クロックワーク・プラネットのアニメがより楽しくなる8つの情報!人に教えたくなる豆知識!

あの、ノゲノラ作者がまさかの合作!今回は、クロックワーク・プラネットの物語を主軸に、毒舌な機械人形の美少女と歯車で出来た世界に関する8つの情報をお届けします!

クロックワーク・プラネットとは

クロックワーク・プラネットとは講談社ライトノベル文庫にて2013年4月から刊行されているSFファンタジー系のライトノベルです。著者は榎宮祐暇奈椿の二人が書いており、2013年11月号から月刊少年シリウスで漫画家クロによって連載が開始し、2017年4月からテレビアニメ版が放送されました。

『クロックワーク・プラネット』の豆知識1

 ラノベでは珍しい合作形式で作者が2人いる

クロックワーク・プラネットはラノベ作品では珍しい合作として作者が二人居ます。本作の著者の一人、暇奈椿(ひまなつばき)はこのクロックワークス・プラネットがデビュー作品になり、アニメ化に関しても初体験の暇奈は第1話放送後のツイッターで美術設計を見たとき、ここまですごいのが返ってくるとは思ってなくて困惑したと正直に語っています。

第1話一番の見せ場であるリューズの修理シーンでもその素直さは変わっておらず、作業風景も文章ではハッタリ全開で具体的な修理過程なんてのは全くイメージしてなかったとコメントしており、原作者の一人である暇奈本人もなるほど、こんなことやってたのか。とアニメの描写に感心してしまったそうです。

そんな暇奈は第2作目は幼い女神はかく語りきというライトノベルを2017年5月に出版しています。

『クロックワーク・プラネット』の豆知識2

作者の1人は「ノーゲーム・ノーライフ」の作者

クロックワーク・プラネットのもう一人の作者は、大人気ラノベ小説、ノーゲーム・ノーライフ(通称ノゲノラ)を書いたブラジル人作家、榎宮祐(かみや ゆう)です。自らの過去が色濃く出ている作品のノゲノラと違い、クロックワーク・プラネットは機械時計のパンフレットから着想を得たそう。

歯車の魅力に魅せられてプロットを立てたものの、自身の作風に合わず、また患っているがん治療のこともあって榎宮は暇奈に自身の立てたプロットの清書を頼みラノベには珍しい合作と言う形が誕生しました。本作独特の時計仕掛けを主にしたクロック・パンクという世界観は中々他には類を見ないもので、非常に複雑かつ繊細に書き上げられています

そんな榎宮の代表作、ノーゲーム・ノーライフは2017年7月からノーゲーム・ノーライフ・ゼロが劇場公開されています。

『クロックワーク・プラネット』の豆知識3

https://youtu.be/53TPpYaD4Iw 

物語の舞台は、全てが歯車で出来た地球

クロックワーク・プラネット、その名の通り全てが歯車で出来た地球を舞台にしています。世界観として大変珍しいクロック・パンクを題材にされており、1000年前死んでしまった時計をYという謎の技師が今の時計仕掛けの地球に作り上げ、延命処置がされた地球の上で繰り広げられる様々な陰謀に対し武力を用いて戦っていくストーリーとなっています。

メインの主人公、見浦ナオトは他の人間よりも発達した異常聴覚を持ったイジメられっこの機械オタクの少年でした。完全自作の自動人形が完成する直前、自宅に落下してきた美しい自動人形リューズと出会い彼女のマスターになる所から物語は回り始めます。

Initial-Yシリーズとは

Initial-Yシリーズとは、1000年前に地球を作り直した技師、Yが作った自動人形のシリーズのことで、シリーズ全ての自動人形を手に入れると世界を手にすることができると言われています。

Yシリーズには一体ごとにその機体の特徴を表す至上命令(他の何よりも優先される命令)が設定されており、ナオトが最初に出会ったリューズはシリーズ壱番機、付き従うもの(ユアスレイブ)、二体目に出会ったアンクルはシリーズ髭版機(よんばんき)撃滅するもの(トリュースラ)がそれぞれ設定されています。

『クロックワーク・プラネット』の豆知識4

メインキャラクターは5人

クロックワーク・プラネットの主人公は5人居ます。様々な陰謀や策略が絡み合うこの歯車の惑星では実に多くの組織があり、1番最初の登場人物であり物語の語り手の見浦ナオト、そしてナオトをマスターとした自動人形のリューズ、天才技師のマリー、元兵士のハルター、そして二人目の自動人形アンクルがそれぞれ主人公として物語が進んでいきます。

5人、と言ってもオムニバス形式ではなくその5人をメインに物語が進んでいくメインキャストとして描かれており、彼らの行動が物語の主軸になっています。

見浦ナオト



この物語の主人公の一人、見浦ナオトは人よりもよく聞こえる聴覚、異常聴覚を持つ少年です。筋金入りの機械オタクで、機械しか愛することが出来ずそれ以外には殆ど興味がありません。両親や親戚などの家族はおらず天涯孤独の身で高校1年生にして一人暮らしをしています。

普段は強すぎる聴覚の保護としてノイズキャンセラー付きのヘッドフォンをつけていますが、ヘッドフォンを外すと5キロ圏内の足音粒子歯車の音を聞き分けることが出来るなど、とても常人とはかけ離れた耳を持っており、その耳のおかげで故障したリューズを直すことが出来ました。

RyuZU(リューズ

本作二人目の主人公、Initial-Yシリーズ壱番機RyuZUことリューズはナオトがはじめてであったYシリーズの自動人形です。206年前に故障したリューズをナオトが自身の異常聴覚を持って直したことからナオトをマスターとして行動を共にするようになります。

非常に毒舌でマスターであるナオトに対してもせめて虫けら以上の人間になってくれなどの発言をするなど話すたびに毒が混ざっているかのような言葉を連ねています。虚数運動機関というものが埋め込まれており、一時的に虚数時間での活動が可能です。(体感速度を高めて一瞬を何倍にも引き伸ばした時間の中での活動)

マリー・ベル・ブレゲ

三人目の主人公、マリー・ベル・ブレゲはブレゲ社の社長令嬢です。国境無き技師団という地球の惑星機構の維持と保全を目的とした団体に所属しており、世界中の技術者の中でも頂点の第一級時計技師にわずか13歳でなった天才少女です。

彼女もそうとうな毒舌家で、誰に対しても強気できつい言葉を投げかけることはありますが、実際は正義感が強くやさしい普通の少女です。ナオト達との出会いとなった京都パージ未遂事件以降は自らが死んだこととして身分を抹消し、マエリベル・ハルターとしてナオトと同じ高校に転入してきます。

ヴァイネイ・ハルター

4人目の主人公、ヴァイネイ・ハルターは元陸軍兵士で現在はマリーの護衛を勤めている男性です。本人も第2級時計技師の資格を持っており、マリーの秘書も勤めています。若いころに全身を義体化したサイボーグでとても高い戦闘能力を持っています。

マリーの事をお嬢と呼んでおり、普段強気に振舞っている彼女の弱さや脆さを理解して支えている存在でも有ります。京都パージ未遂計画以降はマリーを自身の妹としてナオトの居る高校のクラスの担任として着任してきました。

AnchoR(アンクル)

5人目の主人公はInitial-Yシリーズの肆番機AnchoRことアンクルはナオトが出会った二人目のYシリーズの自動人形です。撃滅するもの(トリーシュラ)として大変戦闘能力が高く作られた彼女は永久運動機関というものが搭載されています。

Yシリーズ唯一の戦闘兵器として作られた彼女は、マスターを持たないときは自身の自由意志で活動することが出来ますが、一度マスターを登録すると自由意志をなくし、兵器として機能するように作られています。無限の暴力を手にするならそれを行使しない意思を持たねばならないというYのメッセージがこめられており、AnchoR(アンカー)という言葉の通り留める為の力というコンセプト設定されています。

仲間になってからはナオトの事をお父さん、マリーの事をお母さんと呼んでおり、見た目は幼い少女のような外見をしています。

『クロックワーク・プラネット』の豆知識5

ベテランから人気若手声優が揃う豪華なキャスト陣

アニメ版クロックワーク・プラネットは大変豪華な声優達でキャストが組まれています。

ナオトの声をバカとテストと召還獣で工藤愛子を勤めた南條愛乃、リューズの声を学戦都市アスタリスクでユリスを勤めた加隈亜衣(かくまあい)、マリーの声をアクティヴレイドで天野円を勤めた大西沙織、ハルターの声をワイルド・スピードの吹き替え版でローマン・ピアーズを担当した松田健一郎、アンクルの声を甲鉄城のカバネリで無名を勤めた千本木彩花がそれぞれ担当しています。

5人全員集まってのインタビューでは5人ともとても仲良く会話をしており、撮影現場の面白さや作品の作りこまれた世界観などそれぞれのオススメしたい点を自由に語っていました。

『クロックワーク・プラネット』の豆知識6

アニメーション制作は「ToLOVEる」で有名なXEBEC

アニメ版クロックワーク・プラネットの制作会社は機動戦艦ナデシコやZOIDSシリーズ、ToLOVEる、這いよれ!ニャル子さんなど数々の人気作品を手掛け世に送り出してきたアニメ制作会社、XEBECが制作しています。

アニメ版の監督を務めたのは長澤剛で、キャラクターデザインと総作画監督を務めたのはアニメ版のだめカンタービレシリーズでもキャラクターデザインを務めた島村秀一、音響監督を務めたのは91Daysでも音響監督を務めていた本山哲がそれぞれ行っています。

『クロックワーク・プラネット』の豆知識7

監督の代表作は「這いよれ!ニャル子さん」

這いよれ!ニャル子さんシリーズで監督を務めた長澤剛は、クロックワーク・プラネットの世界観、クロック・パンクについてインタビューで語っています。

今までの作品の中で、クロック・パンクという世界観をもった作品は少なく、その特別感をいかに表すか、他に例が無いからこそ0から生み出す苦労があったと言います。そこにナオトとマリーという2人の天才を組み込みどう変化するのか、そしてリューズとナオトもどうなるのか。2つのドラマにぜひ注目してみていただければと思います。と答えています。

『クロックワーク・プラネット』の豆知識8

https://youtu.be/eWGDBGgtBjo

メディアミックスで漫画が連載されている

漫画版クロックワーク・プラネットは月刊少年シリウスにて2013年の11月号から連載されています。キャラクター原案は小説のイラストを担当している茨乃(しの)が引き続き担当しており、漫画はクロが担当しています。

クロの作品は長編は今まで無いものの、短編ではスクエニ・ユレッシュガンガンで掲載された読みきりHIDE&SEEKや、スクエニ・ガンガンjokerで二編掲載された終わり行く世界で、終わらない旅を、そして
第22回シリウス新人賞入選を受賞したturn around等が上げられ、世界観の深さや繊細なストーリーが話題になりました。

漫画版クロックワーク・プラネットは2017年8月現在では第7巻、東京編までが単行本として発売されており、第8巻は9/8発売予定です。

アニメ版『クロックワーク・プラネット』に乞うご期待!

ここまで読んでくださりありがとうございます。今回はアニメ版にもなったライトノベル、クロックワーク・プラネットの8つの豆知識を紹介させていただきました。

クロック・パンクという珍しい設定とYという人物によって作り変えられた歯車の地球という作りこまれた世界観。初めて読んだときは原作者の一人榎宮祐らしい細かい設定の上に成り立っている作品だなと感じました。元々スチーム・パンク等の世界観が好きなのでクロック・パンクという珍しい設定も違和感は無く、アニメ化の話を聞いたときはどこまで再現できるのかが楽しみだった作品でもあります。

この作品は原作ファンはもちろん、スチーム・パンクなどのパンク系SF作品が好きな方少年少女の成長譚が好きな方萌え系作品が好きな方派手なアクション系の作品が好きな方にオススメです。

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