20世紀少年のキャストを紹介!ともだちを演じたのは誰なの?

浦沢直樹先生の傑作「20世紀少年」。この漫画が実写映画化された時はそのキャスト陣の激似ぶりが話題となりました。それぞれのキャラクターを演じた俳優さんたちをズラリとご紹介していきます。

映画『20世紀少年』のキャストをズラリとご紹介

『20世紀少年』とは本格冒険科学漫画

「20世紀少年」は人気漫画家である浦沢直樹先生の作品です。1999年にビックコミックスピリッツで連載が開始され、張り巡らされた伏線、正体不明のともだちというキャラクター、そして高度成長期である昭和の懐かしさある世界観などで人気を博した長編SF漫画です。

実写映画化された『20世紀少年』

2008年にはこの20世紀少年が実写映画化されました。それまでは漫画やアニメの実写化というと、キャラに愛着がある原作ファンからは敬遠されがちでしたが、この20世紀少年に関してはキャストが原作そのまま、とにかく似ていると話題になりました。
ということで、今回はこの20世紀少年の実写映画のキャスト陣をズラリとご紹介していきます。その激似ぶりを改めてご覧下さい。

20世紀少年の『ともだち』の正体とは誰だったのか!?

20世紀少年と言えば、このマスクをかぶった「ともだち」が、もはやアイコンであると言えます。それほどまで世にに浸透したこの「ともだち」というキャラクター。その正体とは果たして誰だったのでしょうか?
↓ネタバレ含みます↓

※ネタバレ含みます。
実は原作である漫画と実写映画とでは、「ともだちの正体の設定」に多少の違いがあります。ここでは映画版の方のみ簡単にお教えしますと、ともだちの正体は「カツマタくん」です。「フクベエ」を騙っていた「カツマタくん」がともだちの正体となります。原作の方では、また少し違いますので、まだ未読の方は是非とも原作を読んでみて下さい。

謎のカリスマ『ともだち』を演じた俳優さんは?

フクベエを騙っていたカツマタくんが、ともだちの正体。そしてフクベエを演じていたのが「佐々木蔵之介(ささきくらのすけ)」。ということで、ともだちを演じたのは佐々木蔵之介さんとなります。
↑ネタバレ含みます↑

『20世紀少年』の激似過ぎる豪華キャスト一覧

【ケンジ(遠藤健児)/唐沢寿明】

本作「20世紀少年」の主人公となるのが「ケンジ」こと「遠藤健児(えんどうけんじ)」です。演じたのは「唐沢寿明(からさわとしあき)」「血の大みそか」以降に、死んだと思われていたケンジが「矢吹丈」として現れた時の姿。帽子にざんばら髪にヒゲにサングラス。この唐沢さんの姿もまたケンジにそっくりでした。

しかしそれだけでは、誰が演じても似せれるのではないかと思ってしまいますが、ケンジがコンビニエンスストアを経営していた頃の普通のこの姿。

これも意外と唐沢さんと似ているんですよね。当然、唐沢さんの方が何倍もカッコいいですが、遠くはないとみなさんも思いませんか?

【カンナ(遠藤カンナ)/平愛梨】

次にもうひとりの主人公とも言えるのが、ヒロインである「カンナ」こと「遠藤カンナ」です。カンナを演じたのは、カンナ役オーディションにて見事に抜擢された「平愛梨(たいらあいり)」。3000人もの応募者の中から選ばれただけあり、雰囲気が激似ですよね。そして何より可愛い。

平愛梨さんと言えば、サッカーの長友選手との交際が発覚し、その後にめでたくゴールインしたのは記憶に新しいところです。カンナ役のボーイッシュな感じも似合っていましたが、女性らしい装いがより魅力的な美人さんですよね。

【オッチョ(落合長治)/豊川悦司】

個人的には20世紀少年の影の主人公は、この「オッチョ」こと「落合長治(おちあいちょうじ)」だと思います。ケンジの幼馴染。大人になってからは、自身の息子の死などが切っ掛けとなり、バリバリのエリートから一転して裏社会へと身を投じる事になるのですが、まあとにかくカッコいい。

ケンジをはじめ、みんなが普通に日本で大人になって日々の生活を送っている中で、オッチョはバンコクの裏社会で「ショーグン」と呼ばれる存在に。そしてそのオッチョを「豊川悦司」が演じるというのだから、これはカッコいいに決まっています!そして実際に作品を見たら、トヨエツのオッチョがカッコ良すぎてシビレました。

その際に気になったのが、年老いてからのオッチョです。オッチョは頭が禿げてても、カッコいい爺ちゃんという感じでしたが、果たしてこれをトヨエツがどう演じるのか?誰もが気になるところですよね。

こうなりました。
なるほど、こう来たかという感じで、トヨエツオッチョは禿げてはいませんでしたが、原作の通りに頼りになるカッコいい爺ちゃんでした。

【ヨシツネ(皆本剛)/香川照之】

オッチョと同じく、ケンジの幼馴染であり重要なキャラクターなのが「ヨシツネ」こと「皆本剛(みなもとつよし)」。少年時代やサラリーマン時代は地味で気弱な目立たない存在でしたが、血の大みそかの後は地下組織の「ゲンジ一派」のリーダーを務めた縁の下の力持ち。

そのヨシツネを演じたのは、俳優と歌舞伎役者という二足のわらじを履く「香川照之(かがわてるゆき)」
実写映画「るろうに剣心」での武田観柳や、同じく実写映画の「カイジ」の利根川、TVドラマ「半沢直樹」の大和田など、わりと悪役感がある香川さんですが、「いいモノ」であるヨシツネも似合っていました。

特にこの爺ちゃんになってからのヨシツネの姿はインパクトが強かったですよね。

【マルオ(丸尾道浩)/石塚英彦】

そしてヨシツネがゲンジ一派としてともだち組織と戦っていた時に、同じくともだちへの復讐の機会を伺っていたのケンジの幼馴染である「マルオ」こと「丸尾道浩(まるおみちひろ)」
平和な時代には、奥さんに隠れて息子と二人でラーメン屋さんでラーメンをおかわりしたりと、食いしん坊でのんびりしたイメージのマルオでしたが、血の大みそか後は一変します。

演歌歌手「波春夫」のマネージャーとして、ちょっと強面な感じに。そしてそのマルオを演じたのがホンジャマカの石ちゃんこと「石塚英彦(いしづかひでひこ)」です。平和な時代のマルオの姿も似ていましたが、この普段の石ちゃんにはない強面キャラもマルオにそっくりでなかなか様になっていましたよね。

【ユキジ(瀬戸口雪路)/常盤貴子】

ケンジの幼馴染たちの中で紅一点だったのが、「ユキジ」こと「瀬戸口雪路(せとぐちゆきじ)」です。
小学生の頃には男子と喧嘩をしたり、正におてんば娘という感じ。そんなユキジは実は秘かにケンジに想いを寄せており、大人になってからはケンジのライブを観に行って花束を持って出待ちしていたりという女性らしい一面も。そんな姿がまたいじましく可愛いんですよね。

そのユキジを演じましたのは、わたしも好きな「常盤貴子(ときわたかこ)」。年老いてからの凛とした雰囲気のユキジも常盤さんに似合っていましたが、やはり若かりし頃のユキジを演じた際の常盤さんがとても素敵でした。

ユキジが男勝りで男の子と喧嘩していたことは前述しましたが、実は祖父から柔道を習っていたんです。そして老いてからのユキジは、柔道場で柔道も教えていました。浦沢先生で柔道と祖父と女の子と言えば、ヤワラちゃんが思い浮かびます。そしてヤワラちゃんとユキジってちょっと似ていると思いませんか?
そう考えると、ヤワラちゃんが大人になったら常盤さんみたいな感じかなあなんて想像をしてみると、より作品を面白く観ることができるのではないでしょうか。

【サダキヨ(佐田清志)/ユースケ・サンタマリア】

20世紀少年に登場するキャラの中でもインパクトがあったのは「サダキヨ」こと「佐田清志(さだきよし)」でしょう。連載中はともだちの正体の候補にもなっていたサダキヨですが、最終的にはケンジたちと共にともだちと戦いました。

そしてそのサダキヨを演じたのが「ユースケ・サンタマリア」です。ユースケさん本人のキャラと、サダキヨのキャラとはだいぶ違いますが、確かにこうして見ると顔立ちはサダキヨに似ていますよね。

【ケロヨン(福田啓太郎)/宮迫博之】

ケンジの幼馴染である「ケロヨン」こと「福田啓太郎(ふくだけいたろう)」。これを演じたのは雨上がり決死隊の「宮迫博之(みやさこひろゆき)」。ぎょろりとした目と骨格がケロヨンに似ていましたね。

【万丈目胤舟/石橋蓮司】

ともだちの側近、そして友民党党首としてケンジたちの敵役だったのが「万丈目胤舟(まんじょうめいんしゅう)」。万丈目もサダキヨと同じく、見た目的にインパクトあるキャラでした。この万丈目を演じたのが「石橋蓮司(いしばしれんじ)」。怪しさ満点の演技はさすがの一言です。

【高須光代(ドリームナビゲーター)/小池栄子】

友民党の幹事長、そしてドリームナビゲーターとして洗脳を行っていた「高須光代(たかすみつよ)」。それを演じたのは「小池栄子(こいけえいこ)」です。小池さんと高須では、比ぶべくもなく小池さんの方が綺麗ですが、その狂信的な怖さを見事に怪演していました。

【ほくろの警官(巡査)/佐藤二朗】

20世紀少年のキャストで意外な人物と言えばこの人ではないでしょうか。暗殺者として暗躍した「ほくろの警官(巡査)」を演じたのが、実は「佐藤二朗(さとうじろう)」さんなんです。

幼獣マメシバシリーズでの中年ニートの二郎や、勇者ヨシヒコシリーズの仏などでおなじみの個性的な演技が光る俳優さんです。

わたしが佐藤さんの演じたキャラで好きなのは、TVドラマ「アオイホノオ」での「週刊少年ジャンプの編集者」。わたしはテレビを見て笑うことなど普段はないのですが、このシーンを見た時は本当に笑いが止まりませんでした。

【小泉響子/木南晴夏】

もう一人、20世紀少年のキャストで注目したいのが、カンナの同級生である「小泉響子(こいずみきょうこ)」を演じた「木南晴夏(きなみはるか)」。これが本当に原作のまんまで、映画公開当時もかなり話題となりました。

木南さんと言えば「ムラサキ」。先程の佐藤二朗さんと同じく勇者ヨシヒコシリーズでおなじみのキャラクターです。

小泉響子もムラサキも、どちらかと言えばおちゃらけ系、おどけ役的なキャラクターですが、素の木南さんはとても可愛らしい女性で、わたしの周りにもファンが多いです。

【春波夫/古田新太】

血の大みそかのあとにマルオをかくまっていたのが国民的な人気を誇る演歌歌手の「春波夫(はるなみお)」。しかしてその正体は、若かりし頃にケンジのバンドのドラマーだった「チャーリー」。

その春波夫を演じたのが、さすがの貫禄の「古田新太(ふるたあらた)」

【キリコ(遠藤貴理子)/黒木瞳】

ケンジの姉であり、カンナの母である「遠藤貴理子(えんどうきりこ)」。微生物学者だったキリコは、生物兵器によって起こった惨劇「血の大みそか」に図らずも加担してしまう形となり、15万人もの犠牲者が出たことに責任を感じ、その十字架を背負っていました。

そんなキリコを演じたのが「黒木瞳(くろきひとみ)」。影のある美女というのが黒木さんにぴったりですよね。

【コンチ(今野裕一)/山寺宏一】

ケンジの幼馴染「コンチ」。コンチは北海道で一人孤独と戦いながら、リスナーがいるのかもわからないラジオ番組のディスクジョッキーとして、ケンジの曲を流し続けていました。そしてコンチを演じたのは同じく声をその生業とする声優の「山寺宏一(やまでらこういち)」です。

【モンちゃん(子門真明)/宇梶剛士】

ケンジの幼馴染の「モンちゃん」は男気あるキャラで、最後は死んでしまうものの、「モンちゃんメモ」など重要な手がかりをケンジたちに残しました。演じた「宇梶剛士(うかじつよし)」さんは、そっくりというわけでもありませんが、その男気感はモンちゃんそのものと言えます。

【ドンキー(木戸三郎)/生瀬勝久】

ともだちの計画に真っ先に気付き、この物語の起点ともなるキーパーソンが、ケンジの幼馴染の「ドンキー」です。ドンキーを演じたのは様々な役柄をこなす「生瀬勝久(なませかつひさ)」

【ヤン坊マー坊/佐野史郎】

強烈なイジメっ子キャラの双子「ヤン坊とマー坊」を演じたのが「佐野史郎(さのしろう)」。太った外見は特殊メイクですが、佐野さんの意地悪そうに見える顔自体がけっこう似ていますよね。

【仁谷神父/六平直政】

六平さんもまんまそっくりでしたよね。ということでカンナたちを手助けした「仁谷神父」を演じたのが「六平直政(むさかなおまさ)」。仁谷神父は元極道という設定ですから、これもまた強面な六平さんにぴったりな役柄です。

【蝶野将平/藤木直人】

ともだちの正体に辿り着いた伝説の刑事「チョーさん」の孫に当たる「蝶野刑事」を演じたのが「藤木直人(ふじきなおひと)」

【ヤマネ(山根昭夫)小日向文世】

小学生時代はフクベエやサダキヨとつるんでいた「ヤマネ」。後に細菌兵器の開発に没頭するも、最後には改心してともだちと対峙したこのヤマネを演じたのは「小日向文世(こひなたふみよ)」。個人的には小日向さんと言えば、やはりアウトレイジで憎たらしい演技を披露した片岡刑事ですね。

【13番(田村マサオ)/井浦新】

初登場時は、ともだちの狂信的な信者でしたが、その後はともだち組織の殺し屋となった「13番」こと「田村マサオ」。この13番を演じたのは「井浦新(いうらあらた)」。出演当時の芸名は「ARATA(あらた)」でした。

登場キャラクターの子供時代を演じた子役たち

ケンジの小学生時代を演じていたのは「西山潤(にしやまじゅん)」。時が経つのは早いもので、今やこんな立派な青年となっていたんですね。当時から唐沢さんに似ていましたが、やはり唐沢さんに似ていますね。そしてイケメンです。

理科の実験が大好きなのにフナの解剖実験の前に死んでしまい、幽霊となって夜ごと理科室で解剖をしていと噂されていたのが「カツマタ」。そしてそのカツマタの中学生時代を演じていたのが、実は「神木隆之介(かみきりゅうのすけ)」。昨年大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」などで声優業でも活躍している人気の俳優さんです。

子供時代に帰れる『20世紀少年』という作品

20世紀少年という作品の特徴の一つが、主人公たちの子供時代の昭和な世界観です。昭和の世代より若い方たちには特に懐かしさはないのかもしれませんが、その子供同士で形成されている人間関係、子供ながらの心理などは、時代に関係なく不変のものと言えるでしょう。そこにはきっと誰もが懐かしさや郷愁を感じるはずです。
スリルやサスペンスだけではない20世紀少年という世界。映画と合わせて原作も読んでみると、より深くその世界観を堪能でき、キャスト陣の激似ぶりも理解できて何倍も楽しめますよ。