寺島進出演のオススメ映画作品ランキングTOP10!

北野武作品をはじめ、現在の映画界に欠かせない個性派俳優・寺島進。主に脇役としてそれぞれの作品の中で独特の存在感を放ち、ヤクザ映画からコメディ、シリアスまで幅広く活躍している。これまで寺島進が出演した数多くの作品の中からおススメの映画をランキング形式で紹介します。

寺島進のプロフィール

強面な個性派俳優・寺島進とは?

1963年男三兄弟の次男として生まれ、高校卒業後に三船芸術学院で殺陣を学ぶ。1986年に松田優作監督の『ア・ホースマン』で映画デビューすると、その後は北野武作品を中心に活躍し知名度を上げていく。当初は映画中心の活動であったが、2005年にドラマ『富豪刑事』に出演し、以降テレビドラマにも活躍の場を広げていく。
強面のルックスから、ヤクザ映画には欠かせない存在として地位を確立し、同時に刑事などの役柄でも貴重な役割を担う。その反面、見た目とのギャップを活かしたコミカルな演技も出来る個性派俳優として独自のポジションを築いている。現在の日本を代表するパイプレーヤー(脇役)の一人である。

寺島進出演おすすめ映画作品第10位:『疾走』

誰か一緒に生きて下さい

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ある田舎の干拓地は「浜」と呼ばれる地域と「浜」の人々からは蔑まされた「沖」と呼ばれる地域に分かれていた。「浜」に住むシュウジ(手越祐也)は平凡な優しい少年であったが、「沖」に越してきたヤクザ鬼ケン(寺島進)と出会い、そしてその死に直面する。そしてその後は、優等生だった兄シュウイチの事件をきっかけに家族が崩壊し、シュウジも過酷な運命に翻弄されていく。

重松清の同名小説を原作とした手越祐也の主演作品。厳しい現実を懸命に疾走するように生きた少年の物語は、非常に重く生きるということについて考えさせられる。「鬼ケン」こと寺島進をはじめ、若い主要キャストをフォローするように名俳優が脇を固める。非常にシリアスなストーリーの中に、ラストに微かな光を感じられる。

寺島進出演おすすめ映画作品第9位:『アンフェア the end』

今度の裏切り者は誰だ

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前作『アンフェア the answer』の主要登場人物であった村上克明検事(山田孝之)とその父が何者かに殺される事件からはじまる怒涛の展開。そして、その村上親子殺害容疑で津島直紀(永山絢斗)が拘束される。秘密のデータを持つ津島は別のデータを所有する雪平(篠原涼子)とともに組織を告発すべく逃走する。一体誰が味方で誰が裏切るのか。そして今回の黒幕は一体誰なのか。

ドラマから始まる『アンフェア』シリーズの完結編となった今作品。前回までと同様誰が味方か誰が死ぬのか、そして裏切り者が誰なのか分からない展開は面白い。そしてドラマシリーズから今作まで、主人公(雪平)とともに生き残り味方であり続けたのは、山路(寺島進)と小久保(阿部サダヲ)のみだったか。ドラマシリーズ、もしく前作から見ないとさっぱりストーリーにはついていけません。

寺島進出演おすすめ映画作品第8位:『忍たま乱太郎』

仲間といっしょに!

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戦国時代、忍者の家系に生まれた猪名寺乱太郎(加藤清史郎)は、エリート忍者を目指す「忍術学園」に入学する。生徒たちは忍者の卵「忍たま」と呼ばれ、乱太郎も失敗ばかりしながらも忍術の勉強に励んでいた。しかしあることをきっかけに、乱太郎たち「忍たま」は仲間を救うためにプロの忍者たちに立ち向かうこととなった。

NHKの長寿アニメの実写化映画。作中、鑑賞する子供達のひと際大きな笑い声が沸き起こったのは山田伝蔵先生を演じる寺島進のシーン。得意の殺陣シーンはもちろん見所の一つだが、他では中々見られない女装をしての演技も見逃せない。アニメの実写としては豪華な俳優陣は子供向けの映画の枠を超えて大人も楽しめるはず。

寺島進出演おすすめ映画作品第7位:『イン・ザ・ヒーロー』

顔の出ない役者の栄光

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スーツアクター歴25年の本城渉(唐沢寿明)は「顔出し」で映画に出演することを夢見ていた。そんな本城に、ハリウッド映画「ラストブレイド」の大役のオファーが来る。しかしその役は危険すぎるため、決まっていた俳優が降板していたものであった。年齢的にも肉体的にも非常に危険な挑戦であったが、本城は命がけでそれを引き受けることとなった。

映画としては良い意味で「ベタ」なストーリーで、『蒲田行進曲』や『ロッキー』などを思い起こさせる。ありふれたコメディ映画と思いきや、唐沢寿明をはじめ豪華な出演者の熱演は意外にも感動させられる。この作品の中での寺島進は戦隊モノの女子高生が扮するピンク役のスーツアクター。本格的に女子高生に女装した寺島にも注目だ。

寺島進出演おすすめ映画作品第6位:『カミハテ商店』

死に向かう人間ドラマ

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小さな港町、上終(かみはて)で商店を営む千代(高橋惠子)。母の店を継ぎ、パンを焼いて暮らしていた。彼女の店には、店の傍にある断崖に死に場所を求めて来る者たちが訪れるようになっていた。彼らは最後の食事に千代のパンと牛乳を買っていくのだった。千代は彼らの自殺に気づいていても、決して止めることはせず遺品を崖から持ち帰っていくのであった。

セリフも少なく淡々と進むストーリーながらも、描写や役者の演技がセリフ以上のモノを語っているような文学的な作品。静かな物語の中に人と人のつながりというものを深く考えさせられる。描かれるパンや牛乳、そして残された靴が観る者の想像を膨らませる。地味ともいえる映画で作品の好みは分かれるところだが、静かな映画を楽しみたいときに。

寺島進出演おすすめ映画作品第5位:『GROW 愚郎』

不器用な男たちの友情

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高校生の村上敦(桐谷健太)は学校ではいじめられ、家に帰れば酒乱の父に殴られる。そんな日々にもう死ぬしかないと廃屋で自殺しようとすると、三人の不良中年から突然声を掛けられる。泰三(寺島進)、鉄治(菅田俊)、淳一(木下ほうか)の三人は伝説の不良で、彼らと話していくうちに敦は自殺を思いとどまり、毎日彼らのもとに通うようになる。
不良中年三人も敦を励まし、男としての生き方を教え育てていく。

脚本から撮影まで約2週間で完成したとされる作品。高校生と中年不良おやじ達の友情や男の子の成長という分かりやすいストーリー展開で素直に楽しめる。低予算の映画ながら、寺島をはじめ役者陣の演技はもちろんハマっており、泣けるラストまで見所十分だ。

寺島進出演おすすめ映画作品第4位:『25 NIJYU-GO』

アウトローの奪い合い

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悪徳刑事の桜井(哀川翔)と日影(寺島進)は押収した金を着服するなどやりたい放題。しかしそのことが署内で問題になり、250万を用意しなければならなくなる。困った二人は巨額の横領事件の容疑者に目を付けるが、その金25億円を巡りヤクザ、半グレ集団、殺し屋などが入り乱れる。

東映Vシネマの25周年記念作品として制作され、Vシネマの常連スターたちが一堂に集う豪華な作品。Vシネマらしいアンダーグラウンドの社会を描いた作品は、ドンパチのアクションはもちろん、分かりやすい「悪」がハマり役の役者が期待通りに演じている。悪徳刑事の哀川翔と寺島進のバディ感もしっくりくる。Vシネマファンはもちろん、単純にスカッとしたいときに観たい作品の一つ。

寺島進出演おすすめ映画作品第3位:『交渉人 真下正義』

地下鉄パニックを止めろ!

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『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の事件直後に新たな事件が起きていた。混雑する東京の地下鉄で、最新の試験車両が何者かに乗っ取られ暴走し始める。テロの可能性が考えられたことから、日本初の犯罪交渉人・真下正義(ユースケ・サンタマリア)率いる特別チームが現場に駆け付ける。爆弾が仕掛けられた暴走する電車を止めるために犯人との駆け引きが始まる。

ご存知大人気シリーズ『踊る大捜査線』のスピンオフ映画。シリーズ本編の主人公の織田裕二をはじめ主要登場人物はいないものの、本編に勝るとも劣らないスピード感とパニックサスペンスの要素が満載で見応えのある作品になっている。この映画から登場した刑事・木島(寺島進)のキャラクターが好評だったことから、『逃亡者 木島丈一郎』として更なるスピンオフのスペシャルドラマが作られた。

寺島進出演おすすめ映画作品第2位:『おかえり』

壊れていく妻、寄り添う夫

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塾講師の北沢(寺島進)は、妻の百合子と問題のない夫婦だと思い込んでいた。しかし、日頃のストレスを溜めていた妻は次第に精神を崩壊させていく。そして奇行を繰り返すようになった妻は車を盗み、警察に捕まってしまう。病院に連れていくも家に帰りたがり、妻を一人にすることは出来なかった。そして北沢は徹底的に妻の病気と向き合い治すことを決意する。
寺島進の初主演映画であり、これまでのチンピラやヤクザの役から一転、妻に寄り添う普通の夫を演じた。この作品は海外などの映画祭などでも高い評価を得ており、決して派手な映画ではないが、「大丈夫だよ」と優しく妻に寄り添う夫の姿は、深く心に染みる。精神的な病とそこに直面する家族について考えさせられる作品でもある。もちろんこれまでと違う寺島の穏やかな演技も必見だ。

寺島進出演おすすめ映画作品第1位:『BROTHER』

兄弟の形

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武闘派のヤクザの山本(ビートたけし)は、日本から追われ異母弟ケン(真木蔵人)のいるアメリカに渡る。山本はドラッグの売人になっていたケンのトラブルをきっかけに、そのカリスマ性を発揮し勢力を拡大していく。日本で舎弟だった加藤(寺島進)も駆けつけ、日本人街のボスも傘下にいれる。拡大する山本の勢力は、やがて地元のマフィアとの抗争に発展してしまう。

北野武の代表的な作品の一つであり、寺島進の壮絶な最期が特に印象深い作品である。北野作品に欠かせない俳優・寺島進の真骨頂といえる存在感が見所。過激なストーリー展開とハードな演出が溢れるバイオレンスな作品でありながらも、鑑賞後に哀愁を感じるのは北野作品の世界観ならでは。ヤクザ映画が苦手な人にも、見て貰いたい作品。

日本を代表するバイプレーヤー寺島進の今後に注目!

寺島進は稀有な存在である。ヤクザ映画には欠かせず、そこにいるだけでその作品の世界観を一瞬で表現してしまう。一方で、強面だからこそ、そのギャップから生まれる笑いは作品にスパイスを加えることも出来る。そして主演映画では、悲しみから優しさまでを丁寧に表現している。全ての作品において寺島進が入っているだけで安心感を覚えてしまう。今後もあらゆる作品で寺島進の姿を目にすることだろう。