バクマンの真城最高ことサイコーは、漫画家になるためにがむしゃらに突っ走っています。そんな中でこれはどうなの?と疑問に思うこともいくつかあります。そんなサイコーを分析して紹介していきます。
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『バクマン』真城最高ってどんなキャラ?
@von_mdtk1112
真城 最高(バクマン)#RTした人に似合うコスを言う pic.twitter.com/TCJmGH6f9t— A児(→) オフ日まで生きる。 (@HQeiji_0130) 2017年5月14日
真城最高は幼いころから絵が上手でいくつも絵画の賞を取っていました。叔父さんは漫画家として活躍をしていて、何度も仕事場へと足を踏み入れて遊び場のように楽しんでいました。しかしそんな叔父さんが突然亡くなってしまったことで漫画家の厳しさというものに直面し心が閉ざされてしまいます。
中学校に上がっても周囲とは適度な距離を置く存在で、誰とも仲良くなるような感じではありませんでした。しかしシュージンと出会うことで、最高という名前からサイコーと呼び合う仲になりました。そして漫画家になることを決意してから性格も冷めたものから熱いものへと変わります。
その熱い性格から度々の問題を起こし、迷惑を掛けることもありますが、亜豆への一途な愛が原因でもあります。
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真城最高を知る!ポイント1:かわいい容姿とは異なった性格
バクマン。サイコー…好き( 'ω')ふぁっ pic.twitter.com/8kOfUHbWxM
— 月羽砂#おでライ⚡ (@tsukiusa_11) 2015年12月14日
サイコーは少年のようなかわいい顔をしていて、純粋そうに見えるのですが性格は異なります。冷めた目で周囲を見ていて、熱くなることがない無感情な人間でした。それも叔父さんが漫画家として活躍をしていた時にいろいろなことを知って漫画家になることがいかに大変かを知ってしまい、夢を諦めてしまっていたからです。
だから中学校でも人付き合いが苦手であまり社交的ではなく黙々と一人で活動しているのが好きな感じでした。しかしシュージンと出会ってからその性格も一変します。亜豆への想いから漫画家になることを決意するのですが、そこから熱さばかりの性格になっていきます。
夢を叶えるために一心不乱になり逆に周囲が引いてしまうぐらいです。本来はそこまで熱い男だったのに叔父さんの漫画家としての人生を見てしまったことで冷めてしまったのでしょう。
真城最高を知る!ポイント2:あまりにも熱すぎる亜豆への想い
【バクマン。】
亜豆美保(CV.早見沙織)
『いつか彼が描くマンガがアニメになり、そのヒロイン役を私がやる。その夢が叶ったら結婚する。それが彼と私がずっと持ち続けてきた夢です。』 pic.twitter.com/ObrZSniD18— 厳選!俺嫁アーカイブ (@ore__yome) 2017年9月19日
サイコーは亜豆のことが好きでしたが、言葉にして好きと言えるほどハートが強くはありませんでした。それもシュージンが橋渡しをしてくれたことで告白するきっかけになったですが、両想いということになりました。サイコーは漫画家にならなければ付き合えないということで火が付き、まずは自分の画力の分析から入ります。
たくさんの漫画の資料を見て描いて描いて描きまくるのですが、朝方まで毎日のようにやりました。中学3年生でそれはないだろ!と思ってしまうのですが、その甲斐あって連載までこぎつけますが次はアニメ化するような作品を狙って描き続けます。
体がぶっ壊れて入院しようがお構いなしで、高校生になってからも高校生をしながら週刊連載を持つ作家を目指すという暴挙に出ます。そこまでサイコーを突き動かす動力源となっているのはやはり亜豆の存在なのでしょう。
真城最高を知る!ポイント3:ライバルを意識しすぎるあまり空回り
#rtした人に似合いそうなコスプレ言う@2943hino ひのちゃん
新妻エイジ/バクマン pic.twitter.com/fXylq4i90e
— 346@next四季 (@346_01mi) 2017年3月19日
サイコーは漫画家になってから熱血漢に溢れまくって道を踏み外すことがよくあります。それは1才年上の新妻エイジの存在があったからなのは間違いないです。同時期にデビューしたのにエイジはとんとん拍子で連載、単行本化、アニメ化と進んでいきました。そのためエイジにあって自分に足りないものを一生懸命に探していました。
更に他の作家とのアンケートの順位での争いもあり売れるための作品作りが分からなくなってきます。王道がいいのか、邪道か、編集者の意見も取り入れたりするとかなりの作品量を描き、内容もミステリー、ギャグ、ファンタジーとかなり定まらない方向に進んでいました。
そのため何度も自分の思い通りの作品が描けなかったりストレスになったりと空回りを見せていました。
真城最高を知る!ポイント4:入院しても原稿を描き続ける
バクマンが休載してないってイメージは、たぶんサイコーのこのセリフのせい。 pic.twitter.com/GqWCPJcnAh
— 馬万里 (@Ma_Wanli) 2016年10月14日
サイコーは高校生をしながら連載作家として活躍するために無理をして毎日徹夜続きで作品を描きあげていました。若いからある程度の無理をしても大丈夫だろうと思っていましたが、結局は倒れて入院するはめになりました。そのような結果を見て編集長は高校生をしながら作品を描き続けることは無理だと判断します。
そして最高の親も同意見でそこまで無理をする必要がないと思います。それでも最高は連載作家としてデビューするために入院してもこっそりと原稿を描き続けていました。流石に周囲の人間には猛反発されましたが、意地を通す感じで意見を聞き入れようとしませんでした。
体を壊して更に悪化したら本末転倒なのでは?そして病院で描くのは流石になしでしょ!と突っ込みたくなります。
真城最高を知る!ポイント5:漫画を描くことで頭がいっぱい
阿部敦さん
バクマン
真城最高 pic.twitter.com/ec2i7QCsbl— 冷澤-Reitaku- (@12k25h) 2016年2月7日
サイコーにはプライベートの描写が全くとって良いほどありません。亜豆とはアニメ化してから付き合う約束をしているので会えませんし、趣味を持っていて仕事の合間に何かをするとか、シュージン以外の学校の友達と会うなどは一切ありません。
漫画中心の生活になっていて、学校は寝る場所で学校が終わったら仕事場で漫画を描く、家には数時間寝る程度で帰るの毎日です。だから学生という感じがないので同級生と同窓会を行っていも話についていけませんでした。
たくさんの人間がいる場所にいるのに周囲と隔絶された生活を送っているような人間ですね……シュージンは原作者なのでサイコーほど忙しくはなく、彼女の香耶との時間も取ってデートもしていました。ここまで真逆な関係も凄いです。
真城最高を知る!ポイント6:時には編集者の方針にも反発
ゆらぎ荘の幽奈さんの巻頭カラーでなんやかんや言われてますが、何時ぞやのバクマン。で佐々木編集長が
「マンガは面白ければいいんだ」
とおっしゃっていたので、実際幽奈さんちゃんと面白いしいいんじゃないか? pic.twitter.com/sXycmFWhGm— ふあぼーーn@未完治 (@n900o98) 2017年7月9日
サイコーはできるだけ早く連載漫画を持ち、アニメ化させようと考えていました。そのためには編集者とのやりとりも大事になってくるのですが、編集者のやり方にも平気で反発してきます。度々編集部を訪れては物議が起こるような発言を残し去っていくのですが、普通の漫画家はここまで編集者に言わないと思います。
だから編集長も「またか……」と呟いてしまいます。しかし筋が通っているものもあるので認めざるを得ないこともありますが、大体は怒られるか諭されます。若さゆえの暴走が見ていてひやひやするところでもあります。
もっと大人なら冷静に編集部の方針に沿って作品を作り上げたり、計画を立てるのでしょうが、亜豆との結婚を焦っているのが分かります。
真城最高を知る!ポイント7:結婚を美化しすぎている
久々にバクマン。のアニメ見たらラスト目前じゃん!!サイコーとあずきの二人の夢……。いやーいいね(*^^*) pic.twitter.com/stmSY0CKkR
— 阿部博洋 (@2525abear) 2013年3月2日
サイコーは亜豆との結婚を考えて、最短3年を目標にしてアニメ化できるところまでいこうと未来を思い描いていました。しかし現実はそう甘くありません。デビューしてもアニメ化されるのには内容もそうですが、人気がなければできません。しかし亜豆との結婚を何よりも大事としていたから多少の無茶も押し通してやっていきます。
それに相棒であるシュージンが香耶と結婚してしまったから余計に結婚というものに対しての願望が強くなります。しかし疑問なのは漫画家を一生続けていくとして今までの生活と何の変わりがあるのか?というところです。
亜豆がそこにいるのでしょうが、出かけることもしない、趣味もないサイコーですから、ただいるだけの存在になってしまうのではないでしょうか……それはそれで悲しいです。
サイコーは意外にも周囲の人間を振り回している
漫画って奥が深いな
って思いながら見てたアニメ#バクマン#アニメ好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/vgpZ03E94A— rnrn (@19rina96) 2017年8月8日
サイコーはシュージンによって漫画家の道へと誘われたわけですが、その動機もかなり不純なものです。大好きな亜豆と結婚をするために立てた誓いのようなものなので、他の漫画家との熱量が全く別のものになっています。
そのために学生をしながら連載作家になるために連日の徹夜を繰り返しぶっ倒れ入院したり、自らの作品に疑問を持って編集者に楯突いたり、編集部のやり方に意見をしたりといろいろな人間を振り回しています。漫画家は大人しく描き進めていき、編集者と2人3脚というのがありますが、サイコーは型破りな方向でどんどん突き進んでいきます。
それでも努力なしでは誰も認めてもくれませんし、編集者も意見をしてはくれないので、真っすぐな姿勢だけは素晴らしいです。ただ熱量が変なベクトルへ向かっています……
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