映画「バタフライ・エフェクト」あらすじ&結末ネタバレ!別エンディングも紹介!

映画「バタフライ・エフェクト」のあらすじをネタバレ込みで紹介します。また本編とは異なる結末を迎える3つの別エンディングについてもちょこっとだけ紹介したいと思います。

傑作サスペンス映画「バタフライ・エフェクト」とは

映画「バタフライ・エフェクト」はカオス理論の1つであるバタフライ効果をテーマに制作された映画作品です。バラフライ効果とは小さな蝶の羽ばたきが地球の真裏の台風の原因となる。というような小さな力学系の状態へのわずかな変化が大きな結果を招く、というものです。
そんなテーマの通り、本作は主人公が小さな過去改変を繰返し、未来を次から次へと大きく変化させていきます。そして、果てに主人公が納得のいく未来を手に入れるのですが…まぁそんな物語が描かれているのです。
この映画「バタフライ・エフェクト」は脚本が素晴らしくアメリカで初登場1位を記録した作品となっています。監督・脚本はエリック・ブレス氏とJ・マッキー・グラバー氏の2名が務めています。

「バタフライ・エフェクト」のあらすじをネタバレ込みで紹介!

男が選んだ最後の過去改変は愛する人との別れだった!

今回はそんな映画「バタフライ・エフェクト」のあらすじをネタバレ込みで紹介します。またあらすじは4つのパートに分けて紹介していきたいと思います。

映画「バタフライ・エフェクト」 ネタバレ1 短時間の記憶喪失を繰り返す少年

~もし誰かがこれを見つけたら、それは僕の計画が失敗した証拠。その時僕は死んでいる。でももし僕が最初に戻れたら、その時はきっと彼女を救えるだろう~
父はいないが閑静な土地で元気いっぱいに育つ少年エヴァンは母・アンドレアに学校に送ってもらっていた。学校に到着したエヴァンとアンドレア。エヴァンは見送られながら学校へ入っていき、アンドレアは仕事場へと行くために車を発進させようとしていた。
しかし、その直後学校の先生がアンドレアのところにやってきて見せたいものがあると言う。見せたいものは授業でエヴァンが描いた絵だった。絵は人が人を殺した姿が描かれているものであった。さらに、その絵を描いたことをエヴァンは覚えていなかったのである。

息子の異常な行動を心配したアンドレアはエヴァンを病院へ連れて行く。そこで医師は記憶力を高めるための施策として毎日の日記をエヴァンにつけさせることをアンドレアに推奨する。こうしてエヴァンは日記をつけ始めるのであった。
ある日、エヴァンはエヴァンの友人であるトミー・ケイリ―兄妹の家へ行く。しかし、その日もトミーとケイリーの家へと出発する前にエヴァンは包丁を持って立っているのにどうしてそうしたのか記憶が無いという異常行動を起こす。
トミーとケイリーの家についたエヴァンは楽しいひと時を過ごすはずであった。しかし、エヴァンはトミーとケイリーの父・ジョージによって娘のケイリ―と一緒に児童ポルノの被害に遭うのであった。

エヴァンの診察を担当した医師はエヴァンの脳に異常は無かったことをアンドレアに伝える。そして記憶が無くなってしまうのは父がいないことによるストレスではないかとも伝えるのであった。
そこでエヴァンとアンドレアは父に面会するため父が入院する病院へと向かった。エヴァンは精神がおかしくなってしまった父・ジェイソンと面会するが、父と話している途中に記憶が飛んでしまう
そして記憶が飛んだ先でエヴァンはジェイソンに首を絞められていた。ジェイソンはこの行動により警備の人間の行き過ぎた制止行動を受けて死んでしまうのであった。

6年後、エヴァンは友人のトミーとケイリ―の兄妹、レニーと他人の家のポストにダイナマイトをしかけ爆発させる悪戯をしていた。ダイナマイトを仕掛けたポストをケイリ―の耳をふさぎながら見守るエヴァン。しかし次の瞬間、またしてもエヴァンの記憶は飛んでしまうのであった。
エヴァンは医師のもとでこの件の失われた記憶について思い出そうとしていたが、ダイナマイトをしかけた後で車がやってきたらしいことしか思い出せない。当事者であるトミーやケイリ―に聞こうとしても教えては貰えないのであった。
映画館でエヴァンとトミー、ケイリ―は映画を観ていた。そこで映画の最中に抜け出したエヴァンとケイリ―はキスをする。それを目撃したトミーは怒り狂うのであった。

母・アンドレアはダイナマイトの悪戯の1件を受けてエヴァンをトミーやケイリ―から引き離すため引っ越しを決める。引っ越しが決まった後、エヴァンはダイナマイトの1件で入院していたが無事退院したレニーとケイリ―を連れて廃品置き場へ遊びに行っていた。
しかし、到着した廃品置き場ではトミーがエヴァンの愛犬を袋に詰めて燃やそうとしていた。エヴァンはその行為を止めるためにトミーに掴みかかる。しかし、その瞬間またしても記憶が飛んでしまう。記憶が飛んだ先でエヴァンの犬は燃え死んでいた。
そして、ダイナマイトの悪戯を発端として生じた彼らの間に入った亀裂が回復することはなく、エヴァンは引っ越してしまう。ただ、エヴァンは恋する相手・ケイリ―には「お前のために必ずここに戻って来る」と伝えるのであった。

【注目ポイント1】エヴァン少年に起こる不可解な記憶障害

このパートは少年エヴァンに起こる数回にわたる記憶障害に注目して観るべきです。いつ、どこでエヴァンの記憶が飛んでいるのかによく注目してください。この記憶が飛ぶ現象が物語の大きな鍵になります。

映画「バタフライ・エフェクト」 ネタバレ2 過去の記憶を呼び覚ます日記

7年後、エヴァンは大学生となっていた。州立大学に通い心理学を専攻する優秀な若者となっていたのだ。そして、あれだけ起きていた記憶が飛ぶ現象もここ7年間は起こっていない。エヴァンの人生は順調であった。
しかし、ある時ひょんなことから過去に自身がつけていた日記を読むことになる。読んだページにはトミーに愛犬を殺された日のことが綴ってあった。そして、日記を読んだエヴァンの視界は突如揺れ、いつの間にかエヴァンの目の前には7年前のトミーの姿があった。
いつの間にか、犬が殺されたあの日に戻ってきてしまったエヴァンは必至にトミーが愛犬を殺そうとするのを止めようとする。レニーもエヴァンのため犬が閉じ込められている袋を開けようとする。

しかし、エヴァンはトミーを止められず、レニーは袋を開けることができなかった。そしてトミーは「俺の妹に手を出すな」という言葉を添えてエヴァンの愛犬を焼き殺そうと犬が入った袋に火を近づけるのであった。しかし、その瞬間エヴァンは我に返える。目の前は大学の部屋だった。
エヴァンはその不思議な経験が7年前に飛んだ記憶の1つではないかと考える。そして現実で実際に起きたことなのかを確かめるため友人のレニーを訪ねた。そしてエヴァンの推測は事実となった。
その日の夜、エヴァンは再び日記を手に取りダイナマイトの悪戯を起こした日のページを読んでいた。すると再びエヴァンの視界は揺れる。すると、エヴァンの目の前にはダイナマイトを仕掛けた郵便ポストがあった。

レニーは爆発しないダイナマイトを確認するために郵便ポストへ向かおうとしていた。しかし、そこへ車がやってきてレニーはトミーに制されて郵便ポストの確認へ向かうのをやめる。
突如エヴァンのお腹の上に熱が走る。自分がくわえていたタバコが服の上に落ちていたことに気づかなかったエヴァンがお腹に跡が残るほどのやけどをしたのである。
一方、車の持ち主の母親と赤ん坊はその郵便ポストを確認するために郵便ポストを開けるのだが、その瞬間ダイナマイトが爆発してしまうのであった。

目を覚ましたエヴァン。お腹にはタバコのやけどの跡が残っていた。
ある日、エヴァンはケイリ―に久しぶりに会いにいった。目的は児童ポルノの撮影があった日についての詳細を確認するためだ。しかし、この質問にケイリ―は激怒する。そして「私を好きなら何故連絡くれなかったの?」という言葉を残してケイリ―は去っていく。
翌日、エヴァンのもとにはトミーから留守電が入る。トミーはケイリ―が自殺したこと、そしてエヴァンを殺すことをエヴァンへ伝えるのであった。

【注目ポイント2】ケイリ―の自殺

このパートは日記を通じて過去に戻ることができることに気づき始めるエヴァンが描かれています。このパートの注目ポイントはケイリ―の自殺という事実です。
かつて少年エヴァンがケイリ―に伝えた言葉「お前のために必ずここに戻って来る」を信じて待っていたケイリ―。しかし、7年ぶりに現れたエヴァンは過去のトラウマを掘り返すだけだった。
この経験による絶望からケイリ―はエヴァンに「私を好きなら何故連絡くれなかったの?」という言葉を残し、その翌日に自殺してしまいます。そして、この出来事はエヴァンにショックを与え、エヴァンの大胆な行動(過去改変)の引き金になります。

映画「バタフライ・エフェクト」 ネタバレ3 過去改変の始まり

エヴァンは日記を読んでいた。児童ポルノの撮影があった日のページだ。するといつものように視界が揺れ、その日の光景が目の前に現れた。エヴァンは児童ポルノの撮影をしようとするジョージにケイリ―を大切に扱いトミーをきちんとしつけるように迫る。
その迫り方の迫力はまるで大人のようであったため、その迫力に恐れをなした父親はエヴァンの言う通りにすると約束する。
目が覚めるとそこはベッドの上だった。そして横には死んだはずのケイリ―が寝ている。さらにアンドレアはチャックと再婚しているなど、様々な現実が変わっていることにエヴァンは気づく。

ケイリ―が生きている幸せな世界をエヴァンは満喫していた。しかし突如として不幸が訪れる。ある日、エヴァンとケイリ―がデートをしていると、エヴァンの車がめちゃくちゃに壊されてしまっていた。
そして現場にはトミーの持ち物があり、エヴァンとケイリ―はトミーの犯行だと気づく。そして、エヴァンはトミーに備え、防犯スプレーを携帯し、さらにピストルも借りようとする。しかし、ケイリ―は兄を庇ってやめてほしいと願うのであった。
そして会話を重ねる中で、エヴァンが過去にジョージに迫った行動がケイリ―への虐待を無くした代わりに、そのしわ寄せがトミーにいってしまっていたことが分かるのだった。

ピストルを借りるのをやめたトミーはケイリ―を家まで送っていた。そこへトミーが現れる。トミーはエヴァンに暴力を振るう。その行為にエヴァンは我を忘れて反撃。とうとうトミーを殺害してしまうのであった。
エヴァンはトミー殺害の件で刑務所へ。そこで知り合った仲間カルロスとともに再び過去の改変を試みる。改変を試みたのは廃品置き場の事件があったあの日。
エヴァンはレニーが今度こそ犬の袋を開けられるように鋭利な刃物をレニーに渡す。「今日こそ償うんだ、あの親子にしたことを」と言って。しかし、レニーはこの言葉を勘違いし、トミーを殺してしまうのであった。

再び現代に戻ってくるエヴァン。しかし、レニーはトミーを殺したことが原因で精神病院に入院していた。そこでエヴァンは再び過去改変を決意。エヴァンは父に話を聞くべく日記の父と面会した日のことが記されているページを読んだ。
今までの経験や情報からエヴァンの父・ジェイソンがエヴァンと同じ能力を持っているかもしれないと睨んだからである。その予想は当たった。飛んだ先の過去でジェイソンもまたエヴァンと同じ能力を持っていることが分かったのだ。
エヴァンはジェイソンから情報を引き出そうとするが、ジェイソンは過去改変は場合によって母を殺すことだってあるから能力を使うなと言う。そして、エヴァンが能力を使うことをやめるつもりは無いとみると、ジェイソンはエヴァンの首を絞めるのであった。

首を絞められながらも再び現代に戻って来たエヴァン。エヴァンは次にケイリ―に会いに行くことにする。ケイリ―は売春婦になっていた。エヴァンはこれまでの全てをケイリ―に打ち明ける。
そしてエヴァンは「誰かを救おうとすると酷いことになる」と言って過去の改変をやめようとするのだった。しかし、悲惨な人生を辿るケイリ―はこの言葉に激怒。ここでやめずにダイナマイトの悪戯の被害に遭わせてしまった親子を助けろと言う。
そして、エヴァンは再び過去改変を決意するのであった。そしてダイナマイトの悪戯の被害に遭った親子を救うべく悪戯した日のことが記された日記のページを読むのであった。

ダイナマイトの悪戯の日に戻ったエヴァンは大急ぎで親子を救おうとする。そして無事親子は助かったが、今度はエヴァンがダイナマイトの爆発に巻き込まれてしまう。目が覚めたエヴァンは現代に戻っていた。そして両手を失っていた。
レニーとケイリ―は恋人関係になり、トミーは善人となっていた。自分以外が幸せな世界を目の当たりにしたエヴァン。しかし、自分以外の全てが幸せな世界で過去を改変することもしたくなかったエヴァンが選んだのは自殺だった
しかし、自殺しようとしていたところをトミーに救われ、助かったエヴァンが次に目の当たりにしたのは母親の肺ガンだった。アンドレアはエヴァンの事故からヘビースモーカーになってしまい肺ガンを患っていたのである。

エヴァンは母親を救うべく再度過去改変を決意する。次に向かったのは児童ポルノ撮影のあった日のトミーとケイリ―の家へ向かう前の自宅であった。
そこでダイナマイトを壊すことを考えるエヴァンは包丁を持ち出そうとするが母親に見つかってしまう。そしてエヴァンは現代に戻ってしまう。現代に戻ったエヴァンは再び過去へ戻る。次に戻ったのは児童ポルノ撮影前のトミーとケイリーの家の地下室であった。
そこでもエヴァンはダイナマイトをなんとか壊すために、ダイナマイトに火を点ける。しかし、火を点けたダイナマイトを手違いでケイリ―が拾ってしまい、ダイナマイトはケイリーの手元で爆発してしまうのであった。

【注目ポイント3】たった一言が招く悲劇

このパートでは最初の過去改変に注目すべきです。大学生のエヴァンは児童ポルノ事件のあった日に戻り、トミーとケイリ―の父ジョージにケイリ―を大切に扱いトミーをきちんとしつけるように迫ります。
そしてこのことが原因でケイリーは戻ってきた現代では幸せな人生を歩んでいます。しかし、一方でトニーは戻ってきた現代では釈放されたばかりという不幸な人生の真っ最中。
ケイリ―を大切に扱いトミーをきちんとしつけるようにジョージに迫ったことで、ケイリ―に行くはずの暴力もトミーが受けることになってしまったのです。まさにほんの些細なことが後々の大きな結果を招くこの映画の醍醐味を最も感じられる部分となっています。

映画「バタフライ・エフェクト」 ネタバレ4 最後の改変と永久の別れ

現代に戻って来たエヴァンは事態がいい方向にいっていないことが分かっていた。そしてすぐ様過去改変をしようとノートを探す。しかし、前の過去改変後のこの世界ではエヴァンは日記を書いておらずノートは存在していなかったのである。
過去改変が不可能になってしまったことを絶望するエヴァン。しかしひょんなことからから父親がアルバムを媒体にして過去改変をしていたことを知り、エヴァンはホーム・ムービーで過去に戻ることができるかもしれないと思いついてそれを実行する。
そして過去に戻ることに成功する。戻ったのは初めてケイリ―とエヴァンが出会った時間と場所なのであった。そしてエヴァンは初対面のケイリーにこう言うのであった。「そばに来るな」

現代に戻ってきたエヴァン。過去改変後に毎回起こる脳への大量の過去の記憶情報の流入から、エヴァンはトミーとケイリ―、レニー、自分の母の幸せを確信する。そしてエヴァンはレニーにケイリ―のことを尋ねるがレニーはケイリ―のことを知らなかった。
そう、エヴァン、レニーはケイリーとは知り合うことのない人生を歩んでいたのであった。そして、エヴァンはこれで良かったのだとして日記を含む思い出の品を全て燃やすのであった。
そして8年後、エヴァンとケイリ―は街中ですれ違う。赤の他人として

【注目ポイント4】エヴァンの最後の過去改変

このパートではエヴァンが最後の過去改変を行いますその内容がとても切ない
ケイリ―がエヴァンを好きになるとケイリ―はエヴァンに会うために父ジョージのもとに残ってしまう。すると父の虐待でトミーとケイリ―は不幸な人生を歩むことになる。
そしてエヴァンが皆の現代を幸せにするために行った最後の選択。それが初対面からケイリ―と仲良くしない、というもの。そして物語の最後はエヴァンとケイリ―が全くの赤の他人であることを示す切ないシーンとなっています。

映画「バタフライ・エフェクト」の異なる結末!3つの別エンディングを紹介

映画「バタフライ・エフェクト」には3つの異なるエンディングが存在するのをご存知ですか?2つはラストが異なっており、1つは最後の過去改変に向かうためのホーム・ムービーの内容が異なっているのです。
まず2つのラストについて簡単に紹介しましょう。まず1つ目がハッピーエンド。最後にエヴァンとケイリーがすれ違うところでエヴァンがケイリーに話しかけそこから良い雰囲気になるエンドです。
2つ目がストーカーエンド。これはエヴァンとケイリーがすれ違うところでエヴァンがケイリーの後を無言でつけるというもの。エヴァンが未練たらたらでなんとなく悪い結果を予測させるものとなっています。

そして最後がディレクターズカット版。これが最も切ない。エヴァンが最後の過去改変へ向かうホーム・ムービーが母・アンドレアが産気付きながらベッドで運ばれているシーンとなっています。
そしてエヴァンは母の胎内にいる時の過去へ遡るのです。そこでエヴァンは母から生まれることをやめます。切ない…
以上、このような形で映画「バタフライ・エフェクト」には本編以外に3つの異なるルートがあるのです。

愛する人のために運命に抗い続ける男の物語を括目せよ!

いかがでしたでしょうか?映画「バタフライ・エフェクト」のあらすじをネタバレ込みで紹介、解説をしてきました。
骨のあるストーリーが素晴らしく映画史に残る傑作だと思いますので、この記事を読んで映画「バタフライ・エフェクト」に興味を持った人はぜひ実際に作品を観てみて下さい。
お付き合いありがとうございました。
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