【ミスター味っ子】傑作リアクションランキングTOP15!うーまーいーぞぉぉ!

伝説の料理系バトルマンガと言えば、やはり「ミスター味っ子」でしょう。何がすごいってそれは勿論「リアクション」ですよね。

メインの味皇様をはじめ、一般客まで激しく、あり得ない、常軌を逸した反応を見せてくれます。安心してください。これがスタンダードです。

その今や常識ともなった食後のリアクションを特集してみました。おいし~よ!

伝説の料理バトルマンガ・ミスター味っ子とは?

ミスター味っ子とは?

ミスター味っ子は、1986年から90年にかけて週間マガジンにて連載された、寺沢大介による「料理バトルマンガ」の先駆け的作品です。テレビ東京系列でアニメ化もされました。内容は天才少年料理人の味吉陽一が、日本料理界のトップに君臨する味皇と出逢う事から始まり、数々の戦いを経て、成長していくお話です。

味っ子と言えば「リアクション」

実は味っ子は原作ではそこまでのオーバーリアクションは取っておらず、あの伝説の数々はアニメスタッフの手によって世に放たれていたのです。当然自分のマンガをコケにするような、あの荒唐無稽な演出を見て、作者は大いに・・・・・感激したそうです。
 
その結果、アニメの放送は大幅に伸び、逆輸入的にアニメの演出のような物がマンガにも取り込まれることになります。よくしゃべる客や、美味い物を食べると柏手を打つ傍迷惑な癖を持つキャラなどですね。
 
熱いバトルも見どころで、美味しい料理や、実現可能な調理法なども注目なのですが、それ以上に話題となったのが食後のリアクションです。どんどん激しさを増していき、後の多くのグルメマンガなどに多大な影響を与えることになりました。そのリアクションを振り返ってみたいと思います。

主な登場人物

ミスター味っ子・味吉陽一

中学2年の14歳ながら、実家の「日之出食堂」を切り盛りする天才料理人。ひょんなことから味皇様と出逢い、様々な料理勝負を経て、料理人としても、人としても成長していきます。独創的な発想で、各上の料理人たちを撃破して行き、後に「味皇GP」を制すまでの実力を身につけます。

味皇・村田源二郎

日本料理界のトップに君臨する「味の世界の天皇」。御年72ながら料理の腕前も健在で、「味皇料理界」の創始者として、様々な部門を統括する存在でもあります。陽一君と会ってからは、時には良きアドバイザーとして、時には公平な(?)審査員として彼と接していきます。

その他料理人たち

丸井善男:味皇料理会イタリア料理部主任。陽一君の初の「対決」相手。子供相手に自分の得意料理で勝負をかけるも敗北し、以降は良きアドバイザーとして行動を共にします。
堺一馬:自称「味の貴公子」。陽一君の等身大の最大のライバルであり、戦友とも呼べる存在。時には敵として、ある時は共闘して数多くの名勝負を繰り広げます。
下仲・小西・関場:味皇料理会の主任たち。共闘や、味勝負、審査員など様々な立場で陽一君と関わっていきます。

リアクション第15位 劇画調になる

第一話で、味皇様と陽一君が出会ったシーンで、秘書・垂目が陽一君をバカにしたことからカツ丼対決になります。とは言え、対戦相手がいるのではなく、味皇様に「美味い」と言わせるかどうかですが。
 
そこで「二度揚げカツ丼」を食べた味皇様が絵のタッチを変える描写でモリモリと食べていくのです。しかしこのくらいはまだ序盤。と言うよりも普通・・・いや、もうリアクションしていないのと変わりません。イメージとしてはゴルゴ13のような感じでいけば比較的マネしやすいと思います。

リアクション第14位  光線を発する

味皇料理会肉料理部門主任・小西和也とのステーキ勝負では、あまりのおいしさに味皇様は口から怪光線を放ってしまいます。鳥山明作品でもお馴染みの技ですね。
 
他にもオーラを纏う、発光する、顔や、体からエネルギーを拡散させるなどはスタンダードなリアクションとして組み込まれており、最早デフォルトといてもいいくらいの物で、どこでどう使われていくかが焦点になります。
 
このリアクションの注意点は、周囲の物を破損する恐れがある事ですね。味皇様たちは何事も無かったように戻していますが、それが出来ないなら十分すぎるほど周りには気を付けてください。

リアクション第13位 バズーカ発射

香港で行われた虎峰との餃子対決では、味皇様は陽一君の「まるでシューマイのような」餃子を担いで、そこからレーザーを発射します。その前には、対戦相手の虎峰の餃子を食べて、餃子と一体になるなどの芸も見せています。
 
その後は使われた食材が何かを探す精神世界(?)にトリップして、走り回り、まるでバラエティの扉を破る〇×クイズのようなことまでやってしまいます。餃子一つでここまでできる味皇様は元気すぎです。
まあ、動きが命のアニメなので、延々じーさんのアップで、長々喋っても仕方ないのですが、流石にこれはマネできないですね。

リアクション第12位 ニワトリになる

美味い焼き鳥を食べて、味吉家も一馬も、思わずニワトリになってしまいます。なんとなくグーグーガンモを彷彿させるフォルムでした。その後の勝負では審査員の口からニワトリが飛び出し、鬼太郎のカラスヘリコプタ―のように宙を舞う演出に繋がっていきます。
 
何か別の物(主にその時の食材)になるのはすでに常套手段として用いられるお約束とも言える流れです。自身が変身する他、取り囲まれたり、体(口)から出したりと、破天荒な演出は見る物を驚愕させます。
これは食べる物が予め決まっているならコスプレなどで対応できそうです。あとは手品師に従事すれば、食材の出現くらいはオマージュ出来るでしょう。

リアクション第11位 座禅のまま浮遊

桜の花を使ったお茶づけを食べて、お茶漬けの丼から桜が生え、そのままあぐらをかいたまま桜並木の中を滑走していきます。そしてその光景は味皇様の心風景のはずが何故か周りにも派生していきます。「お茶漬けポリポリさーらさら」の名言が誕生します。
意味が分からなくても、勢いで名言を生み出し、実は大したことは言っていない。でも語感が良く、マネしたくなる。味っ子はそんなことも多かった気がしますね。「言ったもん勝ち」で、とりあえずもっともらしい事や、「なるほど」と思えることを勢い任せに言い放てば、問題ない・・・かもしれませんね。

リアクション第10位 車椅子で階段を上る

味皇様は入院中に、ハンバーガーを食べた際は、車椅子に乗っていたにもかかわらず、口から光線を吐きながら移動し、そのまま病院内を走り回り、ついには自らの足で駆け回り病室のベッドに戻っていきます。
 
一口ハンバーガーを食べて、ここまで元気になるなんて、仙豆もびっくりです。車椅子で「駆け降りる」ならちょっとした勇気と、絶妙なテクニックがあれば再現できそうですが、流石に登るのはかなりのスキルと腕力が必須となるでしょう。筋トレからスタートですね。

リアクション第9位 海面を走る

荒磯勝負で、石焼の魚を食べた時はその美味さに海面を走りぬけます。しかもふんどし一丁で。そして海中に潜り、昆布や貝などをGETしてまわり、海面に浮かぶアワビの上を跳ね、仕舞には爆発を起こしてしまいます。
 
使用された食材を当てる。ただそれだけの描写のはずなのに、この演出です。多分普通に描けばセリフのみで済ませられるのですが、そこは「味っ子ワールド」この勝負の時には当たり前のようになっていました。
とりあえず、齢70を超えるジー様の肉体美を拝める「サービス回」でした。

リアクション第8位 死の淵から生還

味仙人との味対決で、試食前に味仙人が倒れてしまうのですが、味仙人本人の希望で審査が続行されます。陽一君はそんな彼を慮って「お粥」を作るのですが、味仙人は既に死の淵に。ってただの風邪のはずなのに?
 
そして「あの世」に行く寸前の味仙人に7杯のお粥を食べさせると、一杯一杯の固さや味の違いでみるみる元気になっていきます。「美味いぞ」の咆哮で天を貫くほどに回復しました。「料理は心」は味っ子のキーワードですが、それを体現するお話でした。というか、食い意地どんだけ?

リアクション第7位 宇宙遊泳

丸井のおっさんとのスパゲティ対決では、味皇様だけではなく、味皇協会主任達もまとめて宇宙にトリップしてしまいます。いきなり宇宙ですが、これが初戦です。
 
因みに「宇宙に行く」と言っても、発射の部分は描かれず、壮大かつ少し地味目な演出という、相反する両極の要素を併せ持つ離れ業をやってのけています。これがもう少しあとなら、全員ロケットにでもなって噴射して飛び立つくらいのことはやっていたでしょう。

リアクション第6位 ブラボーおじさん量産

回転寿司対決ではレインボー寿司なるものを展開し、客が寿司に乗ってサーフィンを始めます。そして、何故か全員ブラボーおじさんに!食材への変化はお約束ですが、それの変化球ですね。
内容はお寿司のシャリに色をつけて、味を変え、より美味しくするというもので赤青黄と7色を重ねていき、店内に虹のかけ橋が誕生します。この時は「毛利回」と言ってもいい出来で、この勝負の前では「ユッケ」のお寿司を食べて、必殺の「おーちーてゆーくー」を披露しています。

リアクション第5位 海洋生物に変化

出典:https://www.pakutaso.com

料理人グランプリでのフライ対決の時には、フライに使われた魚のおいしさに、人魚や魚になってしまいます。渦に巻き込まれながら魚にまたがって海中を駆け回り、最終的に味皇様がなったのはタツノオトシゴ。ちょっとシュールな出来になってしまいます。
 
食材と戯れるのは最早スタンダードな演出ですが、流石にタツノオトシゴは無いので、表現の振り幅がどんどん増していきます。このころからインパクト勝負になっていく気がしますね。
因みに予定ではこのあたり(20話ちょっと)で終了するはずが、スタッフのお遊びがウケて存命し、予定のおよそ4倍まで突き進んで行きます。

リアクション第4位 コロッケがシンクロ

出典:https://www.pakutaso.com

味皇の秘書・垂目の実家のコロッケ対決では垂目とその許嫁の両家の親が「うまいぞー」を披露します。プールでの対決なのですが、「顔のあるコロッケ」がプールから飛び出したり、シンクロナイズドスイミングのようなことをしたりとやりたい放題です。
 
この対決はそれぞれの家に陽一君と一馬が助っ人参戦して、戦うのですが、垂目の許嫁・白川理恵のコロッケを食べた一馬が宙に浮く反応を見せます。このくらいはもう当たり前なのですが、何と彼女は手を引いて、それを地上に戻します。もうリアル何だか幻想何だか・・・。

リアクション第3位 京都を食べる

章吉こと、天才料理少女・章田吉子との冷やし中華対決です。この時の審査では何故か金魚に乗って飛び回り、食材を口に運んではビームを発射し、京都の名所を吹きだします。「まるで京都を食べているようだ」とのことですが、既にわけわかりませんね。
 
この回は味皇様では無く、包丁職人滝沢彦之助が審査員を務めるのですが、味皇様に負けないファンタスティックな演出でした。それより章吉が「ラブリーじゃ」。別の回では赤いビキニも披露してくれて「なぜなぜWhy」なくらい章吉に魅了でした。

リアクション第2位 出でよ神龍!

ラーメン対決では、ついに神龍の招喚に成功します。あまりの美味さにラーメンを食べた観客を体に乗せた龍が天を駆け巡るのです。出てくるのは翼竜ではなく、「龍」のほうで、「ラーメン」→「中国」→「龍」だったのでしょう。
 
一応「バトルマンガ」では、確かにあるのだけれども、それでも「料理」がテーマです。巨大化とか、ドラゴンとか、既にジャンルを振りぬけてしまっています。他にもSF作品など、当時の人気コンテンツをぱk・・・オマージュする演出は多かったですね。

リアクション第1位 大阪城大破

大阪上でのカレー丼対決では、どんぶり兄弟対陽一・一馬ペアのコンビ対決だったのですが、共に良い勝負を繰り広げています。
 
どことなく贔屓臭い判定も気になりますが、それよりも巨大化の末大阪城をふっとばし、大阪中に声を響き渡らせるなど、一部では「神回」とさえ評されています。最終的にはお城は復元され、「もちそうさま」なる名(迷)言を残します。

ごちそうさま!やっぱり味っ子はリアクションが命

後の多くのマンガに取り入れられることとなる「食後のリアクション」ですが、その原点はやはりこの作品にあります。客がよくしゃべり、大袈裟なリアクションを取る。そして怪しい世界へとトリップしていく。すべてはこのアニメからスタートしました。
 
美味しい物を食べた時、チャレンジしてみては如何でしょう。流石に口から何かを吹きだしたりはできませんが、大きな声とアクションはできます。椅子を蹴倒さんばかりの勢いで立ち上がり、雄叫びましょう。
 
「うーまーいーぞぉぉ!」