【ヘルシング/HELLSING】少佐の危険すぎる4つの魅力!

「諸君 私は戦争が大好きだ」この演説でお馴染みの、超悪役!少佐の魅力や過去などの魅力を紹介!TVアニメには登場できなかった少佐ですがOVAでは狂気の姿を見ることができます!少佐ファンは是非ご覧ください!

【ヘルシング】ミレニアムのリーダー“少佐”はサイボーグ?コンピューター?

『演説』と言ったら少佐か鳥肌実が頭に浮かぶ筆者が、今回紹介するのは平野耕太氏の作品【ヘルシング】に登場する通称:少佐。プヨプヨとした肉可愛い外見ですが、実はサイボーグ。この肉は硬いのか否かはさておき、謎多き彼の過去から最期までを記したいと思います!
漫画版では、実際そこまでデブでもチビでもない少佐ですが、映像化するにあたり「デブを強調しよう」という謎の計らいによりデブ好きには嬉しいサプライズとなったのか、OVAではよく太った少佐を見ることができます。
2001年に放送されたTVアニメシリーズの中では残念ながら未登場…これは、少佐ファンは嘆いたと共に少し安心した…なんてかたもいるのでは?どうして安心したか、それは彼の設定は現在ではタブー視されるものを含んでいるから…なのです。

演じるのはカミーユ・ビダンで知られる飛田展男さん

本作に登場するキャラクターたちの多くが「良い意味で狂っている」者が多く、少佐も他の追随を許さないレベルの狂人!第二次世界大戦が終わり、時代に置き去りにされたナチスの亡霊である“ミレニアム”千年王国を意味する彼らの目的とは…?
先述したようにTVアニメ版には登場しなかった少佐…OVAでは飛田展男さんが声を担当しており、不敵な笑みを含んだ場面が多い少佐を演じています!見た目から分かるかと思いますが、そんなにアクティブではない少佐
では、なぜミレニアムの首魁であり“総統代行”“大隊指揮官”といった別称があるのか…通称の少佐という呼び名はカモフラージュなのかなどなど…続々と気になるポイントに迫りたいと思います!

ポイント①本名は“モンティナ・マックス”意外な場所で明らかに!

外見・設定と印象に残る少佐ではありますが、本名は「これだ!」と作中では紹介されておらず“不明”という扱いになっているのは、読者・視聴者としては気になるところですよね!
あえて、この記事内では『モンティナ・マックス』が少佐の本名であると紹介させていただく事について…どうしてモンティナ・マックスなのか?それは、単行本5巻の裏表紙に書かれた身分証、そして作中に僅かながら残る形跡から!
また、本作【ヘルシング】に登場するキャラクター達の中には「原型」が存在するものも…アレクサンド・アンデルセンや由美江、ハインケル・ウーフーなど、彼らは平野耕太氏のヘルシング以前の作品でも活躍していた事が分かります。
そして、モンティナ・マックス…少佐は成人向け作品【COYOTE】に登場し、彼の原型とされているようですが…今とは違い大分スリムなイケメンとして登場…是非、少佐ファンには知ってほしい作品でありますが、成人向け作品という点に注意が必要です!

ポイント②『諸君、私は戦争が大好きだ』から始まる演説には鳥肌!

カリスマ性のあるデブでお馴染みの少佐。そんな少佐の一番の見せ場は矢張り「演説」ではないかと、個人的には推したいところ!少佐の演説は、様々なコラ画像やネタとしての使い勝手の良さから、全ては知らなくても最初と最後の部分は知ってる…なんて方も多いかと思います。
単行本では、4巻の9話にて「演説」の全編を見ることが出来ますが、その熱量はなんと13ページ!最後の締めの言葉を「よろしい ならば戦争だ」と、思っている方も多いと思いますが、この後も“まだまだ”続くわけです!
ロンドン襲撃の号令をかけると共に、部下たちを鼓舞する少佐の姿は…ある意味カッコイイかもしれません。演説の中でも、筆者の中で特に残っている部分は“我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう”
と、いう部分。強大で絶望的な、本当の意味での敵がイギリス…いえ、世界に迫ってこようとしている…そんな雰囲気を予感させる場面!

ポイント③元ナチスの親衛隊!人造吸血鬼の研究に携わっていた過去

出典:https://www.amazon.co.jp

そもそも少佐はどこからやってきたの?どうしてアーカードやインテグラを狙うの?と、思いますよね。筆者も深く作品を読んでいない時は突然現れた少佐に「?」となったものです。吸血鬼に対して聖職者がいる…と、いう戦いが起こるのは予感できましたが
少佐率いるミレニアム…または『最後の大隊』と呼ばれる彼らは一体何者なのか?数は1000人ほどで構成された吸血鬼化した戦闘員と、大尉と呼ばれる男は人狼…世にも奇妙な「大隊」
この中で「人間」だと自称するのは少佐だけで、他は全てが「化物」と化しているというから驚きですね…!さて、ミレニアムは一体どんなものなのか?それを知るにはまず少佐の過去を知る必要があります…。

外見年齢だけ見ると、そこまで年を取っているように見えない少佐…それは、先述したとおりサイボーグだから…と、いう点があります。第二次世界大戦、少佐は「親衛隊」として、かの独裁者を支持していた1人。
ヒトラーからの命により人造吸血鬼の研究を任され、その際に1度ヘルシング機関と衝突していました。世界大戦中、ドイツは吸血鬼の軍隊・不死の軍隊を作り上げる、という都市伝説にも近い「噂」は有名ですね!
ヘルシング機関によって吸血鬼の研究機関を潰された後に、少佐はソ連の侵攻により瀕死の状態まで追い込まれました。どう見ても助からない程の銃創を追っていた少佐ですが…

ドイツ敗戦後は、南米へと移り再び人造吸血鬼の研究を行い「理想の兵士」を作り上げる事に完成…そして機が熟すのを待ち潜伏していたようですね。少佐以外は全てが吸血鬼・狼男というミレニアム…恐ろしすぎます!
中には「オペラハウスのご老人方」と比喩した、過去には自身の上官という立場であり、組織内の上層部に居座る“生き残り”たちもいましたが、彼らは吸血鬼化させる事をせずに『粛清』されました。
しかし、どうして少佐は吸血鬼にならなかったのか?ソ連侵攻時に傷を追った際、生きながらにして「吸血鬼になれたはず」なのに、あえて吸血鬼にならない事を選んだのか…?

ポイント④【名言】デブは一食抜いただけで餓死するらしい

【ヘルシング】は名言の宝庫だと個人的には思う作品の1つでありますが、その中でも矢張り少佐のセリフはどれも…いえ、ほぼほぼ全てにおいて“名セリフ”である気がしてなりません!人気の演説もその中の1ではありますが、他にもゾクッとするものからジワジワくるものまでありますよー!
個人的に忘れられないセリフをいくつか紹介したいと思います…まずは『デブは一食抜いただけで餓死するんだ この私が言うんだから間違いないぞ少年』というもの。なんとも説得力のあるセリフ!
サイボーグなのに食事をするというのも面白いですが、1食抜いたら本当に餓死しそうな少佐がいうと重みが違います。太っている友人・知人に聞いたりしたらキレながらも肯定される事間違い無し!

ところで、少佐は何を食べるのか?サイボーグなのに?と、思いますよね。食事シーンは、お腹が空いている時に見たら心底少佐のことをデブと罵りたくなる事間違いないくらいの「テロ」なので、注意してください!
他には、甘党なのか?と思う「バンホーテンのココアをよく練って砂糖とミルクをアリアリで」と注文(?)している場面。バンホーテンココア美味しいですからね…飲みたくなるのも分かりますが、甘いもの大好き!肉・脂身大好き!そんな少佐、太ったら肉はつくのか?これ以上太れるのか?食べたものはどこにいくんだ?
なんて、そんなナンセンスな事を思ってはいけません…純粋に少佐の食事シーンを見守りましょう…なんせ邪魔をしたら餓死してしまうかもしれませんからね!

そして、もう1つ…『かくして役者は全員演壇へと登り 暁の惨劇は幕を上げる』50年越しとなる“惨劇”を表したセリフ。アーカードがロンドンにやってきた際の少佐のセリフです。少佐が描いていた「戦争」が遂に始まる時!
OVAで、是非見て欲しい(聞いてほしい?)部分…『Welcome to this crazy time♪』と、歌い出す場面!この歌詞は…某世紀末救世主伝説のOP(笑)確かにイカれた時代では…ありますがアーカードはタフボーイ(?)という枠組みでは収まりきらないんじゃ!?
物語のラスト…最後に撃った弾がインテグラに被弾し、記念すべき「初めての命中」を目にすると少年のように喜んでいたりと死を目前にしても、変わらない…そんな人です。そりゃ名言も多いはずです。

『よろしい ならば戦争だ』

話しは戻りますが、どうして少佐は吸血鬼化しなかったのか?最後の決戦にて、セラスによりアハト・アハトで防弾ガラスを破られ被弾した際、身体の「中身」が露わになり「機械」だと言われると“失礼な事を言うもんじゃない お嬢さん 私はしっかりと人間だよ”と、サイボーグである事を否定しています。
インテグラから「化物」と吐き捨てられた際も、それを否定。「アーカードのような化物と一緒にするな」と返し「彼(アーカード)は人間のような化物で私は化物のような人間なのだろう」と、アーカードを憎み、その存在を認めないと漏らします。
見た目が問題ではなく、人は「意志」を持つものという少佐…アーカードのように吸血する事で他者との融合により生きながらえる者を、化物と憎んでいるようですね。なんとも深い。

人として化物(アーカード)を倒す事を目的としていた少佐ですが、インテグラからは「化物認定」され決戦へと場は移ります。ここまで悪という言葉が似合うキャラクターって珍しいと思うのですがいかがでしょう?
ただの「悪役」ではなく圧倒的な存在感と「人」である事への執着など、他の悪役が力を手に入れるために化物へと変貌する…そういった事はよくあると思いますが、少佐はあくまでも「人」であり続け、自身が思うところの悪と戦おうとしたのです。
少佐が人気者な理由は他にもまだまだあります!ただの戦争狂だと思われがちですが、意外と「深い」キャラクターだという事を最後にこの辺で終わりたいと思います。好き嫌いが分かれる作品ではありますが…
ナチス・吸血鬼・バチカンこの3つのうち1つでもピンとくるものがあったら是非【ヘルシング】を手にとってください。予想外の興奮が待ってますよ!

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