【結末ネタバレ】グランド・ブダペスト・ホテル 完全ストーリーまとめ!

オシャレで可愛らしい映像を撮り続ける、ウェス・アンダーソン監督のグランド・ブダペスト・ホテルについて、ストーリーのネタバレありで紹介します。画面の色彩も豊で、話もテンポ良く進み観客を飽きさせない良作です。そして、エンドロールで現れる、シュテファン・ツヴァイクとは誰なのでしょうか!?

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』ってどんな作品?

作品について

グランド・ブダペスト・ホテルは、ウェス・アンダーソン監督により、2014年に制作された作品です。ポップかつクラシカルな印象が目立つ作品であり、色調から画面の構図まで全て計算され尽くされた優れた映画です。画面の美しさもさることながら、物語も軽快に進み観客を飽きさせない作りとなっています。要所要所で、コメディ要素も盛り込まれている美しいエンターテイメント作品です。
主演は、レイフ・ファインズが抜擢されており、富裕層が集まる豪華なホテルであるグランド・ブダペスト・ホテルのコンシェルジュ、グスタヴ・Hを演じています。脇を固めるのは、エイドリアン・ブロディビル・マーレイジェイソン・シュワルツマンなどと、ウェス・アンダーソン監督作品の常連となっている俳優から、ウィレム・デフォーハーヴェイ・カイテルエドワード・ノートンなど非常に豪華な俳優が集まっています。

対称的な画面で独特なセンスを発揮するウェス・アンダーソン監督

ウェス・アンダーソン監督は、現在の映画業界の中でも独特なセンスを発揮する監督で、この監督でないと作れないような独特で優れた作品を作り続けています。この監督の特徴の一つにカメラが固定されており、画面が対称的に表現されるシーンが多く見られます。
固定された映像の中で俳優だけが動く映像は、まるで絵本を見ているような感覚に陥ります。ロイヤル・テネンバウムス天才マックスの世界などの初期の作品では、60、70年代のロックを流しながらのスローモーション映像が特徴的であり、素敵かつかっこいい印象がありました。

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しかし、ファンタスティック Mr.FOX以降は、ロックミュージックを封印し、クラシック調の音楽をよく使用するようになりました。そして、映像が初期と比べるとさらに洗練され、絵本のような雰囲気が増した印象があります。
観客によって好みはあると思いますが、初期の作品ではインディペンデント映画的な雰囲気が漂っていますが、ファンタスティック Mr.FOX以降は予算が増えたような大がかりな映画に仕上がっている印象があります。このように見ていくと、ウェス・アンダーソン監督にとっては、ダージリン急行ファンタスティック Mr.FOXが監督にとっての転換期であったのではないかと思われます。

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』 ストーリーネタバレ1

作家とゼロ・ムスタファの出会い

舞台は、ヨーロッパ大陸の東端で、かつて帝国の中心として栄えたズブロフカ共和国という架空の国です。現代、一人の女性がオールド・ルッツ墓地を訪れる場面から始まり、偉大な作家の像の前で、作家の著作である「グランド・ブダペスト・ホテル」を読み始め、場面は1985年の作家の語りへと移ります。
作家は、「作家は何もない所から新たな物語を作り出していると勘違いされがちだが、事実は逆で、作家とは他人の経験を物語る人間なのだ」と、子供に鉄砲のおもちゃで撃たれながら語りました。以後、作家の語りとして物語は展開されます。

そして、1968年、作家がグランド・ブダペスト・ホテルに泊まった時の話に場面は移ります。作家は、神経衰弱を患いひと夏をグランド・ブダペスト・ホテルで過ごす事にしました。かつては豪華ホテルとして有名だった、このホテルも1968年では、さびれ始め廃墟となりかけており、宿泊客も少ない状態でした。その為、客同士もお互いの顔をうっすらと認識しているのでした。
そんな中、作家は新たな宿泊客に気づきました。その宿泊客からは、他の客からは感じられない深い憂いと孤独を発しており、作家は彼に興味を持ちます。コンシェルジュのムッシュ・ジャンによると、新たな宿泊客はゼロ・ムスタファという名で、ズブロフカいちの富豪だったそうで、グランド・ブダペスト・ホテルのオーナーでした。

作家は、偶然の縁でゼロ・ムスタファと大浴場で出会います。どういう理由でこのホテルを買ったのかを、ムスタファに聞いたところ、ムスタファの答えは買ってはいないとの事でした。その理由を聞くため、二人は今夜、一緒に食事をする事になったのです。ムスタファは、ホテルを買った理由を話す為、グランド・ブダペスト・ホテルの初代コンシェルジュの話から話し始めました。以後、舞台は1932年に移ります。

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』 ストーリーネタバレ2

グランド・ブダペスト・ホテルのコンシェルジュ、グスタフ・H

グランド・ブダペスト・ホテルの初代コンシェルジュは、ムッシュ・グスタヴことグスタヴ・Hでした。グスタヴ・Hの元には金持で、老人で、不安を抱えていて、虚栄心が強く、軽薄で、金髪で、さみしがりやの富豪が彼を求めて、集まって来きます。彼は、夜な夜なそんなお客の夜のお相手を楽しんで行っていたのです。
ゼロ・ムスタファはグスタヴ・Hの元でロビーボーイとして働いていました。グスタヴは、ゼロにとって師匠であり保護者のような存在だったのですある時、グスタヴとともに過ごしていたマダム・Dは、帰る事を渋っていました。マダム・Dはもう二度とあなたとは会えないかもしれないと言い、帰る事を恐れています。グスタヴはなんとか彼女をなだめて、帰路につかせました。

マダムDの死

一ヶ月後、マダム・Dが亡くなった事が新聞で報じられました。先月の直感が的中したのです。グスタヴはゼロを荷物持ちとして同行させて、すぐにマダム・Dの元に向かいます。途中の電車でグスタヴは彼女の声に耳を貸さなかった事を後悔します。
そして「ベッドの上では激しかった」と言います。ゼロは「84歳ですよ」と聞き返します。それに対して、「もっと上もいた」とグスタヴは返します。グスタヴの守備範囲の広さを垣間見せる会話でした。

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』 ストーリーネタバレ3

絵画「少年と林檎」を遺贈

その夜、グスタヴとゼロは、マダム・Dの邸宅に到着します。グスタヴはマダム・Dの遺体を前に死を悼みます。食堂を抜けた奥の広間では、マダム・Dの親族から遠縁のそのまた遠縁まで、ほとんど付き合いのないような親類が遺産相続の話し合いの為、集まっていました。遺言執行人には、グランド・ブダペスト・ホテルのオーナーの代理人である、弁護士コヴァックスが務めています。
遺言書によれば、莫大な財産の大半の管理権を息子のドミトリーに譲るとの事でした。そんな中、今日の朝、遺言の補足書が郵送で届いたとコヴァックスは言います。明らかにマダム・Dが死の直前に送ったものだとさらに述べます。内容は、『私の晩年を慰めてくれた友、幸せをあきらめた老女の人生に光をくれた”グスタヴ・H”。遺言により非課税にて彼に以下の物を受託する。絵画「少年と林檎」』と記述されていました。

この遺言の内容に対して、納得できないマダム・Dの息子であるドミトリーはグスタヴ・Hを「老女を大勢たぶらかしたイカサマ野郎」だと罵り、「少年と林檎」は渡さないと述べます。ゼロが「少年と林檎」を観たいと言ったため、二人は実際に絵を観に所蔵してある部屋まで行きました。
そして、二人は「少年と林檎」を盗む事にします。その際にマダム・Dの執事セルジュ極秘と書かれた封筒と一緒に絵を包み、その絵を持ち二人は邸宅を去ります。グスタヴとゼロは帰りの電車で、今週中に絵を闇市に売る事に決め、売却代金の1.5%をゼロに渡す事と、グスタヴの死後に財産の全てを贈与するという血の契約を結びます。

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』 ストーリーネタバレ4

絵画「少年と林檎」を遺贈

グスタヴとゼロはホテルの金庫に絵を隠します。その後、ホテルに警察が現れます。警察によると、マダム・Dの殺害でグスタヴを逮捕するとの事でした。それを聞いたグスタヴは走って逃げようとしますが、すぐに捕まり、第19犯罪者拘留所に投獄されてしまいます。後日、ゼロが拘留所に訪れ、グスタヴと面会をしました。
ゼロがコヴァックスから聞いた話によると、10月19日にグスタヴ・Hがマダム・Dのルッツ城を訪れ、誰にも見られずにマダム・Dの個室に侵入し、ストリキニーネで毒殺したと告発されたとの事です。告発人はほぼ全ての親族が含まれていましたが、実際に事件を目撃したという重要証人は行方不明になっています。その重要証人とは、マダム・Dの執事セルジュでした。この事件はドミトリーの陰謀であり、セルジュは脅されて上のような証言をしたとの事だと推測されます。

ドミトリーと共謀するジョプリングセルジュの姉を訪ね兄の居所を尋ねます。そしてもし会う事があれば「帰ってこい」との伝言を伝えるように命じました。グスタヴは拘留所の中でもメンドルのケーキを食べ、優雅に振舞って過ごしています。
同じく収容されているルートヴィヒはグスタヴに脱獄の案を出します。ルートヴィヒはどこの刑務所にも弱点はあると話します。この拘留所の弱点は雨水の排水システムでした。ここで場面は一旦、1968年に戻ります。ゼロ・ムスタファは涙を浮かべていましたアガサの事を思い出すと今でも感情が抑えられなくなるのです。

アガサメンドルで働いている女性です。ゼロは3回目のデートでアガサにプロポーズをし、アガサは受け入れてくました。天涯孤独だった二人は愛し合っています。そして、彼女はパレットナイフ使いとクリーム盛りの達人です。彼女は、店主の目を盗みながら、グスタヴの脱獄に必要な道具をメンドルのケーキの中に忍び込ませます。
拘留所に入ってくる荷物は全て検閲され、長い物や形のあるものは切るなどして、脱獄道具などは拘留所内には入らないようになっています。しかし、メンドルの上品なケーキだけは形を崩される事なく、拘留所に入る事が出来ました。

コヴァックス消えた文書があるとドミトリーに言います。将来の正当性に疑問を持たれないように当局にこの事実を告げるべきだと、彼は言います。ドミトリーはこの言葉に対して、波風が立たないようにやって欲しいと告げます。そして、ジョプリングはコヴァックスの猫を2階の窓から捨ててしまうのでした。
コヴァックスが一人で帰路に就いてる時、背後にジョプリングの影が見えます。コヴァックスは美術館に逃げますが、逃げ切る事は出来ず、ジョプリングに殺害されてしまいました。そして、グランド・ブダペスト・ホテルに「ミーティングは延期してほしい、永遠に。」と書かれた手紙が届きます。

三日後、グスタヴとルートヴィヒ率いる5人の囚人達は、事前に掘ってあった穴から雨水の排水トンネルを抜けて脱獄を実行します。途中誤って看守に見つかってしまいますが、囚人の仲間ギュンターの犠牲により、無事脱獄を成功させます。トンネルの出口にてゼロと待ち合わせをしていましたが、ゼロは隠れ家を見つける事も出来ず、香水や変装用の付け髭等を持ってくる事も出来ませんでした。
その事でつい感情的になってしまったグスタヴは、ゼロの故郷を罵倒し、「何故洗練された社会に出てきた?」と罵ります。それに対してゼロは「戦争で…家族は殺されて、逃げ出すしかなかった」と述べます。その事により、グスタヴは自身の発言を反省し、自分をバカだと罵倒し始め、「ホテルの名において謝罪する」と述べゼロと和解するのでした。

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』 ストーリーネタバレ5

遺産相続者グスタヴ・H

グスタヴはホテルのコンシェルジュ・ネットワーク「鍵の秘密結社」に参加しており、公衆電話より秘密結社に協力を求めます。連絡はホテルからホテルへと周り、グスタヴを助ける手はずが整っていきます。その後、クロスト・キーズ協会のムッシュ・アイヴァンが車で迎えに来てくれ逃亡に成功したのでした。
アイヴァンは執事セルジュが見つかったと言います。セルジュは、ケイブルマイスター山に身を潜めており、アイヴァンは明日、山頂の展望台で会う段取りもつけてくれました。その時にこの事件の全ての謎が明かされます。さらにアイヴァンは、ル・パナシュも持って来てくれて、グスタヴは拘留所の悪臭からやっと逃れる事が出来たのでした。

ドミトリーはジョプリングに、もう一度、セルジュの姉に会って来いと伝えます。そして今度は手加減をするなとの命令付きです。そして、新聞に「洗濯カゴから若い女性の頭部」という記事が載ります。警察によると、午前4時に彼女の元に電報が届いたそうです。しかし、死体の脇には封筒のみがあり、中身は抜き取られていました。
幸い電報局は24時間控えを残しており、警察はその内容を知る事が出来ました。封筒の内容は、「荷造りしろマル 出発の準備を マル 隠れ家はケイブルマイスター山 電報は破棄しろ 愛をこめて」でした。ジョプリングは抜き取った電報を手に、ケイブルマイスター山に登っていきます。

グスタヴとゼロは警察の包囲網をかいくぐりながら、ケイブルマイスター山の山頂を目指します。ケーブルカーを乗り継ぎ、僧侶の変装をして、ケイブルマイスター山の教会内の懺悔部屋にてセルジュとの密会に成功しました。
セルジュは、マダム・Dが殺害された場合のみ有効になる第二の遺言書の作成に携わったと言います。そして、その遺言書は何者かによって破棄されてしまったのでした。しかし、第二の遺言書の写しがあると言います。そこまで話した時に、セルジュはジョプリングに絞殺されてしまい、続きの話を聞く事は出来ませんでした。ジョプリングはスキーで山頂を下ります。それを追って、グスタヴとゼロはソリに乗り込みました

ジョプリンググスタヴ、ゼロ冬季大会のコースを通って雪山を下ります。コースのゴールでジョプリングは華麗に止まりますが、グスタヴとゼロは止まる事が出来ず、ゼロは雪に埋まり、グスタヴは崖の端に掴まっている状態になってしまうのでした。崖に掴まるグスタヴをジョプリングは落とそうと、足で崖を少しづつくずしていきます。
グスタヴは死を悟り、「これが最期か さらば 笛吹少年は叫んだ」と述べます。その時、ゼロがジョプリングを崖から蹴り落としグスタヴは一命を取り留めます。その後、ヘンケルス率いる警察に見つかりますが、ジョプリングのバイクを盗み逃亡します。

深夜に戦争が始まりました。グランド・ブダペスト・ホテルは軍の兵舎になってしまいます。そんな中、グスタヴとゼロはアガサと合流し、絵画を持ってマルタ・リビエラへ逃げる作戦を立て実行中です。アガサはメンドルのケーキを持って、兵舎となったグランド・ブダペスト・ホテルに侵入します。なんなく絵画を手に入れる事は出来ましたが、戻る際にドミトリーに見つかってしまうのでした。ドミトリーがホテルに入る姿を見たグスタヴとゼロもホテルへ向かいます。
ホテル内にてドミトリーとグスタヴとゼロ、そして警察も交わり銃撃戦になります。その時、別の部屋からアガサの悲鳴が聞こえ、それを聞いたゼロはアガサを救いに別室へ向かいました。しかし、勢いあまって二人揃ってホテルの窓から落ちてしまいます。下にはメンドルのケーキの山があり、二人は一命を取り留める事が出来ました。

アガサは「少年と林檎」と一緒に封筒が包装されている事を発見します。そして、全員が揃った中で、極秘と書かれた封筒をヘンケルスが開封しました。それは執事のセルジュが隠した、マダム・Dの第二の遺言書の写しだったのです。
遺言書の内容は、グスタヴ氏に全財産を贈与するというものでした。さらに、ルッツ城、武器や薬や織物を作る工場、大手の新聞社そしてグランド・ブダペスト・ホテルも贈与すると記載されていたのです。グスタヴ氏の疑いは晴れ、さらに大金持ちにもなる事が出来ました。しかし、グスタヴ氏は長生きする事は出来なかったのです。

アガサも長生きは出来ませんでした。あの事件から2年後、プロイセン風邪にかかり幼い息子と一緒に亡くなりました。占領統治の21日目、独立国家ズブロフスカが正式に消滅した朝にグスタヴとゼロ、アガサの三人はルッツへ旅に出ます。旅行中電車内、検問所でゼロは引っかかってしまい、拘束されそうになってしまいました。それをを庇ったグスタヴはその場で銃殺されてしまいました。
ここで時代は1968年に戻ります。グスタヴの遺産はゼロ・ムスタファに贈与されましたが、ゼロはほとんどの資産を手放し、このグランド・ブダペスト・ホテルだけを手元に残こしたのでした。

作家は「ここが消えた世界との最後の絆?グスタヴ氏との世界との」とこのホテルだけを残した理由を聞きますゼロは、「そうではない、彼とは一緒に仕事が出来た。絆は必要ない。」と返しました。そして「ホテルはアガサの為に残した。ここで幸せだった。短い間はね。」と述べ、ゼロは自室へと戻るのでした。
翌週、作家は南米へ旅立ち、心の赴くままに世界を回ります。そして、ヨーロッパには何年も戻りませんでした。その後、作家がグランド・ブダペスト・ホテルを二度と目にすることはなかったのです。そして、時代は現在に戻り、少女が作家の書いた本を読み終えるシーンで映画は終わります。

シュテファン・ツヴァイクに捧げる『グランド・ブダペスト・ホテル』

ポップで上品かつ軽やかにストーリーが進む「グランド・ブダペスト・ホテル」ですが、ラストは主要メンバーの死という形で唐突に話は終わります。何故、このようなラストになったのかは、エンドロールで現れる、シュテファン・ツヴァイクという作家にヒントがあります。ツヴァイクは、ユダヤ人であり、1930年代辺りに大変人気を博した作家です。しかし、第一次世界大戦の際に迫害され、イギリス、アメリカ、ブラジルと点々と亡命します。
そして、ヨーロッパの未来に絶望したツヴァイクは薬の過剰摂取によって自殺してしまったのでした。このような彼の半生がこの物語全体とラストに暗示的な影響を与えています。一見ポップでエンターテインメントな作品でありますが、物語の裏を掘っていくと実は深い人間ドラマが隠れているのでした。
間違いなく傑作である「グランド・ブダペスト・ホテル」ぜひ映像で最後までご欄になって下さい!
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