長谷川博己が魅せた『小さな巨人』でのハイレベル演技ランキングTOP3!

2017年4月より放送されたドラマ『小さな巨人』。高視聴率を記録しヒット作となった本作の主演を務め、立役者となった長谷川博己が魅せたハイレベルな演技を、ドラマと併せてご紹介していきたいと思います。

長谷川博己の魅力とは?

ドラマ『小さな巨人』の主演を務め、ヒット作へと導いた立役者・長谷川博己。今回は、そんな長谷川博己の魅力に迫っていきたいと思います。
長谷川博己は1977年3月7日生まれの40歳(2017年7月現在)で、出身地は東京都です。元々は劇団出身で、ドラマや映画にはそれほど出演していませんでした。そんな彼を一躍有名にしたのが、最終回の視聴率が40%という驚異的な数字を記録したドラマ『家政婦のミタ』(2011年)です。
『家政婦のミタ』では、優柔不断で家族のことをなんとも思ってないクズな父親・阿須田恵一を演じた長谷川博己。このクズな父親役が板についていて当たり役となり、視聴者からも称賛の声が多く上がりました。
その後も、映画化もされたドラマ『MOZU(モズ)』(2014年)に悪役として出演したり、2016年に大ヒットを記録した映画『シン・ゴジラ』の主演を務めるなど、活躍の場をどんどん広げています。

長谷川博己の傑作ドラマ『小さな巨人』のあらすじ

そして、そんな彼が主演を務め高視聴率を記録したドラマが、2017年4月より放送された刑事ドラマ『小さな巨人』です。
長谷川博己が演じるのは、警視庁捜査一課強行班1係長で超エリート刑事・香坂真一郎です。香坂は、上司である現捜査一課長の小野田義信(香川照之)の右腕として絶大な信頼を得ていると思っていたのですが、ある日ちょっとしたことで監査官に呼び出され、そこで小野田一課長の裏切りにあい左遷されてしまいます。小野田一課長への復讐を決意する香坂ですが、これがきっかけで警察内部の闇を知るようになり、真実を突き止めていきます。
このドラマのキャッチコピーにもなっているが「敵は味方のふりをする」で、裏切りにつぐ裏切りで誰が本当の黒幕なのか最後までわかりません。そしてラストは衝撃的なものとなっていますので、まだ見ていない方にはぜひ一度見てほしい作品です。

長谷川博己が『小さな巨人』で魅せる演技力

舞台出身の俳優ということもあり、長谷川博己の演技力を評価する声は非常に多いです。ただ、本作の『小さな巨人』に関しては、「長谷川博己の演技が下手」といった声もありました。いったい何故なんでしょうか。
理由としては、熱くなるシーンが多く「演技が大袈裟すぎる」との声が多かったように思えます。確かに本作では、容疑者を説得するシーンや信頼する人の裏切りなど、熱くなってしまう場面が多いです。
ですが、個人的には演技が下手とは思えませんし、また演技が上手いといった声も多かったわけで、ドラマ自体もヒットを記録しているのでそこまで気にすることではないのかなと思います。

長谷川博己の『小さな巨人』名シーン:第3位

仲間を信じるシーン【第9話・第10話】

まず第3位は、裏切りが多い本作でも信じる者は救われる仲間を信じるシーンです。本作では裏切り者が非常に多く、信頼する仲間や上司など「まさかあの人が!?」といった展開が多々あります。そんな中でも香坂は、仲間を信じ続けることで真相を究明していきます。
特に最終回直前の、岡田将生が演じる山田春彦とのやり取りはしびれるものがあり、長谷川博己の役者魂が感じられる名シーンでもありました。物語後半、岡田将生演じる山田すらも裏切り者ではないか、という展開になりますが、数多くの心理戦と裏のかき合い、そして「誰かの気持ちになる」ことを経てきた香坂は仲間を信じて真実に迫っていきます。
長谷川博己だからこそ香坂の成長を見事に演じきることができたのではないでしょうか?

長谷川博己の『小さな巨人』名シーン:第2位

容疑者を問い詰めるシーン【第2話】

続いて第2位は、刑事ドラマでは鉄板ともいえる容疑者を問い詰めるシーンです。
特に印象深いシーンは、第2話で見せた吉田羊が演じる池沢菜穂とのやり取りです。彼女が隠蔽した重要なことを暴いて、更に彼女を説得させるため病弱な彼女の息子のために真実を教えてくださいと迫るシーンは、非常に感慨深かったです。
長谷川博己の熱い演技……とくに目で訴えかける演技は特筆すべきものがあります。ドラマでの演技は自然なものを求められることが多いと聞きますが、逆に舞台のような迫真の演技も確かなリアリティを持つことがあると教えてくれるシーンでした。この第2話はドラマ「小さな巨人」の世界観に引き込まれる名シーンの一つだと思います。

長谷川博己の『小さな巨人』名シーン:第1位

香川照之との「顔芸」シーン

そして第1位は、このドラマの一番の名シーンといっても過言ではない、香川照之演じる小野田一課長との「顔芸」シーンです。
黒幕と思われている小野田一課長と対峙する際に必ず出てくるのがこの「顔芸」シーン。香川照之がジッっと見つめてくるのに怯むことなく見つめ返す長谷川博己の演技には圧巻の一言です。ちなみに後半【第7話】〜【第10話】は、この顔芸シーンのオンパレードでした(笑)。
一見するとおかしみのあるシーンに思えますが「小さな巨人」の物語に没入すればするほどこの「顔芸」は壮絶なる迫力を以て視聴者を圧倒します。この「顔芸」シーンは、放送終了後も視聴者の間で「顔芸が見れなくなるのか」といった残念がる声が多く上がったほどです。

今後の長谷川博己の活躍に期待

演技派俳優として確固たる地位を確立した長谷川博己。
実は長谷川博己は「クズ役」を演じることが多く、またその演技がハマっているといった声が多いのです。なので今回のような「正義を貫く男」といった役柄は珍しく感じます。それでもその演技は高評価を獲得しているので、やはりその演技力は目に見えて明らかなのではないでしょうか。
今後もその演技力で多くの作品に出演してほしいものです。今後とも、俳優・長谷川博己から目が離せません。