【GANTZ:O】映画ガンツ:オーは原作ファンも納得の傑作!評価された理由を探る

超ヒットコミック『GANTZ』のCGアニメーション『GANTZ:O』。この作品がファンからもかなりの高評価を得た理由をまとめてみました。

GANTZ:Oはファンも納得の名作!

大ヒットコミックGANTZは、ヤングジャンプ上で連載され、実写映画化されるやいなや一大ブームを巻き起こした作品です。昨今デスゲームを取り上げた漫画が流行っていますが、GANTZがその流行の先端になったことは間違いないでしょう。
そんなGANTZの初となるアニメ映画が、CGアニメーションで公開されました。それが、GANTZ:Oです。
CGにて生まれ変わったGANTZは、公開前からファンの間で大きな話題となっていました。そして、公開後はそのハイクオリティと原作ファンの期待を裏切らない作りで、大きな支持を得るに至りました。
ここでは、そんなGANTZ:Oが具体的にどんな作品であるかをまとめてみました。ファンも納得の出来となった理由を、詳しく紹介していきますよ。

GANTZ:Oで取り上げられたストーリーは?

OSAKA編のあらすじ

GANTZ:Oで取り上げられたのは、原作のOSAKA編と呼ばれるストーリーです。
オニ星人編を終え、多恵や加藤、西を復活させた東京ガンツチームでしたが、主人公・玄野が吸血鬼にやられて死亡した瞬間、また新たなミッションを迎えます。
加藤は玄野を生き返らせると意気込みますが、到着したのは見慣れぬ街。そこは、今までの東京近郊ではなく、大阪の道頓堀だったのです。そこには東京と同じく、大阪のガンツチームがいることが判明。しかも、東京チームと違い、かなり手練れでガンツのミッションに慣れている様子でした。
加藤たち東京チームは、大阪のチームと一緒にミッションへ挑むことになったのですが・・・。

GANTZ:Oは原作とどう違う?徹底検証!

GANTZ:Oは原作のOSAKA編が元になっていますが、内容や設定は大きく異なります。
例えば、玄野は原作では吸血鬼に殺されたことになっていますが、映画ではその前のオニ星人のミッションで死んだことになっています。
また、加藤も千手観音に殺されて復活した訳ではなく、通り魔に殺されてガンツメンバーとなったことに変わっています。他にも武器であるZガンに色々な設定が付け加えられたり、ぬらりひょんの形体変化が少なくなったりと、様々な変化がありました。
これらは全て、原作を知らない人でも映画を楽しめるよう付け加えられた、あるいは削られた設定であり、原作ファンでもそれらの違いを見つけるのが楽しいという仕様になっています。

GANTZ:Oには登場しなかったキャラも多い

このように、原作とは色んなところが異なるGANTZ:Oですが、上映時間の都合上、削られたキャラクターも多いよう。
原作では玄野や加藤と一緒に活躍した東京チームも、登場しなくなったメンバーが多いです。
例えば、桜井や坂田の超能力者二人、ヘタレキャラと思わせながらラストミッションでは大きな見せ場をつくった稲葉、風とタケシの擬似親子も、GANTZ:Oには登場しません。
また、大阪チームにも不在組がいます。気づかぬうちにゲームに巻き込まれ、加藤に憧れたメガネくんや、美形&有能キャラとして強烈な存在感を放っていたキョウが、映画には登場していません。
個人的には、原作でぬらりひょんに精神的ダメージを与えた桑原がいなくなってしまったのは非常に残念です(あのシーンは強烈すぎて映画にならないといえばそうなのですが)。

GANTZ:Oはレイカが活躍!CGで蘇ったレイカの美しさに注目!

トップモデルのレイカは、初期ヒロインの岸本に変わって東京メンバーのヒロインとなるキャラクターです。
主人公・玄野を好きになるキャラクターのため、玄野不在の大阪編ではヒロインというより単純に戦闘員としての役目が多くなります(しかも、実はめちゃくちゃ強く、特にZガンを使った狙撃の腕前がバツグンです)。
そんなレイカですが、GANTZ:Oでは山咲杏と並んでヒロインの役目を担っています。その座にふさわしく、原作でも見られなかった大活躍をするレイカ。
その雄姿は、ぜひ映画を実際に観て確認してくださいね。

GANTZ:Oはなぜ高評価をうけた?

壮大な漫画の一エピソードを切り取った映画であり、様々な設定変更を加えたGANTZ:O。普通こういった作品が公開されると、原作のファンが厳しい目を向けるものですが、GANTZ:Oはファンからかなり好感触を得るに至りました。
その成功については様々な理由があるのでしょうが、やはり監督の技量によるところが大きいでしょう。GANTZ:Oの総監督は、さとうけいいちという有名な方です。
実はさとう監督は、多数のアニメーション作品で功績を残していました。

さとうけいいち監督は、あの大人気漫画のCG映画化の実績があった

出典:https://www.amazon.co.jp

さとうけいいち監督の名前を一躍有名にしたのは、やはりアニメTIGER&BUNNYでしょう。
超能力を使い、街を襲う悪と戦うヒーローたちの姿を描いたアニメです。多数の実在の企業とコラボし、キャラクターの衣装にスポンサーマークをつけるなど、アニメ業界だけでなく実際のニュースになるほど世間の話題をさらった作品でした。
また、さとう監督はCGアニメでも功績を残しています。あの大人気漫画・聖闘士星矢のリメイク作品である、CGアニメ映画・聖闘士星矢LEGEND OF SANCTUARYを監督し、日本のみならず世界から評価を受けていたのです。
このように、実績ある監督のもと、GANTZ:Oは制作されました。GANTZ:Oがヒットしたのも、さとう監督の技量のたまものであり、むしろ必然といっていいかもしれません。

GANTZ:Oの声優に注目!実は芸人が多数登場

GANTZ:Oは小野大輔さんや早見沙織さん、M・A・Oさん、池田秀一さんといった実力派&ベテランの有名声優陣が声をあてています。
しかし、実は人気芸人さんたちも、多く出演していることで知られています。
主に担当しているのは、大阪のチームのベテランメンバーたち。過去七回100点を取った最強のプレイヤー・岡八郎をケンドーコバヤシさんが、過去4回100点を取った大阪チームのリーダー格・室谷信雄をレイザーラモンRGさんが、室谷の相棒的ポジションである島木をレイザーラモンHGさんが、それぞれ演じています。

渋い声がハマり役に!

ケンドーコバヤシさんは他にも多数のアニメ作品で吹き替えの経験がありますが、レイザーラモンRG、HGさんにそういった実績は多くありませんでした。
しかし、実はお二人も、ケンドーコバヤシさんに負けず劣らず渋くてカッコいい声音の持ち主。演じたのはちょっと強面な二人のキャラクターということもあって、実にピッタリです。
このように、芸人さんたちも大阪のガンツメンバーを見事に演じ、『GANTZ:O』に良いアクセントを加えてくれたのです。

GANTZ:Oに続編はあるのか?

ファンの期待を良い意味で裏切り、かなりの高評価となったGANTZ:O。ちょうどいい具合のストーリーの改変といい、原作に忠実な美麗CGといい、続編を期待したいところです。
残念ながら、今のところ続編の情報はありません。しかし、原作であるGANTZにはまだまだ魅力的なエピソードが多数あります。
GANTZは一度アニメ化になりましたが、ストーリーを最後まで追っていません。こういったことからも、さとうけいいち監督のもと、ぜひ全編CGアニメ化してほしいものですね。数々の名作を手掛けたさとう監督なら、GANTZ:O並みのクオリティを期待できそうですね。