【アイアンマン3】あらすじ&結末ネタバレ!トニー・スターク最後の戦い!

映画『アイアンマン』シリーズ最後の映画となる『アイアンマン3』。あなたがもし映画『アイアンマン』、映画『アイアンマン2』、そして『アベンジャーズ』のシリーズを見てきたのなら、見逃せないラストを迎える映画となるはず。
トニー・スタークの最後の物語を是非ご覧ください。

映画『アイアンマン3』とは?

映画『アイアンマン3』はマーベル・コミック『アイアンマン』原作の実写映画の第三作目の作品。同じ世界観を共有する『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズの第7作品目の映画となります。
監督は前作『アイアンマン』、『アイアンマン2』ではジョン・ファヴローが監督兼ハッピー・ホーガン役として務めていましたが、『アイアンマン3』では他の映画の撮影があった為にシェーン・ブラックが監督に就任しています。
そんな新たな監督が作る映画『アイアンマン3』では、トニー・スタークがアイアンマンになる前の出来事やアベンジャーズでの出来事がきっかけでぶつかってしまう問題と対決する物語となっています。

映画『アイアンマン』のシリーズとしては一応は最後の作品で、時系列では映画『アベンジャーズ』後の話ですので、『アイアンマン』、『アイアンマン2』、『アベンジャーズ』を観ているとより楽しめる作品となっています。
トニー・スタークが今後も直面していくであろう大きな問題にフォーカスした作品である為に、トニー・スターク自身を知るうえでとても重要になるこの物語。
そして日本でのキャッチコピーの『さらば、アイアンマン』。果たして一体どんな結末を迎えるのでしょうか。
映画『アイアンマン3』でトニー・スタークを知り、トニー・スタークの成長を見届け、そしてそのラストでアイアンマンというヒーローに魅了されてみませんか?

映画『アイアンマン3』のあらすじ

1999年の大晦日、パーティーに参加していたトニー・スタークはとある研究機関A.I.M(アドバンスド・アイデア・メカニックス)の創始者でありキリアンという科学者に商談を持ちかけられます。
トニーはキリアンとその日のうちに商談をする約束をしますが、パーティで出会った植物学者マヤの部屋で夜を過ごした為約束を破ってしまうことに。
そして2013年現在、『アベンジャーズ』での戦いからは1年後。トニーは『アベンジャーズ』の戦いによって精神的な病に悩まされ、アーマーを手放さずにはいられない状態になってしまいます。
更には映画『アイアンマン』から繋がりのあるマンダリン率いるテロ組織『テン・リングス』の動きも大きくなっており、その行動はトニーの周囲の人間にも被害を及ぼし始め…。

というのが映画『アイアンマン3』のあらすじです。マーベル映画では必ず最初に『はじまり』があり、後にその『はじまり』がストーリーに大きな事件をもたらすこととなります。
今回はこの『パーティーでキリアンが約束を破られたこと』が事件をもたらす伏線になるということです。
マーベル映画にはこの他にも多くの伏線が散らばっています。そして全てを気持ちよく回収するので、映画『アイアンマン3』でも『伏線』を意識して映画を観るというのも楽しみの一つとなるでしょう!

映画『アイアンマン3』ネタバレ1:『アーマー依存症』になったトニー・スターク

トニーの内面に迫る出来事

あらすじでも言った通り、トニー・スタークは『アベンジャーズ』での戦い以降、不眠症やパニック障害といった精神的な病に悩まされ、加えてアーマーを手放せない『アーマー依存症』と言える状態になっていることが序盤で明らかになります。
『アベンジャーズ』で初めて未知の敵と戦い、その衝撃から精神的な病を煩ったトニーはその恐怖や不安から逃れる為に42体ものスーツを黙々とつくりあげていたのです。
ここでわかるのはトニー・スタークという人物について。いつもは自信家で危険な時もジョークを言っているイメージが強くあるトニーですが、精神面は他のヒーロー達に比べあまり強くないことがわかります。

実は前作『アイアンマン』シリーズからもそういった精神面の弱さが垣間見えていたトニーなのですが、今作は特にトニーの内側を知ることが出来る物語となっています。
しかしこの出来事は私達からすれば非常に共感できる出来事です。何かに焦り、怖れ、悩み、ましてや地球の外からとんでもない敵がやってきたとすれば、普通の精神状態ではいられませんよね。
トニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・Jrも遠い昔に薬物中毒に陥っていた為に、本人の演技や台詞でも重みを感じられます。
このトニー・スタークが今どういう状況になっているかを説明するシーンで既に私達はトニー・スタークという人物に感情移入することになるので、後は映画『アイアンマン3』の物語にじっくりそして強く引き込まれていくのみです。

映画『アイアンマン3』ネタバレ2:テロ組『「テン・リングス』の動き

物語を大きく動かすことになる出来事

一方映画『アイアンマン』から因縁のあるマンダリン率いるテロ組織『テン・リングス』が爆弾テロを多発させて世間を騒がせていました。
トニーの良き友であるジェームズ・ローズ大佐は大統領の命令を受けてスーツ『アイアン・パトリオット』を着て捜査を行っていましたが、爆弾の痕跡などを残さないことから国で解決出来ない事態に陥っていました。
ここで序盤に登場したA.I.Mの創始者である科学者キリアンが再び登場し、トニーの秘書、そして恋人であるペッパーの元を訪れます。怪しいにおいがプンプンします。

『キリアン?最初にそんな人出てきたっけ?』となるかもしれませんが、見た目がガッツリ変わっているだけでキリアンです。
序盤では長髪で眼鏡をかけた研究熱心そうな男でしたが、再登場してからは髪もスッキリ眼鏡も無しのやり手のビジネスマンに変貌しています。
この事からもわかりますが、序盤では小さかったキリアンの研究所A.I.Mは今では国にも認められるほど大きな研究所になっていたようです。

キリアンはそこで人間の能力を格段に向上させるウイルス『エクストリミス』の共同研究の話をペッパーに持ち掛けるのです。もう怪しいどころの話ではありません。
トニーと三角関係になりそうな距離感でペッパーに話しかけてくるキリアンですが、研究が軍事利用されることを恐れたペッパーは誘いを断ります。静かに事が終わるかと思われたのですが…。


映画『アイアンマン』から運転手・ボディーガード役を務めトニーの良き理解者であるハッピーは現在警備員に就任し、キリアンがペッパーの元を訪れた時もそばにいました。
ハッピーも何やら怪しいと睨んだようです。ペッパーのもとへ訪れたキリアンと部下のサヴィンを不審に思い尾行を始めます。お分かりかと思いますがフラグです。
ハッピーは尾行中、キリアン達が何らかの薬品を男に渡す現場を押さえます。しかし男がその薬品を摂取した瞬間、男の体はみるみる赤く熱く変化し、そのまま爆発してしまうのです。

周囲の民間人、そしてハッピーも爆発に巻き込まれ、昏睡状態に陥るほどの重傷を負ってしまいます
やっぱりキリアンはとんでもない奴だったのです。唯一情報を掴んだハッピーが昏睡状態になってしまったので、誰もこの事実を知る由もありません。
その事を知ったトニーは勿論激怒します。そしてこの後トニーはこんなことをするのです。

トニーはマンダリンに『いつでもここに来い』マスコミを通じて自宅の住所を公開し、宣戦布告をします。
その後マンダリンについて調査したトニーは、ハッピーが遭遇した爆発事件は摂氏3000度の高温のもので、過去にテネシー州でも似た事故が起きていることを突き止めます。
ここでのハッピーの出来事、そしてトニーが起こした行動によって物語が大きく動いていくことになります。では一体これによってどのような事が起きたのでしょう?

映画『アイアンマン3』ネタバレ3:襲撃されるトニー宅

アーマーから離されることになる出来事

物語序盤、過去にパーティーで知り合った植物学者マヤがトニーの自宅へ話があると言って訪れますが、その直後に宣戦布告を聞いていたテン・リングスのヘリが襲撃し、自宅はめちゃくちゃに破壊されてしまうのです。
その場にいたマヤとペッパーを逃がしトニーもスーツを着て逃げ出すも、スーツのトラブルが起きジャーヴィスに記録していたテネシー州に不時着。雪の降る寒い地でたった一人、スーツは故障、アーマー依存症のトニーにとって非常にピンチな状態に陥ります。
しかしトニーがアーマー依存症を克服するためのキッカケになるのがこの『アーマーから離される』出来事なのです。

トニーがひとりになってしまう事は映画を観ている私達も不安になるほどの出来事になると思います。アーマー依存症のトニーを支えてくれる人は一人も居ないのですから。
しかしここでトニーは少年ハーレーと出会います。ハーレーの登場により重苦しい空気が変わり、トニーが前を向くキッカケを作ってくれる事になります。
ハーレーと協力しながらスーツの修理と爆発事件の調査を進めている途中、マンダリンの手下である女と接触します。彼女の体は燃えるような高熱を持ち、こちらに襲い掛かってきました。
これがハッピーが巻き込まれた爆発事件の正体だと気づくのです。彼女の攻撃をかわした後、トニーは爆発事件にA.I.Mが関わっていることを知ります。さらにローズ大佐の協力もあって、マンダリンの居場所をも突き止めることに成功します。

その間もアーマーが使えないストレスで苦しむトニーでしたが、ハーレーの助言を受け、身近な物を集めて1から自分で武器を作りはじめます。大人が子供の言葉や発想に助けられる時がありますが、この時もまさにそのような状況だったのでしょうね。
アーマーを失くしたトニーが再び物をつくる事から始めるこのシーンは、トニーが映画『アイアンマン』で初めてスーツをつくっていた時を思い出します。
映画『アイアンマン3』のラストを迎えた時、これも伏線だったのでは?と思うことになる重要な場面ではないでしょうか。

この際トニーはホームセンターで材料を調達してくるのですが、非常にコミカルで面白いです。このようなシリアスなストーリーの合間に挟む要素はマーベル映画の特徴でもあり、飽きさせない為の良い『休憩』にもなっています。
武器を作り始めたことで前を向き、不安も徐々に薄れ始めていくトニー。出来上がったお手製の武器を手に、トニーはまだ直らないスーツを捨ててマンダリンのもとへと乗り込みます。

映画『アイアンマン3』ネタバレ4:黒幕はキリアン

マーベル名物怒涛のバトル

テン・リングスのアジトに乗り込んだトニーでしたが、なんとそこでマンダリンという人物は雇われた役者で、裏で操っていたのはキリアンだったことが判明。
組織を作りテロを起こさせ、自身は軍に武器を売って国を操ろうとしていた…つまりはキリアンは自作自演をしていたわけです。
序盤で『トニーに約束を破られたこと』をきっかけに、キリアンはトニーに復讐をしようとしていたようです。

更にはマヤまでもが平和の為とはいえキリアンに協力していたこと、ローズ大佐のスーツである『アイアン・パトリオット』が奪われた挙句大統領まで捕まってしまった事、ペッパーがエクストリミスを投与されて捕まっていることなども判明します。
トニーはマヤを説得しキリアンから引き離すことに成功するも、マヤはキリアンに命を奪われてしまいます。
そしてローズ大佐、そしてトニーまでもが捕らわれピンチに陥るのですが…

ここでハーレーと修理していたあの故障していたスーツ『マーク42』を遠隔操作で呼び出し、トニーは窮地を脱します!次いでローズ大佐の『アイアン・パトリオット』を着たサヴィンの妨害を受けながらもローズ大佐と大統領を救出し、更にペッパーを救出しに行くのですが…。
エクストリミスを投与された人々、そしてペッパーが捕らえられている大きなタンカーにどうやって立ち向かうのかとローズ大佐はトニーに問います。そこでトニーが再び呼び出しのたが、これまで作ってきた全てのスーツでした。見事に伏線回収し、怒涛のバトルシーンの始まりです!
無事ペッパーの元へたどり着いたトニーでしたが、キリアンの妨害によりペッパーは燃え上がる炎の底へと落ちて行ってしまいます。
なんとキリアン自身もエクストリミスを投与していました。超人化したキリアンに襲われるトニーがここで取った行動は、『マーク42』をキリアンに着せ熱により自爆させることでした。

しかしそれでも生きていたキリアン。スーツを使い果たし再び絶体絶命のピンチに陥るトニーを救ったのはなんとペッパーでした。
エクストリミスの作用でキリアン同様超人化したペッパーがキリアンに反撃し、ペッパーがとどめを刺す形で終結したのです。
ピンチ、反撃、ピンチ、反撃と怒涛のバトルがキリアンと繰り広げられ、トニーが何度も生身の状態でピンチに陥るこのクライマックスのシーンは非常に手に汗握る展開ではないでしょうか。

映画『アイアンマン3』ネタバレ5:『アーマー依存症』を克服したトニー・スターク

さらばアイアンマン

何度も何度も精神的にも肉体的にもピンチを迎えていたトニーでしたが、最後は残っていたアーマーを自爆させ、ペッパーにこれからはアーマーに依存しないことを誓います。
昏睡状態だったハッピーも病室で目を覚ましました。テネシー州で出会った少年ハーレーには玩具などをプレゼントします。トニーのこんな所も魅力ですね。
そしてペッパーはトニーが開発した解毒薬により体は元に戻り、トニーも心臓手術によって胸のリアクターが外れヒーローではなく元のお金持ちで自信家のトニー・スタークに戻ります。
映画『アイアンマン3』のキャッチコピーでもあった『さらばアイアンマン』はこういう事だったのですね。でもこの映画のラストで、その言葉の本当の意味を私達は知ることになるのです。

『私はアイアンマンだ』

トニーはリアクターを捨て、こう語ります。『アーマーは私を包む繭だった。今私はその繭を破って生まれ変わる。例え自宅やスーツを奪えてもこれだけは奪えない。』
『私はアイアンマンだ。』
映画『アイアンマン3』は依存していたアイアンマンスーツにお別れをするトニー・スタークの物語でもあり、本当のヒーローアイアンマンとして再び生まれ変わる物語でもあったのです。
私達がヒーローをヒーローだと思える瞬間をこの最後に持ってきて、私達のハートをグッと鷲掴みにしていく最高のラストとなっています。

映画『アイアンマン』をご覧になった方はお分かりかと思いますが、実はこのセリフは映画『アイアンマン』のラストでも登場します。
その時のトニーは自分がアイアンマンであることを隠す為に適当なことが書かれたメモを渡され、それをマスコミの前で読み上げることになるわけですが…。
結果天邪鬼なトニーは『私がアイアンマンだ』と自分がアイアンマンであることを口にして物語が終わります。とてもトニーらしくて私達もニヤッとしてしまう場面です。

しかし映画『アイアンマン3』でのこのセリフの印象は、映画『アイアンマン』の時とは違った印象を受けますよね。
お金持ちで自信家のトニー・スタークが言う『私がアイアンマンだ』という台詞から、様々な経験をしそれを乗り越え本当のヒーローとして成長したトニー・スタークが言う『私はアイアンマンだ』という台詞。
始まりである映画『アイアンマン』から、最後の映画となる『アイアンマン3』でトニーがここまでヒーローアイアンマンとして成長したんだな、と実感出来ますよね。

そしてマーベル映画ではおなじみのエンドロール後のおまけ映像。今作『アイアンマン3』でもしっかりあります。マーベル映画を観るにあたってこのおまけ映像も見逃せません。
何やらトニーが映画『アイアンマン3』での出来事を思い出しながら誰かにそれを語っているようですが、その相手というのがハルクことブルース・バナー博士です。なお、ブルースはトニーの話を全く聞いていなかったようです。(笑)
そして字幕には『トニー・スタークは帰ってくる』の文字。ここでハルクが登場していますし、示唆しているのはそう、映画『アベンジャーズ』の続編にあたる『エイジ・オブ・ウルトロン』のことです。

再びトニーがアイアンマンとしてスーツを着て戦う姿が見られるとなれば、映画『エイジ・オブ・ウルトロン』も見逃せませんね!
マーベル映画は何度も観れば見る程キャラクターの気持ちや物語を理解していき楽しめる作品になっていますので、気になった方は予告から、そして映画『アイアンマン』3部作を是非観てみてください。