【CLANNAD -AFTER STORY-】人の絆を描いたCLANNADの続編!感涙必至の名作を紹介!

CLANNAD -AFTER STORY-(クラナド アフターストーリー)は、第一期CLANNAD(クラナド)の後日談であり、主人公である岡崎 朋也(おかざき ともや)と、メインヒロインの古河 渚(ふるかわ なぎさ)が、第一期の最終回で恋人同士になったことで、二人が恋人になってからの話で始まります。こちらのAFTER STORYこそがCLANNADの本編とも言われていたため、アニメ放映前から期待されていた作品です、最後に起きる奇跡まで見ると、感涙必至の作品となっています。

【CLANNAD -AFTER STORY-】は待望の続編!

第一期で恋人同士になった二人を中心に!

第一期CLANNAD(クラナド)が学園編をメインに描いたものだったのに対し、こちらは、朋也と渚二人の恋愛から、結婚。そして汐(子供)の誕生、朋也が親との確執を乗り越えるなど、人生におけるターニングポイントが詰め込まれています。
TBS系列で2008年10月から2009年3月まで、本編22回、番外編2回、総集編1回の全24話(DVDに「もうひとつの世界 杏編」がDVD8巻に収録されています)キャストは一期と全員同じメンバーですが、例外として、岡崎 汐(おかざき うしお/CV:こおろぎさとみ)は、新キャラとなります。
CLANNADの名前を知っているけれど、長くて見るのを躊躇っている人などは、是非これを機に触れてみて欲しいです。何故、「CLANNADは人生だ」と呼ばれるのか、こちらの記事で感動シーンを幾つかご紹介します。

【CLANNAD -AFTER STORY-】は最後まで必見!

途中で見るのを止めてしまうと鬱アニメに!?

私の経験談になりますが、友人が「CLANNADは鬱アニメ」と言っていたので、理由を聞いたところ、途中の渚が死亡するシーンで見るのを止めたからだそうです。これは必要なネタバレかと思い、その先を説明した所、全話を見て感動したとのことでした!
第16話「白い闇」で、渚を失った朋也絶望を一緒になって見ることになります、しかし五年後の時間が経った第18話で、「自分の父親」を知ることを切欠に、父親になっていきます。
CLANNAD -AFTER STORY-は、話を知っていても、感動出来るアニメだと思います、むしろ知らずに見るのを止めてしまうと、とても勿体無いので、最後に起きる奇跡まで、是非見て下さい。

【CLANNAD -AFTER STORY-】のOPとEDはこちら

歌い手の統一感と作詞・作曲の麻枝准氏の多才さ!

オープニングテーマは「時を刻む唄」(作詞・作曲 – 麻枝准 / 編曲 – ANANT-GARDE EYES / 歌 – Lia)となっています、原作のBGM「同じ高みへ」を元に作られており、澄んだ歌声と、曲調に引き込まれます。
こちらの作詞・作曲をされている麻枝准氏は第一期のED曲、「だんご大家族」を手掛けた方でもあります。第一の肩書きとして、シナリオライターを持っていますが、KEY作品の楽曲にも深く携わっている、とても多才な方です。

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エンディングテーマの「TORCH」(作詞 – 魁 / 作曲 – 折戸伸治 / 編曲 – 福士健太郎 / 歌 – Lia)は、OPを唄っているLiaさんの澄んだ声が、アップテンポで楽しい曲調となっています。全員が歩いていくアニメーションも最終回で流れると感動モノ!
「翳す手」と言う単語は、CLANNADのゲームシナリオでは主人公が光を得るシーンを連想させてくれるフレーズです。アニメ序盤は「学園編」を引き継いだ笑える話も多いので、とてもマッチしている楽曲だと思います!

【CLANNAD -AFTER STORY-】 18話で泣ける台詞

父を知り父親になっていく主人公・朋也

第18話「大地の果て」には、AFTERで最も山場とも言える話です、それは、渚が死んでしまってから、渚の残してくれた宝である、自分の子供に対して、朋也が父親になる過程を、そして目を背けつづけた「渚の死」と向き合う話になっています。
そしてもう一つは、第一期よりずっと確執としてしか存在しなかった、朋也の父親である「直幸」に、祖母を通して焦点が当てられること。自分が父親になってから、初めて父の話を客観的に聞く朋也
母である敦子の亡きあとも、直幸は逃げ出すわけには行かなかったのだと、教わります。それは朋也という存在がいたからです。自分と渚の境遇と重なる部分が多いだけに、朋也は父を憎んでいた過去を振り払うことが出来るのです。

岡崎朋也と岡崎汐

序盤は朋也と汐が、早苗(渚の母)の計らいか、二人で旅行するシーンからです。そこで、汐は「早苗さんから、泣いていいのはトイレ」と教わったと告げ、朋也は興味なさげに、「大人になれば泣けなくなる」と返します。
そんな二人旅行の最中、初めて朋也に買ってもらったロボットに顔を綻ばせる汐。道中、アニメオリジナル描写で、旅館に泊まるシーンがあります、この蛍舞う幻想的なシーンで、汐が切り出した言葉は「ママのこと、教えて……」でした。
これまで、早苗と秋生(渚の両親)に汐を預けていたのですが、渚については教えていなかった様子です、汐が生まれたあと、朋也は「渚の死」から目を背け続けており、汐には説明出来ずに夜が過ぎます。

岡崎史乃(祖母)が教える父親

翌日、列車は目的の駅に到着します。暫くすると落ち込んだ汐の姿があり、広がる花畑にロボットを落としてしまったとのこと。帰りにまた同じものを買ってやると諭しますが、「あれがいい」と頑なな汐。
そこでふと、朋也に父とお花畑で遊んでいた記憶が過ぎります、何故か見覚えがあると感じて、岬へと朋也が向かうと、一人の年配の女性がいます、旅の執着地点にいた人は岡崎史乃、「あなたの父、岡崎直幸の母です」そう告げられ、朋也は言葉を失くします。
「あの子にとってそれは立ち直れないほど、悲しい出来事でした」祖母の口から語られる、朋也の両親。二人は愛し合い、朋也を授かったこと、朋也のである敦子を亡くした時の絶望感、朋也には痛い程判ることでしょう。

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「でもね、まだ絶望するわけにはいかなかったのですよ。朋也さん、まだ幼いあなたが残されていたからです」と面と向かって言われ、「えっ…」と動揺する朋也ですが、父親である直幸は朋也だけは育てると、この場所から二人で歩き出したそうです。
「今のあなたも直幸と似た境遇だそうですね。辛いことです…でもだからこそ私は、この話をお聞かせしたかった。直幸がどんな父親だったか知ってほしくて…」懐かしそうな目で語る祖母に、朋也は呟きます。
「おかし、をよく買ってもらいました…手を繋いで、散歩に行って…なんで忘れていたんだろう」子供だった朋也には仕方はないけれど、祖母の「直幸は駄目な父親だったと思いますか?」と言う台詞に対し、朋也の答えは……。

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「いいえ、俺の方がよっほど駄目な人間です…!俺、あの日の親父と同じ場所に立っているんです。なのに今の俺は弱くて…情けないです」曲の盛り上げもあり、長い年月、父親を理解出来なかった朋也は、父を知ります。
祖母の「人間としては駄目なところはあったけど、父親としては立派だった」そう誇る言葉に、「俺も、俺も…そう、思います」と告げる朋也、CLANNAD序盤から見ていて、こんな日が来るとは、と涙が止まりませんでした。
「あの子は頑張りすぎました。そろそろ休んでもいい頃でしょう、直幸に伝えて下さい。もう、帰って来るようにと…」この言葉に、会釈で答える朋也は、父親を憎み、反発していた学生時代とは違っています。

岡崎汐と父親の朋也!

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汐の元へ戻れば、すっかり夕暮れです、汐はロボットを見つけることができず、悲しんでいました。朋也は「汐、あのロボットな、見つからないかもしれない、仕方ないんだ。だから、また新しいの買おう。なっ」と告げます、まるで渚に接するように。
汐は、言い辛そうに俯き「あれはひとつだけだから」と、不思議そうな朋也に、一生懸命伝えます「選んでくれて、買ってもらったものだから…初めて、パパが…」そこで朋也は、汐の言葉をきちんと理解します。
売店でたくさん売っているロボットのおもちゃ。汐にとっては初めてのパパからの贈り物です。朋也はやっと、汐に向き合い、不器用に、正直に「汐、俺、傍にいていいかな…?」と告げます。

汐にとっては、ただ一人しか存在しないパパなのですから、5年間寂しかった分、ぶっきらぼうでな朋也であっても、旅行が出来て楽しかったと頷き、傍に「いてほしい」素直に答えます。声優さん二人の演技、二人の複雑な表情BGMである「願いが叶う場所Ⅱ」の演出は大きな見せ場です。
ロボットをなくして悲しいと言う気持ちの後のの台詞、「パパ……ね、あのね。もうね…がまんしなくて、いい?早苗さんが言ってた、泣いていいのは、パパの胸の中だって…」そう言った汐を朋也は抱きしめます。
早苗さんの教育の、優しさと厳しさも素晴らしいものだと想いました。この日が必ず来ると、朋也を信じていてくれたのでしょう。「ごめん」とこれまでの事を謝りながら、それでも汐を抱き、二人で泣くシーン感動で胸が詰まります。

岐路に着く二人を、夕焼けが包み、車内で朋也が娘の汐にふと「ママの話、聞きたいか?」と告げると、汐はすぐさま「うん!」と答えます。旅行の行きでは出来なかったことですね。
こっちに来いと汐を横に座らせ、朋也は、渚について声を弾ませて語ります「目ェ瞑って、あんぱん!だって」渚の癖、渚の性格、しかし語るあいだ、描かれる世界に渚はいません。「それで――」と、話を続けようとする朋也の声が震えます。
気付くと大粒の涙が浮かび、てのひらに落ちています。「なぎさ」一回呼ぶごとに、過ごした日々が脳裏に過ぎり、汐が産まれた日をはっきりと思い出す朋也「渚の死」で泣く父の横で、汐もぼろぼろと涙を流します。

「何だ、お前まで」そう言って泣いている汐を愛おしそうに撫でながら、朋也は涙を拭い「悪かったな、ちょっと、ママのことを思い出していたんだ」と告げます。「思い出」として、を見る。現実にいる汐の為に。このシーンは思い出すだけで涙が出ます。
『渚、見つけたよ。やっと見つけたんだ、俺にしか守れないもの……俺にしか守れない、かけがえのないもの――それは、ここにあった』汐のちいさな手のひらを握りながら、渚について語る声。
汐が父親の話で満面の笑みを見せ、「つづく」と次回に渡るシーンで、渚が笑顔で二人を見守ると言う終わり方。18話の演出入りから終わりまで、感涙が止まらないものとなっています。

【CLANNAD -AFTER STORY-】 評価は賛否両論!?

評価がされにくい点は渚と汐の死亡にあり

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感動アニメ!と私自身薦める作品ですが、CLANNAD -AFTER STORY-の評価は実に二つに分かれます。「とても酷い作品」と言う意見としては、メインヒロインである渚が死んでしまうことと、上記の感動エピソードを踏まえても汐が死んでしまうことです。
幻想世界とリンクしているからこそ、起きる現象で「生と死」を描いているからこそ、「奇跡」も存在します。これは、CLANNAD独自の世界観と言っても良いもので、本来人は死んでしまうと蘇りませんし、人生にリセットボタンはありませんね。
そう言った観点で、「死」を軽んじているという意見や、各キャラエピソードの全てが、過度な演出で泣かせにきていると言う意見もあります。余談ですが、街の意識(幻想世界)については、最終回で原作のゲームよりも判りやすく描かれています。

それを越える圧倒的な感涙アニメと言う声

意見の多い少ないで判断は出来ませんが、私自身がCLANNADを-AFTER STORY-まで通しで見て、「こんな泣かせに来ていると見え見えな……」と思いながらも、気付くと感涙しています。
何度見ても、泣かずにはいられない、特筆した18話以外にも、汐の誕生シーン(=渚の死亡)では、朋也の絶望に、悲しみの涙が出ます。逆に、感動の涙も流れます、それは何故なのかと考えてみました。
アニメのCLANNADで大仰に描かれていることは、どこかしらで、自分が経験した何か。に繋がっているからで、大切なものを失くす喪失感や、絶望を乗り越えた時の喜び、そこに共感して、自分の人生と繋がるから、CLANNADは人生と言ってしまう所以のひとつかなと想いました。

子が親になっていく姿はまさに人生!(まとめ)

第一期では、子供として学園生活を楽しむCLANNADメンバーたち。その代表かつ主人公の朋也と渚は、「子供」から、「親」になります。作中で春原はそれをストレートに二人に尋ねました。
「父親になるって、どんな気分だ?」この時の春原の真面目な問いかけ、ある日を境にして、子供が大人になるような不安感を的確に言い表している気がします。しかし当事者にしてみれば、自覚はないもので、朋也は素直に「判らない」と答え、春原は安心したと答えます。
第21話「世界の終わり」で、一度汐は息を引き取りますが、最終回「小さな手のひら」では、幸せを願う気持ちに応えるように、街に生きる人の、幸せを願う光によって、現実世界でのエンディングが変わります。それはとても平凡で、当たり前で、だけど素敵な世界ですので、ぜひご覧下さい!
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