シャーロックホームズの冒険はコナン・ドイルの最高傑作と言われている小説です。あの名探偵コナンにも多くの影響を与えた原作者のドイルの魅力を伝えながら、今回はこのシャーロックホームズの冒険について解説していきたいと思います。
目次
シャーロックホームズの冒険とは?
ジェレミーブレットのシャーロックホームズは素晴らしい。
初めて見た瞬間に彼がシャーロックホームズだとわかった。
その瞬間から虜になったのでした。#シャーロックホームズの冒険 #ジェレミーブレット pic.twitter.com/wdjiMgXSmh— シャーロック・ヘルムズ (@awawawz) 2017年7月14日
最近映画のシャーロック・ホームズの第3弾が出ると話題になっていますが、この原作となったドラマのシャーロック・ホームズもかなり面白いんですよ!日本ではNHKなどで放送されていましたね。日本語の吹き変えもかなり声優さんの声がかっこよくて印象的でした。
作品は原作者コナン・ドイルの語り方と一緒で、ホームズの助手であるワトソンの視点で描かれています。医者であり、ホームズと一緒に生活しているこのワトソンとの出会いなども描かれているので、映画を見た方はこちらも気になるのではないでしょうか。
映画と違ってもっと英国紳士風にダンディーに描かれているこのドラマ版「シャーロック・ホームズの冒険」。かなりおすすめなのでこれから一緒にその魅力について見ていきましょう。コナンドイルの正体についても見ていきますよ!
シャーロックホームズの冒険のあらすじを紹介!
シャーロックホームズの冒険は1985年から1995年に原作に忠実に作られたイギリスの人気ドラマです。原作者はアーサー・コナン・ドイル。名探偵コナンでもおなじみの人ですよね。この人が書いた小説を元にドラマ化したのがこの作品です。
物語の舞台自体は19世紀のヴィクトリア朝の頃で、ロンドンのベイカー街に事務所を構える主人公シャーロックホームズと助手のワトソンの探偵事務所で起こる事件の物語です。彼らの元に訪れる依頼人の会期事件を次々に秀抜な頭脳と辞書のような知識で解決していくのです。
映像化困難と言われていた小説のドラマ化に成功し、名作「緋色の研究」などから抜粋して数々の面白い事件を映像化しています。この主人公ジェレミーブレッドがかなり人気で、未だに根強いファンがたくさにるんです。
あらすじの続き。
ドラマの物語のあらすじは「緋色の研究」や「恐怖の谷」「最後の挨拶」など原作で人気だったものがたくさんドラマ化されています。かなりの変わり者で、変人と呼ばれているホームズは世界的に有名な探偵で、面白い事件に寝食を惜しんで仕事をしたり、時にかなりわがままだったりするキャラクターです。
28歳の時にそれまでオックスフォード大学にいましたが、探偵事務所を立て、たまたま宿探しで一緒だった医者の卵ワトソンと一緒に事件を追うことになります。学生時代に友達のなくしたものを見つけ出した子をきっかけに推理が話題に。
かなり偏りがあるがある分野にかけては天才的な知識を持ち、推理と知識によって多くの犯罪事件を解決していき有名になります。アイリーンという女詐欺師の登場によってライバルが現れたり、彼を取り巻く人物と物語の転換がドラマチックでかなり面白いです。
シャーロック・ホームズってどんなキャラ?
このシャーロック・ホームズ自体もかなり正体が不明なキャラクター。原作の「緋色の研究」では助手のワトソンが彼の異常な記憶力と知識の豊富さについて驚き、ホームズが実際にどれくらいの知識を持っているのかを検証している回があります。
ワトソンによると、科学や毒物などの植物学には相当なレベルの知識があり、ヴァイオリンもプロ並みで、拳銃やフェンシングが得意だと伝えています。一方文学や天文学などには疎く、知識に偏りがあることが特徴であると言われています。
物語の中でよくシェイクスピアのセリフを引用したり、スリッパにタバコをしまったりしている奇妙なところもあります。退屈すると拳銃で壁にヴィクトリア女王のイニシャルを掘ったりするそうです。イギリスには変人が多いと言いますが、彼もかなり変わった人物として描かれていますね。
シャーロックホームズの原作者コナン・ドイルって誰?
コナンドイルの原作を最初に読むなら「緋色の研究」か「シャーロックホームズの冒険」がおすすめです。ここにはホームズがどうして探偵になったのか、空白の20代に何をしていたのか、ワトソンとは何者なのかなどの秘密もさぐれます。多くは謎なのですが。
コナンドイルとは一体どんな人物なのでしょう。ホームズ以上に気になるこの人物。ホームズ意外にミステリや推理、SF小説など多数出版している小説家です。イギリスの医者でありながら、合間を作ってコツコツ小説を書いていていつの間にか有名になった人です。
彼はもともとエディンバラ大学で医学の勉強をし開業医として独立しました。患者を待っている間に時間が余るので、机で小説を書い始めたところ、最初の小説「緋色の研究」が完成したので出版。これが一躍世界的に有名な小説になり大人気になりました。
コナンドイルは心霊体験が多い!?
彼のイメージをいると本当にワトソンそっくりですね。おそらく自分の分身としてワトソンを書いたのではないでしょうか。芥川龍之介やゲーテがドッペルゲンガーにあったりしたという話はとても多いですが、この作家も心霊体験の多い作家でした。
多くの作家が神秘主義に傾いていくことがいいいですが、医者として成功できなかったことや第一次大戦の戦争のトラウマなど非常に苦悩の多い人でした。実は彼は自分のポートフォリをとったら肩にくっきりと女性の顔が写ってしまっているんですね。
戦争で友達や親を失ってから、死後の世界は必ずあると主張し始めます。シャーロックホームズの冒険では死んだと思っていた人が蘇ったり、霊が事件を起こしたりみたいなのがたくさんあります。ミステリ好きにはかなり興味深いのではないでしょうか?
コナン・ドイルは落ちこぼれだった?
文学者って本当に落ちこぼれが多いですが、このコナン・ドイルもかなり落ちこぼれが多いい人物なんですね。彼はエディンバラ大学の医学部を卒業しましたが、卒業するのもやっとで、卒業した後に開業した医者も廃業寸前だったと言います。
しかも身長は180センチ以上あるのにかなりの巨漢で、体重は108キロ。二人の姉が実家に仕送りをしているのに、長男のドイルは仕送りをできなかったことを気に病んでいたと言います。それから心霊体験もそうですが、マラリアにかかり死ぬ寸前まで追い込まれたりと、かなり苦悩の多いい人生だったようですよ。
シャーロックホームズの冒険の声優は誰?
#吹き替え #吹替え
「シャーロックホームズの冒険」のジェレミー・ブレット(吹替は露口茂さんで欠損個所は諸角憲一さん)、今だったら音声欠損部分に桐本拓哉さんが当ても良いかもしれないとか思ったり…。 pic.twitter.com/9AF2UWKtEl— スタ☆スク (@GoGosutasuku) 2017年6月29日
シャーロックホームズの吹き替えの人の声ってかなりかっこいいんですね。NHKで放送していた時もこの声が人気でドラマを楽しみにしていた人も多いくらい、ダンディーで低い声でした。声優をしていたのは諸角憲一さんという方です。
もともと演劇の人で、NHKの「山河燃ゆ」などに出演されていました。テレビアニメでも「サムライチャンプルー」の錆弐役で声優をやったり、ハリーポッターのマルフォイ役を吹き替えしたりしていた有名な方なんですね。
ちなみにワトソンの声優は長門裕之さん。石原裕次郎さんと一緒に時代を築いていた日本を代表する映画俳優でした。ワトソンの役は何回か変わりましたが、このホームズの声優はずっと変わらなかったので一番印象が強いのではないでしょうか。探してみると意外な作品に出ていますよ!
シャーロックホームズの続編が公開!?
シャーロックホームズの部屋というインスタ映えするスポットが神戸で話題になっているようです。シャーロックホームズの冒険のドラマもそうでしたが、日本人は本当にホームズが好きですね。名探偵コナンが流行ったのもドイルのミステリーが好きだからではないでしょうか。
実は今シャーロックホームズの映画第三作目が製作中なんですね!シャドウゲームがヒットしてから期待していたんですが、ついに出ました。2016年からもしかしたら続編が出るかも!という噂が流れていたんですが、まさか本当に出るとは。
シャーロックホームズの映画の続編はロバートダウニーJr、そしてジュードロウが主演です。監督も一作目と二作目も同じ監督ガイリッチーで、演出がかなり期待できますね!映画が公開される前に夏休みの読書として原作のシャーロックホームズの冒険も予習しておくといいかもしれませんね!ありがとうございました。
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