【めぞん一刻】五代裕作の6つの魅力!優柔不断な主人公の素顔を探る

漫画「めぞん一刻」は高橋留美子先生が1980年代に描いた昭和時代の大人のラブコメディ。その中でもヒロイン・音無響子を好きでたまらない青年・五代裕作は優柔不断な人物。そのため恋愛模様をより複雑にさせています。そんな「めぞん一刻」の五代裕作の優柔不断だけど魅力的な6つの部分を紹介しちゃいます!

『めぞん一刻』五代裕作ってどんなキャラ?

プロフィール

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木造アパートの「一刻館」の5号室の住人である五代裕作は、大学を一浪している浪人生。個性的な住人たちに嫌気がさし、出て行こうとしていますがいつも止められてしまいます。本気で出ようとした矢先、1人のスタイル抜群な美人の女性・音無響子が管理人として現れ一目惚れ。
無事に三流大学の教育学部に入学が決まりますが、その後の就職活動も困難を極めます。血液型は響子と同じA型で、5月4日生まれというのが明らかにされています。実家は定食屋を営んでおり、姉夫婦が一緒に切り盛り。時々祖母の五代ゆかりが裕作の元へやってきて騒動を起こします。

優柔不断な性格

裕作の性格は、どちらかというと優柔不断で、自分の考えで動こうとしても相手に強く出られると譲ってしまいます。裕作自身もその部分には気付いていて治そうと努力しますが、元々がとても思いやりのある優しい性格なためうまく行きません。特に女性に対してはとても優しく、見た目もイケメンの好青年なのでモテちゃいます。
そのため、響子との間に何度も亀裂が走ってしまいます。また、頼まれると嫌とは言えず、自分からトラブルに巻き込まれることも多々あり、性格が災いしてか貧乏生活。最後には、意中の人と結ばれるので結果的にはいいのかもしれませんね。

『めぞん一刻』五代裕作の魅力①声優はあの人

「めぞん一刻」はフジテレビで、1986年から1988年の2年間で全96話でアニメ化されています。後に完結編の映画やOVAも制作され、「めぞん一刻」シリーズは大人も楽しめるアニメとして人気を呼びました。
五代裕作役には声優の二又一成さん。裕作の好青年で優柔不断さ、響子に対する一途な愛情をとてもよく表現されています。同時期に連載され先にアニメ化された「うる星やつら」にも出演。名作アニメが生まれた1980年代のアニメ作品に次々と出演した二又一成さんは、その後も数多くのアニメに出演し続けています。

『めぞん一刻』五代裕作の魅力②大学受験をするために一刻館へ

田舎から上京してきた裕作は、大学受験をするために一刻館へ引っ越してきました。実は引っ越した当日、5号室の隣である4号室の住人である四谷が壁に大穴を空けちゃいます。これにはさすがの裕作もびっくり。
事態の収拾を図るため、穴をふさぐために板を打ち付けたり、家具を置いたりしますが効果はありません。響子が管理人としてやってきた時に真っ先にこのことを告げ、どうにかして欲しいと頼みますがどうにもなりませんでした。
結局、ストーリーが進むごとに四谷には「いい加減にしてください!」と怒りますが、あきらめてしまったのか、行動に移すことも少なくなりました。時には四谷と普通に会話をしちゃう姿には、順応力がある人だなあと感じさせます。

『めぞん一刻』五代裕作の魅力③名言もやっぱりイケメンだった!


真面目で感情豊かな裕作は、発言もとてもストレートにします。最初から響子のことが好きでたまらなかった裕作は、お酒の勢いも手伝って「私こと五代裕作は響子さんが好きでありまーす」大声で宣言してしまう場面もありました。翌朝には、この発言をしたことの記憶は残っていないというオチもついています。
お酒の勢いがあったとしても、かなりのストレートな告白。優柔不断な裕作には珍しいシーンとなりました。

特に響子のことに関しては、どんなことでも真剣に考え、自分が響子にとってどんなことができるのか常に考えています。響子をはじめ、女性たちに振り回されることが多い裕作ですが、時々怒りや思ったことを口にすることも
たとえ響子と近所迷惑になるくらいの大喧嘩をした後でも、響子が危ないと分かるととっさに救出。響子の頬を軽く叩き、「どうして助けを呼ばないんだ!」と声を荒げます。これには怒っていた響子もびっくり。この後にベランダから落下して骨折をしてしまうのですが、本気で怒った裕作がかっこいいと思った人も多いのではないでしょうか。

『めぞん一刻』五代裕作の魅力④ライバルに対しても紳士!

宿敵・三鷹瞬

響子が通っているテニスクラブのコーチをしている三鷹瞬は、誰が見ても金持ちでイケメン。裕作も自分との格差に落ち込むこともありますが、響子のことを思う気持ちでは負けるわけには行きません。
響子をはさみバチバチのライバル関係を続け、ストーリーの終盤、三鷹に親から言われた許婚・九条明日菜が居ることが発覚します。最後の賭けとして響子にプロポーズしますが撃沈

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さらに明日菜が妊娠していると勘違いし、結婚を決めてしまいます。妊娠が勘違いだったということが分かり、裕作に会った三鷹は意気消沈していましたが、そこで裕作は三鷹の心の内を黙って聞きます。
バチバチのライバルであっても、優しく対応する裕作の人柄に感動しちゃいますよね。もちろん三鷹もライバルとして裕作を見ていましたが、一方で人柄に触れ、響子の気持ちは裕作にあることはとっくに分かっていました。
三鷹は明日菜と結婚、後に裕作はめでたく響子と結婚し三鷹ももちろん出席します。ライバルであっても三鷹と対等に接してきたから、恋の決着が付いた後でも平和な空気になるのだと思います。

永遠にライバル!?音無惣一郎


裕作最大のライバル、響子の亡くなった夫・音無惣一郎。響子が未亡人だったと知った時には落ち込みましたが、次第に惣一郎がどんな人物だったのか知りたくなりはじめます
惣一郎の顔写真はどう探しても入手できず(高橋留美子先生が、隠し続けていたため)、響子の話す惣一郎のイメージでライバル視していました。後に「めぞん一刻」の登場人物の中で、惣一郎の顔を観れるのは、裕作だけなのも運命的な相手だからだと思われます。
物語の前半では、惣一郎を強く意識している場面が多く登場してきました。響子と結婚をすることになった終盤では、裕作の気持ちが惣一郎の墓の前で明らかになります。「あなたもひっくるめて、響子さんをもらいます。」惣一郎も、響子の一部として愛すという裕作に脱帽です。影で密かに聞いていた響子も感動したエピソードになりました。

『めぞん一刻』五代裕作の魅力⑤トラブルがあっても優しい対応

個性的なキャラクターぞろいの一刻館の住人たちにも優しい

超個性的なキャラクターが勢ぞろいしている一刻館の住人たち。その中で揉まれて生きてきた裕作は、軽蔑や嫌悪感を見せることなく怒ってはいますが常に優しく接しています。大学の試験や就職の採用試験など、人生の岐路に立った場面でも住人たちは、裕作の部屋で宴会を始めちゃいます。
それでも口では「出て行けー!」と言い続けますが、様々な手法で現れる住人たちには(半ばあきれ気味に)放置。人を無下に扱わない性格の裕作のことを、住人たちも密かに心配しています。裕作と響子の恋愛をかき乱し楽しんでいますが、2人が結婚した時には誰よりも喜び、子供を連れて帰ってきた時には、みんなで子供を囲んで笑顔を見せていました。

もちろん女性たちにはもっと優しい


裕作は誰に対しても優しいですが、女性に対してはさらに優しくなっちゃいます。好きという気持ちは響子に常にあるのに、女性たちに頼られると嫌といえません。
キャバレーでバイトしている時に、ホステスの子供を数日間預かることになってしまったことも。また響子と喧嘩をして家出をした時には、パチンコ店の一室の部屋で、なぜだか亭主持ちの女性と3人暮らしをしてしまうという妙なことも体験していました。
女性に優しすぎて、嫉妬心の強い響子の平手打ちや、怒りをぶつけられることも多々あります。困った時に助けてくれる裕作みたいな男性が、現実でもいたらいいなあと感じちゃいますよね。

『めぞん一刻』五代裕作の魅力⑥プロポーズもキュンとしちゃいます!

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裕作の最大の魅力といえば、響子にプロポーズをするエピソード!とうとう響子と両思いになった裕作は、念願だった保母資格試験に合格、就職も内定し、いよいよプロポーズをすることを決意します。そうなると、なぜか住人たちや数々の邪魔が入ってなかなかプロポーズができません。
響子も待っていますが、タイミングを見計らいすぎている裕作は、ここぞというタイミングが掴めないでいます。一度裕作流のプロポーズ「お、おれ…響子さんの…響子さんの作ったミソ汁…飲みたい…」と言ってみましたが響子には伝わらず。本当にミソ汁を出されて終わってしまいます。

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響子は、父親が風邪で寝込んでいることを聞きお見舞いに行きます。そこで結婚するかもと言うと父親は大反対。母親の目を盗んで、裕作が働いているキャバレーに行きます。響子がもう一度悲しむのは嫌だと裕作に訴えます。
具合の悪い父親を迎えに来た響子もそれを聞き、父親をなだめるように2人で帰ります。帰り道、父親の気持ちを汲むように裕作はプロポーズ。「結婚してください…泣かせるようなことは絶対しません。残りの人生をおれに…ください。
遠まわしに言ったプロポーズとは違い、裕作らしい思いのこもったストレートなプロポーズに対し、響子の返事は「お願い…一日でいいから、あたしより長生きして…」でした。どちらの言葉も、相手のことを考えた2人らしいやりとりですよね。

『めぞん一刻』五代裕作はどこから見てもイケメンだった

初登場した裕作は大学浪人生で、響子にとっては弟のような存在でした。女性や、恋のライバルであったとしても、困っていれば見逃すことができない優しい性格。響子と知り合うことで優柔不断だった性格も、ここぞと言う時には男らしい一面を発揮し、ストーリーの最後では、年上の響子もリードするほどの男性へと変わって行きます。
響子の亡くなった夫・惣一郎のことも理解し、それをひっくるめて響子の人生を背負う裕作は、どこから見てもイケメンです!何度見ても笑ったり感動したりできる「めぞん一刻」は本当におすすめの名作漫画ですよ。
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