怖いけど見たくなる!ドント・ブリーズの魅力を徹底解剖!

公開直後に最強のホラー映画だと話題を巻き起こした作品、ドントブリーズはもう見ましたか?今回は同作の魅力を徹底解剖していきます。

怖いもの見たさで見てしまうドント・ブリーズ

夏といえばホラーや怪談の季節ですよね。うだるような暑さの日の夜に背筋が冷やっとするようなホラー映画はいかがでしょうか?僕が今年の夏にぜひおすすめしたいホラー映画「ドントブリーズ(Don’t Breathe)」を今回は紹介します。英語がわかる方はタイトルを見ただけでピンときたかもしれませんが、このタイトルは直訳すると「息をするな」と言う意味になります。

そのタイトルの通り、映画全編を通して音がない静かなシーンがほとんどです。ホラー映画の定番ですが、静かなシーンで急に何かが飛び出してくると言うのは鉄板の演出方法ですよね。同作が公開されたのは2016年の12月16日なので今夏が公開されてから初の夏となります。まさに今旬の映画と言えるのではないでしょうか。

ちなみに低予算映画ではありますが、全世界での興行収入は1億5,600万ドルを記録するほどの大ヒット作となりました。

「ドント・ブリーズ」のあらすじは?

映画を見る前に少しだけあらすじを予習して心臓への負担を減らすのはいかがでしょうか?ドント・ブリーズの舞台となるのはアメリカはデトロイトです。デトロイトといえば現実世界においても経済破綻し、ゴーストタウン化が進んでいる廃墟だらけの街として有名です。この街で主人公のロッキーは養育放棄した母親と妹と三人で暮らしていました

彼女の母親は離婚してから一切家事や育児をしなくなってしまったため、ロッキーは不良少女ではありましたが、妹の面倒や家事を一人でこなしていました。彼女はいつの日かデトロイトから抜け出そうと画策していましたが、その資金が集められずにいました

そんなある日、ロッキーは不良仲間かつボーイフレンドでもあるマネーから地下室の金庫に大金を持っている視覚障害者の老人宅への強盗の話を持ちかけられます

ロッキーは資金が手に入ると言うことで計画に参加します。そして、彼女はマネーと友人のアレックスの3人で真夜中に盲目の男の家に押し入ります。老人かつ盲目ということもあって3人は簡単にお金が手に入ると考えていました。しかし、実はその男性は元軍人だったのです。

また、男は盲目ではありますが、他の感覚が研ぎ澄まされており、超人的な聴覚を持っていました。男は侵入者を一切ためらわずに殺すほど恐ろしい人物で、マネーは屋敷に入ると即座に男に殺害されてしまいます。老人の家は地上二階建ての他に地下にも様々な仕掛けが施されたスペースがあり、侵入者の行く手を阻みます

果たしてロッキーは男に気づかれることなく脱出し、妹とともに街から抜け出すことができるのでしょうか。

「ドント・ブリーズ」を見る前にキャストをおさらい!

ドントブリーズには数々の個性的なキャラクターが登場します。まずはあらすじ紹介でも軽く触れた主人公のロッキーです。学校には通っておらず、仕事も特に持っているわけではなく、仲間と強盗を繰り返して生活しています。身体中にタトゥーが入っており、てんとう虫に深い思い入れがあります。彼女の役はジェーン・レヴィという女優が演じていて、日本語吹き替えは水樹奈々が担当しています。

続いて今回の老人宅への強盗事件のきっかけとなったアレックスです。彼の父親は警備会社に勤めていて、その関係でロッキーとマネーの二人とともに強盗に加担しています。しかし、彼自身は真面目な人柄で犯罪は本意ではありません。アレックス役を演じているのはディラン・ミネットという俳優で日本語吹き替えは梶裕貴が担当してます。

ロッキーの恋人であり、3人の中でリーダー的存在を務めているのがマネーという男です。彼はかなり口が悪く、性格も下劣です。老人宅に押し入る際には拳銃を所持していたなどと言動も他の二人よりも過激なものになっています。彼の役を演じたのはダニエル・ゾヴァットです。日本語吹き替えは江口拓也が担当しています。

そして、主人公ではありませんが、登場シーンが多い盲目の老人役です。彼は犬と一人暮らしをしているのですが、昔娘が車にはねられ死亡したことにより一人になってしまいました。彼は、元軍人でイラク戦争に出向いた際に手榴弾で失明しました。目が見えない分、聴覚が異常に発達しており、銃器の扱いにも長けています。彼の役はスティーヴン・ラングが演じていて、吹き替えは沢木郁也が担当しています。

「ドント・ブリーズ」の恐怖は斬新な設定にあり!



ドントブリーズをすでに見た人なら共感していただけると思いますが、同作の怖さの理由の一つにホラー映画らしからぬ斬新な設定があります。ドントブリーズの舞台はデトロイトに建つごく普通の一軒家です。相手も人間というホラー映画らしからぬ設定ですよね。元軍人ではありますけど。

普通はホラー映画といえばやはり定番なのはお化けやゾンビ、モンスターなどといった存在です。しかし、同作には一切そういった類の存在は出てきません。しかし、それでも十分に怖さを演出できている。むしろ、今まであまりなかった設定なだけに余計怖さをうまく演出できているような気がします。

また、老人宅にはも一匹住んでいて、この犬もまた怖さを倍増させてくれる大切な役者の一人となっています。

「ドント・ブリーズ」続編って制作されるの?

ドントブリーズが大変人気を博した作品だということは全世界での興行収入1億5600万ドルという数字からもわかります。それだけの人気作となるとやはり気になるのが続編の制作についてでしょう。ちなみに答えから先に行ってしまうとドントブリーズの続編は制作がすでに決定しています。

今作で監督を務めたアルバレス監督と共同脚本家のロド・サヤゲスが米誌のインタビューに対して、「脚本にしたばかりだが、すでに方向性は分かっている。詳細は言えないけど、続編があることは確かだ。」と語ったそうです。

ドントブリーズのファンからすると続編制作決定のニュースはかなり嬉しいものなのではないでしょうか。しかし、あまりストーリー性は高くない作品なので続編のストーリーをどう展開させるか期待できますね。

「ドント・ブリーズ」制作スタッフに恐怖の仕掛け人が集う!

ドント・ブリーズの制作陣には恐怖という感情を知り尽くした有能な人材が揃っています。監督にはフェデ・アルバレス、制作陣には有名なサム・ライミ監督が起用されています。この二人、一見全く関連性のない二人に見えますが、実はかの有名なホラー映画「死霊のはらわた(The Evil Dead)」の制作に二人とも携わっているんです。

それぞれオリジナル版とリメイク版を担当しているのですが、ホラー映画の中でも有名な作品に携わっている二人が同じ作品を作り上げたと聞くとまだ見ていなくても映画のできに期待してしまいますよね。

これだけの制作陣が集まったこともあり、「20年に一本のホラー映画」と呼ばれる一作に仕上がったんですね。

「ドント・ブリーズ」は怖いけどついつい見たくなる傑作

ドントブリーズの舞台は全編を通してデトロイトの古びた家屋という設定になっていますが、実際の撮影は廃墟が映るわずかなシーンのみデトロイトで行われており、それ以外の部分はハンガリーにて行われたそうです。

筆者が個人的に印象に残っているシーンは盲目の老人が地下に捉えている女を殺してしまうシーンです。その女は事故で老人の娘を殺した加害者なのですが、逃げようとしため、ロッキーが変わりに捕まってしまいます。ここの数分間はまさに息ができないようなスリルに溢れているおすすめのシーンです。

ホラー映画好きなら必見の新しい設定を取り入れて制作されたサイレントホラー映画、「ドント・ブリーズ」まだ見ていないという方は要チェックです。

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