【ようこそ実力至上主義の教室へ】綾小路清隆は謎多き主人公?その正体と実力に迫る!

2017年7月より放送が開始された、アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ』。本作の主人公・綾小路清隆は謎多き男子高校生で、その実力の底は未知数です。今回は、そんな彼の隠された実力をネタバレ込みでご紹介していきます。

ようこそ実力至上主義の教室へのあらすじ

2017年の7月より放送が開始された、アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ』。原作は衣笠彰梧によるライトノベルで、「よう実」の略称で人気を博しています。また、原作は6巻まで発行されていて(2017年8月現在)、完結はしておらず物語は続いています。
本作の舞台は「東京都高度育成学校」で、この学校は希望する就職先や進学先へほぼ100%応える超名門校です。更に、この学校では各学年ごとに、Aクラス・Bクラス・Cクラス・Dクラスと分けられていて、優秀な人材ほど上のクラスに配置されます。
主人公の綾小路清隆らDクラスの生徒は「欠陥品」と呼ばれ、落ちこぼれの集団とも言われています。それでも、Dクラスの生徒たちは上のクラスを目指そうと、「実力至上主義」の戦いへ挑んでいきます。

影の薄いボッチ?綾小路清隆とは

1-Dのクラスの生徒で本作の主人公。声を演じているのは、俳優であり声優の千葉翔也。
影が薄くやる気もない上に、「死んだ魚」のような目をしているのが特徴。誕生日は10月20日のてんびん座で、身長は176cmです。自分の好きなところは特になく、自分の嫌いなところは教科書通りに動くこと。いつもいる場所は自分の部屋。
このように、大した取り柄もなくやる気のない綾小路清隆が、本作の舞台でもある超名門校・東京都高度育成学校に、なぜ入学できたのか、いや、なぜ入学したのかが不明でした。

綾小路清隆はやる気なしの普通の高校生?

自分自身を卑下していて、クラスの自己紹介でも「得意なことは特にありません。仲良くなれるように頑張ります」と、完璧なコミュ障っぷりを発揮した綾小路ですが、クラスメイトなど周囲の評価はどうなのでしょう。
入学して間もなくは、周りの人たちも彼を「根暗なボッチ野郎」とぐらいにしか思っていませんでした。ですが、物語が進むにつれ徐々に彼の実力の片鱗が見え始めます。特に、本作のヒロインでもある堀北鈴音や櫛田桔梗は関わりが多い分、彼をただの男子高校生とは思えなくなっていきます。また、櫛田は自身の闇の部分を綾小路に見られてしまい、彼を危険人物だと認識しています。
その他にも、Dクラスの平田洋介やCクラスの龍園翔、Bクラスの一ノ瀬帆波やAクラスの坂柳有栖など、各クラスのリーダー的存在の生徒や、生徒会長や教師など多岐にわたって彼を重要視していくようになります。ちなみに、Aクラスの坂柳は、綾小路の過去を知っているみたいです。

影の暗躍者?綾小路清隆の真の実力とは

そんな実力の底が未知数な綾小路ですが、彼の本当の実力はどうなのでしょう。まず、綾小路は入学試験の際に全科目50点という驚異的な結果を残していることが、生徒会長の堀北学の口から告げられています。綾小路は目立たないようにそうしたようですが、それだと逆に目立っちゃいませんか(笑)。
全教科50点ということは、全教科満点を取ることも可能だったのでしょうか。だとしたら、彼の知力は平均を軽く凌駕しています。
また、綾小路は感情的になることがありません。例えば櫛田が裏の顔を見せた際、普段とは違う鋭い眼光で睨み付けられ、自身の手を櫛田の胸へと持って行かれたときにも、同様することもなく平常心でいたことから、並々ならぬ精神力や常識では考えられないような過去を経験してきたのではないでしょうか。

綾小路清隆はDクラスの軍師?

そんな綾小路ですが、彼は裏で糸を引くタイプで決してその実力を表には出しません。通常、このような「実力隠し系主人公」は、最初はその実力を隠していますが、結局物語序盤でその実力が明らかになり、その後圧倒的な力で他者を凌駕していくみたいな展開がお決まりです。
しかし、この綾小路という男は徹底して表舞台に立つことをしません。それ以前に、読者や視聴者にすらその実力の底を見せていないのです。
綾小路はDクラスの軍師のような存在で、Dクラスを助けるために陰で暗躍します。その際の手柄を櫛田に譲渡したり、他の生徒に「自分は堀北の指示で動いているだけだ」と言ったり、本来の自身の実力を隠し続けています。
陰ながらDクラスの危機を何度も救った綾小路ですが、クラスメイトには一切興味がないと語るなどダークサイドの部分も垣間見えます。本来の綾小路はどういった人間なのでしょうか。これからの展開が気になります。

綾小路清隆は身体能力も超人級!?

知恵を働かせDクラスをAクラスに上がらせようとする綾小路ですが、彼が突出しているのはその知力だけではありません。彼は運動神経など身体能力も一級品なんです。実際、彼の体つきを水泳の授業中に見た堀北は「運動していない割には前腕の発達が…」といった旨の発言をしています。
綾小路がその身体能力の高さを見せつけたのが、堀北を守るため生徒会長の堀北学とやり合うシーンです。綾小路は堀北学が繰り出すパンチを、軽々とかわしていきます。その際に「何か習っていたのか」と堀北学から聞かれ、「ピアノと書道なら」と返していますが、それだけではあんな動きは間違いなくできないでしょう。
また、原作の5巻では、体育祭のリレーで堀北学とのかけっこ勝負になりとてつもないスピードで走ったため、その運動能力の高さを全校生徒へ知らしめることとなります。

綾小路清隆がその能力を隠す理由は過去にある?

前述した通り、綾小路はその能力を隠し続けていますが、それは一体なぜなのでしょうか。
理由の一つとして、「自由が欲しいから」ということが挙げられるかと思います。元々、綾小路が高度育成高等学校を選んだのは、この学校が外部からの干渉を完全に遮断できるからです。
綾小路は自由を求めて高度育成高等学校に入学したのに、目立つ行動をして面倒なことに巻き込まれてしまうと、彼の一番の目的である「自由」が手に入らない本末転倒といった結果になってしまいます。
このようなことから、綾小路はなるべく目立たず静かで自由な学校生活を送るため、本来の実力を表に出さないでいるのでしょう。

また、綾小路の過去にもその原因があるのではないでしょうか。彼は「ホワイトルーム」といった施設の出身で、Aクラスのリーダーの一人である坂柳も同じ施設の出身です。その坂柳によれば、「(綾小路は)父親に完璧に育てられた最高傑作」とのことです。
綾小路の父親はホワイトルームの運営に深く関わっていそうですが、その正体は現段階では深く描かれていません。
ホワイトルームが創られた目的はなんなのか、綾小路と父親はどういった関係性なのか、綾小路と坂柳は過去になにかあったのかなど、気になることはたくさんあるのですが、今後ホワイトルームが大きな鍵になってくることは間違いないでしょう。

綾小路清隆の今後の活躍に期待

ここまで『ようこそ実力至上主義の教室へ』の主人公・綾小路清隆のご紹介をさせていただきましたがいかがだったでしょうか。正直、現段階では謎な部分がまだまだ多く、彼が本当の意味で「本性」をさらけ出してくれる日が来るのは当分先のことになりそうです。
それでも、徐々にではありますが綾小路の素の部分も見えてきていますし、また、堀北や櫛田などクラスメイトとどのような関係を築いていくのか、今後の展開が非常に楽しみです。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』は大変面白い作品となっていますので、原作もアニメもまだ見たことがないという方はぜひ一度チェックしてみてください。
ようこそ実力至上主義の教室へ (MF文庫J)
KADOKAWA / メディアファクトリー (2015-06-25)
売り上げランキング: 91