかなたに―  1巻
ノース・スターズ・ピクチャーズ (2015-06-08)