ヤマノススメの聖地はどこ?キャラクターたちと登山のススメ!

著者・しろによるアウトドア系登山漫画『ヤマノススメ』は可愛い女子高生が登山を通して友情を育む青春が魅力的です。日本各地に点在する名のある山を、楽しみながら攻略する術も学べます。思わず山の空気が吸いたくなる『ヤマノススメ』を解説します!

登山漫画『ヤマノススメ』の概要を紹介!

女子高生と山の組み合わせは奇抜?

高校生になった雪村あおいは人付き合いが苦手で物静かな女の子です。高校生になっても一人で楽しく遊ぶことを夢見ていたあおいですが、学校で幼馴染の倉上ひなたと再会して半ば強引に山登りに誘われます。
あおいは『山だけはダメー!』と絶叫しますが、付き合いが悪いと友達も彼氏もできないぞと脅され、結局は山登りに参加しますね。初めは慣れない山登りにどんな準備が必要かなど悩むあおいですが、山頂の見晴らしに楽しさを覚えます。
それからは山料理や山道具の奥深さにも惹かれてゆき、仲間と共にどんどん新たな山に登ります。あおいの山への興味が次第に広がってゆく様子が伝わって、みているこっちも山の魅力にハマってしまいます。

『ヤマノススメ』の主要なキャラクター

雪村あおい(ゆきむらあおい)

あおいは元々はインドア派の高校1年生です。小学生の頃にジャングルジムから落ちて怪我をして以来、高所恐怖症です。料理上手でサンドウィッチやパエリアなどを作ることができます。女子力が高いですね。
人付き合いが苦手でシャイですが、友達や会話相手を気遣う心優しい女の子です。髪はショートカットですが、前髪の左側を可愛らしくピンで留めています。山登り三種の神器の一つザックも、可愛らしい色の物を選んでいましたね。
思ったことをズバズバ言うタイプではありませんが、頭の中では色々と考えていて人を分析したりします。ひなたからは鈍臭いとも思われていますが、負けん気が強い頑張り屋さんな一面も持っています。

倉上ひなた(くらうえひなた)

ひなたはあおいと同級生の女の子です。明るく元気で社交的な性格で、料理は苦手です。あおいとは何かと対照的な人物ですが、二人は仲が良く親友です。山のエキスパートである父の影響もあり、山が大好きです。
内気でかなり頼り無いあおいのことを心配していて、お節介と言われる程に連れ回しています。ですがそれも、全てはあおいの笑顔がみたいからなんですね。お互いに支え合う良いコンビだと思います。
家の庭にテントを張って皆でキャンプをした時には、就寝中の寝相の悪さが目立っていましたね。大雑把な行動も多いですが、愛くるしいキャラクターです。山ガールメンバーの中で楓と競える積極性を持っていると思います。

斎藤楓(さいとうかえで)

かえではあおい達の先輩で、高校2年生です。長身でスタイルが良く、カッコいいお姉さん的な存在ですね。バイト代を山道具につぎ込む程の山好きで、ショップでの出会いをきっかけにあおい達と友達になりました。
手先は不器用で、料理も苦手な感じです。体力や運動神経は割と優れている印象を受けます。メガネも特徴的ですね。標高1786メートルの三つ峠の山道では、先頭を歩いてリーダーシップを発揮していました。
山の厳しさも理解していて、それでもジメジメしていると気が滅入るので、いつも笑顔を保っています。山の天然水もそのまま飲む、ワイルドな熟練者ですね。山に関する知識も豊富で、山慣れしていないあおいを引っ張ってくれます。

青羽ここな(あおばここな)

ここなは中学2年生の森ガールです。動物が大好きな天然系で、メンバーの中では最も女子力が高いです。モモンガを探し訪れた高尾山で靴の裏がはがれるハプニングにあっていたところを、あおい達に助けられたのが最初の出会いです。
本格的なカレーやトマトソースのリゾットを作れる料理上手です。ゆるキャラの夢馬(ムーマ)くんを愛していますね。おしとやかで礼儀正しい、お嬢様のような女の子に思えます。意外と体力があります。
あおいの部屋でお泊まりパジャマパーティーをした時には、仲良く女子トークに華を咲かせていましたね。フワフワなお洋服を好むので、お人形さんみたいな印象です。熊も恐れない動物愛が良いですね。

ビギナーが高尾山を登る

パワースポットが魅力の聖地

あおいが2回目にチャレンジした山が高尾山です。ひなたに次に行く山を選ぶように言われたあおいが、悩んだ末に決めたのが高尾山ですね。まだ山に疎かったあおいは、山友達のかえでに相談もしていましたね。
高尾山には山のあちこちにお願いを叶えてくれる所があって、2時間程度で手軽に登れることから、興味を覚えて登ることにします。その日は天気にも恵まれ、あおいはパワースポットが楽しみでテンションが高くなります。
撫でると幸運になる『ひっぱり蛸』や、樹齢700年の『天狗の腰掛杉』など、魅力が満載でした。『ヤマノススメ』では、忠実に高尾山の様子を再現しているので、ファンとして登山にチャレンジするのも面白いですね。

思い出の山『谷川岳』への挑戦

天神尾根ルートで聖地巡礼

谷川岳は群馬県にある山で、駅から歩いていける場所に登山口がある珍しい山です。ロープウェイがあって、高所恐怖症のあおいはすくみますが、登りたい想いが勝って夏休み中にみんなと谷川岳に行く決心をします。
ひなたと子供の頃に登ったことがあって、朝日が綺麗だったんですね。そして、無事ロープウェイで天神平駅に着けたあおいですが、あおいの喜びようが微笑ましかったですね。さらに、第2関門のリフトもクリアしました。
天神峠に到着し、いよいよ登山の本番です。尾根づたいに歩みを進め、肩ノ小屋に泊まり、ついに山頂に着きましたね。念願の朝日をみる場面はあおいとひなたの絆が再確認されて感動です。みんなのチームワークも深まりましたね。

滋賀県でも山登り!

賤ヶ岳と伊吹山

父親がヒマな日に、あおいは家族旅行で滋賀に行くことになります。父と二人でまず訪れた賤ヶ岳(しずがたけ)では、道中にある城の跡を見物しながら頂上を目指していましたね。歴史が苦手なあおいの困惑顔が見どころです。
次に登るのが伊吹山です。琵琶湖を一望できる眺望に優れた山ですね。ここではかえでとも合流し、母も入れて4人で登山します。登山に関しては先輩のあおいが、両親を引っ張っていこうとする姿が健気ですね。
山頂ではみんなで美味しくお昼ご飯も食べて、リフレッシュは大成功だったと言えます。最後は山の麓で温泉にも入り、とっても幸せな様子でしたね。日本100名山の一つの伊吹山は、程よい標高で展望が楽しめて人気が高い山なんですね。

『ヤマノススメ』は現実とLINKする

埼玉県飯能市が拠点

『ヤマノススメ』の舞台は埼玉県飯能市で、あおいが最初に登った山も天覧山でしたね。天覧山は標高197メートルと小さな山ですが、あおいは東京タワーの展望台より高いとビクビクしていましたね。でも見晴らしには驚いていました。
他にも、『あけぼの子どもの森公園』が登場していました。トーベ・ヤンソンの『ムーミン童話』の世界を表現した公園で、ここなは誕生日プレゼントの靴を履いて、遊びにきていましたね。妖精がいそうな雰囲気の場所です。
飯能納涼花火大会であおい達がワイワイ楽しむ描写があったり、『ヤマノススメ』では飯能市の魅力が存分に味わえると思います。実際の風景を高クオリティーで再現している場面が多いので、現地に行きたくなります。

『ヤマノススメ』で山を愛する

登山知識も楽しく吸収

『ヤマノススメ』では、登山に関する情報をわかりやすく丁寧に学べます。聞きなれない山道具なんかも結構紹介されるので、色々と新鮮ですね。コッヘルという鍋やシュラフという寝袋など、様々なアイテムが魅力的ですね。
泊まりながらいくつもの山を渡り歩く『縦走』や、チームを組んで協力して行動する『パーティー登山』など、登山用語もしばしば出てきます。あおいが山にのめり込む様子をみていると、自然と山に詳しくなれますね。
あおい達の旅は範囲が広くて、日本全国にはこれだけの種類の山があるのかと、改めて驚かされます。それぞれの山に独自の楽しみかたや特徴があって、知れば知るほど山登りをしたくなること間違いなしです。