【灼眼のシャナ/坂井悠二】宝具が入った特別なトーチ!主人公の器に納まらない凄さをまとめてみた!

『灼眼のシャナ』の坂井悠二は、御崎高校に通う男子高校生です。一見普通の男の子に思えますが、その正体は死んだ人間の代わり役である『トーチ』だったのです!自身の境遇を知った悠二が選ぶ将来とは?物語の変遷を辿りつつ紹介します。

炎髪灼眼の討ち手と出会う悠二

シャナの唯一無二のパートナー

学校終わりの放課後、街でブラブラと歩いていた悠二は、突如現れた外敵の『燐子』という不思議な存在を目撃します。燐子に襲われる悠二ですが、このピンチを救ったのが炎髪灼眼のフレイムヘイズであるシャナでした。
最初はただのトーチと言って、ぞんざいに扱われる悠二ですが、行動を共にする内にシャナは悠二を頼りにし始めます。悠二は、戦闘において観察力や発想力に優れているので、役立てる様いつもシャナのそばにピタッとついています。
その様子は何だか可愛いですね。シャナは、恋のライバルである吉田一美と張り合う中で悠二に対する好意を理解してゆきます。やがて、フレイムヘイズとしても一人の少女としても、坂井悠二は欠かせない者になるんです。

悠二に秘められた能力

『零時迷子』の恩恵

坂井悠二は『零時迷子』という宝具が入ったトーチであることから、『ミステス』と呼ばれます。零時迷子によって『存在の力』を回復できるので、消滅もしないし、封絶結界の中にいても自由に行動ができるんです。
零時迷子を宿す悠二は存在の力に対する感覚が非常に鋭敏になっていて、他のトーチや紅世の徒の気配を素早く察知します。零時迷子の製作者は、紅世の王『彩飄フィレス』とその恋人『ヨーハン』です。
シャナとのコンビネーションで、悠二は自身の存在の力をシャナに流し込んでサポートもできます。午前零時になれば回復することを利用して、シャナのバッテリーになるというものです。悠二がそばにいるメリットの一つだと思います。

坂井悠二は自在法が使える

『存在の力』をコントロール

勇敢で地力のあるシャナについて行くため、悠二は修行に励みます。特訓の成果もあり、少しずつ封絶などの『自在法』を操れる様になりました。存在の力のコントロールに慣れた頃には、大剣型宝具『ブルートザオガー』も使えていました。
悠二特有の自在法に『グランマティカ』があります。物語終盤で会得した万能な技で、ブロックを展開して防御や攻撃が可能なんです。論理的な思考の持ち主である悠二には、自在式を組み立てるという形がお似合いです。
力を発動する際に顕現される炎の色は、銀色と黒色です。アニメ『灼眼のシャナⅡ』で悠二が封絶を成功させた時に表れた銀の炎は、卑金属の水銀がグツグツと沸騰するような描写をされていて、不気味な印象でした。悠二はストーリーが進むにつれ、存在の力を増してゆきます。

坂井悠二と仮装舞踏会

頂の座ヘカテーとの関係性

徒の組織『仮装舞踏会(バル・マスケ)』が御崎市に現れた時に、悠二は頂の座ヘカテーと対面します。ヘカテーは仮装舞踏会の三柱臣(トリニティ)の一人で、巫女の姿をしています。容姿端麗で可愛らしいです。
アニメ版では、ヘカテーは零時迷子を利用する為に自身の器と悠二の器を合わせて、悠二の記憶を感じとっていました。囚われのシャナを暗殺しようとした時には、仮装舞踏会盟主の『祭礼の蛇』の代行体となった悠二に邪魔されていて、考えに差異が見られます。
また、近衛史菜(このえふみな)というヘカテーそっくりな少女をつくって、御崎高校で悠二と生徒として交流させてもいます。史菜は常識知らずのマイペースな子で、悠二との仲も良好でしたが、最終的にはヘカテーと器を合わせて、情報をつくり主に移し消えてしまいます。

創造神『祭礼の蛇』の媒体

フレイムヘイズ達と相対する

序盤は絶えずシャナと行動していた悠二ですが、このままではフレイムヘイズと紅世の徒は永遠に戦い続けてしまうことに悩み、終止符を打つべく創造神『祭礼の蛇』の代行体となって新世界『無何有鏡(ザナドゥ)』の創造に着手します。
紅世の神『祭礼の蛇』は仮装舞踏会の盟主なので、悠二は立場上フレイムヘイズと敵対する形です。シャナと悠二が戦う展開に驚いた人も多いと思います。祭礼の蛇の神体復活を目論み、目的の為に容赦なく先へ進む悠二には舌を巻きます。
しかし、それも愛するシャナのためになり、無何有鏡には無限の存在の力が満ちているので徒達はこの世で暴れる理由をなくすんです。御崎市を中心に守りたいものができた悠二の、全てを巻き込む解決策は見ものです。

坂井悠二の名言は?

星黎殿に攫われた悠二の想い

トリニティの一人『千変シュドナイ』にさらわれて仮装舞踏会の城砦『星黎殿』へと連れていかれた悠二は、溢れ返る程の存在の力を生み出す『存在の泉』に利用されるべく眠りにつかされ、ヘカテーと器を合わせて零時迷子の力を使用されます。
この時悠二は身動きがとれないながらもおぼろげに意識はあって、器を満たすヘカテーと会話を行うんです。ヘカテーは、自分が求めていたものは確かに存在する私自身であると述べますが、そんなヘカテーに悠二は『君は空っぽだ』とつげます。
器を合わせ、今は悠二の記憶・想いで満たされているのだから空っぽではないと反論するヘカテーに、悠二が『人の想いで自分をいっぱいにしても意味はない。自身で考えたり悩んだり想うことで己は確立される。』と説く場面はシビレます。

坂井悠二のCVを務める声優

日野聡さんが演じる

坂井悠二のCVは、声優の日野聡さんが務めています。日野さんは元々テレビドラマの吹き替えで活躍していましたが、最近はアニメやナレーションなどの分野でも活動していて、坂井悠二をはじめ多くのキャラクターを担当しています。
清純なイメージを感じさせる澄んだ声が特徴的で、『灼眼のシャナ』では悠二の持つ真面目さや、理知的な雰囲気をうまく表現していたと思います。悠二役はアニメ声優となって間もない頃に務めていますが、セリフ回しがうまいです。
『しゃくがんのシャナたん』では、悠二は小さくなったシャナとボケ連発の面白いかけあいをしていて、シャナを溺愛してMっ気まで発動する悠二を見事に演じていました。超可愛いワガママなシャナと手を焼く悠二の絡みは最高で、声優の凄さを感じます。

坂井悠二の最後

シャナと歩む悠二の未来

御崎市決戦でザナドゥ創造のため、シャナ達フレイムヘイズと最後の勝負に挑む悠二は、痛手を負いつつも『大命』をなし遂げます。シャナの尽力で新世界では人が徒に喰われる心配もなくなり、決着となります。
悠二は自身が一人つっぱしる形で計画を遂行した償いとして、独りで無何有鏡に旅立って新世界の平和のためだけに身を捧げようとしますが、シャナはそんな悠二を理解した上で共に歩むと誓い、一緒に新世界へ行きます。
クリスマス・イヴに吉田一美ではなくシャナを選んだ時点で、パートナーは確定していたので納得のラストです。シャナの告白と悠二の心情の吐露、誓いのキスで結ばれる最後に、思わずホッとした気持ちにさせられます。

『灼眼のシャナ』の悠二の活躍は凄い!

坂井悠二は優しさを原動力にする男

クラスメイト・平井ゆかりの消滅からはじまった『灼眼のシャナ』ですが、思えばトーチとなったゆかりを救おうとしたあの時から、悠二は自分のためではなく他者のために行動する人間でした。虚ろなゆかりに懸命に話しかける悠二の優しさが懐かしいです。
時には同級生と平穏な時間を過ごした悠二ですが、恋愛には鈍感でした。吉田一美とシャナに挟まれて、どっちつかずの態度を示す悠二でしたが、それも相手の想いを拒まず真摯に受けとめる優しさです。
『灼眼のシャナ』では、シャナと悠二という複雑な境遇の二人がお互いに助け合って成長し、困難に立ち向かう姿が描かれています。シリアスな展開に心苦しくなることもありますが、大団円を迎えてくれて良かったです。
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