【地獄少女】謎の少女・ミチルの正体は? その過去と今後を大公開!

地獄少女第四期から登場する不思議な少女・ミチル。彼女の正体とその役割についてまとめてみました。

ミチルとはどんな少女?

ミチルとは、人気アニメシリーズ『地獄少女』の第四期・『地獄少女宵伽』で登場した新キャラクターです。一話区切りのオムニバス短編が中心となっているアニメ『地獄少女』のなかにおいて、シリーズを通して登場する珍しいキャラクターです。
シリーズ通して登場するキャラクターは、第一期の柴田つぐみや第三期・三鼎の御景ゆずきのように、シリーズのキーとなることが多い存在。そのため、ミチルもシリーズのなかでなんらかのキーになる可能性が非常に高いといえるでしょう。
果たして、ミチルの正体とは。そして、地獄少女・閻魔あいたちにどのような関わりを持つのでしょうか。

ミチルは閻魔あいたちを見ることが出来る少女だった

ミチルはそもそも、どういった存在なのでしょうか。
いつものように地獄送りをする地獄少女・閻魔あいとその使い魔たち。その前に、いつの間にか姿を現したのがミチルです。あいや三藁たちの存在は、普通は常人には見ることが出来ず、見えるのは柴田つぐみといった極めて限られた人間か、人でない者だけでした。
そんなあいたちの前に突然現れ、意味深な言葉を言い残した不思議な少女・ミチル。ミチルは人間なのでしょうか。そして、その目的とはなんなのでしょうか。

ミチルの初登場シーンと意味深な言葉の理由は?

いつものように、淡々と地獄流しの仕事をする閻魔あいと使い魔たち。地獄流しの依頼人とターゲットを調査するあいの耳に、突然、「地獄少女なんていらない」というあどけない少女の声だけが聞こえてきます。
数日後、あい達が地獄流しの依頼人を見守っていると、ふいに声の持ち主である少女・ミチルが姿を現しました。ミチルはガラス越しに、あいに対して「閻魔あい、あなたはあれでいいの?」と問いかけ、さらに「あなたの知ったことじゃないか」と言い捨てて、消えてしまいます。
そして地獄流しが行われ、あいがターゲットを三途の川に流していると、河原を歩くミチルが「間違っているよ」とあいに語りかけます。対してあいは、「間違っているとか間違ってないとかじゃないの。これは仕事だから」と言いますが、ミチルは答えもなくまた姿を消してしまいます。
普通の人間には来ることの出来ない三途の川にまで姿を現したミチル。人間ではないことは確かのようですが、この時点ではその真意も目的もはっきりとはしません。

ミチルはその後もたびたび現れるように

その後も、ミチルは地獄流しをするあい達の前に、度々現れるようになります。
三藁たちは、ミチルが誰なのか不思議に思います。それに対し閻魔あいは、「忘れてるの。自分のこと」とコメント。きくりはミチルを「悪霊」と称し、山童は自分のことがわからなくてさまよっているだけと評しました。
ミチルは、自分の目的や正体を、自分自身ですらわかっていなかったのでした。しかし、自分のことを忘れながらも地獄少女の存在と地獄流しを否定するところに、大きなヒントがあったのです。

ミチルの正体とは?過去に秘密があった

自分と似た境遇の人間が地獄流しに関わったのを機に、ついにミチルは自分の過去を思いだします。
大正時代の日本。ミチルはかつて、両親と共に暮らす平凡な少女でした。商社づとめだったミチルの父親は、一般家庭に電気が通るよう大家に根強く交渉。そのおかげで町には電灯の灯りがつき、明るくなったと町の人々から感謝されていました。しかし、ミチルの父親の成功をひがんだ大家一家から、疎まれるようになってしまいます。
ある日、大家の息子を中心にしたいじめっこたちから、町の近くのため池に呼び出されたミチル。追いかけ回されているうちに、池の周囲の脆い地面が崩れ、子供たちは池に転落してしまいます。ミチルはかろうじて助かりますが、いじめっこたちはそのまま命を落としました。

ミチル一家への迫害は加速。そして・・・

子供たちの死はミチルが原因だと決めつけた大家たちによって、ミチル一家は町ぐるみで、のけ者にされてしまいました。
迫害を受けるなかで、ミチルは町の人間に捕まり、大家宅の蔵へと閉じ込められてしまいます。ミチルの両親は娘を探し回りますが、10日経ってもミチルを探すことは出来ませんでした。
ミチルは衰弱するなか、落ちていた風鈴を蔵の窓に飾りました。その音を聞いた母親は、風鈴の音を頼りにミチルを探します。たどり着いた大家宅の蔵で、ミチルの両親は、ついにミチルを発見しました。
その騒ぎに気づき、やってきた大家一家と町人たちですが、悪びれる様子もありませんでした。むしろ開き直って、ミチルの一家全員を巻き込もうとします。町人は父親を撲殺。そして一家を蔵のなかに閉じ込め、火をつけたのです。

ミチルは地獄少女になってしまうのか?(ネタバレ)

しかし、それで終わりではありませんでした。両親を失い、自分自身を殺されたミチルは、怨念の炎で町人と町を焼きはらってしまいます。それは、かつて村のために生贄となり、その恨みで村を焼き尽くした閻魔あいと、全く同じでした。
こうして自分の過去を思いだしたミチルに、閻魔あいは地獄少女となる宿命を告げます。
許されざる罪を犯したとはいえ、その宿命を拒絶するミチルでしたが、地獄蜘蛛の導きによって半ば強制的に地獄流しを経験することに。あいの元を離れた山童がサポートについたこともあり、ミチルは初めての地獄流しを完遂させました。
地獄流しをしたことで、人に感謝されたことに驚くミチル。こうして、ミチルは地獄少女となることを決意したのです。

ミチルと閻魔あいの大きな違いは

かくして、ミチルは地獄少女となることを決意します。現世には閻魔あいとミチル、二人の地獄少女が存在することになるのですが、両者には違いがあります。
それは、ミチルが現代により近い時代(大正時代)に生きていた人間だということ。そのため、ミチルは地獄と対になる救いの世界・天国という概念を知っており、また母親の影響で天国を強く信じています。
地獄の存在は知っていても、天国は知らない閻魔あいと、決定的な違いがあるのです。
閻魔あいが知らない救いの道を知っている地獄少女・ミチル。それは、地獄流しにすがるしかない人々に、新たな可能性を与えるのではないでしょうか。

ミチルの声優は和多田 美咲!その声質とは?

ミチル役の声優は、和多田美咲さんです。2015年に声優デビューした新人声優で、『けものフレンズ』などに出演しています。
まだデビューして間もない和多田さんは、ミチル役が初のメインキャラクターでした。その非常に可愛らしい、幼さを感じる声音は、まだあどけないミチルにピッタリの声といえるでしょう。
今後ミチルの出番が増えれば、さらに和多田さんのミチルの声を聞く機会が増えそうです。和多田さんのファンは、おおいに期待したいところですね。

ミチルの今後はどうなる?

こうして、地獄少女となったミチル。使い魔になった山童の手を借りて、今後も活躍していくことになるのでしょう。
ここで気になるのは、閻魔あいとの共存です。かつてのシリーズで、閻魔あいは日本全国にいつでも現れる訳ではなく、時期によって街や場所が移り変わることが言及されていました。
ミチルは、閻魔あいの代行者ではなく、別の街や拠点で活躍する地獄少女として、地獄流しを願う人の依頼を受けていくことになるのでしょう。
地獄少女第五期の発表はされておらず、ミチルがどれほど登場するかは読めない部分も多いですが、新しい地獄少女の活躍をぜひとも期待したいところですね。