【結末ネタバレ】漫画『めぞん一刻』ストーリー完全まとめ!

漫画家・高橋留美子先生が描くドタバタラブコメディの傑作版「めぞん一刻」。ちょっと大人の雰囲気が漂い、昭和チックな描写もあり大人が楽しむ名作漫画として愛されています。その「めぞん一刻」のストーリーを完全にまとめてみました。

漫画『めぞん一刻』ってどんな作品?

出典:https://www.amazon.co.jp

「めぞん一刻」は、小学館の「ビックコミックスピリッツ」の1980年の創刊号から連載された高橋留美子先生の大人のラブストーリー漫画です。時計坂という町にある、昭和の雰囲気が漂うアパート「一刻館」の管理人としてやってきた音無響子と、一刻館の住人たちを中心にしたラブコメディ。
高橋留美子先生は、同じ1980年代に「週刊少年サンデー」で「うる星やつら」を連載していました。「うる星やつら」はドタバタのコメディ要素が多く、ラブストーリーは添え物という扱い。

一方の「めぞん一刻」は、ラブストーリーを中心にストーリーが展開し、その中でのキャラクターたちのすれ違い模様などをドタバタコメディに仕上げた作品になっています。同時期に連載をしていたのにジャンルが異なる両極端な作品として、連載が終了した後でもファンの中では語り継がれている名作漫画です。
アニメだけではなく実写化として映画、テレビスペシャルドラマとしても放送されています。その「めぞん一刻」の一番最初、音無響子が一刻館にやっているところから、最終回ではどうなったのかをまとめてみました。

漫画『めぞん一刻』ストーリーネタバレ1:音無響子が管理人としてやってくる

昔の風情が漂う木造アパート「一刻館」に管理人として一人の女性がやって来ます。女性の名前は音無響子。それまでに管理人をしていたおじいさんは、大家さんところへやってきて「疲れた…」とだけつぶやき田舎へ帰って行ってしまいました。そのため響子は、住み込み管理人として一刻館に住むことになります。
5号室の住人・五代裕作は、一刻館のその他の住人たちの傍若無人な振る舞いに嫌気が差し出て行こうとしていましたが、スタイル抜群で美人な響子に一目惚れし出て行くのを辞めてしまいます。個性的な住人たちが集まる一刻館の管理人としての生活がスタートし始めました。

一刻館の住人たち

個性的な住人が住む一刻館。それぞれの住人たちは、自分の名前に由来する号数に居住しています。まずは管理人室と同じ一階にある1号室に住んでいるのは一の瀬花枝
夫(夫の名前は劇中の中ではなく、住人たちには「一の瀬氏」と呼ばれています)と小学生の息子・賢太郎の三人暮らし。陽気で噂好きの絵に描いたようなおばさんの代表ともいえる一の瀬は、大のお酒好きでことあるごとに一刻館で宴会を楽しんでいます。住人の中でも響子と接する時間が多いので、それなりに心配している様子が度々登場しますが、基本は反応を見て楽しむのが好きです。

2階の4号室に住んでいるのは四谷。一刻館では和服姿、外ではスーツやトレンチコートなど紳士的な雰囲気もありますが、基本的には何をしているのか、苗字以外の詳細な情報は明らかになっていません。4号室の室内もどうなっているのかほとんど描写されることはなく、住人たちの中では一番の謎の人物
感情の起伏はあまりない四谷ですが、4号室の隣に住んでいる5号室の裕作のことは非常に興味を持って接しており、裕作が引っ越したその日には壁に穴を開けて、裕作の様子を日々観察しています。裕作や響子が何度壁をふさいでもこじ開ける姿は、執念さえも見えちゃいます。

5号室に住んでいるのは、浪人生の五代裕作。一刻館の住人の中でも数少ない常識人ですが、優しすぎて優柔不断な裕作は、住人たちに翻弄されることも多く、そのたびに怒って反抗しますが聞き入れられません。
少し妄想癖があり、その姿も住人たちにからかわれますが、黙っているとかっこいいので女性たちにモテることも多い裕作。響子に一途なのに裕作の優しすぎる性格のせいで巻き起こる恋愛模様が、響子も読者の心も掴んでいきます。

6号室に住んでいるのは六本木朱美。一刻館と同じ町内にあるスナック「茶々丸」で勤務しています。オフの時の格好はほぼ裸に近いスケスケのパジャマ姿に、くわえタバコでクールに響子や裕作をからかいます。
一の瀬や四谷よりも、響子と裕作のお互いに対する気持ちを分かっている朱美は、じれったい響子に対して荒療治をする場面も。裕作に対しては、姉のような立場で接することもある姉御肌の女性です。

亡くなった主人・音無惣一郎

大家さんがやってきて、響子とお墓参りにいくというので裕作はついていくことに。一緒に手を合わせましたが、誰なのか聞くと「主人ですの」と響子に言われます。その時に初めて既婚者でさらには未亡人になっていたということを知るのでした。
響子の亡くなった夫・音無惣一郎は、女子高の地学の非常勤講師として勤務してました。生徒であった響子が猛アタックをかけて射止めた意中の人。
しかし、結婚後半年で亡くなってしまいます。徹底的に顔出しはせず、読者の想像に任せる形での登場をさせている惣一郎ですが、響子の飼い犬も同じ名前の「惣一郎」。惣一郎が帰宅途中についてきた犬でした。
ストーリーの中で一切顔出ししない惣一郎。時々響子は犬の惣一郎を亡き夫に重ねていたりするので、犬の惣一郎と似た雰囲気があったんじゃないかと思ってしまいます。

五代裕作と三鷹瞬

一の瀬が響子を誘って出かけたテニスクラブに、イケメンの御曹司である三鷹瞬がコーチとして現れます。定期的に通うようになった響子は、住人たちのおせっかいもあり、テニスクラブ以外でも三鷹と接し始めるようになります。
裕作も三鷹も響子に好意を持っているということを感じ取り、ライバル意識を持つように。ある日三鷹は響子を海デートへ誘います。響子は姪・郁子も誘い、さらに一の瀬の息子・賢太郎、裕作も同行を希望。
満員になった車の中には、犬の惣一郎も乗っていました。実は三鷹は犬が大の苦手。何とか海にたどりついた一行でしたが、帰りはさすがに三鷹に運転させる訳には行かず、ペーパードライバーの響子が運転をして帰ります。ライバル同士が萎縮しながらいるのが、コミカルなシーンとして描かれています。

響子のライバル?七尾こずえ登場

響子とデートをしようと、映画館の指定席のチケットを胸に帰ります。三鷹とデートに行く響子を見てそのチケットをどうしようか迷う裕作。割り勘で何とかしようと電話した友達にも断られ、そこに現れたのが以前酒屋で一緒にバイトしていた七尾こずえでした。
こずえは映画館のチケットを発見し、そのことで一緒に映画館へ。その日を境に、こずえから誘う形でデートを重ねる2人ですが、再び会った時には、突然泣いてしまい動揺する裕作。その場を偶然見た響子も心がざわつきます
裕作の電話を管理人室で取り次いでいた響子は、女性の友人や、こずえからも電話がかかってきたので、嫉妬心から一刻館にピンク色の公衆電話を設置。そのピンクの公衆電話から、管理人室の電話に裕作は謝りの電話をかけて響子の機嫌を良くするのでした。

響子の両親の妨害

サングラスをかけた怪しい男性が一刻館の様子をうかがっています。その姿を見た響子は、その男性が自分の父親だと確信。実家に電話すると、「来週の日曜にこっちに帰っといで。」と母親に諭されます。
両親は、一刻館の管理人を辞めるようにと響子に迫ります。亡くなった夫のことをいつまでも引きずっているのは、娘の将来のためにも良くないとの親心からの助言でした。
しかし、まだ惣一郎のことを忘れられない響子は、意固地になりますます管理人として熱心に仕事をします。そのことで母親は一刻館へ出向き、住人たちに「音無響子は本日をもって一刻館の管理人職を引退します」と勝手に宣言。
それを知った響子によって引退宣言は撤回することになりますが、両親は何とかして辞めさせようと画策。母親と対決する響子が普段見せるのとはまた違うキャラクターで楽しめます。

漫画『めぞん一刻』ストーリーネタバレ2:絡み始めた恋模様

裕作の祖母現る

友人に誘われ合コンに来た裕作ですが、その時に一人の女性と帰宅します。ホテルの前でうずくまる女性を介抱していたところに、クラス会で出かけていた響子とばったり遭遇。響子が女性を介抱しその場を収めましたが、その後から裕作との関係にはギクシャクします。
裕作あやまれ。お前が悪いに決まっとる。」そう言って現れたのは裕作の祖母。裕作と響子に自分の同窓会の案内をするように言います。
祖母の同窓会は強烈で2人は圧倒されますが、そのおかげで響子と裕作は仲直り。祖母は同窓会が終わってもこずえとデートするのが分かると一緒に行きあいさつをします。
ライバルの三鷹とも会い、なぜか響子の祖母と勘違いされ、響子と裕作と3人で自宅に遊びに行くことに。裕作は自分との生活の格差に落ち込みますが、それを感じた祖母はお金や容姿だけではないと諭します

梅酒騒動

まだまだ居続けるつもりの祖母は、田舎から梅酒を送らせます。誰も居ない一刻館で、こっそりと犬の惣一郎にも飲ませたりしちゃったりも。住人たちが帰ってくると梅酒を囲んで裕作の部屋で大宴会が始まります。
響子も参加し、話題は亡くなった惣一郎の話へ…。昼間から飲まされている犬の惣一郎はベロベロで響子に介抱されていると、裕作は思わず割って入ります。最後は夫の惣一郎だと勘違いした裕作と、ただ酔っているだけの犬の惣一郎のにらみ合いが始まってしまうのでした。

裕作と響子の初デート

あまりにも東京から帰ってこない祖母を心配して、裕作の母親から祖母宛に田舎へ帰ってくるように電話が入ります。それまで一刻館で東京生活を楽しんでいた祖母も、しぶしぶ帰ることを了承しますが、最後に裕作と響子のデート姿が見たいと懇願します。
2人っきりで楽しめると思った裕作ですが、そこは一刻館の他の住人たちが黙っていません。祖母が計画したプランの先々に、野次馬根性の住人たちが待ち受けます。
思わず2人は手を繋いでその場から逃走。祖母は住人たちからその話を聞き、2人の関係に脈なしと判断をします。残念がる祖母を横目に、裕作は響子との初デートで、良い雰囲気で手まで繋いじゃったことに密かにご機嫌になるのでした。

裕作と響子の大喧嘩&入院騒動

祖母も無事に田舎へ帰り、ほっとしたのもつかの間。裕作は手編みのセーターをもらったりして、こずえとの関係に疑問を持ち始めます。
なかなかこずえとの中に結論を見出せない裕作は、思わず自分の部屋で「響子のばっきゃろー!」と心の内を大声で言っちゃいます。たまたま屋根の修理をしていた響子と大喧嘩。お互いに怒りのままその場を離れますが、響子は屋根から足を滑らせ落ちそうになります。
それを発見した裕作は、響子に思わず軽めのビンタ。喧嘩をしていたことも忘れて、響子に説教をしますが、座ったベランダの手すりから裕作は落ちてしまい足を骨折
入院した裕作のところには心配した住人たちや、こずえがやってきますが響子は自分のせいで怪我をしたことに対して申し訳なく思い裕作との関係に引け目を感じます。そんな姿の響子を愛しく思い良い雰囲気に。

そこへ裕作のいとこ・晶がやってきて、看病を引き受けるといいます。本当は恋人との関係を親に反対されているので、駆け落ちの機会をうかがうためでした。何とか親と晶の仲を取り持った裕作ですが、新しい怪我を増やし入院生活は延長します。
響子が看病を引き受け、2人は恋人同士のようなムードに。それを知ったライバルの三鷹もなぜか怪我をして入院してきます。2人を看病しながらもどうにか裕作は退院することになります。
大学の試験が入院したせいで深刻なハードルとなります。もし、留年したらという気持ちが頭をよぎりますが、そんな裕作に「一年くらい私待ちますから…」と響子。結局は頑張ったおかげで留年は免れましたが、初喧嘩から入院、大学の試験と大騒動となりました。

漫画『めぞん一刻』ストーリーネタバレ3:新たな住人登場

惣一郎の墓参りで複雑な心境を語る響子

惣一郎の4年目の命日に、響子の父と母がやってくると電話が入りました。また2人に再婚の話を言われるんじゃないかと思って、気合を入れて命日のお墓参りに挑みます
ところが響子の性格を熟知している母親は、再婚のことは一切口にしません。拍子抜けして帰った響子に一の瀬が、「で、何話したの?」と惣一郎さんの話を切り出します。

そこで初めて、自分が惣一郎のことを忘れていたことに気付きます。時間が経って自分の生活基盤もできてきた響子は、惣一郎のことを思い出す時間も減ってきていることに対し、もう一度個人的にお墓参りへ向かうことを決めます。
様子がおかしいと思って、裕作も響子の後を尾行。惣一郎が亡くなった時のことを思い出して泣く響子ですが、涙も一番つらい瞬間をイメージしないと泣けないということにショックを受けます。思い出へと変化していることに響子自身も気付いた重要なエピソードですね。

新しい住人・二階堂望

一刻館へやってきた新しい住人・二階堂望は、別のアパートへ引っ越す予定が手違いでやってきました。2号室に住み、裕作と同じく響子の美貌で一刻館の入居を決意。住人たちにからかわれても冷静に対処し、裕作のような単純さはないキャラクターです。
特に四谷については興味を持ち、日々何をしているのか探るため尾行をしてみますが、あえなく失敗します。裕作よりも四谷に対抗できそうなのは二階堂だとは思いますが、なかなか手ごわい四谷にはかないそうにありません。
響子のことも好意を持っていて、ライバルの裕作を蹴落とそうとこずえに「五代さんの恋人なんだから、大切にしなくちゃ」と言ったりします。響子と裕作とこずえの関係性をさらに混乱させていきます。

裕作・響子・こずえの三角関係

新しい住人・二階堂がやってきたことによって、小康状態だった裕作・響子・こずえの三角関係はエスカレートしてきます。いたたまれなくなった裕作は、こずえに二階堂との付き合いを控えるようにと進言。
ところがこずえは「五代さんがヤキモチやいて。二階堂さんと付き合うなって言うんだもん。」と響子に自慢のように話しちゃいます。さらに三角関係がこじれだし、響子と裕作は一刻館でも気まずい関係になっていき、さすがの響子も公園で「五代のバカ」と心情を暴露。

2人の関係を引っ掻き回した二階堂は、他の住人たちに徹夜でヒントをもらい続け、ついには一つの答えを出します。「五代さんと、管理人さんはっ。実は好き合っているんでしょおーっ。」と2人に問いただします。
慌てて否定する裕作と響子ですが、またヒントをもらいに行った二階堂はその場から居なくなります。同じ否定をした2人は、気持ちが通じ合ったような感覚を覚えて仲直り。付き合っていなくてもお互いに好きなのは良く分かりますよね。

漫画『めぞん一刻』ストーリーネタバレ4:裕作の教育実習

裕作女子高で教育実習

めぞん一刻中一番好きなキャラ。八神いぶき。

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いよいよ裕作も就職活動が始まります。なかなか決まらずアルバイトをしながら生活をしていると、教育実習に向かう話が飛び込んできます。教育実習先は響子が卒業した母校の女子高
一刻館の大家さんが女子高の理事をしていて口利きで紹介してくれたのです。響子と惣一郎の出会った女子高に考え深い裕作でしたが、初日から女子高生たちの圧倒的なパワーを感じて引いてしまいます。
しかし、惣一郎の顔を確認しようと思い、卒業アルバムを見に行きます。響子の若い頃と惣一郎の姿を確認。惣一郎はなぜかインクがこぼれていて顔は確認できません。
ばかだなおれ…死んじまった人間のことをいつまでも…」と思わずつぶやきます。同時に眠気もやってきてあくびをして思わず涙が出てしまったのを、こっそり除いていた女子高生の八神いぶきにアルバムを見て泣いているのと勘違いされてしまいます。

女子高生・八神いぶき

教育実習先の女子高の学生で、学級委員長をしている八神いぶき。いぶきの友人のために裕作に詰め寄ったりし、いぶき自身は裕作には興味がありませんでした。ところが、裕作がアルバムを見て泣いていたと勘違いしたことから好意を持ち始めます。
女子高の伝統である、好意を持った先生に手にハートマークの模様をインクでつけ、背中を叩くと洋服にハートマークが付くという行動もしています。一刻館まで友達と付いてきて、響子や他の住人とも対面。女の勘で、裕作と響子のただならぬ関係に気付き、響子に対してライバル心を持ち始めます。
それからは、裕作が困るほどに猛アプローチ。授業中に質問と称して裕作の気持ちを聞き出そうとしたり、響子宛に裕作に抱きついた自分の写真を郵送したりと行動的に活動をしていきます。

対決!響子といぶき

いぶきの裕作に対する思いはどんどん膨らんで行き、友達を連れて一刻館へ遊びに来ます。夕方になり、帰るかと思ったらいぶきだけは残ると我ままを言い出し、裕作を困らせることに。他の住人たちは、からかいながらいぶきの泊まる準備を整えます。
見かねた響子が管理人室にいぶきを泊めることを提案すると、それを狙っていたかのようにいぶきは管理人室へ。そこでいぶきと響子は裕作について話し出します。
あまりにも聞き分けのないいぶきに「五代さんはね……私のことが好きなんです。」と打ち明けます。響子にとっては勇気を出して言ったのですがいぶきは動じず。
翌朝には裕作と腕を組んで歩く姿を、響子に見せ付けるいぶきに平静を装いつつも、嫉妬心をあらわにしていました。笑顔で竹ホウキを折っちゃう響子の姿が、怖いくらいのラストシーンです。

裕作迷走する就職活動

教育実習も終わり、本格的に就職活動をする裕作ですが結果は惨敗続き。そこへ初詣に来たいぶきが裕作が今度面接を受ける三友商事の人事部長は自分の父親だと話します。具合が悪くなったと嘘をつき、裕作を自分の自宅まで送らせることに成功。
そこで人事部長の父親に会わせます。裕作は父親に、就職に有利になるように思って自宅まで送ったわけではないと父親に告げ帰って行きます。いよいよ三友商事の面接の日を向かえ急いで向かっている裕作ですが、途中で産気づいている一人の妊婦さんと遭遇。

裕作は妊婦さんについて病院へ行くことになり、面接へは行けなくなります。現れなかった裕作に対していぶきの父親は大激怒。それを知ったいぶきは一刻館に立てこもり迎えに来た父親と大喧嘩をします。
そこへ妊婦さんのご主人がやってきて、父親も事情を知り、それでも状況は覆らずいぶきは裕作の就職が決まるまで帰らないと宣言。数日後裕作と父親は、今後のことを話し合いをするために落ち合います。
そこで裕作が、いぶきのことを何とも思っていないことを父親は知り、裕作のために就職先を斡旋。いぶきが一刻館から自宅に帰ったら口利きをすると言って納得させます。めでたく就職内定と思ったら、その会社が倒産してしまい裕作の就職活動はふりだしに戻るのでした。

漫画『めぞん一刻』ストーリーネタバレ⑤動き出した三鷹瞬

三鷹瞬・響子にプロポーズ

三鷹には叔父から旧華族のお嬢さんとの縁談が持ち込まれます。それを聞いた響子に対して「あなた次第です。どうなんですか、音無さん。五代くんが一人前になるのを待ってるんですか。」と。響子と詳しく話をするため車で送ると言った三鷹ですが、犬の惣一郎も付いてきたためその日は逃げるように帰宅。
後日お見合いの席が設けられ、許婚の九条明日菜と初対面をすることになります。明日菜がつれてきた犬たちとも対面し三鷹は恐怖のあまり倒れてしまいます。すっかり三鷹を気に入ってしまった明日菜ですが、三鷹は乗り気ではなく、響子にさらにプロポーズ。

音無さん…一週間後に結論を出してください。」戸惑う響子に追い討ちをかけます。「もしも…NOだったら…もう二度とあなたの前に現れません」と告げてその場を後にします。揺れ動く響子の心は、裕作に相談したくて帰りを待っていますが、そんな時に限って裕作は忙しくなかなか一刻館へ帰ってきません。
結婚しちゃおうかな…」思わず口にしてしまう響子。裕作に思わず教えてあげたくなっちゃうシーンですよね。

三鷹瞬のフィアンセ九条明日菜

「お嬢様」と言う言葉が良く似合う九条明日菜は、お見合いの席で三鷹に会って一目惚れ。しかし、三鷹が犬嫌いだということは微塵も思っていません。これまで男性と付き合ったことのない明日菜は、男性に対して嫉妬をするという感情がどういうものかは分からず。
ですが響子の存在を知ると、三鷹との関係を聞き出したくてたまらなくなってしまいます。内気な性格で、思ったこともスパッと言えるタイプではなく、さらに天然な性格の持ち主。三鷹との関係を徐々に深めて行くシーンは、誤解のオンパレードでとてもコミカルに描かれています。

響子と明日菜

明日菜の両親は三鷹のことを、興信所を使い身辺調査をさせました。身辺調査の結果で響子の存在を知った明日菜は、自分の飼っている犬たちを連れて響子のところへやってきます。
違った犬たちと何度もやって来るので、鈍感な響子でも疑問に思います。内気な明日菜は響子に話しかけられても三鷹のことは切り出せず。裕作に相談しようと徹夜で待っていましたが、裕作は朝帰りをしてしまいます
響子の気持ちはプツンと切れ、三鷹のプロポーズを受けようと決意。そこに明日菜も意を決して響子と話すために飼い犬たちとやってきます。
何度話しかけても起きない響子を長い時間待っていましたが、とうとう明日菜と響子は対面することなく夕方を迎えます。三鷹は明日菜の飼い犬たちに囲まれ、その場から動けずとうとう倒れて医務室へと運ばれてしまいました。

漫画『めぞん一刻』ストーリーネタバレ⑥いよいよクライマックス!

一人旅に出る響子

BROKEN LOVE. #めぞん一刻 #maisonikkoku

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明日菜の飼い犬たちに囲まれたことによって体調不良になった三鷹は自宅マンションで静養をしていました。響子は迷いながらもお見舞いへ向かい、明日菜のポメラニアンが響子と一緒にマンションへ入っちゃいます。それを三鷹が見つけて、響子に思わず抱きつきます。
倒れたところにポメラニアンを探していた明日菜と裕作が目撃。一刻館へ黙って帰ってしまった裕作に、響子は弁解をしに行きます。裕作は「あなたのこと…なんとも思っていませんから…」、それを聞いた響子は涙を流すばかり。
裕作にふられたと勘違いした響子は、気分転換に一人旅へ向かうこと決意。響子を追いかけて裕作も旅行先へと向かいますが、すれ違いになりなかなか会えず、出会ったのが旅館の混浴温泉。いい雰囲気になりかけたところに、一刻館から水道管の故障の電話が入り響子は帰ってしまうのでした。

再び登場!

再び一刻館の裕作のところにやってきたいぶきは、裕作に家庭教師を頼みます。住人たちが宴会をするので響子も気を使い注意しますが、裕作は響子に遠慮がちに。それを見たいぶきは、最後に1回だけ自分の家で家庭教師をして欲しいと願い出ます。
家庭教師の当日、なぜか両親は不在でいぶきと2人きり。迫ってくるいぶきに抵抗しているところへ両親が帰ってきます。その場は何とか切り抜けることができましたが、いぶきはことあるごとに一刻館へ。
響子も女子高の恩師の元を訪ねたりと、予防策を張りますが効果はありません。「本当は五代先生のこと好きなんでしょ」と確信的なことを言われ動揺しちゃいます。
来るたびに心をかき乱すいぶきに対し、響子は「恋に破れるのがこわいんじゃない。このままじゃみんなウソになりそうで…こわい…」と思わず本音を漏らす場面も。

トラブル続出

このお弁当はつくりたい #めぞん一刻

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裕作はバイト先の保育園での評判も上々でしたが、不景気のため裕作は保育園から人為削減されてしまいます。解雇されたことを響子に言えない裕作は新しいバイトを見つけるため町を転々。
裕作の祖母から頼まれて響子はお弁当を作ります。裕作の友人がお金を借りにやってきましたが、事情を知るとバイトを紹介すると言ってキャバレーの呼び込みへ。
一刻館の住人たちにばれる中、何も知らない響子はお弁当を作り続け、裕作の罪悪感は増すばかり。裕作のことを知った響子は、三鷹と一緒に真相を確かめるため向かうと、キャバレーの制服を着た裕作の姿がありました。
寂しい後姿に声をかけずに帰った響子は、保育園に電話をして事情を聞きます。響子にばれたと知った裕作は、落ち込みますがそれでもお弁当を作って励ましてくれる響子に感動をしてしまいます。

三鷹瞬と響子の結末は?

犬嫌いを克服した三鷹は明日菜との婚約を破棄しようと行動します。叔父はそれは聞き入れず結納の日取りを決めてきました。惣一郎の命日にお墓にやってきた三鷹は、響子の親戚にも挨拶をします。
積極的に行動する三鷹ですが、明日菜もテニスクラブに入会するなどアプローチを開始してきました。時間がないと悟った三鷹は、響子の母親と両家を引き合わせることを画策。何も知らない響子は、お見合いだと知りショックを受けます。

事情があり裕作を呼びますが、三鷹はそれでも引き下がりません。ホテルに部屋をとり、響子に決断を迫りますが響子は涙を流して謝罪。後日、三鷹と裕作は決着を付けるために会います。
大事な保育士の試験の前日に、帰ってこなかった裕作を響子は怒ります。三鷹は完全に失恋したと感じ、酔って自宅マンションへ帰るとそこには明日菜が待っていました。これがきっかけで明日菜が妊娠したと勘違いし、正式にプロポーズ。響子への思いに終止符を打つことになります。

裕作とこずえの結末

こずえが突然やってきて、裕作と響子の仲をかき乱してきます。その中で響子は裕作とキスをしますが、こずえにプロポーズをするという話になっているのが分かり、響子はついに実家に帰ってしまいます。
誤解を解くため、何度も実家に足を運ぶ裕作。ある日一刻館の新しい管理人が決まったと知らせが入ります。裕作が新しい管理人として奮闘している姿を見てほっと胸をなでおろす響子。
ある日朱美から、お金がないからホテルまで迎えに来て欲しいと電話。朱美と一緒に出てきた裕作を偶然見てしまったこずえは、ショックを受けその場を立ち去ります。

こずえの口からそのことを聞いた響子は、朱美のいるスナック「茶々丸」へ向かい真相を確かめます。そこへ裕作もやってきて痴話喧嘩。帰り道に何となく仲直りはしますが、消化不良のままで別れます。
こずえも裕作のところへやってきて、事情を説明するとともに、自分には好きな人がいるということを打ち明けます。こずえも結婚することを決め、裕作に別れを告げて帰って行きました。

裕作念願のプロポーズ

他の恋愛が解決し、2人はようやく恋人同士になります。心配だった保育士の試験にも合格、どうにか保育所にも就職が決まりいよいよプロポーズを決意。プロポーズの機会をうかがいますが、なかなか思うようなチャンスはやってきません。
父親が風邪で寝込んでいると聞き実家に帰る響子ですが、そこで裕作との結婚が浮上していることを話します。1回プロポーズを試みますが、響子には伝わらずその日は失敗に終わってしまいました。

父親が裕作のところへ向かったと母親から電話が入ります。キャバレーにいる裕作のところへ来た父親は、半年で夫を亡くした娘の響子が可哀想で見ていられなかったと言います。その言葉を受け、父親を背負って帰る裕作は響子にプロポーズ。
結婚してください…。泣かせるようなことはしません。残りの人生をおれに…ください。」その言葉を聞いて響子は「一日でいいから、あたしより長生きして…」と言います。愛する人を亡くし、悲しみにくれていた響子だから出た返事の言葉でした。このエピソードを経て、2人は晴れて結婚をし、娘・春香を授かることになります。

漫画『めぞん一刻』は年齢を問わず楽しめる漫画だった!

最初から最後まで大人のラブコメディだった「めぞん一刻」は、主要キャラクターの人となりや、日常生活を細部に渡って描いています。
読み終わる頃には、読者も一刻館に住んでいるような感覚になり、響子と裕作が結ばれた時も「念願かなってよかった」という心境になっていきます。昭和に青春を謳歌した大人たちも、昭和を知らない若い世代にも大人の恋愛として楽しめちゃいます。
キャラクターたちのギャグに近いようなリアクションも思わず笑ってみてください。昭和の名作漫画「めぞん一刻」もう一度読み返してみてはいかがでしょうか。
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