【君の名は。 】あらすじ&結末ネタバレ!稀代の人気作を徹底解説!

2016年夏、大ヒットを記録し社会現象にもなった、映画『君の名は。』。今回は、そんな『君の名は。』のストーリーや魅力の全てを、ネタバレ込みで余すことなくご紹介していきます。

稀代の人気映画『君の名は。』とは

2016年夏、日本映画界に新たな旋風を巻き起こした映画『君の名は。』。2016年8月に公開され、前評判や口コミで話題になり大ヒットを記録しました。興行収入は200億円を越え、日本での歴代興行収入ランキング5位になり、日本映画の中では宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』に次ぐ第2位となりました。
そんな『君の名は。』の監督を務めているのが新海誠監督で、彼の作風は「新海ワールド」とも呼ばれ、風景描写の細かさや美しさが特徴的です。
ここからは、そんな「新海ワールド」全開の映画、『君の名は。』のストーリーを解説していきます。

映画『君の名は。』 ストーリーネタバレ①身体が入れ替わる!?来世はイケメン男子を切望!

東京の四ツ谷に住んでいる男子高校生・立花瀧は、ある朝目覚めると、岐阜県の田舎町である糸守町に住む女子高生・宮水三葉になっていました。自身が女の子になっていることに驚愕する瀧でしたが、当初は奇妙な夢程度にしか考えてなく、そのまま三葉として一日を過ごします。
翌日、三葉は前日のことを覚えてなく、友人の勅使河原克彦や名取早耶香に心配されます。また、勉強ノートには、自筆ではない誰かの字で「お前は誰だ?」と書かれていました。
ちなみにここで、本作の重要なキーワードとなる「黄昏時」(本編中では架空の方言で「かたわれ時」とも呼ばれています)という言葉が出てきます。

三葉は、伝統ある「宮水神社」の巫女を妹と共に務めていて、母親である二葉は幼い頃に病死し、父親の俊樹は町長になって家を出ています。そのため、現在は妹の四葉と祖母の一葉と一緒に暮らしています。
三葉は、入れ替わりのことを思い出せないまま、四葉と巫女の儀式を行います。この儀式は、自身の口で米を噛んで吐き出す「口噛み酒」を作ります。思春期の女の子にとって、この行為はかなりの羞恥心を伴い、三葉はこんな人生は嫌だという気持ちを爆発させ、「来世はイケメン男子にしてくださーい!」と叫ぶのでした。

映画『君の名は。』 ストーリーネタバレ②入れ替わりは順調?瀧の恋の行方は?

翌朝、三葉が目覚めるとその身体は瀧になっていました。そして、家を出るとそこには、憧れだった東京の風景が目の前にありました。そして、三葉もまた、リアルな夢だと思いながらも、瀧として一日を過ごすのでした。
学校へ行き、夢だったカフェに行った三葉は、その足で瀧のバイト先へ向かいます。そこで三葉は、瀧の憧れの女性で好意を寄せている先輩・奥寺ミキと出会います。よくできた夢だと思いながらも三葉は、今日あった出来事を携帯の日記に記録するのでした。
翌朝、目が覚めると、瀧と三葉は自分自身の身体になっていました。2人は周りの反応などから、入れ替わりは本当に起こっているのだと確信します。

入れ替わりが続く中、三葉の身体になった瀧は、一葉と四葉と一緒に宮水神社のご神体へ口噛み酒を奉納しに行きます。その際に、一葉から「口噛み酒はあんたらの半分」と言われます。瀧はその意味がよくわからなかったのですが、口噛み酒を奉納し帰路につこうとします。そのとき、四葉が「彗星見えるかな」と言い、一葉は「あんた今、夢を見とるな」と瀧に告げます。
翌日、瀧が目を覚ますと自分の身体に戻っていて、なぜか涙がこぼれていました。瀧が携帯を見ると、今日は奥寺先輩とデートをすることになっていて、急いで待ち合わせ場所へ向かいます。しかし、デートは散々で、会話も進まないまま終わります。別れ際、瀧は奥寺先輩に「昔は私のことが好きだったけど、今は別の好きな子がいるんでしょ?」と指摘されます。
瀧は、再び携帯の三葉のメッセージを読みます。そこには、「デートが終わるころ空には彗星が見えるね」と書かれていました。ですが、瀧が見上げた空に彗星は見えません。そして、この日を境に2人の入れ替わりが起こることはなくなりました。

映画『君の名は。』 ストーリーネタバレ③衝撃の事実!三葉は過去に死んでいた?

入れ替わりが無くなったことを不審に思った瀧は、三葉に会いに行くことを決心します。スケッチブックに覚えている限りの風景を描いて、瀧は、奥寺先輩と友人の藤井司と共に岐阜県へ向かいます。
詳しい場所までは分からない瀧は、自分が描いた絵だけを頼りに糸守町を探します。ですが、結局見つからず、瀧は自分が見当違いのことをしているのではないかと不安になり諦めかけます。
東京に帰る前に、3人はラーメン屋に立ち寄ります。そこで瀧は、そこの店主に絵を見られ、この絵の場所が糸守町だと確信します。ところが、糸守町は3年前、ティアマト彗星の破片が墜落し町ごと消滅していたのです。

瀧は、すぐに当時の災害記録を調べます。そして、犠牲者の名簿を見てみると、そこには三葉たちの名前が記載されていました。なんと、三葉は3年前に亡くなっていたのです。衝撃の事実を突きつけられた瀧ですが、どうしても諦めきれず、その足でかつて一葉たちと行った宮水神社のご神体がある祠へ向かいます。
瀧は、奉納した口噛み酒を飲めばもう一度入れ替わりが起こるのではないかと考えたのです。口噛み酒を飲み立ち上がろうとした瀧は、足元を滑らせて気絶してしまいます。そして、目が覚めると三葉の姿になっていました。
三葉と再び入れ替わることができた瀧は、三葉や糸守町の住人を救う決意をします。

映画『君の名は。』 ストーリーネタバレ④彗星が直撃!あなたは誰?

瀧は、勅使河原と早耶香を説得して、住人の避難計画を立てます。早耶香は避難警告の放送担当で、勅使河原は発電所の爆破、そして三葉(瀧)は町長である父親の説得を試みます。しかし、父親の俊樹は全く聞く耳をもちません。瀧は落胆し、本物の三葉じゃないとダメなのかと考えます。
そんな意気消沈した瀧の前に四葉が現れます。そこで四葉は、「昨日も急に東京行ったりして、お姉ちゃん変やよ」と瀧へ告げます。三葉は、瀧と奥寺先輩がデートしたその日、瀧に会いに行くために東京へ行っていたのです。
東京へ来た三葉は、偶然にも瀧を見つけます。しかし、そこにいたのは中学生(3年前)の瀧でした。2人の入れ替わりは3年の時差があったのです。そんな中三葉は、自分の名前を告げ、組紐を瀧へと渡します。

糸守町を救うため、瀧は、入れ替わった自分の身体の中にいる三葉に会いに行きます。2人は違う時代にいるのですが、その想いは同じでした。お互いの声が聞こえ、黄昏時が始まったその刹那、2人の身体は元に戻り、初めてお互いに出会うことができたのです。
瀧は、全てを三葉に託し、自身の想いを告げます。そして、忘れないようにお互いの名前を掌に書いておこうと提案します。瀧が書き、三葉が瀧の掌に書こうとした瞬間、黄昏時が終わり三葉の姿は消えてしまいます。
瀧の想いを受け継いだ三葉は、父親を説得しに向かいます。しかし、その道中で三葉は転んでしまいます。そして、瀧の名前も忘れてしまった三葉は、掌に名前が書かれていることを思い出すのでした。
掌を開けると、そこには『すきだ』と書かれていました。「名前分かんないよ…。」という三葉ですが、最後の力を振り絞り父親の元へ向かうのです。そして、彗星の破片は糸守町に直撃しました…。

映画『君の名は。』 ストーリーネタバレ⑤感動のラスト!2人の運命は交わるのか?

それから5年後、瀧は就職活動に追われる毎日を過ごしていました。そんな日々の中でも、瀧は、自分でも分からない「何か」を探していました。そして、8年前の事故のこと、それと、奇跡的に町長の指示の避難訓練で住民のほとんどが助かったことに、なぜか心が惹かれていました。つまり、三葉の想いは父親に届いていたのです。
そんなある日、瀧は電車内で、向かいの電車に乗っている一人の女性を見かけます。その女性も瀧を見て、2人は目が合います。2人は直感的に、相手が「ずっと探していた人」だと感じます。
次の駅で互いに電車を降り、お互いを探し合い、そして見つけます。ずっと探していた人。名前は知らないけど知っている人。2人は同時に言います。「君の名前は?」と。

音楽と映像の共鳴!至極のラブストーリー(まとめ)

ここまで、映画『君の名は。』のストーリーをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。本作は、本当に内容が濃いものになっているので、実際に見てもらうのが一番だと思います。
また、映像やストーリーは勿論のこと、本作を大ヒットに導いたもう一つの立役者が、主題歌を担当した「RADWIMPS」の存在だと思います。本作で流れるRADWIMPSの曲は、全部で4つあり、そのどれもがベストなタイミングで流れ、また、本作のストーリーと歌詞が見事にマッチングしています。
映画と音楽の相乗効果を見事に生み出してくれた映画『君の名は。』。何度見ても楽しめる作品となっていますので、初見の方はもちろん、一度見たことがあるといった方も、再度観賞してみてはいかがでしょうか。
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