サクラクエストの聖地を巡る!チュパカブラ王国はどこにある?

アニメ『サクラクエスト』の舞台である間野山、そして「チュパカブラ王国」はどこにあるのか? モデルとなった聖地を探っていこう!

「サクラクエスト」P.A.ワークスのお仕事シリーズ第3弾は町おこしアニメ!

ヒロインたちが悩みながらも前に進み、仕事に奮闘する姿を描くP.A.ワークスのお仕事シリーズ。第1弾は温泉旅館、第2弾はアニメーション制作会社、そして第3弾は少子高齢化の進む田舎町を再興する町おこしの物語だ。
立ち並ぶシャッター通りや、かつては観光地としてにぎわっていたミニ独立国「チュパカブラ王国」、変わる事を望まない住民たち・・・。果たしてこの町を再び盛り上げることが出来るのか?
そういったところが見どころの本作であるが、今回は物語の舞台である間野山町のモデルを検証し、新たなる聖地を見出していきたいと思う。チュパカブラ王国は実在するのだろうか?

聖地チュパカブラ王国の手がかりは過去作にあり?

P.A.ワークスといえば富山県!

出典:https://ja.wikipedia.org

まずは制作会社の特徴から考えてみよう。「サクラクエスト」を作っているP.A.ワークスは実在の地域をモデルにしていることが多い。お仕事シリーズ第1弾「花咲くいろは」は石川県、第2弾は「SHIROBAKO」は東京都武蔵野市がモデルの地となっていた。
他にも初の制作元請となった「true tears」は富山県南砺市だったし、最近のものでは「クロムクロ」も富山県がモデルとなっていた。富山県が多めに登場するのは、P.A.ワークスの所在地も富山県の南砺市にあることが大きく関わっているのだろう。
このことから、サクラクエストにもモデルとなった地域があると考えるのが自然だ。アニメ本編では沢山のヒントが散りばめられている。そのいくつかを検証してサクラクエストの聖地を考えていこう。

「サクラクエスト」作中から読み取れるヒント

大きな池

チュパカブラ王国の王宮前にある桜池。作中で頻繁に登場するこの場所は、実は自然に出来たものではなく農業用水に使われるため池だ。しかし、イベントの開催場としてはちょうど良い所のようで、王宮前広場はよく使用されていた。
第5話では桜池ファミリアの予定地として、第9話では大そうめん博が開かれていた。物語の大きなカギとなるみずち祭も、かつてはこの桜池で行われていたことを考えると、モデルになった地域にもこのような池があるのではないだろうか?

カブと地酒

出典:https://food.foto.ne.jp

チュパカブラ王国の由来であるカブ間野山ではカブのことをカブラと呼ぶらしいが、元々チュパカブラ王国はカブラ王国だった。間野山がミニ独立国ブームに乗っかってカブラ王国を建国したものの、丑松会長によってチュパカブラ王国へ改名されたというのが経緯。
結局王国は廃れたし、あまり目立っていないが間野山の特産品であることには変わりがない。第8話ではしおりの作った料理に、作中時間の10年くらい前には間野山バーガーの具として、こっそりしかし大胆にカブラは登場している。
モデルとなった地域の特産品にもカブラがあるかもしれないので、やはりキーワードとしてメモしておこう。ところで、カブラ漬けをサンドした間野山バーガーなるものは美味しいのだろうか・・・?

出典:https://food.foto.ne.jp

続いて特産品のその2。第10話にてお見合いツアーのイベントを考える事となった由乃たち5人。イベント内容やコースを決めるために町を車でまわっているその最中の会話で、「ここの造り酒屋の日本酒、結構いけるんだよ」と、通りかかった酒屋を見て真希が言う。
造り酒屋というのは、蔵で酒を醸造して店舗でそれを販売する職業のことだ。町中にあるということは、地酒も身近に楽しめるのだと予想できる。そうめんも特産品だが、ここは趣向を変えて地酒というのも良いだろう。
酒といえば、由乃たちがたびたび宴会をしているシーンが出てくる。特に早苗と真希が酔っぱらっているが、それはお酒が美味しいからなのかもしれない。

木彫りの里

出典:http://sakura-quest.com

本編第4話、5話の話の中心になった間野山彫刻。国の伝統工芸にも指定されている伝統ある彫刻。町おこしの一環として、由乃たちが企画する桜池ファミリア計画の題材となっていた。
お寺の仏像や門、お店の看板、そして日本家屋の欄間(らんま)と時代によって作る物は変わって来たが、その技は脈々と受け継がれて来ているようだ。この伝統工芸も、モデルになっている地域にありそうだ。
どうでもいいことかもしれないが、彫刻を使った例の自動販売機の構造はどうなっているのだろう? たまに登場するドクの発明品は、性能はすごいが発想がぶっ飛び過ぎだ。あれだけで名物になるのでは・・・と思わなくもない。

サクラクエストの聖地は富山県南砺市?

さて、いくつかのヒントを見てきたがどうだろうか? サクラクエストの作中ではもっと沢山のヒントが出てきたが、印象深いものをピックアップしてみた。チュパカブラ王国はどこにあるのだろうか?

出典:http://sakura-quest.com

ところで、第9話で「そりゃ富山は昆布の一人当たり消費量が全国一だからね」と、観光協会の美濃は言う。郷土料理研究会からの差し入れ、とろろ昆布おにぎりを食べながらのセリフである。
そう! 作中の第9話において物語の舞台は富山県にあると判明していたのだ。P.A.ワークスはクロムクロに引き続き、富山県を舞台に選んでいたようだ。あとは、富山県内の特産品や伝統工芸で当てはまる地域を見つけよう。

出典:http://www.tabi-nanto.jp

検索してみた結果、どうやら富山県西部の南砺市(なんとし)が当てはまりそうである。既に地元の人には知られていたようで、ネット上には比較写真が投稿されている。さっそく聖地巡礼に出かけているファンもいるようだ。

出典:http://www.tabi-nanto.jp

桜池は南砺市立野原(たてのはら)にある桜ヶ池がモデルのようだ。近くにはP.A.ワークスの本社もある。公園になっているようで、春は桜、夏はあやめ、秋は紅葉と季節ごとに美しい景観がみられるらしい。
残念ながらチュパカブラ王国は無いようだが、作中では多く登場する事から聖地の1つであることに違いはない。クアハウスもあるようなので、P.A.ワークスの月替わり原画展を観たあと温泉に入るのも良さそうだ。

出典:http://www.shokoren-toyama.or.jp

南砺市の名産の1つがカブラ。そして、それを加工したカブラ寿司が名物。カブラジュースや間野山バーガーらしき食べ物が見当たらないことに、ほっとしたような残念なような・・・。
地酒も若駒酒造場(わかこましゅぞうじょう)城端麦酒(じょうはなびーる)等々と揃っている様子。飲み会のシーンでは日本酒の他にもビールを飲んでいるようだったので、もしかすると地ビールもあったのかもしれない。

出典:http://www.tabi-nanto.jp

彫刻も、南砺市には伝統ある井波彫刻があった。発祥の地は南砺市井波(なんとしいなみ)にある井波別院瑞泉寺(いなみべついんずいせんじ)。瑞泉寺に続く八日町通り(ようかまちどおり)は井波を象徴する風情ある通り。彫刻展や造酒屋、井波美術館が立ち並び、観光地としてはバッチリだ。

のんびり「サクラクエスト」の聖地めぐり!

サクラクエストのモデルが判明した。筆者はこれまで富山県、まして南砺市については全く知識が無かった。P.A.ワークスの制作するアニメに富山県要素が出てくらいしか知らなかったのだ。
今回、この記事を書くにあたって少しだけ知識が付いたし富山県にも南砺市にも興味が湧いてきた。南砺市にはまだまだ魅力的な観光地や食べ物、名産品がある。こうやって小さなきっかけで知らない土地を知るのは意外と楽しい。
町おこしアニメはこれまでいくつも出てきたが、全てが成功したとは言えない。けれども、サクラクエストは地元に密着し、良い所も悪い所も織り交ぜて物語にしている。休日は南砺市を巡りながら、お話の舞台に浸ってみてはいかがだろうか?

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