スティーブン・スピルバーグは言わずと知れたSF映画監督の巨匠ですよね。小さい頃から8mmカメラで映画をとり、ユニバーサルスタジオに顔パスで入り、27歳でジョーズを撮影しました。そんな映画を作るために生まれたスピルバーグの傑作映画をランキングしていきます。
目次
スティーヴン・スピルバーグは早熟な映画監督だった。
最良のアイデアは心から、最悪のアイデアは頭から生まれる
スティーブン・スピルバーグpic.twitter.com/YhfIPDejsv— 前向きな言葉 (@maemukikotoba1) 2017年6月26日
実はスティーブン・スピルバーグが映画撮り始めたのは少年時代から。小さい頃から映画が大好きだった彼は17歳の時ユニバーサルスタジオのスタッフと仲良くなり顔パスに。通行証なしで入れるようになって好きに遊んでいたと言います。実はこの時に有名映画監督ジョン・フォードにもあっています。
カリフォルニア大学に入った彼はさっそく映画専攻に。ここでも休暇中にユニバーサルスタジオに勝手に出入りしては大好きな映画に触れていていたといいます。しかしこの大胆な行動が功を奏します。21歳の時に彼の人生を変えるデニスホフマンという映画製作者と会い、映画製作の資金を調達調達するのに成功します。
この時に作った「アンブリン」という映画と友達作ってユニバーサルと7年の契約を手にいれまいした。大学は中退してしまいしたが、再度入学して卒業しているという意外な繊細さもあります。ではさっそく伝説の多いスティーブン・スピルバーグの魅力について解説しながらランキングを紹介していきたいと思います。
スティーヴン・スピルバーグの作品:第11位
未知との遭遇
マッシュドポテトを食べる度に「未知との遭遇」のこのシーンを今でも思い出し、フォークでデビルズタワーを作ろうとしてしまう。当時はまだ食べたことがなくて、とても美味そうに見えた。https://t.co/V7YmPLbtFj #CEOT3K pic.twitter.com/KMUZOEsJAh
— Seiji Okamura (@lakeman) 2017年7月26日
まさにSF映画の金字塔。この映画を見てSFが好きになっという方もいるのではないでしょうか。アカデミー賞撮影賞と特別業績賞を受賞しています。物語はバミューダトライアングルで行方不明になった巨大な貨物船が、いきなり砂漠に登場するというもの。
それと同時にUFOの出現して奇妙な現象が多発します。そんな時インディアナに住んでいた少年バリーが冷蔵庫を漁っている謎の宇宙人連れ去られてしまいます。この事件を機にUFOの実態を探るべく、「第三種接近遭遇」というプロジェクトがスタートします。
監督はこの映画で監督賞のノミネートもされていましたが、候補で終わってしまいました。しかしこれを機にUFOの関心は国民間で広まったのではないでしょうか。宇宙人と人間がコンタクトするというのは当時奇抜な発想でした。当然ランキングに入れました。
スティーヴン・スピルバーグの作品:第10位
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
こちらは実在したというフランクアブグネイルという詐欺師のお話です。彼についてはいろんな番組でたくさん放送されていたのでかなり有名になりしたが、もう一度おさらいして見ましょう。主人公はパイロットや医師、弁護士に扮して世界中を旅しながら詐欺師として人を騙し続けまいした。
高校生だったアブグネイルは両親が離婚したことをきっかけに家を飛び出します。彼が最初にやったのは小切手の偽装詐欺。父親からもらった媚ってを使って銀行に融資をしてもらい、それをアメリカ各地で行いました。これがFB Iにバレて追われることに。この時彼を追った刑事カールが物語のキーマンになります。
結局アブグイネイルはパイロットとして世界を飛び回り、医師としても活躍、それから弁護士として弁護士事務所にも就職していました。結局どれも彼の口のうまさで行ってた詐欺でしたが、最後の弁護士だけは本当に弁護士試験を受けて二週間で合格してしまったということです。
スティーヴン・スピルバーグの作品:第9位
カラー・パープル
アカデミー賞になんと10部門もノミネートされた、意外に知られていないスティーブン・スピルバーグの作品。意外なのもそのはず、彼はそれまで一貫した娯楽映画をとっていたので、いきなりアカデミー賞狙いの真面目な映画を撮り始めたと批判されたんですね。それで一個も賞を受賞することができませんでした。
しかしこの作品はは映画史に残る傑作。主演はウーピーゴールドバーグで、14歳の少女時代に二度も妊娠をして子供も父親に売り飛ばされてしまった女性を演じます。黒人女性の苦悩を映画いた作品で、スティーブン・スピルバーグのドラマの良さが存分に発揮された作品です。
スティーヴン・スピルバーグの作品:第8位
A.I.
最近のロボット見てると、スティーブンスピルバーグ監督の作った 「 A.I (Artificial Intelligence)」2001
に出てくるテディにかなり近くなってきていて、技術の発達もスピルバーグの映画も凄いなって思う。#映画 #movie pic.twitter.com/hBK1x0HLIY— 山口 洋介 (@westpro_micchi) 2017年4月21日
カラーパープルが好きな方はこちらの映画も好きかもしれませんね!A.Iは意外にSF的な要素よりも愛と感動のドラマとして見る映画のような気がします。A.Iや人工知能という言葉が話題になり始めたのは最近のうような気がしますが、もう十年以上も前にこんなSF映画が作られていたんですね。
SF映画は時代の先をいきますね。将来的に人間の心までインプットできると言われている人工知能、この主人公の少年は科学の発達によって「愛」を植えつけられてしまいます。それによって起こる苦しみがもう見ていて耐えられません。ただ未来映画を作るのではなく、これからどんな心理になっていくのかも描くスティーブン・スピルバーグはすごいですね!
スティーヴン・スピルバーグの作品:第7位
激突!
[3部]激突!・1971 監督スティーブン・スピルバーグ 主演デニス・ウィーバー:スピルバーグの初期作品。前半はホイール・オブ・フォーチュン戦そのまんまです。 pic.twitter.com/BjqsacQFuD
— ジョジョの奇妙な映画bot (@jojo_eiga) 2017年8月5日
この作品もスティーブン・スピルバーグの監督作品で意外に知られていない映画です。人間が殺人トレーラーに襲われるというかなり奇抜な物語。これだけで面白くなると思うのがスピルバーグの発想なのです。しかし彼はある悩みを持つ人間のキャラクターを中心にこの脚本を書いています。
主人公は奥さんの尻に敷かれています。しかもそれが世間にばれたくないと思っています。ある日ハイウェイを走っていると錆びついたトレーラーが走っており、何気なくそれを追い越すんです。しかしなぜかそれを機にトレーラーが猛スピードで追っかけてくるんです。これはどうラストで終わらせるのか、ぜひ、本編で確認してみてください。
スティーヴン・スピルバーグの作品:第6位
プライベート・ライアン
DVDのジャケットがかなりかっこいいですね!第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦を描いた映画です。戦争映画史として名高く、アカデミー賞にも11部門もノミネートされました。「シンドラーのリスト」と一緒にいつも映画批評される名作映画ですね。
実際の史実を元にして作られた映画ですが、ノルマンディー上陸部隊という空挺部隊があったんですね。ドイツと戦争するためにフランスのノルマンディーという島に200万人という恐ろしい兵隊が向かったんです。映画でスポットを当てている空挺部隊は落下傘と言って空からパラシュートしてくる部隊。
その部隊で上等兵をしていた主演のトムハンクスを中心にして、ドイツが降伏するまでを描いています。スティーブン・スピルバーグはかなり映画にも詳しく、他にもいろんな作品をとっているんですね。後のランキングでも紹介していきますよ!
スティーヴン・スピルバーグの作品:第5位
マイノリティ・リポート
最近はマイノリティ・リポートで出ていた科学技術が現実で再現されつつああるらしいんですね。例えば網膜や虹彩を読み込んで生体認証する装置とか、空中で手を動かすとパソコンの画面が動くとか。技術者は結構こうした映画を元にアイデアを練っているらしいですよ。
マイノリティ・リポートはそうしたガジェットの話題性が大きい映画ですね。スティーブン・スピルバーグはこれから起こる科学の未来にかなり詳しく勉強しているんですね。UFOの秘密まで知っているとかなんとか言われていますが、実際に起こりうることをどんどん映画にしていくんですね。
スティーヴン・スピルバーグの作品:第4位
E.T.
E.T.は当然スティーブン・スピルバーグ監督のランキングに入れなくてはいけない映画ですよね。もうなんども見て誰もがお話を知っている作品ですが、やはり細かく見ていくとこの作品の偉大さがわかってきます。制作費はなんと1000万ドルというとてつもない額をかけたんですね。今見ると少ししょぼいですが。
しかし興行収入は3億ドル。すごいですね。実はこの映画を公開するにあたってスティーブン・スピルバーグを訴えようとした人がいたんですね。実はそれが物語のネタになった人。実はこの作品は実話だったんですね。
ケンタッキー州のケリーという小さな町でグレムリンのような宇宙人が人間を襲っているという事件が起きたんです。証拠などは不十分ですが、村人からこれを映画化した訴える!と訴訟問題になりかけたんですね。しかしこの売り上げを見ると映画化した方が儲かりそうですよね。
スティーヴン・スピルバーグの作品:第3位
シンドラーのリスト
シンドラーというのは第二次世界大戦期の実業家で莫大な金額を使ってナチスの強制収容所の労働者を1200人救った人物です。この時に労働者の名前が乗った名簿がシンドラーのリストというのです。NHKなどでもドキュメント番組がやっていましたね。
この映画の政策にあたって名匠ロマンポランスキー監督などが上がっていましたが、「カラーパープル」などで活躍したスティーブン・スピルバーグが選ばれました。彼は映画を成功させた後、「血に染まった金は受け取らない」と売り上げを手にしなかったことも有名です。映画史に残る傑作。
スティーヴン・スピルバーグの作品:第2位
ジュラシック・パーク
【世界釣られ過ぎクソワロタww】続き)「これ『ジュラシック・パーク』を監督したスティーブン・スピルバーグだろ」⇒狂人「そいつが誰かなんて知ったことじゃない。動物を撃ち殺す奴は悪!」世界よ、これがネットリテラシーだ! #eiga #映画 pic.twitter.com/1dQRePpbgJ
— 黒須ユーキ Cross Yuki (@skydog_gang) 2014年7月15日
ジュラシック・パーク本当にいい映画ですよね。日本で公開された時は「映画の歴史が変わる!」というキャッチコピーがついていました。確かにこれは映画の歴史を変えましたね。今まで恐竜がこんなにリアルに人間の前に現れた作品はありませんでした。
最初にご紹介したスティーブン・スピルバーグがユニバーサルスタジオに出入りしていて経験、これが彼の発想のきっかけになったのはいわでもですが、当時彼の最高傑作で、最高の傑作で、世界で一番興行収入を稼いだ映画でした。
個人的には3が好きですね。少年が一人で島に取り残されて3ヶ月恐竜の中でサバイバルして生き残るやつ。スティーブン・スピルバーグは人間が恐怖に怯えた時にどう行動するのかを描くのがうまいですね。どういう人間が本当に勇敢なのか、そういう心理を解くのがうまい気がします。
スティーヴン・スピルバーグの作品:第1位
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
やっぱりスティーブン・スピルバーグの傑作映画ランキングの一位はこのインディ・ジョーンズ/最後の聖戦でしょう。若くして亡くなってしまったリヴァーフェニックスがインディの少年時代を演じていますね。スタンドバイミーのクリス役で出ていました。
3作目の最後の聖戦は父と息子の物語。こちらも冒険好きの息子と、年寄りの知恵と愛で息子の冒険の手を助ける、と言いたいところですが、かなり足を引っ張っていましたね笑。中でも最後の親子揃って聖杯に飛びつくシーンはコメディ要素たっぷりで面白かったですね。
スティーブン・スピルバーグがこの映画で呼び込みたかったのは冒険好きの子供でなく、大人たち。父親の確執と融和を冒険の中に取り込むことによって多くの大人を映画の虜にしました。とにかく人間を説明するのがウマすぎます、スティーブン・スピルバーグは。かなりおすすめの映画ランキング当然一位でした!
スティーヴン・スピルバーグの作品を見るならこれ!
スティーブン・スピルバーグが製作に関わっている作品は他にもいくらでもあるのですが、彼が監督した作品がこのテーマの趣旨なので、いろいろ紹介したいものが限られてしまいましたが、これでも十分監督の魅力が伝わったのではないかと思います。
やっぱり彼の作品で見ていただきたいのは最後に紹介したランキング一位の「最後の聖戦」ですね。父と息子の物語。インディーが愛犬を溺愛していた可愛らしい少年時代も語られています。映画ってやっぱい人間の普遍的なテーマを題材にするのが一番面白いですよね。
記憶喪失とか、離れ離れになるとか、母親がしにとか、父と息子の確執だとか。こうした普遍的なテーマが一番ドラマになりやすいような気がします。なので一番おすすめしたいのは「最後の聖戦」です。スティーブン・スピルバーグの映画ランキングにお付き合いいただきありがとうございました。
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