【ドロヘドロ】こんなヒーローは見たこと無い!掟破りのダーク・ファンタジーを見よ!

こんな主人公いままでいたことがあるか!いいや、いない!カイマントカゲの頭をした主人公なんて初めて!しかもこれがヒーローだっていうんだから凄い、凄すぎるよ!【ドロヘドロ】もつに最終決戦に突入しましたね、気になる連載再開から22巻までの流れを追います!

【ドロヘドロ】読めば読むほど味が出る、まさにこれは大葉ギョーザだ!

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独特のタッチで描かれる林田球氏による長編コミック【ドロヘドロ】このタイトルと絵柄から、本作は人間と魔法使いのバトルストーリーだという事を想像出来る方は少ないでしょう…ジャンルはダーク・ファンタジー/バイオレンス・アクション/スプラッター・ホラーとされています。
【Slipknot】や【Misfits】などの音楽を普段聞いている方は、すんなりと世界観を堪能出来そうな雰囲気を放つ作品!『スピリッツ増刊イッキ』より連載され2017年9月現在で単行本は22巻まで発売されています。現在は連載していた雑誌が刊行終了となり
連載の再開は2017年の11月11日に発売される小学館のゲッサン12月号からと、作者のブログで告知がありました!

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「魔法使いの国」からやってきた何者かに、頭を爬虫類にされてしまったカイマン。彼の本当の顔と、記憶…名前は一体なんなのか?そして、口の中には潜む男の正体とは…?出だしからスピーディーな始まりを見せた【ドロヘドロ】
主人公はカイマントカゲに似ている頭部を持つことから「カイマン」と呼ばれる青年…と、その相棒の女性ニカイドウ。彼らが住むのはホールと呼ばれる人間居住区…カイマンは無くしたものを取り戻す為に魔法使いたちを狩る!
そして魔法使いたちは、ホールに現れては住む人々を実験台に魔法のテストを行っていた…!その被害は凄まじく、中には命を落とす者も…

登場人物は人間・魔法使い・悪魔・キクラゲ・ゴキブリ!??!

様々な人種(?)が登場する【ドロヘドロ】ですが、大きく分けると人間・魔法使い・悪魔…の3種類!人間は…説明するまでもないですが、普通の一般的な人を指す言葉ですね。そして魔法使い…彼らは人が住むホールとは別の場所に住んでおり
見た目こそ全く人間と同じですが、魔法を使う為に存在する器官や脳の中にいる小さな悪魔存在など「中身」が違う、そんな存在。そして悪魔…魔法使いたちの中でも特に!エリートでなければなれず、悪魔になった者も持つ身内は鼻高々!
人間と魔法使いがそっくりな外見をしていますが、悪魔は両者の外見からはかけ離れており見た目から直ぐに「悪魔だ!」と分かるもので描かれています。そして他には…ホールの雨水で巨大化してしまったゴキブリや…生命を操る謎の生き物などなど…!

【ドロヘドロ】ホールに住む(自称)人間やゴキブリたち

カイマン

本作の主人公。記憶をなくし、自分の本当の名前や顔など一切の事を忘れてしまっている青年。カイマントカゲそっくりな風貌から、今は「カイマン」と呼ばれています。大好物はニカイドウの作る大葉ギョーザ!
普段は、病院でアルバイトをしつつ自分に魔法をかけた相手を探しホールへやってくる魔法使いを「狩る」事に力を入れていますが…中々有力な情報が得られない中、ストーリーが進むにつれて、記憶を取り戻していくと共に想像以上の深い闇に引き込まれていくことに…。
オーソドックスなガスマスクを愛用しており、怪力とナイフの腕を武器に魔法使い達と戦う「ヒーロー」!?

ニカイドウ

定食屋『空腹虫(ハングリーバーグ)』を経営する徒手格闘の達人にして、カイマンの相棒!戦う美しいお姉さんです。顔の印象は、やや幼い感じですがスタイルは最高!そんなギャップが魅力的なニカイドウは
カイマンの名付け人でもあります。彼女はカイマンを大切な友人と認識しており、顔や記憶が戻った際には一緒に店を手伝ってほしい…そんな事も考えていたり…ホールで暮らし店を経営する彼女の元には様々なお客さんが訪れますが、そんなニカイドウにも隠し事が…
実は彼女は「魔法使い」それも、かなりレアケースな魔法の持ち主…!カイマンと共に魔法使い狩りを行う彼女は、どうして魔法使いの身でありながらホールに住んでいるのか?それには彼女の魔法が関係していた!

カスカベ博士+ジョンソン

魔法使い研究の第一人者にして、自身も魔法被害者で奥さんは悪魔になっていた…と、やや複雑な立場の男性。外見は、魔法によって可愛らしい少年にされてしまいましたが実年齢は60代(笑)
両腕・両足にはイカついタトゥーを施していますが、そんな外見とは裏腹に下がった眉が頼りないけど優しさを感じる名医でもあります。カイマンやニカイドウ達との関係から、物語が進むと深く関係してくる人物の1人。奥さんのヘイズとは離れてしまった後も「仲良し」のようです。
そして可愛いペット?カスカベ博士に懐く超巨大ゴキブリ…その名もジョンソン!『ショッキング!!』奇声をあげる姿にはこっちがショックを隠せません…。元は魔法使いになりたい人間に飼われていましたが…今ではカスカベ博士と共に行動している様子。

アイ・コールマン

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カスカベ博士により、魔法使いの身体を自身に移植するという大手術を行った少年。彼がカスカベ博士の元に訪れたのは15年前の出来事であり、人としてホールで生きる気力がなく元々魔法使いになりたいと思っていた面が…
手術が無事に成功した後は、リハビリに励み生きる事に希望が持てていたかのように見えますが、ある日突然彼は死亡…しかし後に遺体は埋められていなかったことが判明!そして、煙ファミリーと敵対する十字目…
彼らのボスの顔はアイ・コールマンそっくりであり、カイマンの本来の姿と深く関係する人物。

【ドロヘドロ】マフィアよりもマフィア?魔法使い煙ファミリー+@

魔法使い『煙』をボスに構成された巨大なファミリー、魔法使いの世界で最も大きな力を持ち、煙ファミリーに逆らうと「死」よりも恐ろしい事が待ち受けている…と、知られるものの展開している事業はラーメン屋だったり魔法使いにはかかせないホウキのブランド…
と、若干平和そうな雰囲気を感じますね(笑)以下では、ファミリーにおける幹部レベルの立場のある者や、カイマンと関わりのあるファミリーでは下っ端に位置するキャラクターを紹介したいと思います。
個人的にオススメしたいのは、ペットじゃなくてファミリーの一員の「キクラゲ」

歯茎をむき出しにしたようなグロめなマスクを着用するボスの『煙(エン)』やや…いいえ、かなりナルシストな性格と、なんでもかんでも「キノコ命」であり部下思いでもある理想の上司ともいえる男性。
外見は、マスクを外しても「やや強面」ですがキクラゲに話しかける時は何故か赤ちゃん言葉を多用する、多分いい人な彼…しかし、恐ろしいのは使用する魔法の能力…!当たれば対象を一発でキノコ化、運良く交わしても一度キノコが身体に生えると煙の元から逃げても身体を突き破りキノコが生えます!
身体から生えたキノコは寄生者の力を吸い取る作用も…キノコから始まり、キノコに終わる…そんな煙の唯一の肉親は従兄弟の能井。

キクラゲ

犬なのか!?それとも猫なのか!?それとも…?謎の生き物であり、死者を蘇らせる力を持った煙ファミリーにおいて必要不可欠な「一員」筆者が個人的にゴリ押ししたい可愛らしいキャラクターであります!
キュ●べぇを思わせるようなフォルムで、長く伸びたスプリットタンがちょっと不気味可愛いキクラゲは、煙のお気に入り!そして、下っ端の下っ端の下っ端よりも強い権限を持ちます。話すことは出来ませんが、作中ではキクラゲのセリフをテロップで表現している様子も…
懐いている相手は恵比寿…なぜなら彼女はお菓子をくれるから(笑)

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煙ファミリーの掃除屋。相手を生きたままバラバラにする魔法能力の持ち主。マスクは、名前を表すかのように心臓をモチーフにしています。この外見から、心の名前を知らない相手からは「心臓の人」と呼ばれる事も…
エリート魔法使いである心、実は彼は人間と魔法使いのハーフ。少年時代は魔法を使う事が出来ず、彼の出自がとある事件を起こしてしまう事に…これをきっかけに、ホールから魔法使いの世界へやってきた心は後にパートナーとなる能井と出会い彼女とは「最強」とも言える掃除屋になります!
少年時代の自身を助けたカスカベ博士に恩を感じており、博士の事を色々とサポートする義理堅い性格。

能井

身長209センチ!銀髪のロングヘアが光る恵体の女魔法使い能井(ノイ)煙ファミリーの象徴とも言える、歯をむき出したタイプのマスクとジャージのような格好が特徴的。初めて能井を見た人は、まさか能井が女性で…しかもとんでもない美女なんて思いもよらないでしょう。
彼女の魔法は、非常にレアケース!どんな傷でも欠損した部位でも修復してしまう「修復」魔法の使い手!もちろん、自身が傷を負った際も、凄まじい回復能力で復活します。この能力が災いしてか、攻撃を避けようとしないのがたまに傷。
心の事を先輩と慕い肉親の煙よりも懐いている様子が分かる能井、身体は大きくても女の子です!

鳥太

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もしかして:オネェ?そんな疑惑がつきまとう煙ファミリーの(一応)幹部である鳥太は鳥マスクを被るマッチョマン。「魔法を解く」魔法能力の持ち主。筋肉に似合わず部屋は全体的にファンシーで、マスクをとった素顔は…おそらくイケメンの部類でしょう。
ニカイドウの持つ魔法に執着し、彼女をパートナーに迎えた煙にはやや不服で、その怒りの矛先はニカイドウに向けられている様子が…女性的な喋り方や煙に対する嫉妬心を燃やす姿勢は本作に登場する女性たちを差し置き誰よりも女性らしい鳥太。
煙からは若干引かれ気味ではあるものの窮地の際には、キクラゲを預けているところから「信頼」されているのが分かります。

恵比寿

13歳の元パンクガール。ファンブックには煙ファミリーの一員…と、ありますが集合写真ネタなどからみると「正式」な一員ではないのかな?とも取れる少女。マスクは骸骨で胸が貧相なのを気にしている姿が可愛いです。
何を隠そう彼女がカイマンに魔法をかけた張本人!恵比寿の魔法は爬虫類に変化させる能力!一度カイマンに頭から噛みつかれ「中の男」から言葉をかけられるも、殺されかけ顔の皮を無残に剥がされた後は元通りになった顔はあるものの
不運な目にばかりあう、ちょっと可哀想なキャラクター…精神的なショックから記憶喪失気味で、ゾンビになってみたり記憶が戻ったのに殺害されたり、生き返ったのにラリってたり…

藤田

恵比寿の保護者であり、カイマンから彼女が殺される所を救った勇気ある(?)青年。彼は煙ファミリーの中でも下っ端も下っ端…キクラゲよりも下の位置に属する雑用係。恵比寿に振り回される日々を送っており
元パートナーの松村がカイマンに殺された事から、打倒カイマンを誓うも、残念ながら…実力も下の下…。やりたい事とやっている事が裏腹な状態になるのも多々、ではあるもののファミリーーの事は大切に思っている事は確か!
魔法能力は、少量の煙を出しそれを弾丸のように飛ばす…というものですが、これからの成長に期待!と、いうところ。

【ドロヘドロ】魔法を使えないのに魔法使い?十字目の組織

さて、人間と魔法使いの面々をそれぞれ紹介してまいりましたが“魔法使いなのに、魔法が使えない”という珍妙な人物たちも【ドロヘドロ】には登場します!それって人間じゃないの?と、思うでしょう…。しかし、身体の構造は魔法使いである事から、彼らも魔法使いという位置づけ。
過去から現在に至るまで煙ファミリーとは深い因縁があり、ファミリーからは「標的」とされ危険視される組織。なぜ魔法を使えない彼らを煙ファミリーが標的扱いするのか?それには、6年前に起きた「マステマ事件」が関係している模様。
構成員たちは、その証として両目の瞼に十字のタトゥーを入れており「黒い粉」と呼ばれる魔法使いの煙のパワーを増幅させる代物をさばいています…簡単に言えば「ドラッグ」ですね。この黒い煙に対しても煙は快く思っておらず、魔法使いの誇りに反するという信念を掲げています。
十字のタトゥーと言えば、カイマンの両目にも施されていますね…。

主人公カイマン死す!素顔は意外とイケメンだった…

昨今の作品では、完結前に主人公が突然の死をむかえるものも少なくありません…【ドロヘドロ】もその1つ。本作の場合「死」の定義が曖昧な部分がありますが、一応カイマンは死亡しているという位置づけです。
カイマンが死亡した原因ですが…死因はキノコに身体を貫かれての死亡…と、かなりこの世に未練を残すような形での死亡…ニカイドウを守るために、煙との戦いの最中での出来事でした。しかも、その時!まさに!
彼の目的であった「素顔」を取り戻したというのに…しかしなぜ突然カイマンの魔法が解けたのか?それは、恵比寿が自分自身の偽物を名乗るものに殺されたから…と、どちらでもややこしい事件が起きている!いいえ、起きすぎている!

完結が近い?最新刊でこれまでのおさらい!

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新刊が出る度に『そろそろドロヘドロは完結するな!』と声が上がりますが、中々に終わりが見えません(笑)ファンとしては、このままずっと続いてくれたほうが嬉しいのですが、色々な謎…カイマンの素顔の男は「アイツと同一人物なのか?」など気になる部分の解決もしてほしいところ…。
最新刊の22巻では、遂に最終決戦に入ったと紹介でありますが22巻以前の展開は、やや盛り下がっており停戦状態…そこから遂に!最終決戦との告知ですから、一体どうなるのか静かに見守りたいところ!
これまでで分かった事と、予想している事

・ニカイドウは実は魔法使いで「時を操る魔法使い」
・カイマンに魔法をかけたのは恵比寿だった
・カイマンの口の中の男は十字目のメンバー、栗鼠とそっくり…彼の魔法能力は「呪い」
・キクラゲは死人を生き返らせる
・アイ・コールマン≒会川=壊?カイマン?
・煙死亡、殺した相手は「壊」
・魔法使いを全員ぶっ殺したい「ホールくん」
・ニカイドウが悪魔になった!?!?
・復活した煙…だけど、なんだか気になることが…
・カイマン覚醒!魔法使いカイマン爆誕!

間をあけて読んでいると、最早何が起きたのか分からない!死んだのに生き返ってたり最強の武器「ストアの包丁」が登場したり…分からないことが起きて、その都度コミックを読み返すとさらなる謎が増えるのが面白い【ドロヘドロ】
冒頭でもお伝えしましたが、連載の再開は2017年の11月11日に発売される小学館のゲッサン12月号から!22巻の巻末では最終決戦突入にしたこともハッキリと分かりますので、連載再開が待ち遠しいですね…!
そして再開したカイマンたちの運命はいかに…!?それはまだ……混沌の中。それが……【ドロヘドロ】!