歌手デビューする前は沖縄アクターズスクールに在籍し、当時沖縄アクターズスクールの全校生徒の中で技量・人格が優秀とされる人材でメンバーが組まれたトップグループB.B.WAVESの一員であったmisonoさんは2002年8月にレコード会社avex traxからday after tomorrow(デイアフタートゥモロウ)として華々しいデビューを飾ります。
大手企業からの手厚いバックアップを受け「超大型新人」として新人ながら異例の多数番組出演やCM曲採用などで爆発的に知名度をあげていったday after tomorrowはすぐに勢いのある人気歌手となりました。
day after tomorrowといえばデビューシングルの「faraway」と6thシングル「moon gate」に収録の「Starry Heavens」ではないでしょうか。「faraway」は記念すべきデビュー曲という事と「ICEBOX」のCMに起用されそのさわやかで元気が出てくる曲調が日本中を魅了したことが挙げられます。また「Starry Heavens」はRPGゲームでかなりの人気があった「テイルズオブシンフォニア」のテーマソングとなったこともあり、この曲をきっかけに今でもmisonoさんのファンという人は少なくないようです。
misonoさんがday after tomorrowとしてデビューし爆発的な人気となっていたころ姉の倖田來未さんも歌手デビューしていましたがイマイチ人気が出ず様々な葛藤があったようです。倖田來未さん自身も「real Emotion」というヒット曲がありましたが自分よりも後にデビューした妹のmisonoさんがあっという間に自分を追い抜きどんどんと人気が出ている状況に焦りを感じていたことを後のインタビューで語っています。
当時この状況に姉妹仲が悪いのではないかという噂も広がっていましたがこのことをきっかけに自分だけのオリジナリティーを追及するようになりその結果大人気となったことに当時を振り返り倖田來未さんは感謝をしているようです。また2009年には姉妹で共同の楽曲を発表した「It’s all Love!」も有名です。
そんなmisonoさんですがday after tomorrowとしての活動を2005年に休止することを発表します。活動休止の背景としてメンバーと事務所の関係性やメンバー間の仲違いなどがあげられていましたが真相はいまだにはっきりしていません。
しかしながらこの件に関してmisonoさんは「自分の実力不足」と発言しています。十分に人気も実力もあったと思えるday after tomorrowだっただけにこのmisonoさんの発言にファンは漢気を感じこれからも応援することを誓いました。休止してしまったday after tomorrowですが解散ではないだけに復活を心待ちにするファンも多いようです。
day after tomorrowを休止したあとmisonoさんはソロ活動を開始します。day after tomorrowの方向性とはガラッとイメージを変えオリジナリティーあふれた自分プロデュースにファンは驚きつつも喜びました。ソロ活動を始めるまでは男性ファンが多いmisonoさんでしたがソロ活動をしてからは一気に女性ファンが増えています。