【ブラッドラッド】漫画&アニメの魅力を語る!オタク吸血鬼が大活躍!?

キャッチコピーは「テメェの血に従え」正統派な吸血鬼アニメと思って見てみると大打撃!?日本のサブカルチャーをこよなく愛するオタク吸血鬼、スタズはダサかっこいい主人公…?

【ブラッドラッド】吸血童貞!?前代未聞のオタク系ヴァンパイア!

【ブラッドラッド】…筆者が、この作品を初めて読んだのは7年近く前…まさかその時はアニメ化するなんて思ってもみない作品でした…!吸血鬼が主人公の作品は、正直出尽くしてしまった感がありますよね~吸血鬼というだけで「うん、いいや」と、なる人もいるのでは?
しかし!【ブラッドラッド】が他の吸血鬼コミックと一線を画するのは、ある意味「新種」の主人公スタズのおかげかもしれません!舞台は魔界…と、たまに人間界や亜空間…と、ここは少しややこしいので後述します。
主人公は、先程もお伝えしましたがオタクな吸血鬼“ブラッド・チャーリー・スタズ”一見、ヤンキーのように見える彼ですが東魔界の縄張りを締めるボスとして君臨するれっきとした実力者!

登場キャラクターは魔界の住人?ライバルはやっぱり狼男?

スタズの部下はもちろん、モンスターたち。そして吸血鬼のライバルと言えば、こちらもお決まりですが狼男ですよね。もちろん本作にも登場します!ウルフというそのまんますぎる名前の彼はライバルというよりも、スタズとは旧友という感じ。お互いの素性をよく知る間柄でもあります!
それでは、アニメ版のあらすじを少しだけ紹介…東魔界の一角“ふっかつの じゅもん”のメモりミスで発狂する1人の青年がいました。彼こそが、モンスターの中でも格式ある殿堂魔族、吸血鬼の子孫「ブラッド・チャーリー・スタズ」
人間に敬意をはらうスタズは筋金入りの「オタク」なかでも、日本のサブカルチャーに心酔しているようで、部屋の中にはオタクグッズがどっさり…本当に彼が東魔界のナワバリボスなのか?と、眉を寄せてしまう見事なオタクっぷり…

そんなスタズの元に一本の電話が…相手は手下のデク。「人間の女を見つけました」思ってもみない報告を受けた瞬間、目に見えて何かが吹っ切れたスタズ…もうこれは吸血鬼が好きな方は軽くショックを受ける程のテンションブチ上げ。
そして連れてこられたのは、日本人の女子高生“柳冬実”ウルウルとした大きな瞳と子犬のように震える姿は正常な吸血鬼でしたら首元に噛み付くこと間違い無し!冬実の姿に胸が高鳴るスタズ…この動機の正体は一体…?
すしTを着こなす吸血鬼スタズ、この胸の鼓動の正体に気づくのはもう少し後からになってからというのは、今はどうでもいい事。冬実とキャッキャウフフしていたスタズですが、手下からのヘルプでほんのちょっと席を外した後に戻ってきた彼が目にした光景は『冬実だったものの姿』つまり骨。

漫画は全17巻で完結!ラブコメにみせかけてバトルアクションだ!

オタクで吸血童貞のスタズですが、流石にナワバリボスという事もあり、その強さは本物!得意技は相手の心臓を圧縮して握り潰すZIP。自分の手を汚さずにパンッと敵をぶち殺すのは流石吸血鬼というところ。
本作は2009年~2016年までヤングエースにて連載され、全17巻で完結しています。物語開始直後にヒロインが堂々の骨になり死亡…人間の冬実に興味があったわけで幽霊になってしまった冬実に一気にテンションが落ちたスタズ、露骨すぎます(笑)
と、この後は、簡単に言うと冬実を人間に戻すために旧友のウルフに協力を申し出たり、確執のある家族(特に兄)とコンタクトをとったりとスタズが奮闘しながらストーリーは進み…冬実が魔界に来てしまった原因に関わるハイドラベルの登場…などなど

モンスター×可愛い女の子となると、本作の設定や作風の雰囲気からも大体の方が「ラブコメか?」と思うでしょう…残念ながら、本作はラブコメではありません!はっきりとは言い切れませんが、ラブの割合は比較的少ないのでそういったのが苦手な方も楽しめるでしょう。
序盤は、冬実を生き返らせる事・ベルの空間魔術「ブラックカーテン」を盗んだ相手・人体蘇生の書をかけてウルフとバトルなど…。その後、結局…手に入れた書物を解読するには、それを書いた人物、すなわち!スタズの兄に聞きに行くしかないという事が発覚!
スタズには兄・妹がおり、兄のブラッド・D・ブラッズはクラシカルタイプの絵に描いたような吸血鬼。そして妹のブラッド・T・リズは…

【ブラッドラッド】過去にはアニメ化するも2期の放送は…

と、ここまで読んでいただき察しの良い方なら、お分かりかと思いますが…本作は原作もアニメも序盤からめちゃくちゃ色々起きる!1つが解決したら次へ進む…のではなく、同時進行で色々な事が起きすぎているんです。
アニメは全10話+OADに未放送分を収録した展開ですが、10話って中途半端だと思いませんか?放送されたのは2013年の7月~9月でしたが、本来であれば12話を区切りとして放送するのが一般的だと言えます。
なぜ【ブラッドラッド】は10話で終わってしまったのか?もしかして打ち切りなのか!?

【ブラッドラッド】DVD/BDの売上や評価が関係しているらしいが…?

中途半端なところで、完結する形でもなく終わってしまったアニメ…本来であれば2期の発表などがあると思うのが普通ですね。残念ながら…アニメ放送終了から4年の月日が流れましたが未だに2期の発表はありません。
元々、アニメが放送開始した時点では原作も完結まで、まだまだかかる状態でしたし2期を予定して1期で大体の「あらすじ」を紹介した…と、いう感じだったのではないかと思われます。
そして2期で、冬実とハイドラベルの「母親」が同じという複雑な真実やウルフはどうして狼男の血筋なのに殿堂魔族ではないのか?など…原作を読んでいた方なら「ここから面白くなるところだろ!」と声を大にして叫びたいでしょう。筆者は長年、2期の発表もなく悶々としている者の1人です。

アニメの続編制作にはDVD/BDの売上が関係しているというのは有名な話ではありますが、原作が長編になりそうな場合などは、一応2期も制作視野にいれていそうなものです…ただ2期の発表がない所をみると本作は、そういった待遇がないもののようですね。
2016年に原作は完結しているという事も考えると、もしかしたら再度作り直され復活するという事も考えられなくもない…ような…その前例をあげると【HUNTERXHUNTER】などですが、それには矢張り知名度も関係してきますし色々考えると、今のところちょっと厳しいかもしれませんね…。
アニメから本作を知り、冬実は人間に戻れたのか?ベルとスタズの関係はどうなるのか?ウルフと冬美は!?など、色々気になる事もあるかとおもいます、そんな時は是非コミック版を手にとって見てください!時間の無駄にはならないでしょう!

【ネタバレ】1期のアニメ最終話は超駆け足!原作ファンも困惑

さて…打ち切りか!?と驚いた方も多いであろうアニメ最終話ですが「END」という文字が全く似合わない匂わせプンプンなラスト!大まかな流れとしては、冬実とベルがある意味!姉妹という事が発覚!
そして冬実の母親はベルの母親と融合してしまっていた事も…冬実を生き返らせたいと申し出るスタズに対し、ベルの父でもあるハイドラヘッズと一悶着あり…スタズの兄は、先代の殿堂魔界王にして父のブラッド・リチャーズを生き返らせようとしていたり…
もう何がなんだか、しかもここで次回予告なく終了です。あんまりにも…と、思う方!限定コミックの特典には本作でもアホ可愛いと人気があった自称ヴァンパイアハンターを名乗る“チームフィアレス”が登場するDVDが付属しているので、そちらで少しだけ癒やしを求める事ができます…。

「俺はお前だけのヒーローになれるんだって…」意味深すぎる告白(?)で終盤を迎えたアニメ10話。唐突すぎるスタズの申し出に、動揺する冬実…心の底から生き返りたいかと問われた彼女は、生き返りたいと…声に出しました…が、その言葉を聞いたスタズは突然バースデーソングを歌いだす!
「なにがはじまるんですか?」そんな言葉がピッタリのラストでしたね。筆者は脳みそがキュッとなり、理解するのを諦めそうになりました…。アニメのラストはアレでしたが、コミックの方は堂々の「完血」をしており、アニメだけで「???」となっていた方もスッキリできるのが嬉しいですね。
願わくば、もう一度…いえ、しっかりと完結をするよう新たにアニメを作ってほしい、そんな【ブラッドラッド】です…吸血鬼やモンスター、魔界や狼男といったワードにムズムズする方にはオススメのアニメ、そしてコミックになりますので、一風変わったヴァンパイアものが見たい方いかがでしょうか!