【翠星のガルガンティア】5つのポイントで海洋冒険活劇を語る!

マジェスティックプリンス、ヴァルヴレイヴと共に2013年春の三大ロボアニメの一角を担った作品『翠星のガルガンティア』をあなたのはご存知ですか?碧い海とSFが印象的なこの作品!ただのSF物アニメでもロボットアニメでもありません!そんな作品『翠星のガルガンティア』を今回は紹介しつつ語っていきます。

碧い海とSF!翠星のガルガンティアとは?

『翠星のガルガンティア』はプロダクションI.Gによって制作され、2013年4月から6月まで全13話で放送された作品です。2010年以前から企画が発足していた本作、その制作には有名な人物が多数関わっており、同時期に放送された『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』、『革命機ヴァルブレイブ』の三大ロボアニメの一作として注目を集めました。
物語は冒頭、レドの所属する人類銀河同盟と謎の宇宙生物ヒディアーズとの戦闘から始まります。戦闘の影響により時空のひずみに巻き込まれたレドとその乗機であるチェインバーがガルガンティア内の倉庫で目覚めたことから物語は本格的に動いていきます。
パッと見よくあるロボアニメに見える本作、勿論ロボットアクションもとても良い出来なのですが、その一番の売りはレドを中心に描かれる異文化交流冒険活劇!ロボットアクションを目当てに見た人も巨大船団ガルガンティアでの日常に引き込まれる事請け合いです!

翠星のガルガンティアの脚本はこの人!噂の虚淵玄をご紹介

『翠星のガルガンティア』には監督に村田和也さん、キャラクター原案に鳴子ハナハルさん、メカニックデザインに石渡マコトさんなどいずれも知っている人は知っている方々。その中でも構成・脚本を務めた虚淵玄さんの名前を聞いた事がある人は多いのではないでしょうか?
虚淵さんはニトロプラス所属。元々はゲームのシナリオに関わっていましたが、2008年『ブラスレイター』でアニメ脚本に関わると、そこから『魔法少女まどか☆マギカ』『PSYCHO-PASS サイコパス』など数々の有名作品を作り出していきました。
良質な作品を作り出す一方、登場キャラクターがひどい目にあう事が多いため、国内外を問わずアニメ愛好家に(いい意味で)恐れられているこの方。虚淵玄の名前があるだけで(物語の波乱的な意味で)何かハラハラドキドキしてしまう方も多いのでは?

翠星のガルガンティア・主要キャラはこんなキャラ

レド

本作主人公。CVは石川界人さん。
16歳で人類銀河同盟の少尉と劇中の描写からも結構エリートと思われる彼。性格は真面目純朴、結構ナイーブな所もあるようです。そんなレドですが四苦八苦しながらもガルガンティアでの生活の中で自分らしさを手に入れていきます。
ガルガンティアで見つけた好物がワカメパンなレドですが、話が進むごとにカタコトだった言葉が流暢になっていく事からガルガンティアに馴染んでいっている事が分かります。また、とても地味な変化なのですが少しづつ日焼けしていっている事にお気付きでしたか?

エイミー

本作のヒロイン。CVは金元寿子さん。いつも一緒にいるモモンガのような生物の名はグレイス
病弱な弟・ベベルとの生活費を稼ぐために巨大なガルガンティア内をハンググライダーのような乗り物で飛び回るメッセンジャーをしています。明朗快活な性格をしており、何かと受け身なレドを物理的にも精神的にも引っ張っていきます。余談ですが、レドと初対面で人質にされた際のチェインバーの翻訳から察するに結構口が悪い・・?
名前の由来は照準を意味する英語「エイム」から。名前の由来通りレドを導いてくれます。

チェインバー

登場人物ではなくマシンキャリバーというロボットで自分を「パイロット支援啓発インターフェイスシステム」と称するAI。CVは杉田智和さん。主人公機なのに量産型で、機体ナンバーはK-6821
ガルガンティアにおいては圧倒的な技術力を活かし、用心棒から荷運び、漁業にサルベージ業、はたまた焼き肉の鉄板と大活躍!性格も最初はこれぞAIという合理的な性格をしていましたが、レド同様ガルガンティアでの生活を通して個性のようなものを得ていきます。劇中、小型端末を通しレドやガルガンティアの人たちとする会話がどんどん面白くなっていきます。
名前の由来は銃などの薬室を意味する英語「チャンバー」から。物語最後の戦いではレドを名前の通り自分の意思で生きる世界に撃ち出します。

ネタバレ注意!翠星のガルガンティアの結末は?

レドの上司・クーゲル・・を語っていたクーゲルの乗機ストライカーは人類銀河同盟の合理的ディストピアを地球でも作り出すべく、多くの船団を取り込んでいた。その次の目標となってしまったガルガンティアを守るためにレドとチェインバーはストライカーに反旗を翻します。
チェインバー・レドとそれを助けるガルガンティア船団の人たち対ストライカーという形になる最終戦ですが、チェインバーがフル装備であったり、一度はガルガンティアをレドと離れていたピニオンが旧文明の遺産であるレーザー砲で命がけの援護射撃を行うなどロボアニメ好きのポイントを抑えまくっています。ガルガンティアが封印された秘密兵器(?)のマスドライバー砲を使うシーンで熱くなった方も多いのでは?

単純にロボアニメとしても素晴らしい展開ですが一番のポイントは違います。文字通り命を捨ててストライカーを撃破しようとするレドに対しチェインバーはレドのいるコックピットを分離。ストライカーを刺し違える形で撃破します。撃破時の「くたばれ、ブリキ野郎」という台詞はそれまでの積み重ねもありとても良い台詞です!

アニメのその後を描く、『めぐる航路、遥か』とは?

出典:https://www.amazon.co.jp

『めぐる航路、遥か』は本編終了後のレドとエイミーを描いたOVAで、前編後編の2部編成で作成されたものです。この作品はBlu-rayでの発売に先行する形で一部劇場で先行公開されました。
ストライカーとの激戦から半年ほどの時間が経過したガルガンティアを舞台に、チェインバーがいなくなり兵士ではなく一個人の人間としてサルベージ業に携わるレドと本編よりもう少し近い距離感になったエイミーとその新しい後輩であるリーマを中心にガルガンティアの生活とイザコザが描かれます。

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このOVAの魅力はチェインバーと別れ成長したレドが見れる事ではないでしょうか?エイミーとの甘いリア充ぶりを見せてくれたりいい意味で生き意地が汚くなった彼が見れます。
また、多数の伏線がばら撒かれており、地上の国家の存在やチェインバーたちマシンキャリバーの祖先であるオーグメンテッドボディマズルが登場するなど本編ではわからなかった地球の状態が推測する事ができます。

翠星のガルガンティア、碧い海を巡る物語は・・

碧い海とSFを美しく描いた『翠星のガルガンティア』ですが、考察したくなるような魅力的な世界観とストーリーが上手くまとめられた作品だと言えます。
(色々な作品で前科ありの)虚淵脚本の本作ですが、そのイメージをうまく利用しているともいえます。特にクジライカの巣でもある海底遺跡を調査した際のレドとチェインバーとのやり取りストライカーのコックピットが開かれるまでのシーンなどはいつもの虚淵脚本に入ってしまうのではとハラハラした人は多いのでは?(それ故に最終回の展開は爽快ですが)

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また、キャラクターの成長もうまく描かれています。先述したレドもそうですが、AIであるチェインバーも変化しており、初期では人類銀河同盟の兵士であるべきという態度でしたが、別れのシーンでレドを兵士ではなくレドとして生きるべきと送り出すシーンはその際の台詞もあり印象深いと思います。
本編は13話で(比較的)短い作品なので見たいと思ったときに見やすい点もポイントです。(実は映像特典が2話あったり・・)残念ながら見送りになってしまった2期を小説化した翠星のガルガンティア ~遥か、邂逅の天地~ 』も発売されていますのでこれを機にぜひ読んでみて下さい!
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