【地獄少女】バッドエンド回ランキングTOP5!全アニメシリーズから大紹介!

恨んだ相手を地獄に流すという独特の世界観を持つアニメ『地獄少女』。そんな『地獄少女』全4シリーズから、厳選したバッドエンド回ベスト5をご紹介します。

地獄少女はバッドエンドの宝庫!

人気アニメ『地獄少女』は、一話一話舞台や登場人物が異なるオムニバス形式で展開されているため、シナリオごとの雰囲気やオチが毎回違うのが特徴です。しかし、恨んだ相手を地獄に流すという性質上、暗い話や重い話が多く、なかにはバッドエンドのような救われない結末も多く存在しています。
ここでは、地獄少女全4期のうち、厳選したバッドエンド回をお届けします。
暗く、しかし切なくて辛いエピソードだらけですが、そのぶん見ごたえは十分。アニメ『地獄少女』の真髄ともいえるエピソードのあらすじとネタバレを紹介するファンならずとも必見の内容です。

地獄少女バッドエンド回 第5位 絆(二期・7話)

バイク事故で息子が死んだことをキッカケに、変わってしまった家族。特に母親は、毎夜息子の部屋にこもって事故原因の追及をするホームページを更新したりと、ひどい有様になっていました。
変貌してしまった母親に辟易した娘の恵美は、ある日、兄の部屋で藁人形を見つけます。それを手にして地獄少女と出会った恵美は、兄が母を地獄へ流そうとしていたことを知るのです。
一方、母はマスコミを利用し、息子の事故は道路に責任があったと市に責任を被せようとしていました。その執念が実り、ついに市が道路整備を認めることに。しかし、あくまで過失は行政にないとし、納得のいかない母親は怒りに震えました。

兄の死を受け入れられない母親。その結末は・・・

時間が経つにつれ、マスコミの関心も母親から離れていくなか、母親は息子の事故の真相を暴く本を出そうと、借金までするようになっていたのです。
母親は気が狂ったように地蔵の首を息子と思って抱きしめ、父親は自暴自棄になり酒に酔いつぶれる有様。全てに失望したエミは、藁人形の紐を解くのでした。
母親が地獄に流された後、父親は「おかあさんをさがしにいってきます」と書き残し、失踪。その置手紙を見て、「変なの。みんな揃ってるのに」と笑った恵美は、全員分の食事を用意し、笑顔で「いただきます」と告げるのでした。
崩壊してしまった家庭と、救われない結末。おそらく娘の恵美も、すでに気が狂ってしまったのでしょう。地獄流しをしてもしなくても、おそらく結末は変わらなかったと思われます。

地獄少女バッドエンド回 第4位 陽のあたる場所(二期・6話)

保健室登校をする高校生・細野は、同じクラスの新田が好きでした。しかし、想いを打ち明けることが出来ず、こっそりストーかーするだけの日々を送っています。
新田には杉田というろくでもない彼氏がいました。細野はいつものように新田を付けている最中、杉田が後輩に、彼女(新田)を貸すと言っているところを聞いてしまいます。
新田を守るため、地獄流しに杉田の名前を書きこむ細野。しかし、現れた閻魔あいに依頼を断られてしまいます。細野は「どうせ自分には何も出来ない」と、新田を助けることを諦めますが、そうしている間に、新田は杉田の後輩に襲われてしまいます。
翌日、細野が保健室にいたところ、気分が優れないという新田がやってきました。新田の胸には、地獄流しをした証拠となる刺青が。すでに新田は、杉田を地獄に流していたのです。

何も出来ないという思い込みがバッドエンドへと導いたが・・・

細野は、自分がためらったことで、好きな新田に地獄流しをさせてしまったことを深く後悔します。そして、ある決意をしました。
何かを決意した細野の前に、再び閻魔あいが現れますが、細野は「自分でなんとかする」と言います。その目は、「自分では何も出来ない」と言っていた弱々しい少年のものではありませんでした。
細野は深くフードをかぶり、夜の街で遊ぶ杉田の後輩を物陰から見守ります。その手には、購入したばかりのナイフがありました。
少年は深い後悔から、殺人という現世で重い罪を背負うことを決意。現世で地獄をさまようことになるのです。
本来の依頼人である細野の目的は果たせなかったこちらのエピソード。しかし、気弱な細野が意外な成長を見せたことからも、一口にバッドエンドとはいえないかもしれません。

地獄少女バッドエンド回 第3位 後ろの正面(三期・21話)

地獄少女の宿命を背負うことになり、困惑する御景ゆずきは、あるとき身体に暴行の傷がある少年・海斗に出会います。
海斗は、血のつながらない妊娠中の母親から暴行を受けていました。家庭を壊さないため、甘んじて暴力を受けていた海斗。ゆずきは、そんな海斗が誰かを地獄流しする予感を感じ取っていました。
しかし、ゆずきは地獄流しを止めることが出来ず、海斗の父親にDVの事実を伝えますが、信じてもらえず一蹴されてしまいます。海斗の父親は、DVの事実を知りながらも家庭崩壊することを畏れ、息子に暴力を受けさせ続けていたのです。
さらに父親は、海斗を殺すことで家庭を保とうと考え、二人で湖へ出かけます。海斗は反射する湖面から、自分を殺そうと手を伸ばす父親の姿を捉えます。そして、隠し持っていた藁人形の糸を解いたのでした。

少年が地獄に流した相手とは

海斗が藁人形の糸を引いたと同時に、父親は自分の犯そうとした罪を悟り、泣いて息子に謝罪しました。海斗はそれをただ許します。一方、病院に向かった母親は腹を抑えてうずくまりました。
海斗が流した相手とは、自分を見殺しにした父でも、暴力を振るった義理の母でもなく、間もなく生まれてくる自分の妹だったのです。
妹を地獄に流されたことで、母は海斗への愛情を取り戻しました。ゆずきと三藁たちが見守る先で、三人家族は再び平穏な家庭へと戻っていたのです。
やがて生まれ来る子供を失ったことで、取り戻した平和。誰にとっても幸せではないはずなのに、一時の平穏に浸る三人家族。メリーバッドエンドそのものといえるのではないでしょうか。

地獄少女バッドエンド回 第2位 病棟の光(一期・23話)

第一期随一の理不尽かつ後味が悪いエピソードが、この23話「病棟の光」です。
柴田一とつぐみ親子は、いつものように地獄流しを止めるために動き出します。しかし、ターゲットとなった看護師の女性・桜木加奈子は、人から恨みを買うような女性ではありませんでした。人格者であり、同僚や家族付き合いでも問題なし。妻の死を、桜木の医療ミスだと言いがかりをつける樋口という男性がいましたが、一の調査の結果、それも樋口の勘違いであったことが判明。樋口は、インターネットに疎い人物であり、シロということになりました。
つぐみは桜木が消えてしまう幻に悩まされるなか、ついに桜木は流されてしまいます。
桜木を流したのは、桜木と全く面識のない男性でした。男性は、心中の相手として、恵まれた人生を送る桜木を標的に選び、地獄へ流したのです。

理不尽極まりない地獄流し

それまで、柴田つぐみは父親の手伝いをしながら、復讐が本当に悪いことなのか疑問に思っていました。しかし、この一件を目の当たりにした父親の一は、「これでも地獄少女をかばうのか」とつぐみに吐き捨てます。
揺れ動いていたつぐみの認識をも改めたこの回。地獄流しの依頼人がわかった途端、なんともいえない気味悪さが漂う、まさに最悪のバッドエンド回といえるでしょう。
一目連によって、このようなことは、何百年の間に何度かあったことが判明します。とはいえ、閻魔あいにとっても辛い地獄流しであったことが明らかになり、「この恨み、地獄へ流します」という声も、震えていました。地獄少女第一期のなかでも、異色かつ重要なエピソードとなっているといえるでしょう。

地獄少女バッドエンド回 第1位 あにいもうと(二期・9話)

売れっ子モデルの兄と二人暮らしをしている妹・真帆は、男性にフラれてばかりでした。
それは、兄が原因でした。美しい兄は真帆に彼氏が出来るたび、女装して妹の恋人を身体で奪うという暴挙に出ていたのです。それを知りながら、真帆はまた新しい男性と付き合い始めます。しかし、兄がまた動き出すだろうと真帆は諦観していました。
案の定、親しくなったボーイフレンドを寝取られた真帆。兄の一連の行動は、兄が自分を憎んでやっていることだと愛憎を募らせ、地獄少女に依頼をしました。
藁人形を手にした真帆は、兄に直接、今までの行動を責めます。なぜボーイフレンドを奪うのか、私が憎いのかと問い詰める真帆。
しかし、返ってきた答えは、思いも寄らない言葉でした。

兄が妹の彼氏を奪った理由とは

今まで兄が、真帆のボーイフレンドを奪ってきた理由。それは妹を恨んでいるからではなく、妹を愛しているためだったのです。誰かに取られたくないから、妹に寄ってくるボーイフレンドを奪い続けていたのでした。
愕然とした真帆は、いつから自分を好きだったのかと問い詰めます。すると兄は、「生まれる前から」という衝撃の答えを返すのでした。
兄の本心を知り、動揺した真帆は、自分自身もこのままではいられないことを悟ります。そして想いを告げた兄もまた動揺し、女でいなくては妹を傷つけてしまうことを自覚。女装して、夜の街をさまよい歩くのでした。

真性の愛ゆえに救われない兄妹の恋

兄は妹を生まれる前から愛しており、妹もまた兄を愛していました。道ならぬ愛がこれ以上進むことを恐れた真帆は、兄を地獄へ流すしかないと、藁人形の糸を解くのでした。
閻魔あいによって地獄行きの小舟に乗った兄は、これで真帆を傷つけなくて済むと、どこか安心した表情を浮かべました。一方、残された妹は、「すぐにそばにいくからね」と涙を流すのでした。
「大好きで、大嫌い。愛しくて、憎い――おにいちゃん」。そんなプロローグから始まる「あにいもうと」。『地獄少女』のなかでも、特に報われない結末の非常に切ないバッドエンド回です。
数々の地獄流しを見守ってきた閻魔あいをして、この兄妹の関係は「凄まじい業を感じる」と言わしめており、段トツで強い因果を持つエピソードであることは間違いなさそうです。

地獄少女のバッドエンド回は二籠に多い!

以上、『地獄少女』のバッドエンド回TOP5をご紹介しました。
『地獄少女』は、シリーズごとに特徴がわかれます。依頼人が被害者であり、地獄に流されるのは悪人という勧善懲悪のシナリオが多い第一期。流される側に非があることが多いながらも、依頼人にも問題があったなどというどんでん返しが多い第二期・二籠。言いがかりや勘違いで地獄に流されることの多い第三期・三鼎。
こうして振り返ってみると、シリーズの特徴からバッドエンド回は二籠に多いような気がします。
どれをとってもシリーズごとの面白さがあり、それぞれにファンがいるのも面白いところです。あなたのお気に入りのシリーズはどれか、振り返ってみるのも楽しいかもしれません。