【ゴッドファーザー】あらすじ&結末ネタバレ!不朽の名作の全てを解説!

1972年公開の不朽の名作で・映画「ゴッドファーザー」のあらすじをネタバレ込みで紹介し解説をしていきます。

不朽の名作・映画「ゴッドファーザー」とは

映画「ゴッドファーザー」1972年公開のマリオ・プーゾの小説「ゴッドファーザー」を映画化した作品です。1972年のアカデミー賞を複数受賞した作品で当時の興行収入を塗り替えた大ヒット作品でもあります。
映画「ゴッドファーザー」は映画「ゴッドファーザー」、映画「ゴッドファーザー PART II」、映画「ゴッドファーザー PART III」の3部作の第一作目にあたります。
イタリア系アメリカ人のコルレオーネ家の家長ドン・ヴィトー・コルレオーネの三男マイケル・マイク・コルレオーネが堅気の青年からコルレオーネ・ファミリーのリーダーになるまでを描いた作品となっています。

主人公のマイケル・マイク・コルレオーネを演じるのはアル・パチーノ、そしてコルレオーネ家の家長ドン・ヴィトー・コルレオーネを演じるのはマーロン・ブランドです。
またスタッフは監督がフランシス・フォード・コッポラが務め、脚本は小説「ゴッドファーザー」の作者マリオ・プーゾと監督のフランシス・フォード・コッポラの2人が務めています。
また映画「ゴッドファーザー」といえばBGMに流れる「ゴッドファーザー 愛のテーマ」が有名でしょうが、その作曲を担当したのはニーノ・ロータというイタリアの作曲家です。

映画「ゴッドファーザー」のあらすじを4つのパートで紹介&解説

さて、今回は映画「ゴッドファーザー」のあらすじを4つの部分に分けてザックリとかいつまんで紹介したいと思います。また部分毎に筆者なりの解説も入れていきたいと思います。
なおネタバレ込みでお送りしますので、まだ映画「ゴッドファーザー」を観ていない人でネタバレが嫌な人は要注意して下さい。

【ストーリーネタバレ1】マフィアの父と堅気の息子

イタリア系アメリカ人のコルレオーネ家の主人ドン・ヴィトー・コルレオーネは娘の結婚式の日に葬儀屋のアメリゴ・ボナセーラより依頼を受けていた。内容は娘を暴行した加害者の暗殺。しかし、ヴィトーはこれを拒否。代わりに痛めつけることでお互いの合意を得る。
この依頼をはじめとしてこの他にもこの日様々な訪問者がヴィトーのもとを訪れる。外では結婚式が行われている。そこにはヴィトーの三男であるマイケル・マイク・コルレオーネの姿も。マイケルもまた恋人であるケイとダンスをしたり、食事をしたりして楽しんでいる。
そして結婚式の場には人気歌手のジョニー・フォンテーンもまたやってくる。その姿を見るや否やケイは大喜び。マイケルは父のヴィトーがジョニーの面倒をみたことを話すと、ケイはマイケルにどうやって面倒をみたのかを尋ねる。

ジョニーが結婚式場で歌う中、マイケルは父のヴィトーがどうやってジョニーの面倒をみたのかについて話し始める。しかし、父のヴィトーがいかにもマフィアらしい暴力的なやり方でジョニーの面倒をみたことをマイケルが語るとケイは引いてしまう。
マイケルはそんな家で自分だけは別だと語る。一方、様々な訪問者がやってくるヴィトーのもとには結婚式場で歌を披露していた人気歌手のジョニーもやってくる。ジョニーはヴィトーにベストセラーの映画化にあたり主役の座が欲しいけどもそれを与えられないことを嘆く。
そんな情けないジョニーにヴィトーは喝を入れつつもなんとかすることを約束し、その約束を果たすためにヴィトーは自らの相談役であるトム・ヘイゲンをウォルツ・インターナショナル映画へと向かわせる。

ウォルツ・インターナショナル映画に到着したトムは自らが誰の相談役であるかを隠し、映画プロデューサーのジャック・ウォルツにジョニーを映画の主役にして欲しいという依頼を伝えるがジャックはこれを断固拒否。その後、ヴィトーの相談役であることを知ったジャックはトムを自宅に招く。
愛馬を紹介し食事をご馳走し、そして何でも依頼をきこうと言う。ただしジョニーを映画の主役にすることだけを除き。ジャックがジョニーの一件を断る理由は自社の金の卵である女優をジョニーがたらしこみ、さらにそれによって女優が姿を消したためである。
こうして結局ヴィトーの依頼は受け入れられることなくトムは帰る。そして翌朝、ジャックはベッドで目覚めると、足元に殺された愛馬の首が置かれておりジャックは絶叫する。

【解説①】マフィアの父と堅気の息子

この部分は主人公マイケルやマイケルを取り巻く環境や人物を紹介しています。無理も無駄のない端的な紹介が美しく、創作の良いヒントにもなります。そしてこの部分の見どころはやはりジャックの足元に殺された愛馬の首があるシーンでしょう。
これは本物の馬の首だそうで、馬肉でつくられるドッグフードの工場から借りてきたものだそうです。またこの部分で最も大切なのは、マイケルがコルレオーネ家やコルレオーネ・ファミリーとは距離を置いた堅気であることが示されていることです。
このマイケルが後々大きな運命の荒波に流されていくこととなります。

【ストーリーネタバレ2】ヴィトーの襲撃と揺れるコルレオーネ・ファミリー

通称「トルコ人」、ナイフの使い手であり麻薬を生業とするバージル・ソロッツォがヴィトーと麻薬商売に関する商談を行っている。内容はヴィトー側が融資と政治的な保護をする代わりに30%の取り分を得るというもの。
しかしヴィトーはこれを拒否。理由は薬商売に手を染めたことを知られたら政治家との友人関係が長続きしなくなるからである。商談は終わり、トムが花束を持って部屋に入ってくる。
ヴィトーが「何だその花?」と尋ねると、トムは「ジョニーがあの映画の主役をとったそのお礼ですよ」と答える。ヴィトーはそれを聞くと片づけること命令し、そしてコルレオーネ・ファミリーのルカ・ブラージを呼んでくるようトムに言う。

ヴィトーはソロッツォの本当の狙いを知るため、ルカにタッタリア(タッタリア・ファミリーはニューヨーク五大ファミリーの1つ)のところへ調査に行くことを命じる。命令を受けたルカはタッタリアのところへ行き、そこで調査のために寝がえったふりをするが逆に殺害されてしまう。
さらにトムはソロッツォたちに拉致され、ヴィトーもまた街で果物を買っているところを何者かに襲撃される。拉致されたトムはソロッツォから自分たちがヴィトーを殺したと言われる。
さらにかつて断られたヴィトーとの商談について、取引が成立するようヴィトーの長男のサンティノ・ソニー・コルレオーネと仲を取り持って欲しいと言われる。ヴィトー襲撃事件により混乱に陥るコルレオーネ家とコルレオーネ・ファミリー。

さらに、そこには連絡が取れなくなっていたルカが死んだことを表すシチリア式メッセージも届く。
マイケルは襲撃された父・ヴィトーのもとを訪れる。そして病院のベッドで寝ている父・ヴィトーの前で父を守ることを誓う。さらにヴィトー暗殺のために病院にやってきたと思われる集団からも父の身を守る努力をして退けることに成功もする。
またその直後にやってきたソロッツォに買収されたマール・マクラスキー警部とは口論になり逮捕されかけさらに殴られてしまうが、そこをトムの機転により救われヴィトーの安全も一旦は確保される。

病院の1件に腹を立てたソニーはタッタリア・ファミリーのブルーノ・タッタリアを殺害。その後、ソロッツォはマイケルとの話し合いを希望する。マイケルはそれに応じるふりをしてソロッツォとマクラスキーを殺害することを提案。
その提案は受け入れられ、マイケルとソロッツォとマクラスキーの3人はレストラン・ルイズで話し合いをすることになる。そしてマイケルはその場で2人の殺害に成功。その後、イタリアへ逃亡する。

【解説②】ヴィトーの襲撃と揺れるコルレオーネ・ファミリー

マイケルの運命の流れを左右する始まりの事件が描かれるパートになります。父・ヴィトーの襲撃を受けたことによりマイケルは父を守るためソロッツォの殺害へと踏み切ることになります。
そして殺害を決行したことにより闇社会への第一歩を踏み入れてしまいます。その後、イタリアへ逃亡することによってマイケルは運命の出会いを果たします。

【ストーリーネタバレ③】マイケルのイタリア逃亡とソニーの死

時は流れ、襲撃を受け入院していたヴィトーは無事退院し家に帰ってくる。そしてトムはマクラスキーが殺されたことで警察の締め付けが厳しくなったこと、また他のファミリーとも揉めて多くの血が流れていることをヴィトーに報告する。
一方、レストラン・ルイズの一件によりイタリアに逃亡しているマイケルはコルレオーネ村に向かっていた。そしてその道中偶然出会った女性・アポロニアに一目惚れする。その後、偶然出会ったアポロニアの父親に彼女と結婚したい旨を話す。
そして、マイケルとアポロニアの恋は順調に発展していくこととなる。一方、ソニーは妹のコンスタンツァ・コニー・コルレオーネ・リッツィのところへ寄った際、コニーが夫のカルロ・リッツィに暴力を振るわれたことを知り激怒。

その怒りからカルロに暴力による制裁を加える。一方、マイケルはアポロニアと結婚し夫婦となる。ある日、カルロとコニーの夫婦は夫の浮気が原因で大喧嘩をし、コニーはコルレオーネ家へ電話をする。その電話でコニーと話をした兄のソニーは再び激怒。
怒りのまま自ら車をだして外出。しかし、外出した際、ハイウェイで集団での襲撃を受け殺害されてしまう。その報告を受けたヴィトーは悲しむが、殺害した集団を詮索することも、報復することも禁止する。代わりに会議をセッティングするようトムに命令する。
そして五大ファミリーのボスを集め、戦争を終わらせようとする。またヴィトーはトムに葬儀屋のボナセーラに電話をかけ用があることを伝えるようにも指示する。電話を受けたアボナセーラはヴィトーより殺されたソニーの傷ついた体の修復を頼まれる。

ソニーの死の知らせはイタリアで幸せな結婚生活を送っていたマイケルにも届く。そして、その知らせを届けたドン・リオネーレ・トマシーノ(イタリアでマイケルを匿っていた)はさらにここも危ないからすぐにでもシラクサに移るよう伝える。
そこでマイケルは妻のアポロニアをしばらく父親のもとに返すことにする。しかし、その直後、マイケルのボディガードであるファブリツィオの裏切りが原因で、アポロニアは車の爆発により死亡してしまうのだった。
五大ファミリーのリーダーを集めた会議の場でヴィトーはタッタリアが同意するならばすべての物事を元に戻したいと提案する。しかし、タッタリアのドンであるドン・フィリップ・タッタリアはこの提案に良い顔をせず、ヴィトーが政治家や判事を共用しないことを批判する。

ヴィトーはその批判の根元にはかつて自分がソロッツォとの麻薬ビジネスの商談を断ったことにあると睨み、麻薬ビジネスの商談を蹴った理由を語り始める。
しかし、麻薬商売反対派のヴィトーの意見に誰一人賛成することはなく、会議の参加者であるバールジーニファミリーのドン、ドン・エミリオ・バルジーニの「では決定だ。麻薬取引は条件付きで認める。ヴィトーには東部での保護を与え、停戦を約束する」という言葉が会議の最終決定となる。
ヴィトーは最後に三男のマイケルに手を出したら許さないとしたうえで、今日交わした平和協定は絶対に破らないことを誓い、ソロッツォと抱擁した後会議は終了する。そしてヴィトーはこの会合でバルジーニが黒幕であることを見抜くのであった。

【解説③】マイケルのイタリア逃亡とソニーの死

物語が大きく動くパートです。イタリアに逃亡したマイケルは恋をし結婚。妻と幸せな日々を送りますが兄のソニーと妻のアポロニアを同時に亡くしてしまいます。このパートの最初ではあの有名な曲「愛のテーマ」が流れます。
「愛のテーマ」がバックグラウンドで流れる中、イタリアの広大な大地をヤギの群が歩くシーンがあるのですが、そこが本パートの見どころと言えるでしょう。

【ストーリーネタバレ④】ヴィトーの死と鉄の意志

アメリカに帰国したマイケルはかつての恋人ケイに数年ぶりに会いに行き求婚する。ケイはそれを受け入れマイケルとケイは夫婦となる。さらにコルレオーネ・ファミリーのリーダーとなったマイケルは拠点をラスベガスに移すことを決める。
さらにラスベガスへ訪れ、モー・グリーンという人物からラスベガスのホテルとカジノの権利を買い取ろうとする。そんなマイケルの活躍を複雑な心境で見守るヴィトーはマイケルとのある日の会話で「いいか。バルジーニとの会見を手配するやつが裏切り者だぞ」と忠告する。
その後、ヴィトーは孫と遊んでいる最中に突然倒れその生涯を終えることとなる。ヴィトーの葬儀はしめやかに営まれ、参列者の中にはバルジーニの顔もある。

そんな中、コルレオーネ・ファミリーのテシオサルバトーレ・サル・テッシオがマイケルを呼び出し、「バルジーニが会談したいと言ってる。話し合いで問題を解決したいんだそうだ。警備を俺が手配する。俺の地元でやろう。いいか?」と提案。これをマイケルは表向きは了承する。
時は変わり、コニーの子どもの名付け親となることになっていたマイケル。その儀式が執り行われる中、マイケルの意を受けた者たちにより、モー・グリーンやタッタリア、バルジーニなどが次々と殺害される。
さらにコルレオーネ・ファミリーの裏切り者のテッシオもまた殺され、ソニーをバルジーニ一家に売ったカルロはマイケルの意を受けたコルレオーネ・ファミリーのピーター・クレメンザによって殺害される。こうしてマイケルは闇社会の奥深くへと入り込んでいく。

【解説④】ヴィトーの死と鉄の意志

物語に1つのピリオドが打たれるパートです。イタリアから帰国したマイケルは何かに突き動かされる強い意志があるかのように次々と五大ファミリーのドンやコルレオーネ家の裏切り者を殺していきます。
ファミリー・ビジネスを嫌う1人の青年が運命に翻弄されて闇社会へと完全に落ちた瞬間と言えるでしょう。さてこのパートの見どころですが、あらすじには書かれていません。
ラストでコニーがマイケルに対してカルロを殺したことを発狂気味に責めるシーンがあります。

そしてその場に居合わせたケイはマイケルを問い詰めます。これにマイケルは一瞬平静を失い、そして落ち着きを取り戻して、ケイに今回限り1回だけの質問を許します。
この時妻のケイはマイケルに「本当なの?」とだけ質問します。そしてそれに対するマイケルの回答は…。この回答のシーンは本当に名シーンだと思います。なのでマイケルの答えも含めてぜひ実際に作品を観てみて下さい。

運命に翻弄されマフィアの世界に身を投じる青年の人生を体験する濃密すぎる3時間

いかがでしたでしょうか?映画「ゴッド・ファーザー」3部作の始まりとなる映画「ゴッド・ファーザー」のあらすじをザックリとネタバレ込みでお送りしました。ただ、この通りにあらすじを書いたものを読むだけではやはり映画「ゴッド・ファーザー」の魅力を知ることはなかなか難しいと思います。
ネタバレしてても正直全く問題ない作品なので、このあらすじを読んで映画「ゴッドファーザー」に興味を持った人は時間のある際に「ゴッド・ファーザー」を観てもらいたいと思います。
ゴッドファーザー ベストバリューBlu-rayセット (期間限定スペシャルプライス)
パラマウント (2016-09-28)
売り上げランキング: 1,451

ゴッドファーザー コッポラ・リストレーション ブルーレイBOX [Blu-ray]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2011-02-25)
売り上げランキング: 4,346