映画「ショーシャンクの空に」あらすじ&結末ネタバレ 人間ドラマの最高峰!

映画「ショーシャンクの空に」のあらすじを4つのパートに分けてネタバレ込みで紹介します。さらにパート毎に筆者の解説を入れていきますので、映画「ショーシャンクの空に」を未視聴の方も視聴済みの方も楽しめる内容となっています。

映画「ショーシャンクの空に」とは

映画「ショーシャンクの空に」は1994年公開のアメリカ映画で、スティーブン・キングの中編小説 「刑務所のリタ・ヘイワース(Rita Hayworth and Shawshank Redemption)」が原作となっています。
主演はティム・ロビンスが務める他、モーガン・フリーマンなども主演している作品で第67回アカデミー賞で7部門にノミネートされました。また監督は「グリーンマイル 」 (1999)、「ミスト」(2007)で監督を務めたフランク・ダラボンが務めています。
ちなみにフランク・ダラボンはアメリカのテレビドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズの発案者にして製作総指揮者でもあります。

映画「ショーシャンクの空に」のあらすじをネタバレ込みで紹介

希望を捨てずに生きた無実の終身刑者の物語

ここからは映画「ショーシャンクの空に」のあらすじを4つのパートに分けてザックリと紹介していきます。またパート毎には筆者の解説を入れていきます。映画「ショーシャンクの空に」のあらすじをザックリと知りたい方はぜひ読んでいってください。
またパート毎に筆者の解説も入っていますので、既に「ショーシャンクの空に」を視聴済みの方もぜひ読んで貰えたらと思います。
ただ、本記事は映画「ショーシャンクの空に」のストーリーに関するネタバレが含まれていますので、その点予めご了承の上読んでいって頂けたらと思います。それでは映画「ショーシャンクの空に」のあらすじの紹介と解説に入っていきます。

映画「ショーシャンクの空に」あらすじ1:無実の男ショーシャンク刑務所へ

若きポートランド銀行の副頭取アンドリュー・デュフレーン (アンディ)は、不倫関係にあった妻とその愛人を殺害した罪に問われ、最終的に終身刑という形でショーシャンク刑務所に服役することとなる。
ショーシャンク刑務所の内部は腐っており、アンディの服役初日からバイロン・ハドリー主任刑務官(ハドリー)がアンディと一緒なタイミングで服役することになった受刑者を煩いという理由で殺してしまうほどであった。
またサミュエル・ノートン刑務所長(ノートン)も敬虔なキリスト教信者ではあったが、不正も殺人も簡単にしてしまうような男であった。そんなショーシャンク刑務所でアンディはある日エリス・ボイド・レッド・レディング(レッド)に話しかける。

レッドはショーシャンク刑務所内の「調達屋」であった。その噂を聞きつけたアンディはレッドにロックハンマーを手に入れて欲しいと依頼する。そして、レッドはロックハンマーを入手し10ドルでアンディに売るのであった。
またアンディは刑務所内で借りられる分厚い聖書も図書係の老囚人ブルックスより借りるのであった。しかし、アンディにとってショーシャンク刑務所での最初の2年間は辛いものであった。
ショーシャンク刑務所の3人組の囚人に強制的に性の慰み者として扱われる毎日であったからだ。しかし、1949年の春、アンディが受刑者となってから2年ほど経つとアンディへの風向きは変わるのであった。

【解説1】聖書に注目

最近、聖書を読んでます。(もちろん「マンガでわかる旧約聖書」から始めましたが) . 別に世を儚んで…とかではなく、海外の本や映画を見る時に、キリスト教の知識が皆無過ぎて、意味が分からないことが多過ぎで。 . この聖書は、大学時代にテキストとして買ったもの(キリスト教系だったので)。 …の、はずなのに、めちゃくちゃ綺麗(笑) . (多分、サボりまくってた) . と言うわけで、殆ど初見だったのですが、予想に反して、登場人物がハチャメチャすぎて、面白い。 (不謹慎だとお叱りを受けそうですが) . 間違ったことをしでかさない登場人物は、「主」と「イエス」くらいで、あとの人たちは、やらかしまくってます。 (でも、罪を告白すれば「主」は、お赦しくださる。というのがキリスト教…という理解) . キリスト教の概念が、ぼんやり見えてきたら、「だから、引き寄せとかは海外の方が盛んなんだな」と分かり始めました。 (「自分」がジタバタするのではなく「主」にゆだねなさい。がキリスト教。「潜在意識」にゆだねなさい。が引き寄せ。言ってることは似てるなあと) . 「赤毛のアン」のシリーズに出て来るネコの名前が「ゴグ」「マゴグ」で、どこが洒落なのか分からなかったけど、それも判明。 . むかーし読んだ三浦綾子の「泥流地帯」のテーマも、聖書のどこなのか分かってスッキリ。(「正しい行いをする人が何故苦しい目にあうのか?」「因果応報じゃ、ないの?」というヨブ記がテーマ) . 知らなかったことを知るって、ほんと、楽しい😆✨ #聖書

岡山理恵さん(@8888rie8888)がシェアした投稿 –

本パートは主人公のアンディがショーシャンク刑務所に入った経緯と入ってからの2年間について、そしてショーシャンク刑務所というところがどういうところなのかを語っているパートになります。
本パートでは聖書が登場します。映画「ショーシャンクの空に」はこの聖書が大活躍する作品で、「こんな面白い使い方をするのか!」とアンディの聖書の使い方に感心してしまうシーンがあったりします。
後ほどあらすじを読んでいけばそれは分かりますが、このパートはそんな聖書の初登場のパートなので聖書が出てくるシーンに注目してみるのはアリだと思います。

映画「ショーシャンクの空に」あらすじ2:ショーシャンク刑務所に必要な存在となっていく

1949年の春、プレート工場の屋根を塗り替える1週間の仕事にアンディはくじで抜擢される。そして、この仕事の最中、兄から受け継いだ遺産の税金について文句を言っていたハドリーにアンディは近づいていく。
そして妻に贈与することで遺産の税金は非課税になるという銀行家ならではのアドバイスをする。さらにアンディは続けて自分がその手続きを行うことで費用を浮かせることができるとハドリーに持ち掛けるのであった。
さらに、自分がその手続きをする代わりに今ここにいる仲間たちにビールをご馳走してやってほしいという交換条件をハドリーに提案し、この提案が受け入れられるのであった。

ある日、映画を観ているレッドにアンディは近づいていってあるお願いをする。それはリタ・ヘイワースのポスターを手に入れて欲しいというものであった。そして、映画の上映場を退出したアンディは例のアンディを性の慰み者としてきた3人の受刑者に襲われる。
そしてこの日もアンディは自分が3人の慰み者となることに対して抵抗した。そして、その日アンディは1月診療所に入ることになるほどの暴力を受けたのである。
しかし、税金対策の一件以来アンディに価値を見出した刑務官たちはこの出来事を受け、3人の受刑者の1人のボグズという男を一生歩けないほどに傷めつける。これ以後ボグズは警備の緩やかな療養施設に移され、残り2人もアンディに手を出さなくなった。

診療所から戻ったアンディは房でリタ・ヘイワースのポスターが置いてあるのを発見する。そしてそこにはレッドからの退院祝いとして無料でプレゼントする旨のメッセージも置いてあった。アンディの房の壁にリタ・ヘイワースのポスターが飾られた。
ある日、抜き打ち検査が行われる。囚人たちの部屋をランダムに選び、持ち物や房を抜き打ちで検査をするのである。アンディも選ばれるが何も問題は発見されなかった。そしてアンディは聖書に関する話で盛り上がったことで検査に立ちあったノートンに気に入られる。
リタ・ヘイワースのポスターもノートンからすれば認められないものであったが、ノートンは例外として許すのであった。そしてノートンはアンディの聖書を指し「救いはこの中にある」と言って去っていくのであった。

アンディはある日、ノートンにより洗濯所の仕事から図書係へと仕事を変えられる。しかし、それはアンディにノートンや刑務官たちのお金の面倒をみさせるための配置換えであった。
一方、アンディは図書係として図書館を大きくするために州議会に手紙を毎週送ることにする。しばらくの時が経ち、図書係の仲間のブルックスは仮釈放で出所したが自殺していた。そんな事があった後のことだった。
アンディが6年間書き続けた州議会への手紙が受け入れられ、図書館協議会からの中古図書などの寄贈品と200ドルが州議会からアンディ宛に送られてきた。そしてアンディはレコードを使ってある事件を起こし2週間懲罰房に入ることになる。

起こした事件。それは図書館協議会からの寄贈品の1つ「フィガロの結婚」のレコードをアンディがマイクを使ってショーシャンク刑務所中に響かせたことであった。アンディはこの事件により2週間懲罰房に入ることになった。
アンディが入所して10年が経ったある日、アンディはレッドからプレゼントを受ける。これによりアンディの房の壁のポスターはマリリン・モンローへ変わった。そしてアンディは所内の仲間たちの協力もあり図書館をニューイングランド最高の刑務所図書館にした。
ノートンはその地位を使い、ピンハネや賄賂などを受け取るようになっていた。そうして得たお金はランドール・スティーブンスという架空の名義の口座に隠していた。その処理はアンディがしていた。

ランドール・スティーブンスは運転免許証も社会保険カードも出生カードもあるが架空の人物であった。

【解説2】リタ・ヘイワースからマリリン・モンローへ

本パートではアンディの房の壁のポスターがアンディの入所10周年にマリリン・モンローに変わります。
リタ・ヘイワースとマリリン・モンローはそれぞれ1940年代と1950年代の性的魅力によって人気を得る人物の代表者です。
なのでポスターの変化はアンディが入所してから時間が10年経っていることを視覚的に伝えるものとしてあると思われます。気づきにくいですが芸が細かいなと感心させられる部分です。

映画「ショーシャンクの空に」あらすじ3:ショーシャンク刑務所の新人と明らかになる真実

ショーシャンク刑務所にトミー・ウィリアムズ(トミー)という新人がやってくる。トミーはある日、ショーシャンク刑務所内で高卒認定資格を希望する人間に指導をしていたアンディを訪ね、アンディに高卒認定資格を取るための面倒をみて欲しいとお願いする。
アンディはこれを引き受けてトミーにアルファベットから教えた。トミーは熱心に勉強し、アンディもトミーを気に入った。そしてトミーが高卒認定試験を受けても良いレベルに達した頃、アンディの房のポスターはラクウェル・ウェルチに変わっていた。
トミーは高卒認定試験を受ける。しかし、トミーの受けた感覚では完全に不合格だった。トミーは怒り、そして答案用紙をゴミ箱に捨てるのであった。しかし、それをアンディはこっそりと採点へと送るのであった。

反省したトミーはレッドと話をしていた。トミーは何故秀才で銀行家のアンディがショーシャンク刑務所にいるのかをレッドに尋ねる。そしてレッドがアンディが捕まることになる出来事について話すとトミーの顔色が変わるのであった。
トミーはレッドとアンディのいる場である話を始めた。トミーがトーマストン刑務所にいた時の話である。その話によればエルモ・ブラッチという男がアンディの妻とその愛人を殺したらしいのである。。
アンディはその話を受けてノートンにトミーの証言で再審を請求できるからそうしたいと言うがノートンはこれを拒否。焦るアンディは口を滑らせノートンの怒りを買ってしまい、2ヶ月懲罰房に入ることになってしまう。

アンディが懲罰房に入っている間、ある郵送物がトミーのもとに届く。中身は高卒認定資格試験の合格通知であった。しかし、そんなトミーに不幸が訪れる。ある日、ノートンに呼ばれたトミー。
ノートンはトミーにアンディに話したことは事実かを尋ねる。そして、ノートンはそれが事実であり、トミーがアンディの無罪の証明に乗り気だと知ると合図を出す。そして、ノートンの意を受けたハドリーによりトミーは殺害されてしまう。
ノートンは金の管理をしてくれ、自分の不正の事実を知っているアンディを手元に置いておく必要があったため、アンディが釈放される因子となり得るトミーの存在は邪魔だったのだ

【解説3】マリリン・モンローからラクエル・ウェルチへ

本パートでは1966年頃にまたもやアンディの房の壁のポスターが変わります。1960年代の性的魅力によって人気を得る人物の代表者であるラクエル・ウェルチのポスターです。
ポスターの写真は 1996年「恐竜100万年」のもので、この映画によってラクエル・ウェルチは「20世紀最高のグラマー」という評価を得ます。
1960年代の性的魅力によって人気を得る人物の代表者へとポスターの変化をさせることでまたも視覚的に時の経過を表現していると思われますが、やはり素晴らしい表現技法だと感心してしまいます。

映画「ショーシャンクの空に」あらすじ4:アンディは脱獄し、裁きを与え、そして幸せの第一歩を歩み始める

懲罰房から出て来たアンディの心に中は何かが変わっていた。ある日、アンディはレッドにメキシコにあるジワタネホに行くと言う。そしてアンディはレッドに出所できたらある場所へ向かって欲しいと依頼する。
バクストンの近くの広い牧草地、目印は長い石垣と北のはずれにある樫の大木。その石垣の下のところに周りとは違う黒い色をした石があるから、その下に埋めてあるものを受け取って欲しい。そうアンディはレッドに依頼するのであった。

ある日、アンディは仕事終わりにノートンに靴磨きを依頼される。靴磨きを終え房に帰って来たアンディはある計画を実行に移す。この日は雷雨であった。
翌日、アンディは房から消えていた。アンディは昨日の内に脱走していたのだ。脱走ルートの入り口はラクウェル・ウェルチのポスターの裏にあった。アンディがロックハンマーを使って開けた穴であった。
その後、ノートンたちは必死にアンディを探すがアンディが見つかることは無かった。それもそのはずである。ノートンが穴の存在に気づいた時には既にアンディはある所にいだ。

アンディはノートンに磨くよう依頼されていた靴とショーシャンク刑務所から盗んで来たスーツに身を包み、とある銀行にいた。そしてランドール・スティーブンス名義でお金を引き出していた
出生カード、運転免許証、社会保険カードを持ち、サインも一致していた彼だからこそできたのである。そしてアンディは同様の手口で次々とお金を引き出し37万ドル以上の大金を手にしたのであった。
さらにアンディはとある銀行にある小包の郵送をお願いしていた。それはポートランド新聞社に送られ、それによりある日の新聞でショーシャンク刑務所の不正と殺人の事実が明るみに出る。

これによりハドリーは警察に捕まってしまう。一方、ノートンは金庫を開けていた。そこには見慣れぬ聖書が入っていた。そして、それはアンディが持っていた聖書であった。ノートンが聖書を開くと最初のページにはこう書いてあった。
「所長。確かに救いはこの中に」。この言葉を目にしたノートンがページをさらにめくると分厚い聖書の中身はロックハンマー型にくりぬかれていた。そしてノートンは警察に捕まる前に拳銃で自殺するのであった。
後日、レッドにもある変化があった。レッドは仮釈放処分となったのである。

仮釈放を受けたレッドはアンディとの約束を守るためアンディから受け取って欲しいと言われていたものを受け取りにいく。長い石垣の下のところにある黒曜石の下には箱が埋まっていた。そして箱を開けると中にはお金と手紙が入っていた。
手紙でレッドをジハタネホへ来ないかと誘っているものであった。レッドはその誘いに乗ってジハタネホに行く。そして、海の美しい浜辺で再会した2人は喜びの抱擁を交わすのであった。

【解説4】これまでの様々な要素が絡み合って迎える痛快な結末

本パートは物語の締めくくりの部分になります。アンディはジハタネホへ。そしてノートンとハドリーの悪事は明るみに出ます。
こうした結末は作中のこれまでの様々な要素をアンディが絡み合わせていくことで迎えることになります。この結末は素晴らしいとしか言いようがなく、本当に練りに練られた物語だなと感心させられるポイントになっています。
このために映画「ショーシャンクの空に」を観てほしいと思えるくらいです。

希望を捨てず最後まで戦った男に励まされる物語「ショーシャンクの空に」に励まされよう

ここまで映画「ショーシャンクの空に」のあらすじの紹介と解説をしてきましたがいかがでしたでしょうか?この記事で映画「ショーシャンクの空に」に興味を持って下さった人がいれば幸いです。
そしてまた実際に映画「ショーシャンクの空に」を観てもらえると嬉しいです。20年間無実の罪で刑務所に入り続けた男が最後まで希望を捨てなかったために得た幸せを見届ると明日から頑張ろうという気持ちになれるはずです。
ということでお付き合いありがとうございました。