マトリックス全シリーズのあらすじ&見どころ解説!映画史に残る傑作再び!

映画に新しい世界を吹き込んだマトリックスシリーズ。哲学的名言が多く、自己啓発本にも登場するほど多くの人に影響を与えた。代表的名言をストーリーを追って紹介します。

マトリックス・シリーズとは

SF作品なのですが、カンフーを含んでいるので日本人には馴染みやすい映画です。更に宗教や信仰なども含まれているので、一つの映画の中にテーマが盛りだくさん。今までにはないCGを使って、ワイヤーアクションなどが繰り広げられます。

撮影方法に関してはど素人の私でさえ、”新しい”と感じましたね。シリーズ1が大ヒットだったため、3作品が作成されました。主人公トーマス・アンダーソンが成長していく過程で、かなり哲学的な面が入ってくるんですが、回を追うごとに難しくなっていく気がします。

タイトルの「マトリックス」ですが、ラテン語で“母”を表し、そこから始まるというった意味です。ここでは、コンピュータの作りだした仮想現実を「マトリックス」とよんでいます。

作品を彩る登場人物たち


主人公トーマス・アンダーソン=ネオを演じたのはキアヌ・リーブス。ニコラス・ゲイジやレオナルド・ディカプリオの名前もあがっていたようですが、キアヌは中国系の血をひいているのでカンフーのポーズをすると、ものすごくキマるのでキアヌで当たりです。

トーマスの師となる、モーフィアスを演じるたはローレンス・フィッシュバーン。インパクトのある四角い顔は一度見たら忘れないですね。映画のシリーズをとおして、ネオに哲学的なアドバイスとしています。

トーマスの恋人となるトリニティーを演じたのはキャリー=アン・モス。ピッタリとした衣装に身を包んで、ナイスバディを披露しています。贅肉ゼロですね。アクションを撮影する際に怪我をしたようですが、降板させられることを恐れて、痛みに耐えていたようです。

監督やスタッフ



3シリーズとも監督・脚本は、ラナ・ウォシャウスキー、リリー・ウォシャウスキー姉妹。姉妹とはいってもちょっと普通とは違うんですよ。二人ともトランスジェンダーで、性転換手術をおこなって女性になっているんです。

子供の時は兄弟だったんですね。兄弟同じ悩みを抱えていたということで結束が固いんですかね。この映画の構想に5年半も掛け、14回も脚本を書き直したそうで、思い入れが強いことが分かります。。

カンフーの指導に当たったのは、ユエン・ウーピン。香港の映画監督で、ジャッキー・チェンの映画など撮っているですね。マトリックスを機にハリウッド進出の夢を果たしました。

これだけは抑えておきたい用語集

数々のマトリックス用語が登場するので、ちょっとストーリーが分からなくなってしまいそうなんですが、基本的なことさえ押さえておけば大丈夫。まずは、”アーキテクト”ですが、マトリックスを設計しているプログラム

”オラクル”というのは、”アーキテクト”の下位プログラム。人間をマトリックスに適応させることが使命で、”オラクルの目”には、何が起こるかあらかじめ予見することができる。”デウス・エクス・マキナ”は新世界の総合意識といえる存在。

よく出てくるのが”エージェント”。マトリックス内で例外となった人間を発見・追放するプログラム。人間がエージェントに乗っ取られてしまったりするのです。その中の”エージェント・スミス”は、人間の存在を否定し、全てを自分の支配下にしようとする、いわば暴走したエージェント。

すべてはここから始まった…「マトリックス」

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トーマス・アンダーソンはソフトウェアのプログラマー。しかしネオという名前の天才ハッカーでもあります。毎日送っている日々に何故か違和感を感じているネオは、ある日トリニティという謎の女性に会います。

トリニティに紹介されたモーフィアスは「今生きている世界はコンピューターが作った仮想現実だ!」といいます。トーマスは現実の世界に目覚めることを決めると、自分がカプセルの中に入れられていることに気がつき、モーフィアスの言った事が本当だと気づきます。

覚醒してしまったネオを不良品として破棄しようとしているところをモーフィアス達に助けられます。コンピューターに人間が支配されてしまっている世界から、人間を解き放すためにコンピュータとの戦いが始まります。

「マトリックス」の名言の数々

ロングの黒いコートを着て、ピストルの弾をよけるシーンは流行りましたね。しかし、ネオがこの力を手に入れるためには数々の試練がありました。現実の世界と仮想の世界を行き来しながら、コンピュータ闘うわけですから、内面的にも大きく成長しなければならなかったですね。

そのためストーリーの中ではたくさんの名言が登場します。最も反響があったのはモーフィアスが言った『道を知っていることと、実際にその道を歩くことは別だ』。知っているだけではダメだということですね。

そして、トリニティ『ネオは何をやっているの?』、モーフィアス『自分を信じ始めたんだ』。その後、自分の持つ大きな力に気づきます。何があっても自分を信じることが、大きな力になるんではないでしょうか?

深まる謎と真の敵…「マトリックス リローデッド」

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生き残った人間たちは地下深く”ザイオン”という砦を築いています。しかし、敵は25万という数のセンチネル(機械兵)を差し向けてきます。救世主・ネオ、モーフィアス、トリニティは直接攻撃をするため”ザイオン”から離れます。

そのころ、前作で破壊されたエージェント・スミスが復活するんですね。本来なら”ソース”に戻らなければならないのにマトリックスに残り、ネオの邪魔をします(ネオの邪魔をすることが使命だから仕方ないんです・・・)。

オラクルに人間を救うためには”ソース”に行かなければならないといわれ、ネオはアーキテクトに会います。そこでネオは救世主ではなく、プログラムされた存在、更には”ザイオン”も作られたプログラムだったと知ります。

「マトリックスリローデッド」でも名言が多数

ネオのいる部屋には二つの扉があります。右は、ソースに続いていてザイオンを救うことができます。左は、マトリックスに続いていてトリニティを救うことができます。この時のアーキテクトの言葉は、『希望は人間の典型的な妄想。最大の強さであり、弱さの源でもある』。

結局、ネオが選んだのは左の扉。トリニティを救うことはできますが、現実世界ではセンティネルの大群がザイオンに向かっています。”希望”は妄想ですかね?でもそれがないと生きていけません。

オラクルがネオに、『だけど忘れないで運命なんて決して信じてはダメ。人生は自分で決めるものよ。』といっているんです。プログラムされた運命を選ばず、トリニティを救い、ザイオンも救うことを選んだんですね。

全ての終わりがここに…「マトリックス レボリューションズ」

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前作の最後、ザイオンを救おうとして気を失ってしまったネオ。ソースとマトリックスの境界線の”モーヴィル・アベニュー”に捕らえられているのです。ネオはオラクルに会い、マシーンシティへ行くべきだと悟ります。

マシーンシティの支配者・デウス・エクス・マキナと会い、マトリックスだけでなくマシーンシティへ侵略しようとしているスミスを倒すことを条件に、機械と人間の休戦を申し出ます。

もちろんがネオが勝利。マトリックスも元にも戻り、アーキテクトはマトリックスから抜け出したい人間がいれば応じるといいます。

「マトリックスレボリューションズ」哲学的名言で、ネオは成長し続ける

3シリーズで、どんどん成長していくネオ。最後にデウス・エクス・マキナに『もし失敗したらどうする?』」と聞かれ、『「しないさ!』」と答えるネオ。何があっても自分で決めるということですね。

スミスに『なぜそこまで闘う?』」ときかれ、『自分で選んだからさ!』と答えるネオ。人生は選択の連続だということですね。

ファンなら必見!…「アニマトリックス」

人間がマトリックスに支配されるまでの過程を含んだ、9つの短編からなるオムニバスアニメーション。「マトリックス」を詳しく知るために作られたものもので、「マトリックスリローデッド」の公開前にビデオが発売されています。

ハッキリ言いまして、この映画はよく分からないところも多いんです。まず、現実の世界なのか仮想の世界なのかを区別するのが大変。そんな人のためにちょっとした解説映像が作られたって感じですかね。

まあ、これを見てより一層分からなくなってしまう可能性もありますが、トリビアもあるのでファンの人は必見ですね。

マトリックスが映画史に残る傑作である理由

「マトリックス」シリーズの一番の魅力は、何と言っても映像ですね。緑色の文字が流れているシーンはインパクトありました。そして、キアヌやスミスなどが戦うときするポーズ。

相手を挑発するように手の平を上にして誘うしぐさや、弾をよけるポーズは伝説です。そして、定番となったサングラススタイル。レイバンなどの有名ブランドではなくて、リチャードウォーカーというブランドで、この映画で有名になったようです。

AIやコンピュータが賢くなりすぎて、人間を支配する時が来るのでしょうか?しかしその賢いコンピュータも、マイノリティーなエージェントスミスに乗っ取られそうになりましたから、この話には終わりがなさそうです。

補足トリビアーアメリカでは「マトリックス」ではない?

アメリカの留学から戻ってきた友達にマトリックスの話をしたところ、「マトリックスってなに?」と聞かれ、あれ?アメリカではマトリックス人気なかったのかしら?と思いながら、「キアヌ・リーブルが出てて~。」と説明。

すると友達はもしかして「メィトリックスのこと?」といいました。『発音が違うのね・・・』と思っていたところ、更に「日本だと”マトリックス”になってるんだ~!」と追い打ちをかけてきました。

どうやらアメリカで「マトリックス」といっても通じなさそうです。

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