【君の膵臓を食べたい】映画版のあらすじ&ネタバレを完全紹介!

原作はベストセラーを記録し、実写映画化された『君の膵臓を食べたい』。衝撃的なタイトルもさることながら、「感動の名作」と名高い本作を、ネタバレ込みで余すところなくご紹介していきます。

注目の感動作『君の膵臓を食べたい』とは?

『君の膵臓を食べたい』とは、2015年に発行された住野よるによる小説で、「キミスイ」の略称で多くの読者から愛されています。元々は、小説投稿サイト「小説家になろう」で投稿されていて、ライトノベル作家の井藤きくの目に留まることになり、双葉社から出版されるといった経緯をもちます。
2016年の「本屋大賞」にノミネートされ、見事に2位を獲得します。その後、多くのメディアに紹介されるなど、瞬く間に人気に火が付き、2017年には、累計発行部数が200万部を越える大ベストセラーとなりました。
今回、実写映画化される他にも、2018年にはアニメ映画化されることも決定しています。

映画を見る前に『君の膵臓を食べたい』のあらすじをチェック!

高校時代のクラスメイト・山内桜良から「教師になりなよ」と言われたことがきっかけで、主人公の「僕」は母校で教師を務めていました。ですが、彼は生徒と正面から向き合える自信がなく、退職届を出そうか迷います。そんな中、彼は生徒たちと接するうちに、高校時代の山内桜良と過ごした日々を思い出していくのです。
2人は、病院で僕が山内桜良の「共同文庫」を偶然拾ったことで出会います。「共同文庫」というのは、山内桜良が自分で書いている「闘病日記」のようなものです。僕が「共同文庫」の中身を見ると、山内桜良は膵臓の病気を患っていてその命はそんなに長くないという内容が書かれていました。

山内桜良の秘密を知った僕は、彼女から「このことは誰にも言わないで」と念を押されます。了承した僕は、秘密を知った代わりに山内桜良が死ぬ前にやりたいことを一緒にやり遂げることになります。
人と関わることを避けてきた「僕」と、自らの死に向き合って僕と関わっていくことを決めた「彼女」。正反対で決して交わらないはずだった2人は、一緒に過ごしていくうちにどんどん打ち解けていきます。しかし、そんな日々も山内桜良の死によって終わりを告げるのです。
それから12年後の現在、山内桜良の親友であった恭子もまた、彼女と過ごした日々を思い出しているのでした。

映画版『君の膵臓を食べたい』の主要キャストをご紹介!

本作は、現在~過去といった構成をしていますので、主人公の「僕」と、ヒロインの親友である「恭子」を別々の役者が演じています。今回は、主要人物である、「僕」「山内桜良」「恭子」を演じたキャスト陣をご紹介していきたいと思います。

浜辺美波

浜辺美波は本作のヒロイン・山内桜良を演じています。
山内桜良は、膵臓の病気を患っている高校2年生です。僕のクラスメイトでもあり、クラスでは明るく元気な性格のため人気も高いです。病気のことを知られてから、僕と同じ「図書委員」をすることで2人の距離はどんどん縮まります。病気のことは、家族と僕以外には知らせてなく、親友である恭子にも言っていませんでした。
そんな山内桜良役の浜辺美波は、2000年の8月29日生まれで、なんと若干16歳(2017年8月現在)です。2011年に開催された、第7回「東宝シンデレラオーディション』でニュージェネレーション賞を受賞し芸能界入りを果たしました。その後、同年に公開された映画、『アリと恋文』で主演したのが女優デビューになります。
そして、2015年に放送されたスペシャルドラマ、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のヒロイン・本間芽衣子役を演じたことで、一躍有名になりました。若手女優の中でも、これからの活躍が非常に楽しみな女優の一人でしょう。

北村匠海

北村匠海が演じるのは、主人公の「僕」です。
僕はヒロインの山内桜良とは正反対で、他人に対して興味・関心がほとんどなく、いつも本を読んでいる「クラスで一番の地味な少年」です。病院で山内桜良の「共同文庫」を拾ったことや、一緒に図書委員をするようになって、クラスの人気者である山内桜良の「仲良しくん」となっていきます。
そんな僕を演じる北村匠海は、1997年11月3日生まれの、こちらも現在19歳(2017年8月現在)で将来有望な若手俳優です。芸能界に入ったのは、小学3年生のときにスカウトされ芸能プロダクションに所属したのがきっかけです。
北村匠海は、俳優以外にも歌手やモデルとしても活動していて、マルチな才能を発揮しています。また、憧れの俳優は今作でも共演している小栗旬で、2人は今作以外にも共演することなどが多々あります。

小栗旬

12年後の現在の僕を演じているのは、小栗旬です。
現在の僕は、山内桜良から「教師になりなよ」と言われたことがきっかけで、母校の教師をしています。人と関わるのが嫌いだった僕が高校の教師になるなんて驚きです(笑)。ある日、図書館が取り壊しになることが決まり、蔵書の整理をしていくうちに12年前の山内桜良と過ごした日々を思い出していきます。
そんな未来の僕を演じている小栗旬は、1982年の12月26日生まれで現在34歳(2017年8月現在)です。小学6年生のとき、内田有紀に憧れて新聞の隅のほうに記載されていたオーディションに応募したことが芸能界に入ったきっかけです。最初のほうはエキストラとして活動していました。
転機が訪れたのは、1998年のドラマ『GTO』に出演したことで、連続ドラマで初のレギュラー出演を果たします。その後も多くのヒット作に出演し、ドラマ『花より男子』の花澤類を演じたことで大ブレイクします。そして、今では日本を代表する実力俳優として、芸能界の第一線で活躍し続けています。

北川景子

12年後の恭子を演じているのは、北川景子です。
恭子は山内桜良の一番の親友で、彼女のことを誰よりも大切に思っている心優しい女性です。過去の恭子は、急に山内桜良と仲良くなりだした僕に対して警戒心を露わにしていました。そして現在の恭子は、実家の花屋をついでいて、結婚も間近に控えています。それでも、山内桜良を失くした哀しみは現在も抱えていて、その哀しみを拭い去ることはできていません。
そんな恭子役の北川景子ですが、1986年8月22日生まれの31歳です(2017年8月現在)。高校在学中の17歳のときに、地元の神戸でスカウトされ芸能界入りを果たしました。その後、「Seventeen」のモデルオーディションを受け、見事合格しモデルデビューを飾ります。
2003年には、ドラマ『美少女戦士セーラームーン』の 火野レイ役を演じて女優デビューを果たし、順風満帆に女優街道を突き進んで行きます。当初は、芸能界に全く興味のなかった北川景子ですが、いつの間にか多くの代表作に出演するトップ女優となっていきました。
私生活でも、2016年1月に、ロックバンド・BREAKERZのボーカルで、タレントのDAIGOと結婚したことを発表し、公私ともに順調な毎日を過ごしています。

『君の膵臓を食べたい』の映画ロケ地はどこ?

ここからは、映画『君の膵臓を食べたい』の作中で登場したロケ地をいくつかご紹介していきたいと思います。

伏見であい橋

まず、その圧倒的な存在感でポスターにも使われていて、映画を見た方も一番気になったであろう「橋」です。この橋がある場所は京都市伏見区で、「伏見であい橋」と呼ばれています。最寄り駅の京阪本線中書島駅から徒歩10分程度の場所にありますので、誰でも気軽に観光できそうです。どうせなら、桜が咲いている時期に行きたいものです。

豊郷小学校

滋賀県にある「豊郷小学校」でも、本作の撮影が行われたそうです。実はこの「豊郷小学校」は、大人気アニメ「けいおん」の舞台でもあり、ファンの間でも聖地となっています。2つの人気作品の舞台になるなんて素晴らしいです。

滋賀大学

滋賀繋がりで、こちらの「滋賀大学」も、本作のロケ地として使われていたそうです。小栗旬と北川景子の目撃情報が多数あり、2人が登場しているシーンを撮影していたのでしょう。

『君の膵臓を食べたい』を彩る主題歌を担当するのは?

涙腺崩壊間違いなしの『君の膵臓を食べたい』ですが、日本を代表するある有名バンドが主題歌を担当しています。それはMr.Childrenで、今回彼らが届ける楽曲が「himawari」です。Mr.Childrenは、今作『君の膵臓を食べたい』のために新しく「himawari」を書き下ろしたとのことです。
きっと、本作を見れば、物語の最後を彩るこの音楽で、多くの方が必然的に涙が流れるのではないでしょうか。それくらい「himawari」は、映画の世界観に完璧にマッチしています。

【ネタバレ注意】『君の膵臓を食べたい』 はどんな内容?

ここからは、本作のラストについて書いていきます。ネタバレ事項となりますのご注意ください。
前述した通り、ヒロインの山内桜良は亡くなってしまいます。そして、12年後の僕は、山内桜良が書き記したある手紙を見つけます。それを見た僕は、恭子の結婚式へ急いで駆けつけます。この2人は、山内桜良が亡くなってからはなんの接点もありませんでした。僕は恭子に、山内桜良が恭子宛てに書き残した手紙を渡します。
12年前、僕と山内桜良はある言葉を言う練習をしていました。その言葉を、僕は恭子へと伝えます。「僕と友達になってください。」と。生前、山内桜良は、僕と恭子が友達になることを切実に願っていました。恭子は「はい。」と返事をし、それは山内桜良の願いが叶った瞬間でした。
その後、僕は教師を続けることを決心し、前向きに人生を歩んで行くことを決意するのでした。

『君の膵臓を食べたい』映画版と原作の違いは…?

本作は、本当に感動する作品となっていて、個人的にもおすすめの作品です。そんな『君の膵臓を食べたい』の映画版ですが、原作との相違点がいくつかありましたので、最後に触れていきたいと思います。
今作の一番の相違点は、「過去の回想」です。原作では、12年後の僕や恭子は出てきません。原作のラストは、山内桜良が亡くなってから1年後を描いています。また、映画では、恭子が山内桜良の病気のことを知るのは12年後の結婚式のですが、原作では山内桜良が亡くなってすぐに、僕が「共同文庫」を恭子に見せることで病気のことを知ることになります。
そのため、恭子は山内桜良の病気のことを黙っていた僕のことを絶対に許さないと思っていましたが、1年間僕が頑張ったことで友達になることができました。その他には、特に大きな違いはなく、原作通りに描かれているかと思います。
映画も原作も山内桜良は亡くなってしまうのですが、ラストはスッキリとした前向きな終わりかたになっていますので、重い話が苦手な方でも問題なく見れる作品になっているのではないでしょうか。
気になった方はぜひ、『君の膵臓を食べたい』をチェックしてみてください。
君の膵臓をたべたい (双葉文庫)
住野 よる
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