【神様はじめました】アニメ版&漫画版の魅力を紹介!アニメ3期の可能性も考察!

『神様はじめました』は鈴木ジュリエッタ原作の、妖系ラブコメディー少女漫画です。人と妖の禁断の恋を明るく丁寧に描いていて、思わずキュンキュンしちゃいますね。笑いあり涙ありの不朽の名作『神様はじめました』について、概要を紹介しながら掘り下げていこうと思います!

『神様はじめました』のあらすじ

神社が舞台のラブコメディ

『神様はじめました』は鈴木ジュリエッタ原作の、妖系ラブコメディー少女漫画!本作の主人公は、桃園奈々生(ももぞのななみ)巴衛(ともえ)です。ある日、奈々生はギャンブル好きの父親のせいで家を追われてしまい、行くアテも無く、一人悲しく路頭に迷っていました。
公園のベンチに腰掛け悩んでいる時、犬に襲われている男性に出会います。その名はミカゲです。ミカゲはミカゲ神社の土地神で、窮地を救ってくれたお礼にと、自身の神社と土地神の資格を奈々生に譲り、住処を与えます。
そしてミカゲ社を訪れたところ、神社の番をしていた狐の妖怪である巴衛に初めて出会うのです。始めは反発し合う奈々生と巴衛ですが、住居を共にしてお互いを知ってゆく中で、徐々に信頼を深めてゆきます。

『神様はじめました』の登場人物

桃園奈々生(ももぞのななみ)について

奈々生は『神様はじめました』の主人公で、明るく元気な女の子です。17歳の高校二年生で、宇治上(うじがみ)高校に通っています。ミカゲのキスを額に受け、土地神になってからは、社を清掃したり庭のお清めをしたりと神様の仕事に励みます。
傍らには常に神使の巴衛や、社の精である『鬼切(おにきり)』『虎徹(こてつ)』がいて、賑やかな日々を過ごします。土地神になったことで、参詣者が祈願する心の声を読み取れたり、『白札』を使って通力を操れるようになりました。
いつでも真っ先に自分を助けてくれる巴衛のことを深く愛していて、その為に時には人と妖という種族の違いに悩んでもいましたね。年頃の奈々生が巴衛と触れ合い自分の恋愛観を成長させる様子は、とても立派で逞しいです。

巴衛(ともえ)について

巴衛は、野狐(やこ)出身のミカゲ社の第一神使です。神使とは、土地神の為に炊事や掃除などの雑用や身辺警護をこなす、お世話係のことです。巴衛は参詣者の願いをまとめた『祈願帳』も休まず記していて、仕事熱心な神使だとわかりますね。
神使の契約は、土地神と口付けをすることで結ばれます。『神様はじめました』では、奈々生が雷神に土地神の印を奪われたり、巴衛が真性の妖怪に戻ってしまったりしたせいで再契約を結ぶ場面がありますが、ここでのキスシーンは見どころの一つですね。
大昔は、妖怪の世界で銀色の長髪をなびかせて狐火を操り、巨大な力を奮っていた巴衛ですが、かつて慕っていた雪路という女性や奈々生と関わることで優しさを手に入れました。奈々生が強くて優しい巴衛に惹かれるのも無理ないですね。

『神様はじめました』がアニメ化!

1期について考察

1期の『神様はじめました』では、魅力的なキャラクターが数多く初登場します。烏天狗の妖である鞍馬(くらま)や、夜ノ森社の神使である瑞希(みずき)、そして友神である沼皇女(ぬまのひめみこ)など、両手の指だけでは数え切れません。
鞍馬は地獄の堕天使として活動するスーパーアイドルで、なんと人間社会に深く溶け込んでいます。奈々生と同じく宇治上高校の生徒で、学校では歩く度に女子生徒の目をハートにしていて、天狗っぽくなくて何だか面白いです。
1期では特に7話が重要だと思います。奈々生が、巴衛に恋をしていると自覚するのが7話。水族館にデートに誘ったりしても、なかなか振り向いてくれない巴衛ですが、少しずつ心の距離を縮める様子が1期では楽しめます。

2期について考察

2期の『神様はじめました◎』では、新たに奈々生の式神である護(まもる)が登場します。護は、風神の乙比古(おとひこ)から渡された卵から孵ったお猿さんで、見た目がとっても可愛らしいです。
奈々生は人神として『神議り(かむはかり)』に参加しますね。神議りとは出雲大社で行われる神々の話し合いで、奈々生はミカゲ社を代表して出雲に赴くわけです。名だたる神々の元で、人神として胸を張って発言する奈々生に、成長を感じられます。
神議りの宴では、奈々生は久しぶりにミカゲと再会を果たしますね。その時にミカゲは、自身が社を留守にし巴衛と距離をとる理由は、巴衛に人と触れ合って、もっと人間に対して心を開いて欲しいからだと語りますが……この下りは感動しちゃいます。

OVAで描く過去編

OVAの『神様はじめました』過去編では、奈々生が巴衛に罹った呪いを解く為に、過去へと飛び立ちます。この時代には巴衛が愛した雪路もいて、奈々生は歴史への干渉を極力避けつつ奮闘します。
挫折もありながらそれでも健闘が実り、無事に呪いの元凶である神堕ちという存在にも出会えて、巴衛を回復させることが出来るんですね。そして、巴衛が雪路に惚れる原因をつくっていたのは、タイムスリップした奈々生であることも明らかとなります。
OVAでは、何よりも一途に巴衛を想う奈々生の姿が観られて最高ですね。巴衛を好きになって間もない頃には、振り向いてくれないことに落ち込むこともありましたが、最後は見事に運命の糸が繋がって大団円でした。

主題歌は歌詞が素敵

1期である『神様はじめました』と2期である『神様はじめました◎』のOP曲とED曲、そしてOVAのED曲は、歌手のハナエさんが歌っています。艶やかで色気のある歌声は、妖艶な『神様はじめました』のイメージとぴったり合っていますね。
第1期のOP曲、『神様はじめました』は歌詞も素敵です。“絡めた肌に脈打つ恋のシルエット”や“スカートひるがえして”など、乙女チックな言葉が並んでいて聴いていると思わずドキドキしてしまいます。思春期の尊さを感じさせますね。
第2期のED曲、『おとといおいで』も素晴らしいですね。聴いていると何だか切なくなってくるメロディーで、優しい歌声には包まれるような気持ちになります。漫画『神様はじめました』の内容とリンクすると、一層感慨深いです。

3期はあるのか?

『神様はじめました』はOVAで綺麗に話がまとめられたので、3期は無いのではと思います。OVAではかなり明瞭に両思いで幸せな様子が描かれたので、さらに関係性を進展させて続きを作るのは難しいのでは無いでしょうか。
そして、原作は全25巻で既に完結しており、『神様はじめました』は区切りが付いた状態にあると言えるでしょう。鈴木ジュリエッタさんは、2016年から『花とゆめ』で新連載も始めていますし、そんな中で過去作にスポットをあてることも無いと思います。
強いて言うなら、OVAが3期の役割も担っているというところでしょうか。ただ、アニメで紹介されていない原作のエピソードはありますので、もしかするとあるかも知れないですね。ファンとしては是非あって欲しいです!

少女漫画『神様はじめました』は堂々完結!

感動の最終話でハッピーエンド

読者としては嬉しくもあり寂しくもありで、『神様はじめました』は完結を迎えましたね。奈々生と巴衛はめでたく結ばれ、盛大に結婚式が執り行われました。仲間たちが集う賑やかな様子をみていると、涙が込み上げてきますね。
時が流れ、奈々生も巴衛も立派な大人になっています。巴衛は会社で働く人間としての生活にも慣れていて、流石だなと思わされます。そして、奈々生は子供を授かり、巴衛と相変わらず仲睦まじく寄り添っています。
最後には、しばらく離れていたミカゲ社に帰ってくるという夢も果たし、最高のハッピーエンドで締め括られました。『神様はじめました』の物語を通して、縁を結ぶことの大切さを教わったような気がしますね。
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