アニメ「将国のアルタイル」の魅力や今後の展開を徹底紹介!【ネタバレ注意!】

ついにアニメが始まった将国のアルタイル!気になるアニメ版の声優やストーリーを徹底考察!原作の内容に触れるためネタバレ注意でお送りさせていただきます!

ついにアニメ放送開始「将国のアルタイル」とは?



将国のアルタイルとは、月刊少年シリウス2007年9月号から漫画家カトウコトノによって連載が開始されたファンタジー作品です。世界観は中世のアジアからヨーロッパをモデルとし、主人公のマフムートを中心にルミニエラ大陸で起こる戦争を舞台に描かれています。

カトウコトノは1917年のロシア革命を描いたアナスタシアの親衛隊長第5回少年シリウス新人作品賞に入賞し漫画家デビューを果たし、第41回講談社漫画賞を本作将国のアルタイルが少年部門にて受賞しました。

少年漫画には珍しいまるで絵画のような美しい絵と、練り上げられた戦略アクションが話題となり、ついに2017年7月より2クールに渡ったアニメ放送が開始されました。

気になるキャストとキャラクターを一挙紹介



第一話から第四話は、主人公であるマフムートの生い立ちトルキエ将国の仕組みを紹介する趣旨の物語の序章が放送されました。トルキエ将国を治める大将軍(ビュラクパシャ)を頂に13人の将軍(ヴェズィール)42人の将軍(パシャ)の統治でトルキエ将国は成り立っています。

それぞれの将軍は二つ名を持っており、マフムートが着任した際には犬鷲(いぬわし)の将軍という二つ名を冠しました。今回はアニメ将国のアルタイルに登場するキャラクターのキャスト声優を紹介します。

犬鷲のマフムート将軍

犬鷲のマフムート将軍はトルキエ将国最年少の17歳で将軍に昇進した本作の主人公です。

5歳という幼い時に出身の村、トゥグリルを焼かれた際、将国の将軍であるカリル(大都市の将軍)に拾われます。以降二度と戦争を起こさせないという信念をもとに将軍の座に就きますが、新兵学校からの友人が納める町、ヒサールの反乱を収めた際に将軍としての資質を問われ将軍職を解任されてしまいました。

頭がよく生真面目な性格をしていますが、感情に振り回されて時々周囲を見渡さずに行動してしまう事があるなど、まだまだ私情に負けてしまう少年の部分を多く持っています。アニメ版4話までの話では再び将軍職に就くために世界を見、自身の見聞を広げる旅に出るところで物語りは第2幕へと移ります。

アニメ版のマフムートの声を勤めるのは、アメリカ出身の声優村瀬歩です。2012年ペルソナ4アニメーションで声優を果たした村瀬の代表作には、ハイキューの日向翔陽、D,Gray-man HALLOWのアレン・ウォーカー等があり今まさに人気を駆け上がっている旬の声優といっていいポジションに位置しています。

そんな村瀬は将国のアルタイルの魅力の1つとして、自身が演じるマフムートの成長をあげています。マフムートの魅力は17歳にして将軍にまでなった冷静さを纏う大人の面と、まだ17歳で情を捨てきれない少年の面のどちらもを併せ持っている所だと答えています。

そんなマフムートが勝利ではなく負けることを経験し、苦労し、彼の目指す将軍という座に返り咲いた後に大人になる過程の全てが見ごたえのある作品だと村瀬は語っています。

毒薬のザガノス将軍

ザガノス毒薬の将軍という二つ名を持つトルキエ将国の13人の将軍の一人です。マフムートが就任する前は18歳で将軍職に就任したザガノスが最年少の将軍で、26歳という若さで13人の将軍の地位にいる人物です。

第2話からのヒサールの反乱では対バルトライン帝国のために利用し、町の住民を見殺しにしようとするなど冷酷な一面も見受けられます。冷酷ながら、とても頭が切れる将軍で大将軍からも厚い信頼を受けています。

そんなザガノスの声を勤めるのはタブー・タトゥーの赤塚正義、orangeの須和弘人を務めた声優の古川慎で、担当する役に入り込んで役作りをするという古川は自身の性格に触れながらザガノスの心情や役割への理解の為に原作者のカトウへ質問を重ねたエピソードがあるなど、ザガノス役を真摯な熱意を持って演じています

大都市のカリル将軍

大都市の将軍カリルは、マフムートが戦火で焼け出された際に彼を助け、以降マフムートの親代わりとして彼を見守っています。戦争に対しては穏健派で、12年前に起こったバルトラインとの戦争でも止めることができなかった自身を深く攻め続けています。

マフムートに対し見守り助言をするやさしい一面を持ちながらも、その一方で彼の幼さから来る暴走を見咎め危惧する面や、治世を行っている立場から厳しく突き放すなど厳しい一面も持ち合わせています。

そんなカリルを演じるのは名探偵コナンの阿笠博士でお馴染み、2017年に75歳になりつつもまだまだ現役を勤めているベテラン声優の緒方賢一です。

キュロス・イオス・アポロドロス

キュロス・イオス・アポロドロスは、アニメ版第5話(漫画版第3巻)から登場します。キュロスはボイニキアの市長の息子でザガノスの作る情報網の耳役(クラック)を勤めています。

市長を務める父親に対しての反発からボイニキアの町で不良のリーダーをやっていたところ、スレイマンに出会いザガノスの耳役をすることを決意。以降ボイニキアで耳役の業務を行っていたときにマフムートに出会います。

キュロスの声優を務めるのはアルスラーン戦記でギーヴ役を務めたKENNでインタビューではキュロスの持つ役所にも触れつつ作品を盛り上げることができればと意気込みを語っています。

アビリガ

アビリガ水上都市ヴェネディックに属するブレガ商会所属の私兵隊長です。サロスという貧しい国の出身で貧しさがゆえに13歳のときに実の両親に奴隷商に売られました。そこから命からがら逃げ出しブレガに出会いますが、アビリガは咄嗟にブレガを切りつけてしまいます。

そこへ追ってきた奴隷商達がアビリガを返すようにブレガに交渉しますが、ブレガは極限の状態でも自分に切りつけたアビリガの腕を見込み、148ドゥカートでアビリガを買い取ることを宣言。以降アビリガはブレガ夫妻を親のようにしたって育ちました。

アビリガの声を勤めるのはばらかもんの川藤鷹生、GANGSTAのウォリック・アルカンジェロを演じた諏訪部順一で、諏訪部は任せて頂いた役割をしっかりと務められるよう心を込めて頑張りたいと思いますと意気込みを語っています。

アニメはどこまで?「将国のアルタイル」の原作をネタバレ考察!

出典:https://www.amazon.co.jp

アニメ将国のアルタイルは通常のアニメ化作品には珍しく2クール(約半年)連続での放送となります。そこできになるのは連載途中の作品を一体どこまでアニメ化するのか、ですよね?

今回は原作のおさらいをしながら、どこまでアニメ化をするのかを考察していこうかと思います。

【ネタバレ注意】マフムートの旅編

アルトゥルンからボイニキア、ヴェネディックへ

原作1から4巻では、ヒサールの内乱の後にトルキエの首都アルトゥンから旅立ったマフムートの旅編が収録されています。

マフムートの故郷イェニ・トゥグリル村でスレイマンに会ったマフムートはその後央海12都市国家のうちの1つ、ボイニキアに向かいます。かつての大帝国ボイニキアの特色を多く残したこの都は大燈台と大城壁によって守られていました。ボイニキアを出発後キュロスと共に漂流していた所を助けられ二人はヴェネディック共和国へ。そこで元奴隷のアビリガと出会い仲間になりました。

原作の1-4巻に収録されているマフムートの旅編ではマフムートが味わった挫折や、そこから自身が見聞を広げる為に旅立った先々で出会った人々のことが描かれています。アニメ版ではシャラが登場するオアシスの町のエピソードは描かれませんでした。

【ネタバレ注意】トルキエ内乱編

トルキエ将国を取り巻く衛星国家

原作5-7巻ではトルキエ内乱編が始まります。トルキエ内乱編ではバルトラインとの戦争を控えトルキエ将国を中心とする大トルキエ体制へと移行しようと試みます。

大トルキエ体制とは、およそ80年前にバルトライン帝国の内乱が終結し戦火が向けられることを脅威に感じた周辺にあった20部族の内、16の部族が集まってトルキエ将国を設立しました。残った4部族はそれぞれの族長を君主に四将国を築き上げ、トルキエ、ムズラク、ブチャク、クルチュ、バルタの5つの将国を合わせて大トルキエといい、大トルキエ体制とは5将国一丸となって戦う体制です。

しかし、かねてから属国として扱ってきたトルキエ将国への不満が高まっていた四将国は、大トルキエ体制に反対しトルキエ将国からの独立を図っていました。

【ネタバレ注意】ルメリアナ大戦の勃発

各国の参戦と戦略と陰謀の渦巻く戦乱の世へ

トルキエ内乱の終結後、無事に将軍へと復帰を果たしたマフムートを待っていたのは、対バルトライン政策の要である外事局長という席でした。

ルメリアナ大陸には大トルキエ体制に移行したトルキエ将国と四将国をはじめ、ポイニキアやヴェネディックなどを含む央海に面する央海12都市国家や西、南、中央、東にそれぞれ大小の国家が点在し、そして北西には軍事大国のバルトライン帝国が位置しています。

今回の戦争の発端となったバルトライン帝国の内情は、大陸の北西という寒さの厳しい土地の為貧困が蔓延しています。バルト地方ライン地方の二つの地方で成り立っていますが、その内情はライン地方はバルト地方に一方的に搾取されるというもので、教育をはじめとする格差問題が背景にあり、格差と貧困という二つの問題を抱えています。

バルトライン帝国の筆頭大臣、ビルヒリオ・ルイは外交と軍事政策を指揮しています。ルイ大臣は帝国に蔓延している貧困する帝国という怪物を維持するには戦争を続けるしかないという考えを持っており、反対派を押し切り戦争政策を進めています。ルメリアナ大陸全土を帝国の支配下に置くという目的があり、様々な策略の糸を大陸全土に張り巡らせています。

外事局長に任命されたマフムートは対バルトライン帝国のための三国同盟を結ぶことに成功しますが、バルトライン帝国は時刻に隣接するスコグリオ公国へ進軍しルメリアナ大戦が勃発しました。

2017年8月現在、刊行されている19巻までから考察するとアニメ化が行われるのはルメリアナ大戦が終結し、バルトライン帝国の陥落までではないかと予想しています。

見逃せない!極東の小国が舞台の「将国のアルタイル嵬伝 嶌国のスバル」

嶌国のスバルは、本作将国のアルタイルのスピンオフ作品として2016年3月号から月刊少年シリウスにて連載を開始しました。カトウコトノが監修し、小林裕和が原作を立て、カトウチカが作画を担当するという3人で製作している作品で、将国の世界観をそのままに、ルメリアナ大陸の極東に位置した滅亡した日薙嶌国(くさなぎとうこく)を舞台に描かれています。

物語の始まる10年前、大秦国(ちにりこく)に侵略され滅びた日薙嶌国の民は、薙奴(ヂーヌー)と呼ばれ奴隷として扱われていました。滅亡から10年、豊かだった国土は荒廃し占領された 日薙人は疲れ果て希望を失いつつありました。

主人公の速布叉(はやぶさ)は、日薙皇家の親衛隊長を勤めていましたが長い奴隷生活の中で希望を失いかけていた時、亡国の皇子を名乗る楠昴と出会います。

まだ間に合う!面白すぎる原作「将国のアルタイル」を読もう!

ここまで読んでいただきありがとうございます。今回は将国のアルタイルのアニメ化に伴い、原作のおさらいとアニメ化範囲の考察として書かせていただきました。

将国のアルタイルは独特の絵柄の為、実は存在は知っていましたが最初は手をつけなかった作品でした。しかし、知人から強く勧められ読んでみるとその内容は大変面白く、ハマってしまった作品です。世界観が完成されており、それを基盤に繰り広げられる策略と戦略国の存亡をかけた駆け引きなど大変見ごたえのある作品に仕上がっています。

将国のアルタイルは戦争戦略が好きな方中世の戦闘アクションが好きな方作り上げられた世界観の上で展開される計算された物語が好きな方におすすめです。

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