【結末ネタバレ】映画 「ウォーリアー」 完全ストーリーまとめ!

映画 「ウォーリアー」 のストーリーをネタバレ込みで紹介していきます。映画 「ウォーリアー」 のあらすじをザックリと手短に知っておきたい方はぜひ読んでいって下さい。また筆者なりの注目ポイントも書いているので視聴2周目に入ろうと思っている人などにも役に立つ内容になっていると思います。

総合格闘技がテーマの映画「ウォーリアー」 とは

映画「ウォーリアー」は2011年公開アメリカスポーツドラマ映画です。主演は「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」や「華麗なるギャツビー」にも出演したジョエル・エドガートン
そして「インセプション」や2017年公開の映画「ダンケルク」にも出演しているトム・ハーディが務めます。また監督はギャヴィン・オコナーが務め、脚本はギャビン・オコナーにアンソニー・タンバキス、クリフ・ドーフマンを加えた3名が務めています。
ちなみに今のレートですが、興行収入は全世界で25億円となっています。

「ウォーリアー」のあらすじをネタバレ込みで紹介!

絶対に負けられない兄弟がそこにいた!

ここからは映画「ウォーリア―」のあらすじを4つのパートに分けてネタバレ込みで紹介していきたいと思います。映画「ウォーリアー」を観ている暇はないけどあらすじだけサクッと知っておきたい人などはぜひ読んでいって下さい。
また映画「ウォーリアー」を既に視聴済みでこれから2周目に入ろうかと思っている人も、記事内のパート毎に注目ポイントが書いているので、観る前の参考にしてみることをオススメします。
なお、本記事は映画「ウォーリアー」のネタバレ記事です。まだ映画「ウォーリアー」を未視聴の方でネタバレが嫌な人は要注意の記事なのでその点ご了承下さい。

「ウォーリアー」ストーリーネタバレ1:トミー・コンロンとブレンダン・コンロン

トミー・コンロンは14年ぶりに父親のパティ・コンロンの家を訪れた。かつて妻に、そして息子に酷い仕打ちをしたことでトミーは父のパティを憎んでいたが、どうしても父を訪ねなければならない理由がトミーにはあったのだ。
ある日、トミーはコルト・ジムというジムに入会する。そのジムでトミーはスパルタという総合格闘技大会のポスターを目にするのであった。スパルタの優勝賞金は500万ドルであった。
コルト・ジムに入会したトミーはある日、本人たっての希望でミドル級チャンピオンのマッドドッグのスパーリングの相手をすることになる。そしてトミー以外の誰しもが予想しなかったことが起こる。トミーがマッドドッグをノックダウンさせてしまったのである。

場所は変わり、とある銀行の応接ブース。ノースヒルズ高校の物理教師で元総合格闘家の(そして実はトミーの兄の)ブレンダン・コンロンは銀行のローンの返済に困っていた。コンロン家は夫婦の仲も良く子供たちも両親に懐いていて幸せな家庭であった。
しかしお金については大きな問題を抱えいた。コンロン夫妻は夫婦共働きで夫のプレンダンにいたっては教師以外の仕事もしているが、娘の心臓の病気の治療費などが家計の重荷となっていて、銀行のローンが払えない状況だったのだ。

銀行の担当者からブレンダンは「ローンの返済はムリです」と言われ、ブレンダンは銀行の担当者に何とかして欲しいと懇願する。
しかし、最終的には銀行の担当者からの自己破産の提案をプレンダンが断り、ブレンダンの自宅は抵当流れとなることになる運びとなってしまうのであった。

【注目ポイント1】絶対に負けられない戦いの始まり

本パートはトミー・コンロンとブレンダン・コンロンの絶対に負けられない戦いの始まりを告げるパートになっています。
トミーはとある理由から賞金500万ドルの総合格闘技の大会・スパルタに参加することを決め、最高のトレーナーを求めて父・パティの家を訪れます。14年も家に帰らないほど父を憎んでいたトミーの強い決心がこのシーンに表れており、かつトミーの絶対に負けられない戦いの始まりを告げています。
トミーの兄のブレンダンは銀行へのローンの支払いが困難な状況から、このままでは自宅が抵当流れになって無くなってしまうというピンチに追い詰められます。ブレンダンにとってはお金が必要な状況であり、この状況こそがブレンダンにとっての絶対に負けられない戦いの始まりを告げているのです。

「ウォーリアー」ストーリーネタバレ2:トミーとブレンダンのスパルタ参加

パティはトミーにレスリングの指導をしていた過去がある。そんなパティは自宅でトミーの過去の試合をビデオで観ていた。
そこへコルト・ジムのコルトが訪ねてくる。コルトはトミーのことをもっと知りたい、後押ししたいとパティに話すが、パティは本人に聞けの一点張り。
コルトは「トミーの入会届にはここの家の住所が書いてあった」と話すと、パティは「トミーはここには住んでいない」と言ってコルトを追い返してしまうのであった。

ブレンダン・コンロンは総合格闘技の試合に出ていた。彼の副業は格闘家であったのだ。妻のテスにはクラブの用心棒だと嘘をついての副業行為であった。そしてその日の試合はブレンダンの勝利に終わる。
しかし、試合でついた顔の傷が原因でテスには副業のことがバレてしまう。ブレンダンはクラブの用心棒の時給9ドルじゃ安すぎるからこの副業をしたことをテスに伝えるが、テスはまたブレンダンが救急車で運ばれるくらいならアパート暮らしに戻る方が良いとして怒るのであった。
しかしブレンダンは家を手放すつもりは無いと堅い意志を示すのであった。

トミーはスパルタで優勝して500万ドルを獲得するために父のパティにトレーナーを依頼する。パティはこれを承諾。パティはトミーのトレーナーとなるのであった。
総合格闘技の試合に出た翌日、学校ではプレンダンが総合格闘技の試合に出ていたことが噂になっている。さらに、そのことは校長、教育長にもバレてしまっていた。そのことが原因でブレンタンはしばらくの間停職処分(無給)となってしまう。
そしてテスを説得のうえ、停職処分中は総合格闘技でお金を稼ぐことにするのであった。ある日、ブレンダンはジムの経営者でトレーナーの知人フランクを訪ね、トレーニングをつけて欲しいと依頼する。フランクはその願いを聞き入れる。

ある日の夜、ブレンダンが帰宅し家に入ろうとしているところに父・パティがやってくる。パティは禁酒1000日を達成できたこと、そしてトミーが家に帰ってきたことを伝える。しかしブレンダンの対応は冷たかった。
理由はトミーと自分の扱いにあまりにも差があったからである。そしてそんな扱いの差に怒っていることをパティに伝える。パティはそのことについては許して欲しいと願う。
しかし、ブレンタンの答えはやはり冷たいものであった。「許すよ。ただ信用はしないがな」。

ある日、ジムに顔を出していたトミーはコルトからスパルタに出られることになったという報告を聞く。その報告を喜ぶトミーはピラーという女性に電話をする。そしてトミーはピラーの家族の面倒は俺がみると伝えるのであったが、ピラーは気持ちだけで十分と遠慮する。
ある日、フランクのジムの選手でスパルタに出るはずだった選手が怪我をしてしまう。この事態を受け、ブレンダンはマルコの代わりに出たいとフランクに申し出る。500万ドルの賞金が目当てである。
この申し出をフランクは最初断わるが、ブレンダンの粘り強い説得に負けてブレンダンの出場をダメ元でOKする。こうしてブレンダンもまたスパルタへの参加が決まるのであった。

【注目ポイント2】ブレンダンの弟への嫉妬と父への憎しみ

本パートの注目ポイントはブレンダンの感情です。ブレンダンとパティがブレンダンの家の前で話をするシーンがあります。このシーンが本パートの注目ポイントです。
ブレンダンのトミーへの嫉妬とパティへの憎しみを見出すことができるシーンになっていて、ブレンダンの複雑な感情が見事に描かれています。

映画「ウォーリアー」ストーリーネタバレ3 スパルタの開催へ

スパルタ開催の前日、スパルタの会場となるニュージャージー州アトランティックシティーでトミーとブレンダンは互いの存在を認識する
その日の夜、パティはニュース番組を観ていた。ニュース番組はトミーが海兵隊員でありイラク戦争の英雄であることを、トミーが過去にブラッドフォード上等兵の命を救っていたことを報道する。
トミーの報道はまだ途中であったが、パティはトミーを呼ぶ。呼ばれて番組を観たトミーは何を思ったのか散歩に出るといって外出してしまうのであった。

散歩といって外出したトミーはブレンダンと出会う。ブレンダンはトミーとじっくり話がしたいとトミーに提案するが、トミーはこれを拒否。トミーは当時は恋人であったテスために自分と母を裏切り、父のもとに残ったブレンダンを憎んでいたからだ。
その後もブレンダンはトミーに歩み寄ろうとするが、その甲斐なくトミーは去っていくのであった。

スパルタが開催され16人の選手の生き残りトーナメントが始まる。トミーは初戦を難なく勝ち、ブレンダンもまた苦戦を強いられながらもなんとか勝利を収める。さらにブレンダンは初戦の勢いで2回戦も勝利を収め、トミーは余裕で準決勝まで勝ち進むのであった。
パティはトミーの様子をみるためにスロット場を訪れていた。パティはスロットで遊んでいるトミーから軍を離れた理由を聞こうとした。しかし、トミーはそれに答えることはなく、父を非難しどこかへ消えろと辛辣な言葉を浴びせる。
そしてパティはその場から去っていくのであった。パティを許せない自分を許せないのかトミーは怒りをぶつけるようにコインをスロットの台へと投げつけるのであった。

翌朝、トミーが目覚めるとパティが辞めていた酒を片手にイヤフォンをしながらただならぬ様子で喚いていた。トミーはそんな父を抱きしめ酒とイヤフォンを取り上げる。
昨日のトミーとのスロット場での1件でパティはもう昔のような家族には戻れないことを絶望していたのだ。そんな絶望する父の中に父のこれまでの行いへの後悔を感じたのか、トミーは父を許すように、そしてまるで子供にするようにパティを抱きかかえる
そして抱きかかえられたパティは息子たちへの愛をトミーに伝えるのであった。

その日の夜、スパルタでは準決勝の試合が行われようとしていた。入場するトミー。すると軍の人間が大勢でトミーを称える歌を歌っている。そして歌が終わると一斉に声援を送るのであった。
それにトミーは応える。これがこの大会でトミーが初めて声援に応えた瞬間であった。準決勝はかつてコルトのジムでスパーリングの相手をしたマッドドッグであった。しかし、準決勝にも関わらず、またしてもトミーは余裕で勝利し声援の中会場を後にするのであった。

一方、ブレンダンもまた準決勝戦の舞台に上がっていた。相手は大会優勝候補者のコウバである。テスが会場で応援していることを知りやる気が上がるブレンダン。しかし、2人の実力差は圧倒的であった。
ブレンダンはコウバの強さの前に手も足も出ず、コウバに一方的にやられるばかりであった。しかし、トレーナーのフランクの「倒さなきゃ家は無い」という言葉を受けるなどして強い意志で戦い続けるブレンダン。
そしてとうとうその強い意志は実りコウバに勝利するのであった。

【注目ポイント3】父を許し、兄を許さないトミー

本パートの注目ポイントはトミーが父を許すシーンです。トミーはパティがもう元の家族には戻れない絶望から、本気で過去を後悔していることに気づき父を許すように父を抱きかかえるシーンがあります。
このシーンは本パートの名シーンなのでぜひ注目して下さい。また本パートのブレンダンとトミーが出会うシーンではトミーがブレンダンを憎む理由がトミーの口から語られます。
そのシーンではトミーは自分よりも恋人を選び、父のもとに残ったからブレンダンを憎んでいることが分かり、トミーは本当は誰よりもブレンダンを愛している自分に気づきながらもブレンダンを憎んでいるということが伺えます。こちらも心の中にあるトミーの切ない葛藤がみてとれる名シーンです。

映画「ウォーリアー」ストーリーネタバレ4 死闘の末

ニュースの映像が流れている。ニュースはトミーについて報道している。そしてニュースはトミーが軍を無断離隊した原因は誤爆により戦友のフェルナンデス軍曹を亡くしたことであるという。
さらに、ニュースはフェルナンデスの妻に独占取材した内容を放送する。フェルナンデスの妻はあのピラーという女性であった。トミーがスパルタに出たのは亡くなった戦友のフェルナンデス軍曹に代わり、ピラーたち家族を養う金を稼ぐためであったのだ。
そしてそのニュース番組はさらにこう報道する。今夜のアトランティックシティーでのスパルタの決勝戦が終わり次第トミーは軍警察に身柄を拘束されると。そして、さらに報道は続く。ニュースはトミーとブレンダンは兄弟であることを視聴者に伝えるのであった。

スパルタ決勝戦。ブレンダンとトミーの戦いはブレンダンがトミーの肩を外した時点で勝敗は決した。しかし、試合は終わらない。ブレンダンはもう勝負はついたといって試合を終わりにしようとするのであるが、トミーは戦いをやめようとはしなかった。
そしてブレンダンは苦渋の決断の末またしてもトミーに技をかけ「ごめんなトミー、許せ」といってタップをトミーに要求する。技をかけながらブレンダンは言う。「もういいんだ。もういい。愛してる。トミー愛してる」
そしてトミーは兄を許すようにタップし試合は終わるのであった。そして勝利者インタビューもないまま2人は会場を後にする。トミーは病院へ、ブレンダンはトミーを支えるために。

【注目ポイント4】それでも兄は弟を包み込もうとする

スパルタの決勝戦で対戦するトミーとブレンダン。トミーは負けが決まっても戦い続け、ブレンダンは戦いをやめようとします。そして最後は苦渋の決断をしてボロボロの弟に技をかけます。
そして「もういいんだ。もういい。愛してる。トミー愛してる」という言葉をブレンダンは技をかけながらトミーに伝え、トミーはタップして降参します。トミーのタップは兄を許したことを示していると思います。
そして、もしそうだとすれば弟が兄を許し兄弟の心の絆を取り戻すシーンとしてはこれ以上のものは観たことがありません。本当にラストが素晴らしい映画とはこの「ウォーリアー」のことを指すのだと思うくらいです。

亀裂の入った兄弟が絆を取り戻すラストシーンは号泣必至

ここまで映画「ウォーリアー」のあらすじをネタバレ込みで紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?この記事で映画「ウォーリアー」に興味を持った人はぜひ実際に作品を観てみて下さい。
本作は総合格闘技で兄弟同士が戦う熱い展開を楽しむだけのものではありません。父親を原因として家族に間にできた大きな溝を少しずつ取り戻していく物語であることが本作の魅力であり、そして兄弟の深い溝がスパルタの決勝戦を通じて少し埋まるシーンには目頭が熱くなってしまうはずです。
仲良くしたいはずなのに不器用故にできない家族の男たちがやがて心の繋がりを取り戻していく感動をぜひ体験して下さい。ということでお付き合いありがとうございました。