【金色のガッシュ!!】ナンバー1を決める戦い!魔物と人間の感動ストーリーをまとめてみた

魔物と人間の絆をテーマに描かれた漫画、『金色のガッシュ!!』。本作は、笑いあり涙ありの大人も子供も楽しめる漫画となっています。今回は、そんな本作の感動するエピソードや名言をご紹介していきたいと思います。

金色のガッシュ!!とは

出典:https://www.amazon.co.jp

『金色(こんじき)のガッシュ!!』は、雷句誠による漫画で、「週刊少年サンデー」にて2001年から2008年まで連載されていました。また、アニメ化もされていて、その際は『金色のガッシュベル!!』というタイトルで放送されています。
本作の人間側の主人公・高嶺清麿はモチノキ第二中学校に通う中学2年生。彼は、MIT(マサチューセッツ工科大学)の論文も余裕で理解することができる卓越した頭脳の持ち主なのですが、その頭脳をクラスメイトから嫉妬の目で見られており、友達もできず不登校で家に引きこもる毎日を過ごしていました。

そんなある日、清磨の前に謎の少年が現れます。彼の名前はガッシュ=ベルといって、イギリスの地で清磨の父・清太郎に助けられ、その恩返しとして清磨を更生させるために日本へやってきたのだと清磨に告げます。
最初は、ガッシュを目障りな存在だと相手にしなかった清磨も、ガッシュが必死になって自分を助けてくれたことなどもあり、ガッシュに対して心を開いていきます。その後、ガッシュが所有していた謎の言語で書かれた「赤い本」を使って、清磨とガッシュの戦いが始まっていきます。

金色のガッシュ!!の主要キャラクター

本作は、1000年に一度行われる、「魔界の王」を決めるために選ばれた100人の魔物たちが、人間界を舞台に最後の一人になるまで戦っていきます。但し、魔物だけでは戦うことができず、魔物は各々自分のパートナーである人間を見つけることから始めなければなりません。
そして、パートナーである人間は誰でもいいという訳ではありません。魔物同士が戦うには呪文を唱える必要があるのですが、その呪文は、魔物が所有している「謎の言語で書かれた本」に記載されており、この言語を解読できるのは各魔物につき世界中でたった一人なのです。そんな世界中でたった一人の自分のパートナーを見つけ、魔物と人間が協力しながら「魔界の王」を目指していきます。
「魔界の王」には一人しかなれませんので、自分以外は全員敵です。ですが、清磨とガッシュは、そんな厳しい状況の中でも頼れる仲間たちと出会っていくのです。ここからは、本作に登場する主要キャラクターたちをご紹介していきます。

ガッシュ・清麿ペア

まずは本作の主人公、ガッシュと清磨ペアでです。
2人のコンビネーションは作中随一で、互いに相手のことを心から信頼しています。ガッシュは攻撃技が多く、電撃系の呪文を使います。魔界でのガッシュは落ちこぼれと呼ばれていて、「魔界の王」を決める戦いでも多くの魔物がガッシュを狙ってきます。
そんな落ちこぼれで弱虫扱いのガッシュでしたが、コルルという魔物が、戦いたくないのに無理矢理戦わせられている姿を見て、「やさしい王様」になることを決意し、清磨とともに強くたくましい姿へと成長していくのです。

ティオ・恵ペア

続いては本作のヒロイン、ティオと恵ペアです。
2人はガッシュと清磨の最初の仲間で、幾度となく彼らの危機を救ってきました。ガッシュとティオは幼馴染で、魔界にいた頃のティオは「首絞めティオ」といった異名をもち、ガッシュや他の魔物からも恐れられていました。
ティオはパートナーを探している際に、魔界にいた頃の親友であるマルスに出会いますが、彼に裏切られて深い傷を負ってしまいます。その後、恵に出会いガッシュに助けられたことで、ガッシュたちの仲間になり、自身も「やさしい王様」になることを誓います。
恵はそんなティオを親のように見守り、ティオを心身ともに支えていきます。ティオの呪文は防御系が多く、回復や盾を使ってガッシュたちのサポートをしていきます。

キャンチョメ・フォルゴレペア

お次はお調子者コンビの、キャンチョメとフォルゴレペアです。
2人は、ある雨の日にイタリアの路地で出会って、「高貴なる魂」を認め合います。キャンチョメは臆病な弱虫で、人間界ではフォルゴレがいないとなにもできないような状態でした。また、魔界時代はガッシュと同じく落ちこぼれで、「魔界の王」を決める戦いでもガッシュになら勝てると思い込んでいました。ですが、魔界にいた頃とは別人のように強くなったガッシュを見て、自身も強い魔物になろうと決意します。
キャンチョメの呪文は変身や巨大化など、自身の体を変化させて相手を錯乱させる術が多く、これらの呪文はガッシュたちを何度も助けてくれました。また、キャンチョメ自身、凄まじい潜在能力をもっていて、物語後半ではガッシュをも打ち負かすほど強くなります。
そして、強大な力を得たために、悪者には徹底的に罰を下すなど非情な面を出すようになってしまいます。ですが、フォルゴレによる説得によって自身の過ちに気付いたキャンチョメは、最後は自分の身を犠牲にしても仲間を守るという「優しく強い魔物」になって人間界を去って行くのでした。

ウマゴン・サンビームペア

続いてはウマゴンとサンビームのペアです。
ウマゴンは魔界にいたときからガッシュの知り合いで、本名は「シュナイダー」というかっこいい名前をもっています。ですが、彼はまだ幼いため「メルメルメ〜」といった言葉しか話せません。なので、自分の名前を教えることもできず、ガッシュも魔界時代の記憶を失くしていたため、清磨によって「馬の怪獣みたいな感じだから」という理由で「ウマゴン」と名付けられました。
ウマゴンとサンビームが出会った当初は、ウマゴンが戦いを恐れていたのもあり、サンビームは協力しませんでした。しかし、その後戦う決意を決めたウマゴンの姿を見て、サンビームは共に戦うことを決意します。
ウマゴンは他の魔物に比べるとパートナーと出会うのが遅れ気味でしたが、サンビームと出会ってからはその能力を駆使してガッシュたちをサポートしていきます。

ブラゴ・シェリーペア

最後は、ガッシュと清磨の最大のライバル、ブラゴとシェリーのペアです。
ブラゴは、作者によると「ガッシュと正反対のイメージで描いた」ということで、魔界でもかなり名の知れた強キャラクターです。その強さは本物で、王を決める戦いでも優勝候補といわれるほどです。呪文は強力な「重力」を使います。
序盤は敵として描かれていて、ブラゴの圧倒的な強さの前にガッシュと清磨は全く歯が立ちませんでした。心身共にボロボロにされ、ガッシュの本も燃やされかけましたが、ガッシュと清磨の諦めない姿勢や2人の絆を前にしたシェリーは、「今回は見逃してあげる」といい本を燃やさずに立ち去ります。
その後は、ガッシュたちの危機を幾度となく救ったり、「仲間」として協力するようになります。そして、最後にガッシュとの王を決める戦いに敗れ、ブラゴは魔界へ帰っていきます。
当初は自己中心で唯我独尊だったブラゴも、シェリーと関わっていくうちに成長して、厳しくも優しい王者の風格を備えていきます。ブラゴが魔界へ帰る際、シェリーに対しての感謝の言葉は多くのファンの心に響いたことでしょう。

金色のガッシュ!!は涙腺崩壊の名言や名シーンが多すぎる!

本作では、読者を泣かせてくる名シーンや名言が数多く登場します。全てをご紹介していきたいのですが、本当に多すぎて全部をご紹介するのは難しそうです。なので今回は、完全に主観ではありますが、個人的にグッときた名場面の幾つかをご紹介させていただきます。

漫画1巻:「これ以上私の友達を侮辱してみろ!!!」

前述した通り、清磨は学校で浮いていて妬まれ嫌われていました。そんな清磨をガッシュは、不良に殴られボロボロになりながらも待ち続けます。近くにいながらも、清磨は怖くて出てきません。そして、不良が清磨を罵倒するとガッシュがキレます。
「今日学校に来た清麿が何をした!!?おまえのように誰かを傷つけたか!?おまえみたいに弱い者から金を奪ったか!!?学校に来なくていいのはおまえの方だ!!でくの坊!!これ以上私の友達を侮辱してみろ!!!」
この言葉で清磨は救われ、彼にとって初めて「友達」が出来た瞬間でした。

漫画2巻:「やさしい王様がいてくれたら…」

こちらはあまりにも有名なシーンです。コルルは戦いたくもないのに、呪文によって無理矢理戦わされていました。ガッシュはボロボロになりながらコルルを止めて、清磨は仕方なく本を燃やします。そこでコルルは、涙ながらにガッシュに伝えます。
「魔界にやさしい王様がいてくれたら…こんな…つらい戦いはしなくてよかったのかな…?」
この言葉でガッシュは「やさしい王様」を目指すようになります。コルルとの出会いが、ガッシュを強くしたのです。

漫画15巻:「今まで、ありがとう…大好きなナゾナゾ博士!!!」

ファンの間で1、2位を争う感動の名シーンが、ナゾナゾ博士とキッドの別れの場面です。大怪我を負ったなぞなぞ博士は、薄れゆく意識の中でキッドとの出会いを思い出します。息子を救えず無気力な毎日を過ごしてきたナゾナゾ博士は、キッドとの出会いで生きる目標を見つけたのでした。そして、泣き虫だったキッドが、博士を守るために敵に立ち向かって行くのです。
「今まで、ありがとう…大好きなナゾナゾ博士!!!さようなら… 」
この言葉で、どれだけの読者が泣いたのでしょうか。涙腺崩壊間違いなしの感動シーンです。

漫画32巻:「また…明日。」

続いては、ティオが魔界へ帰るシーンです。ラスボスであるクリアとの決戦のため、ロッキー山脈に向かうガッシュ一行は、敵からの砲撃を受けます。クリアと戦う前にガッシュの体力を使わせるわけにはいかないと考えるティオは、一人でその砲撃を受けます。砲撃はなんとか阻止しますが、ティオの本は燃えてしまい魔界へ帰ることとなります。
ティオは、強すぎるクリアに怯えていて、クリアが魔界の王になったときのことを考えると不安と恐怖でいっぱいでした。ですが、ガッシュならそんな未来をなんとかしてくれる、ガッシュなら私たちの楽しい「明日」を作ってくれると信じていました。そして、ティオはガッシュに言います。
「また…明日。」
ガッシュがクリアに勝利して、また明日会えることを信じていたからこそ出た言葉です。

漫画33巻:「お前がパートナーで…オレは幸せだった」

ラストは、ブラゴとシェリーのお別れのシーンです。最後の魔物になったガッシュとブラゴは、「魔界の王」を決めるため最後の一騎打ちを開始します。お互い一歩も引かない展開でしたが、死闘の末ブラゴは敗れてしまいます。そして、ブラゴは魔界へ帰る際に、今までの感謝の気持ちを初めてシェリーに告げるのでした。
「お前がパートナーで…オレは幸せだった。」
そういってシェリーの手を繋ぎブラゴは消えていきました。今までツンツンしていたブラゴがついに本音を言った貴重なシーンです。

ナンバー1は誰の手に?金色のガッシュ!!の最終回

ブラゴとの戦いに勝利したガッシュは、ついに「魔界の王」になることができました。魔界へ戻ったガッシュたち魔物は、一度だけかつてのパートナーへ手紙を送る権利を与えられます。
清磨はその手紙を受け取り、そこには魔界の近況報告などが記されていて、最後に、「いつしか人間界へ再び行くための方法を見つけ、清麿に会いに行く。その時までに互いにもっと成長していこう」と書かれていました。こうして、ガッシュと清磨の長い戦いは終わるのでした。
『金色のガッシュ!!』は控えめに言って最高の漫画です。大人でも子供でも必ず満足できる漫画だと思いますので、まだ見たことがないという方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
こちらの記事もチェック!
金色のガッシュ!!(1) (講談社漫画文庫)
雷句 誠
講談社
売り上げランキング: 49,191

金色のガッシュベル!! Blu-ray BOX
Happinet (2017-07-04)
売り上げランキング: 38,424