【デスノート】エルが漫画史上最も魅力的な探偵である8つの理由\t

デスノートのエルといえば最強の探偵の呼び声高いことで有名ですよね。今回はそんなエルの魅力を徹底的に解剖して行きます。

「デスノート」究極の探偵、エルとは?

先日ハリウッド版の作品が公開されたことでも注目を集めた作品、「DEATH NOTE」。みなさんも一度は目にしたことや、聞いたことありますよね。元々は大場つぐみと小畑健によるジャンプ上にて連載されていた少年漫画です。2003年から2006年までと連載の期間こそあまり長くはありませんが、日本のみならず世界中で絶大な人気を誇る作品です。

名前を書いた人間を死なせることができるという不思議なノート、デスノートを使って主人公が犯罪者を抹殺し、理想の世界へと近づけようとするのですが、天才的な名探偵、エルがそれを阻止しようとする頭脳戦を描いている作品です。

今回は主人公の夜神月ではなく、あえて名探偵のエルに焦点を当ててご紹介して行きます。

「デスノート」エルの魅力①生い立ちが複雑すぎた!

実はエルの素性ですが、作品内ではほとんど情報が明かされていません。それもそのはず、夜神月ことキラは名前と顔さえわかれば誰でも殺せてしまうのです。なので実写映画版や漫画、アニメ、ドラマなどどれを見てもエルの人生についてはほとんど触れられていません。

しかし、文庫版で特別読み切りを掲載した際には少しだけエルの生い立ちについて触れられていたそうです。その内容はいきなり身寄りのない子供としてワイミーズ・ハウスという孤児院に引き取られて、ワタリが世話係に近い係になりました。

ワタリは早々にエルの能力を見抜き、個室を与え、難しいパズルやゲームを与えたそうです。しかしそれらにすぐ飽きたエルはネットに走り、最終的には犯罪者探しに行き着きました。

「デスノート」エルの魅力②甘いものが大好きで四六時中おやつタイム

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全作品を通してエルは極度の甘党で、推理の現場では必ずお菓子やデザートを持ち込み、コーヒーや紅茶などの飲み物にも大量の砂糖を投入するほどの徹底っぷりです。明らかに糖分を摂りすぎているのにも関わらず太ったり、体調を崩さないのは「頭を使っているから。」だと本人は話します。

原作のコミックス内ではまともな食事をとるような描写は一切なく、一見お菓子の栄養のみで生きているようにも見えます。実写版でも基本的に甘党だという点に変化はありませんが、松山ケンイチの案によって、スイーツ以外にコンソメのポテチを食べるというような描写が付け加えられました。

これはおそらく漫画や映画版で重要な鍵を握るシーンとなってくるキラがポテチの袋の中でデスノートに名前を書くという部分の伏線になっていると思われます。

「デスノート」エルの魅力③スピンオフ作品がある?

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エルは主人公ではないと記事の冒頭でも触れましたが、そんなエルのスピンオフ作品の映画が存在するんです。その作品は「L changed the WorLd」というタイトルになっています。デスノートに書き込んだ死期がすぐに迫ってきていたエルは一人で数々の難事件を解決していました。

そんな時、タイから新種ウイルス被害の生き残りの少年と真希という少女がエルを訪れます。エルはその二人の要望に答え、最後の6日間をかけて「人類削減計画」を掲げるブルーシップという組織と全面対決に挑みます。

事件解決後にエルは少年をワイミーズハウスに預け、「救いたい人のそばに居られるように」という願いを込めて「ニア(Near)」と名付けます。

「デスノート」エルの魅力④犯人を追い詰める高すぎる知能!

原作のコミックス版の設定によるとエルは夜神月の最大のライバルであり、世界一の名探偵です。世界三大名探偵として活躍する「ドヌーヴ」、「エラルド=コイル」の二人もエルと同一人物とされています。つまり、誰がどこから見ても世界最強の探偵ということですね。

また、キラは人を裁くのには名前を知ることが必要だということを見抜き、人気アイドルである「流河早樹」や警視庁内では「竜崎」といった複数の偽名を使うというアイディアも彼が考案しました。再度月とミサを追い詰めようとしましたが、死神レムにノートに名前を書かれて死亡します。

原作版でも実写映画においてもエルと付き合いが長く、その明晰な頭脳でキラを苦しめる場面も数多く見受けられました。

「デスノート」エルの魅力⑤実は優しい一面もあり?

作品全体で共通してエルは目の下に常にクマがあり、髪は黒く眉が隠れるほど長く、服装は一年を通してゆったりとした白い長袖シャツにジーンズと一見話しかけづらいような風貌をして居ますが、その外見とは裏腹に実は彼には優しい一面があるんです。

まず人に接するときは基本的にワタリを除き、誰に対しても敬語で接します。社交性はないものの、他人に対する敬意や気遣いを心がける余裕はあるようですね。

また、事件の被害者と接する時も彼なりの敬意や気遣いを払った上で質問をしたり、向き合ったりしているそうです。ドラマ版でのエルはライトの正体を見抜いていたにもかかわらず、ライトの父への軋轢と優しさを鑑みて逮捕するのを躊躇するほど優しい人物となっています。

「デスノート」エルの魅力⑥寿命は意外にも短い?

エルの生年月日はアニメ版では1979年の10月31日、その他の作品では1982年の同日となっています。命日はアニメ版では2004年11月5日25歳で死亡、実写映画版では2006年の7月30日、さらに原作のコミックス版では2004年となって居ます。

それぞれ日付が少しづつ変わってはいるものの、総じてエルは20代で死亡しているというように描かれて居ます。実写映画版では自分の名前がデスノートに書かれるということを察知し、自ら自分の名前をデスノートに書いて、死の時間を23日後に設定したために、キラとの勝負には勝利しましたが、その数十日後にはデスノートに書いた通りに心不全で安らかに死亡しました。

エルが20代という若さで死亡したのは事故や病気などではなく、自らデスノートに自分の名前を書いたからなんです。

「デスノート」エルの魅力⑦相棒的存在、ワタリとの関係とは?



天才的探偵、エルといえども一人ではその本領は発揮できません。しかし、それでもエルが世界一と呼ばれるまで活躍できているのは相方のワタリという存在がいるからです。ワタリは原作内での設定によると年齢は70歳前後で身長は175cm、好きなものはアールグレイだそうです。

エルの実質的な右腕とされる紳士的な老人です。エルの代理人として各地の実地へと赴き、様々な人物と接触する役目です。実際のワタリの素性はキルシュ・ワイミーという名前の偉大の発明家で、その資金を元に世界中に孤児院を設立して居たとされて居ます。

そのうちの一つがエルが入って居たワイミーズハウスで、院長のロジャーを通して才能豊かな子供たちを育て上げて居ました。ちなみにワタリはスナイパーとしての実践的な能力も持ち合わせて居ます。

コミックス内では上空停止中のヘリから狙撃銃を用いてヨツバキラの運転する車のタイヤのみを打ち抜き、さらに自殺を図ろうとした彼の拳銃をも吹き飛ばすほどの狙撃力を見せつけます。原作のコミックス版ではエルが海砂の逮捕を示唆したために、エルと一緒にレムによって名前をノートに書かれてしまい、死亡します。

しかし、亡くなる直前にはコンピュータに記録してあるデータを全て抹消してから死亡します。アニメではエルの死の直前にエルとワタリとの本来の上下関係を示唆する発言が追加されています。

二人の関係についてもっと詳しく知りたいという方はコミックス版をチェックしてみてください。

「デスノート」エルの魅力⑧エルの後継者、ニアの存在も忘れられない!



先ほど記事の中でも触れた「ニア」という少年。エルが名付けたのですが、彼はコミックス中ではエルの正当後継者として描かれているのですが、ニア自身もエルに負けないほどの曲者となって居ます。まず、ニアはワタリが設立したイギリスのウィンチェンスターにある天才の孤児が集まるワイミーズハウスで育った少年です。

ワイミーズハウスはエルの後継者を探しており、ニアとその同年代のメロが候補として上がって居ました。ニアはワイミーズハウスでは常に成績トップで常に冷静沈着です。ニア自身もエルへの尊敬の意を抱いており、ワイミーズハウスを去った後に、キラ対策期間SPKを結成します。

ちなみにニアはエルと同様にものを積み上げるくせがあります。エルは角砂糖をよく積み上げて居ましたが、ニアはサイコロやマッチタワーを積み上げるくせがあります。

ニアの本名は「ネイト・リバー(Nate River)」と言います。その名前の由来としては天然の才能「ナチュラル」とエルから受け継がれるという意味のというものが名前の由来となって居ます。夜神月の前ではエル同様にイニシャルで「N」と名乗って居ます。

2015年に制作されたテレビドラマ版のデスノートでは優希美青がニアを演じました。白い髪に白い服と、原作に忠実に再現されましたが、性別は不明なキャラクターとして描かれて居ます。ドラマ版ではニアは多重人格という設定でメロがニアの人格のうちの一つとして描かれます。

ニアは冷静沈着で落ち着いているキャラクターという設定に対し、メロは冷酷で野心家な人格として描かれて居ます。

エルは世界最高の名探偵

みなさん今回の記事はいかがでしたでしょうか?エルはキラ事件以前にも世界中の難事件を一人で解決し、世界一の探偵と呼ばれるまでになりました。その推理力は計り知れず、どんな犯人でも自身の正義を掲げて窮地へと追い詰めます。

そのかっこよさから原作版においても、実写映画版においても多くのファンを抱えます。ハリウッド版のデスノートでは黒人がエルの役を演じて様々な論争が生まれましたが、その人気は相変わらず健在です。

今回の記事でエルについてもっと知りたいと思った方はぜひ作品をチェックしてみてください。

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