【約束のネバーランド】話題の注目作を徹底紹介!登場人物や伏線をまとめ

週刊少年ジャンプで連載中の「約束のネバーランド」。可愛らしい絵柄と衝撃的な内容から現在注目を集めているこの作品を徹底紹介!

約束のネバーランド:衝撃的なあらすじとは?

天才揃いのハウスの秘密とは?

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1歳から11歳までの、親の居ない子どもたちが集まった「ハウス」。優しいママがいて、たくさんの家族に囲まれた、何一つ不自由のない生活を送る子どもたち。そんな彼らの日課は毎日のIQテストだ。このテストで300点満点をとる逸材の3人が物語の中心となる。

それが、エマ、ノーマン、レイという3人だ。ある日、里親が見つかり巣立っていくコニーの忘れ物を届けようと、エマとノーマンは近づいてはいけないと言われていたハウスの門へと向かう。

しかしそこでふたりが目にしたものは、コニーの死体と、それを「高級品」だと言って詰める異形の鬼、そして愛していたはずの子どもの死体を前に平然と鬼と会話するママの姿だった!ハウスは、鬼たちの食料を育てる「農園」だったのだ!

世界に蔓延る鬼たち!頭脳戦による脱出劇がスタート!

ハウスが農園だということに気づいたエマとノーマンは、脳の発達具合が出荷の決め手となっていること、出荷の間隔などを推察していく。レイにも事情を話し、ハウスの子供たち全員での脱出を計画する。

自分たちと互角かそれ以上の頭脳を持つ、ママやシスターとの腹の探り合いや、ママの内通者の存在など、天才的頭脳を持つ子どもたちの頭脳戦を軸にした脱獄を描いた物語である。ストーリーの面白さはもちろんのこと、登場人物の作り込みやその絵柄の繊細さなどにも注目だ!

約ネバの魅力①:天才揃いの登場人物

家族を何よりも大事にする少女・エマ

本作の主人公であるエマは、運動神経抜群であり、驚異的な学習能力を持つ天才児だ。ハウスの最年長として年少者の面倒見もよく、家族みんなを本当に愛している。ハウスの正体を知ったときには、自分が殺されることではなく、家族がこれ以上殺されることに怯えて涙を流すほどだ。

本当に大好きだったママが鬼の配下だったと知り大きなショックを受けるも、これ以上弟妹を犠牲にしないためにいつもどおりに振舞ったり、ノーマンの出荷後もママに脱獄の意志を悟られないよう振舞ったりと、演技力も高い

また、エマは向上心も高いのだ。戦略を立てて脱獄の計画を進めるノーマンやレイを見て、自分も2人に追いつきたいと思うシーンも何度か見られる。その結果か、ノーマンの指示通りとはいえ、レイが焼身自殺を図ったときには彼の裏をかき、自殺を止めた。

家族を何よりも愛するエマは、いくら実現不可能だと言われようとも、ハウス全員での脱出を一切妥協しない。レイがママの懐に潜り込んでたったひとりで戦ってきたことを慮りながらも、自分やノーマンを他の家族よりも優先する「線引き」に対し怒りをも見せた

家族をいっさい見捨てることができないというエマの美点。しかしそれはときとして弱みになることもあるだろう。一種狂気的なまでのエマの家族愛が、これから先の脱出劇で彼女自身にどのような苦難をもたらすのか注目したい。

ダントツの頭脳を持つ少年・ノーマン

そんなエマを支えるのが、ハウス一の頭脳を持つノーマンだ。エマと同じテストフルスコアといえど、その頭の良さは一線を画すほどのもの。ハウスの正体を知ったエマが泣くのを見て、「みんなで一緒にここから逃げよう」と柔らかな笑顔で慰める優しさと温厚さを持つ少年だ。

ママやシスターとの頭脳戦、心理戦においては彼が肝となっている。ハウスの全員を家族として愛しているが、中でもエマには「好きだから笑っていてほしい」という、特別な感情を垣間見せている。

エマの「家族を絶対に見捨てない」という美点にノーマンは憧れのような感情を持っている。幼少期からエマの家族への愛情を見てきて、自身もそれを受け取っているノーマンとしては、エマのそういった感情を大事にしたいのだろう。幼い恋愛感情ということも無きにしもあらずだが・・・?

しかし意外に強かな面も持ち合わせているのも彼の魅力のひとつだ。特にレイにはその面を見せることが多く、レイの心理を的確に突いて我を通すことも。11歳とは思えないほどの冷徹な笑みは、エマには絶対に見せないものだろう。そういったところも実に強かである。

また、ママに完全に裏をかかれたときに、「気づけたはずだ」「ママを超えなければ」と使命感に駆られるなど、自身の頭脳が脱獄の肝となっていることを自覚しているし、責任感もあるのだろう。

ノーマンは、出荷される直前まで脱獄の計画を練り、さらにはレイの焼身自殺の意図も見抜き、計画とレイの自殺の阻止をエマと他の弟妹に託していった。11歳の少年が自身の死に怯えながらも見事に最期まで尽力したのだ。さすがノーマンというべきだろう。

冷静で判断力を持つ知恵者・レイ

脱獄の鍵を握ったのが、ノーマンと唯一渡り合えるレイだ。皆が外で遊んでいるときもひとり木の下で読書に勤しむ彼は、しかし決して一匹狼というわけではない。年少の弟妹にアドバイスをしたり、怖がっている弟妹を抱き上げて元気づけたりと、彼も最年長、兄として家族を愛しているのだ。

冷静に状況を分析するレイは、エマの目標である全員での脱出は無理だと容赦なく告げる。それは、エマとノーマンだけは何としてでもハウスから脱出させたいというレイの積年の想いからくる忠告だった。レイはエマとは異なり、家族を愛しながらも「切り捨て」ができる少年だったのだ。

レイがエマとノーマンになぜそこまでの執着を持つのかは分からない。一番仲が良いからなのか、それとも別の理由があるのか。本編で何かしらのエピソードが明かされることに期待したい。

読書家で物知りなレイだが、実は勉強も読書も然程好きではなかった。それでもレイは自身の価値を高め、即出荷を免れつつ、エマとノーマンを何としてでもハウスから脱出さえるという想いを胸に6年間も過ごしてきたのだ。

そんなレイは、自身の最期を「食料」としてではなく「人間」として終えるための計画を練っていた。それが、焼身自殺だ。ハウスとともにレイ自身にも火をつければ、「最高級品」であるレイをママが放っておくはずがない。ママが消火に必死の隙に、エマやノーマンを脱出する。それが2人にも明かさない彼の本当の計画だった。

いつもクールなレイが激情を吐露するシーンは胸にくるものがある。レイが「人間」として自殺しようと決意したのには、自身を鬼の食料として育ててきた「ママ」への復讐だったのだ。

みんなを包み込むママ・イザベラ、しかしその正体は・・・

ハウスの子どもたちの唯一の母親であるママ・イザベラ。テストで良い点を取れば惜しげなく褒めてくれるし、子どもたちの誕生日にはそれぞれにプレゼントも作ってくれる。物心ついたときから優しい笑顔で包み込み育ててくれたママを、ハウスの誰もが慕っている。

しかしその正体は、子どもたちに笑顔を向けておきながら平然と子どもを「出荷」する、冷徹な農園の飼育監だったのだ。テストフルスコアのエマやノーマン、レイが手こずるだけあって、その頭脳はすこぶる優秀であり、心理戦にも長けている。

そんな彼女は、しかし子どものことを愛していないわけではないのだという。愛しているからこそ、子どもたちには何不自由なく生活し、何も知らないままその生涯を終える幸せな人生を送ってほしいと願っている。そうはいっても、冷徹な裏の顔を知ったあとにママの優しい笑顔を見ると、そのギャップには思わずゾッとしてしまう。

約ネバの魅力②:各所で感じられる家族の愛情

約束のネバーランドの魅力のひとつは、ハウス全体に見られる大きな家族愛だ。ハウスの誰もが誰ものことを愛している。ハウスが孤児院であるということ、里親など見つかるはずもないということなど、偽りの部分はあれど、彼らが家族ということに変わりはない。

ハウスの子どもたちが最年長でも11歳ということも重要だ。いくら頭が良く、一般的な子どもたちより情緒面も育っているとはいえ、正真正銘まだまだ子どもである彼らは、とても素直に家族への愛情を見せるのだ。

小さなコマでもフィルがエマにべったりだったり、レイがトーマの頭を撫でていたり、ノーマンとクリスティがじゃれていたりと、日常的に触れ合うほど仲の良いことが分かる。注目してみると、年長者に甘える年少者も、年少者をあやす年長者も微笑ましいぞ!

約ネバの魅力③:繊細な描き込み

「約束のネバーランド」はそのストーリーも素晴らしいが、作画も素晴らしい。ハウスの38人の子どもたちがひとりひとりキャラづけされているし、図書室や部屋の繊細な描き込みには感嘆するレベルだ。

台詞だけでなく絵にも伏線があったり、新年最初の号に掲載された話には密かに「HAPPY NEW YEAR」というメッセージがあったりと遊び心も満載で、隅々まで楽しめる漫画となっているのだ。

約ネバの魅力④:気になる伏線の嵐

約ネバにはまだまだ回収されていない伏線が多々ある。本の蔵書票、ミネルヴァの存在、ノーマンの生死、シスターの残したペン、鬼の言語でしか発音できないと思しき存在・・・。

ハウスの子どもたちが世界の何も知らないのと同様に、私たち読者も約ネバの世界の実情を何一つ知らないのだ。エマやレイと同じように、我々は約ネバの世界を推理し考察することができる。私たちの知らない約ネバの「世界」の情報が徐々に明らかになっていくのが楽しみである。

ブレイク間違いなしの約束のネバーランドに今後も注目!

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シビアな世界観と最年長が12歳という幼いキャラクター、それに伴う可愛らしい絵柄とのギャップで注目を集めている約束のネバーランド。最新刊ではとうとうエマたちが脱獄に成功し、次なる敵は「ママ」ではなく鬼が支配する「世界」ということになる。

ノーマンはいったいどうなったのか?ハウスに残ったフィルはいったい?人間の社会は本当に存在するのか?ミネルヴァの正体とは?まだまだ気になる展開にますます目が離せない!今後大ブレイク間違いなしの約ネバに乗り遅れるな!

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