『ドラゴンボール超』宇宙サバイバル編のOP主題歌を担当するのは演歌界の貴公子『氷川きよし』! この意外な組み合わせの背景と楽曲の魅力などに迫っていく!
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ドラゴンボール超OP主題歌は『氷川きよし』の『限界突破×サバイバー』!
https://youtu.be/S7QsHpLU1Sw
『ドラゴンボール超』宇宙サバイバル編のOP主題歌が演歌界の貴公子『氷川きよし』が起用されたことが話題になっている。
どちらも常に自身の業界の最前線を走っていることは誰もが知っているがあまりにもかけ離れた組み合わせのため、ドラゴンボールファンも氷川きよしファンも発表当時は合うのかどうか心配したほどだ。
だが、いざ、その楽曲が公開されればどちらのファンの不安も軽く吹き飛ばす圧倒的クオリティで絶賛の声が上がる! 演歌なのにロック、ロックなのに演歌という、斬新すぎる楽曲でいてとにかくカッコイイ! 僅かにかかる演歌のこぶしが心地良い!
フルバージョンはまだなのか… pic.twitter.com/fQtQqwkDaE
— フリーター家に海猿 (@sugasuga3150) 2017年8月17日
そして氷川きよしはやはり上手かった! いつもと違うノリの楽曲だからこそ改めてわかる安定した音程と、聞き取りやすい声。歌詞も聴き取れるからアニメを見ている小さな子供達にも優しい! 実はアニソン初挑戦だという氷川きよしだが、これを聴いたら他の作品も歌って欲しいと思ってしまうほどだ!
このOP主題歌の『限界突破×サバイバー』の作詞家も凄い! なんと『ドラゴンボールZ』の『CHA-LA HEAD-CHA-LA』でお馴染みの森雪之丞が担当!
歌詞の中には往年のファンなら嬉しくなってしまうフレーズや、宇宙サバイバル編に関する単語も入っていて楽しい! さすがドラゴンボールソングの神! 朝から聴くとテンションがあがるナイスな楽曲なのだ!
演歌界の貴公子『氷川きよし』とは?
【News】#氷川きよし さんが明日8/5(土)19:30より放送のNHK「第49回 思い出のメロディー」に出演??2時間半にわたる夏の歌謡番組での司会っぷりにご期待ください?https://t.co/RiCNYC4E5L #NHK #思い出のメロディー pic.twitter.com/FNCN4nu1F9
— コロムビアレコード (@columbia_label) 2017年8月4日
氷川 きよしは1977年9月6日に福岡県福岡市で生まれた演歌歌手だ。レコード会社は日本コロムビア、芸能事務所は長良プロダクションに所属している。2000年『箱根八里の半次郎』でデビューして『日本レコード大賞』を初めとする音楽賞・最優秀新人賞を総なめ。
さらに翌年「大井追っかけ音次郎」で邦楽の総合ヒットチャートBEST10入りして以降、『氷川きよし』名義で発売したシングルは全てシングルヒットチャートBEST10入りを果たしていて、この記録を持つのは演歌歌手では氷川きよしのみ! まさにドラゴンボールの悟空並の圧倒的強さだ!
『氷川きよし』と『野沢雅子』の対談が実現していた!
氷川きよし&野沢雅子、ドラゴンボール対談でかめはめ波.pic.twitter.com/PJGQvW4SuJ
— ドラゴンボールいい (@doragonboll5) 2017年4月30日
なんと、主題歌が決定して間もなくに氷川きよしと野沢雅子(孫悟空の声優)は対談している。そこで野沢雅子は演歌好きで、氷川きよしがデビューしたときからのファンで、『悟空は浪花節の人』なので氷川きよしが主題歌を歌うのは合う、ともって言っていた。
そんな氷川きよしも子供の時からのドラゴンボールファンでまさに相思相愛! 自身が主題歌を担当すると決まった時は地元福岡の友人に自慢したとのこと。ドラゴンボール世代の氷川きよしからすればこれほどない喜びなのだろう。
また起用されたことに関して氷川きよしは『今まで生きてきた中で一番うれしい気持ちと言っても過言ではない』とも言っていた。 対談では氷川きよしと野沢雅子が共にかめはめ波を打つポーズを一緒にするといった和気藹々とした様子も撮影されていた!
ドラゴンボール超のOP主題歌になぜ「氷川きよし」が起用されたのか?
ドラゴンボール超のOP「限界突破×サバイバー」を歌っているのが氷川きよしさんだと知って驚いた方へ✴
ほら、彼はこんなにもドラゴンボールが好きなんですよ?? pic.twitter.com/P6O8AGZxrd— 紅華 (@kouge5) 2017年7月23日
まずは氷川きよしがドラゴンボールファンである点もあるだろう。地道な活動もしてきて演歌界のみならず日本の音楽界を代表する実力者とはいえ、それだけでは主題歌に抜擢されることはあまりない。
そこで事務所に注目する。すると『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』の主題歌で有名な『ささきいさお』が、氷川きよしと同じ『長良プロダクション』と『日本コロンビア』に所属しているのが判明する。
もしかすると接点で氷川きよしが初めてのアニメソングを歌うようになったと推測できるのだ。双方の思いがシンクロして実現した起用なのかもしれない。
2016:が今日で終わります。おせわになりました。
フアンであります演歌歌手の山内恵介が今夜の紅白に出ますのでご覧ください。来年もよろしくお願い申し上げます。山内恵介です。 pic.twitter.com/4pvmH9BKHF— sinmeikan (@sinmeikan) 2016年12月31日
また近年、氷川きよしと同じ水森英夫門下生でさらに同じ福岡出身の演歌歌手『山内惠介』の台頭もきっかけの一つとも言われている。ファン層が被るため、氷川きよしが先手を打って出た可能性は十分に考えられるからだ。
まだまだ演歌界のトップを行く氷川きよしだが、トップだからこそ、変わり続けていくのだろう。
『氷川きよし』の可能性
ドラゴンボール超の新opかっこいいなって思ってたら歌ってる人氷川きよしぃぃぃぃぃいいいい pic.twitter.com/xHqeBq45HM
— まっちゃん (@Yxo3J) 2017年2月5日
実は氷川きよし、『ドラゴンボール超』の主題歌に抜擢される前から『KIYOSHI』名義でポップスやロックも歌ったこともあり、幅広いアプローチが出来る。
今回の『限界突破×サバイバー』が「意外にも合う」のではなく、きっちりとした下地もあったのだ。ここに氷川きよしの可能性を感じたし、この曲を聴いた人の多くはきっと他のアニメの主題歌も歌って欲しいと思っただろう。
歌手にとって、人気アニメの曲を担当することは世界的に名が広まるチャンスとなる。現在、海外の多くの国では日本のアニメが放映されているからだ。しかも世界的超人気コンテンツ『ドラゴンボール』のOP主題歌だ。多くの可能性を秘めている。これを機に氷川きよしが次はどのような作品で歌うのか楽しみだ!