利根川はカイジの名脇役!注目される6つの理由とは?

カイジに欠かせない悪役的存在の利根川幸雄は、脇役にも係わらず何故か人気があります。スピンオフの漫画では主人公になるほどで、そんな利根川の魅力や名言などを紹介していきます。

利根川とはどんな人物?

カイジに度々登場している利根川幸雄ですが、一体どのような人物なのでしょうか?利根川は帝愛グループの幹部の一人で兵藤会長の右腕的存在であります。仕事ができる勝ち組の人間だからこそそこまでの地位に上り詰めていったのだと思います。しかしそれだけではなく、人間を見抜く鋭い洞察力もあります。

そこからこの人間はどのぐらいの器なのか、どこまでいけるのか、どのような考えなのかということを分析します。何も考えないでただ金を欲しがるクズのような人間が嫌いで、自分のいままで行ってきたことを棚に上げて責任を転嫁していることに腹を立てています。そしてそんなクズの末路は知ったことではないという様子で見下しているところもあります。

自らの失態に対しての償いもしっかりとする人物で、それにはカイジも感動すらしていました。

利根川とカイジの対決とは?

利根川とカイジの対決は「鉄骨渡り」の後に行われた「Eカード」で実現します。「Eカード」のルールは3つのカード、皇帝、奴隷、市民を使い争うもので、単純にジャンケンのように皇帝は市民に勝ち、市民は奴隷に勝ち、奴隷は皇帝に勝つというものです。それを互いに伏せて出し合うというものですが、カイジはここで耳を賭けることになります。

利根川はそんなプレッシャーを与えつつ、カイジに取り付けた聴力を奪う装置から送られる心拍数を見て勝ち続けました。しかしカイジもそんな利根川のイカサマを見抜いて逆転の一撃を与え、更にそこから自ら仕掛けた罠で相手をはめることに成功し、最大の一撃を喰らわせて勝利を納めます。

敗者となってしまった利根川にはなんと……熱々の鉄板の上での土下座という制裁が下されました。

アニメ版カイジの利根川の声優は?

アニメ版で声優を担当しているのは、白竜です。白竜はドラマやVシネマなどで活躍している俳優で主に任侠系のものに出演しています。映画では北野武監督の作品である「その男、凶暴につき」「HANA-BI」「アウトレイジビヨンド」「アウトレイジ最終章」に出演しています。

アニメの声優としてはカイジの利根川役が初めてです。歌手としてCDも出したことがあり、玉置浩二作曲の「愛してんじゃない」小室哲哉作曲の「take a deep breath」を出しています。更にカイジのエンディングテーマ曲である「負け犬たちのレクイエム」も歌っています。

実写版カイジで利根川を演じているのは?

実写版カイジの利根川を演じているのは、あの名優の香川照之です。漫画よりも若若しく見えてしまい重圧感が感じられないかもしれませんが、香川ならではの利根川をしっかりと作り出していました。利根川の放つ言葉の力強さや主人公カイジをどんどん追い込んでいく姿は圧巻です。

そして実写映画カイジ2では、原作にない利根川の姿を見せていたので香川ワールド全開で見どころが満載でした。近づけないような存在が利根川かもしれませんが、香川が演じている利根川ならどこか仲良くなれそう……と思ってしまいそうです。

利根川の名言

カイジと言えば名言の数々ですが、利根川もたくさんの名言を生み出しています。それは、たくさんの人間を見てきたからこその名言であり、実際の日常でも使えるものがありますので参考にしてみてはいかがででしょうか?

金は命より重い

これぞ利根川の名言!といえる言葉です。金はあくまでも紙切れしかないのにどうして命よりも重いの?と思う人もいるはずです。しかし金がなければ生きていいけないのも事実なんです。いかにして金を稼ぐことが難しいかということを分かりやすく表現していますが、何も努力しない人間には分かりもしない話になっています。

労働をして金を稼ぐということは、嫌なことも受け入れ我慢をすることでようやく手にすることができるのです。それを何もしないで簡単に得ようなど無理!ということですね。

失い続けるんだ……貴重な機会を……!

迷ってばかりの人間は他人に判断を預けてしまうことが多いです。自分で決めるということが何よりも大事なのにどうしたらいいのかわからずうろうろ……そういう人間を見て利根川が一喝しました。人生に訪れる転機や機会というのは何度か転がっているものです。しかしそれをみすみす逃しているのが負け組の人間とも言えます。

しかしこの話では命が掛かっているのだから迷うのも当然といえば当然ですが……一瞬で数千万という大金を稼げるのならば仕方のない選択なのかもしれません。

大人は質問に答えたりしない

それなりに社会に出て働いている人間は、空気を読んで察することができます。簡単な説明で理解できないなら仕事もろくに出来ない奴と思われてしまうのです。それがこの言葉で、僅かな言葉で察しろ!ということです。事細かく説明するほ世間は親切ではありません。少ない情報から正解を導き出すことこそが大人なのです。

すぐに答えを求めようとするのは子どもなんですね。出来る人間と出来ない人間の差はこうやって生まれるのかもしれません。

泣き言で人生が開けるか…!語ってどうする…?いくら語っても状況は何も変わらない…!

苦しいことを我慢しないで何でもかんでもすぐ口に出してしまう人は、所詮前には進めないということですね。仕事をしていればいくらでも嫌なことがありますから、それをいちいち口にしていたらきりがありません。

だから泣き言ばかりを平気で言う人はきっといつも誰かのせいにしているのでしょうね。辛い時こそぐっと堪えて、自分で考えて打開策を見つけていかなければなりませんね。

利根川を主人公にしたスピンオフの漫画がある?

利根川を主人公としたスピンオフの漫画がります。それも「中間管理録トネガワ」です。この漫画は、5巻まで既刊していて「このマンガがすごい!2017年」の1位に選ばれました。利根川の裏側を見せてくれる内容となっていて、会長である兵藤とたくさんの部下との間で悩む姿が面白く描かれています。

カイジではできる人間で強い人間で何事にも恐れないような存在なのですが、この漫画では利根川の駄目な部分や部下や会長に気に入られるために必死に動くところもあるので、温かく見守りたくなります。中間管理職だからこその悩みを中心に日常を黒服の部下、兵藤と繰り広げていきます。こちらの記事もオススメ!

利根川の今後は?

利根川はカイジに敗れ去ってからは作中に一切出ることがありませんでした。しかし利根川を主人公にしたスピンオフ漫画の人気に火がついたので、今後の再登場にも期待が高まります。会長の現在の右腕は黒崎なのですが、もしもカイジが会長とやり合う前に黒崎潰しをしたのなら利根川との再戦があるかもしれません。

もしくは、利根川が会長の右腕に返り咲くために個人的な勝負として黒崎とやり合うかもしれないのです。これはあくまでも推測ですが、そういったことも可能な作品なので今後の利根川の登場に期待したいです。

利根川をいろんな視点で楽しもう!

利根川は序盤から登場しカイジを苦しめる存在となりました。利根川はたくさんの負債者を前にいろいろな話をしますが、それはどれも正論であり、どうして負け組になったのかを教えています。勝ち組だからといって、利根川自身も何も苦労せずにこれまでの地位を築き上げてきたわけではないからこその言葉であり、行動なのです。

脇役にも係わらず何故かここまで魅力のあるキャラクターも珍しいのですが、カイジには不可欠な人間だからなのでしょう。利根川のことを知れば知るほどカイジも楽しい作品になりますので、今後のストーリー展開にも注目です!

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