【蒼き鋼のアルペジオ】イオナを語り尽くす3つの魅力!原作とアニメではキャラが違う?

温暖化によって海面が上昇した近未来。突如霧と共に現れた第二次大戦期の艦艇群=霧の艦隊によって、人類は海洋から駆逐されてしまった。それから17年、主人公千早群像は仲間と共に、霧の艦隊の潜水艦、イ401で霧の艦隊に立ち向かう。そんなイントロで始まるSFちっく海洋冒険(美少女)アクション(仮)、それが『蒼き鋼のアルペジオ』です。今回は、本作に登場する主役メカ、潜水艦イ401であると同時にヒロインの一人であるイ401のメンタルモデル=イオナについてご紹介。「あなたを、あなたの世界の最果てへ連れて行ってやろう」

『蒼き鋼のアルペジオ』イオナってどんなキャラ?

出典:http://aokihagane.org

温暖化によって陸の版図を失っていく人類の前に、突如霧と共に現れた第二次大戦期の艦艇群=霧の艦隊。姿形こそ前世紀のロートル艦ながら、その躯体を構成するのは人類が未だ遠く及ばない超兵器を満載したオーバーテクノロジーの塊
そんなトンデモ艦隊を一人出奔し、主人公である千早群像の前に現れ「私を乗りこなせ、千早群像」と言ってのけたのが、本作におけるメインヒロインにして主役メカでもあるイオナです。Wow! メカ物の美味しいところ、一人で総取り。

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旧大日本帝国海軍伊四〇〇型潜水艦の二番艦、伊四〇一(以下、イ401)の姿形をした彼女ですが、中身は物語の舞台となる西暦2056年の人類の文明でも遠く及ばない技術の結晶です。ユニオンコアと呼ばれる中央演算ユニットを核として、命令次第で無機物から有機物、どんな物質にも振舞えるというナノマテリアルで全てが構成されています。
それは、イオナの本体であるイ401の躯体だけでなく、人類とのコミュニケーションの為に創造された、人の姿を模した身体=メンタルモデルも同じで、作中でイオナと呼ぶ場合、基本このメンタルモデルの方を指します。ちなみに、霧の艦艇群の中では、メンタルモデルを持った時期は超戦艦ヤマトに並ぶという最古参の一人です。

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群像の前に現れた当初は、まだ人類のことを良く知らず、感情も持ち合わせていない様子でしたが、群像達と行動を共にすることで人類を知り、感情を得て、後に涙を流してみせるまでになります。
姿形は発育途上な少女の姿ですが、原作ではほぼTシャツ短パンの夏休みの男児並みの格好、寡黙で必要なこと以外発言しないが、その発言が結構抉りこんでくるものが多い……と、ちょっと一般的なヒロイン像から懸け離れ過ぎていませんかね?
それではたった1クール12話+劇場版2作程度の尺の短いアニメ版では辛かったようで、性格も大きく変化。無表情で機械的な少女が心豊かに成長していく様に描かれ、服装もセーラー服に変更されています。うん、こっちのがストレートに可愛い。

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原作とアニメ版で大きく設定や性格が変わってしまったイオナですが、その魅力はどちらもヒロインとして充分な資質を秘めています。次の項から、イオナの魅力に一つずつ迫っていきましょう。

『蒼き鋼のアルペジオ』イオナの魅力1:かわいいは正義!イオナの原作での活躍に迫る!

原作版イオナの一番の魅力は、やはりその性格でしょう。アニメ版よりも人格形成が進んだ状態からのスタートの為、容姿は可愛いのに性格が結構イイ性格しています。本体のイ401の方も、ヒュウガから分捕った超重力砲を積んでる大艦巨砲主義も真っ青な潜水艦で、数少ない発言が結構辛辣で抉りこんでくるものがあるイオナの性格に影響してるようなしてないような。
霧を出奔しているにも関わらず、未だ戦術ネットワークにアクセスできることから、火器官制担当の杏平からは信頼されきっていなかったものの、一緒にアニメの「ハイソニックミクちゃん」を観て親交を深めている様子。チビタイプのマインドモデルを複数操って、クルーの食事の調理、艦内清掃、修理保全等々、何人分もの仕事を並行処理していたりもします。

そんなイオナですが、原作での活躍といえば、やはり対コンゴウ戦でしょう。群像の策で、初めて群像と別行動をとることになったイオナは、信頼で結ばれたクルーたちと共に、艦長代理としてコンゴウ率いる東洋方面第1巡航艦隊、通称『黒の艦隊』と対峙します。
戦いの最中、群像の真似事から入ったイオナも、クルーたちと死線を潜り抜ける度に絆を深め、やがて訪れる群像との別れに涙を流すまでになります。このイオナの劇的な心の成長が、イオナが本作のヒロインであることを強く印象付けるイベントにもなっているのです。群像不在の中、群像の艦としての使命を果たそうと強がっているイオナ。初めて見せる弱さに、ファンならばキュンと来ること間違いなしです。

『蒼き鋼のアルペジオ』イオナの魅力2:アニメ版完結編、映画で明かされたイオナの秘密とは……!?

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原作では霧の戦術ネットワークそのものであると暴露されていますが、イオナに秘められた謎は、未だ多く語られていません。しかし、先行して完結してしまったアニメ版の方では、原作でも語られていないイオナの意外な正体などが判明しています。
原作でもアニメ版の設定を臭わせる描写はされているのですが、劇場版によれば、霧の潜水艦は単独でメンタルモデルを形成する処理能力は無いと言及されています。では、何故イオナはメンタルモデルを持ち得たのか? それは、彼女が超戦艦ヤマトからコアを譲り受けた、ヤマトのバックアップであったからです。

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アニメ版では、ヤマトは17年前の大海戦以前にムサシと共にメンタルモデルを形成、群像の父=翔像と接触し、彼から人類というもの、特に「家族」という概念を教わり、翔像を父、ヤマトを姉、ムサシを妹として擬似的な家族を構成していました。翔像を裏切り者として暗殺した人類に激昂したムサシを停めようとしてヤマトは撃沈。その際、傍に居たムサシ直属のイ401に最期の願いとして群像と接触するという勅命と共に自分のコアを預けたのです。
アニメ版では、原作よりも無機的というか、機械的というか、人格形成が進んでいないように見えたのは、ヤマトのコアであることを秘匿する為の擬似人格のようなものだったのでしょう。ヤマトの人格が覚醒すれば、イオナという人格は消えてしまうのではないかと思わせるシーンもあり、イオナファンとしては、アニメ版は評価が大きく分かれるところです。

『蒼き鋼のアルペジオ』イオナの魅力3:イオナを演じた声優は渕上舞さん!

イオナの声をアニメ版で担当した声優さんは、渕上舞さん『ガールズ&パンツァー』の主人公=西住みほ役でお馴染みですね。すごいよね、ガルパン。夏に大洗行ったら、未だに至る所に「ガルパン」「ガルパン」、隙在らば「ガルパン」て感じで筆者クリビツですよ、もー。
渕上さん、実は「ガルパン」には引退覚悟で臨んだそうで、「ガルパン」のヒットと、続く『ドキドキ!プリキュア』の四葉ありす=キュアロゼッタ役の様なメジャータイトル出演が無ければ、アルペジオでのイオナ役も無かったかも知れないという、縁とか、巡り会わせみたいなものってあるんですね。

『蒼き鋼のアルペジオ』イオナの魅力番外編 『艦これ』にも登場していた!?

さて、アルペジオといえば、例の連合艦隊育成シミュレーションゲーム、『艦隊これくしょん』、通称『艦これ』との類似がよく指摘されるワケですが、実はアニメ版が最終回を迎えた2013年12月24日(最速放送だった近畿圏の毎日放送基準。関東圏のTOKYO MXでは同26日、BS日テレ、AT-Xでは同30、31日)より翌1月8日までコラボイベント「迎撃! 霧の艦隊」が開催されていました。
イオナは、実在した伊401と区別する為に「イオナ」名義でゲームに登場。特定任務の報酬として期間限定で運用可能でした。つまり、今から艦これ始めてもイオナの活躍は見れないのです。残念!
しかし、実装時の性能は霧の潜水艦らしく、Lv1の状態でも戦艦すら凌駕するチートっぷりだったそうで、それでも原作やアニメ版の過剰なまでの超兵器ぶりと較べたら大人しい数値だったというのだからイオナ恐ろしい子

アニメは終わったけど原作は終わらない!イオナの活躍はまだまだ続く!

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アニメ版は劇場版『Cadenza』で一足も二足も早く完結してしまいましたが、原作の方はまだまだ終わりが見えません。この記事を書いている時点での最新刊は14巻。13巻で初章が完結し、新章に突入したばかり。イオナと群像の別行動は続いており、イ401には白鯨級がアメリカに到達するまでの囮役という使命も残っています。
イオナが最も信頼する群像は、霧の艦ではなく人類の艦によって「振動弾頭」を届けなければ人類と霧は対等には成り得ないと考えていました。その為には、何としてでも白鯨級によって「振動弾頭」がアメリカに届けられる必要があるわけです。
「群像が出来ると言えば出来る。後は彼の艦たるこの私が示して見せる」――その決意を胸に、イオナは戦い続けるのです。まだまだ続く、原作コミック版『蒼き鋼のアルペジオ』。メインヒロインらしく成長してきたイオナの活躍に、今後も注目です!
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