【ドラゴンボール】人造人間特集!圧倒的パワーの戦士たちを一挙紹介!

人造人間・・・それは人工的に超人の力を持たされた戦士たち。あるものは機械の身体を持ち、あるものは人間ベース、またある者は全く違う生物・・・ドラゴンボールでは同じジャンルから実に多彩なキャラクター達が、物語を彩りました。今回はそんな人造人間たち、更には彼らが主に活躍した人造人間編について解説してみようと思います!え?こんな記事はムダだって?なんどもいうなよ、そのムダが楽しいんじゃないか(笑)

宇宙の帝王よりも強い!恐怖の人造人間

ドラゴンボールにおける人造人間とは、何らかの形で人工的に生み出され、超人的な力を持たされた戦士たちの事。彼らが活躍するのは、主に人造人間編ですが、実は初登場は意外にももっと早いタイミングだったり。(これは後述)
人造人間編の前、ナメック星編にて宇宙の帝王フリーザをもしのぐ最強戦士・スーパーサイヤ人が登場したことで、主人公・孫悟空の最強の地位は不動のものと思われましたが、人造人間達の強さはそれを更に上回るものであり、超サイヤ人はもとより、それを更に超える必要があったのです。
ここにドラゴンボール世界のインフレはますます加速、超サイヤ人の覚醒はインフレについていく最低条件、それから更に上を目指して際限なく強くなる戦士たちが描かれていったのでした。

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さて、一般的に人造人間とは、なんらかの形で人工的に生み出された人間の事を指します。所謂人型ロボットであるアンドロイド、生身の体の一部を人工物に置き換えたサイボーグ、バイオテクノロジーによって生み出されたバイオノイド等・・・
驚くべきことに、ドラゴンボールではこれらの全てが登場します!更に、同じジャンルであるにも関わらずキャラ被りも無く、皆個性豊かなキャラクターであることに、鳥山明氏の素晴らしいセンスが伺えます!
さて、そんな魅力たっぷりの人造人間達を、まずは彼らが主に登場した人造人間編から、とくと紹介いたしましょう!!

逆転に次ぐ逆転!人造人間編

悟空がナメック星でフリーザを打倒し、サイヤ人たちによって殺された地球の戦士たちも無事に生き返った事で平穏を取り戻したはずの地球。しかし、その平穏はなんと生きていたフリーザによって破られます!
体の大半をメカニックに置き換えたメカフリーザは、父・コルド大王と共に悟空不在の地球に襲来!唯一対抗できる悟空は、未だ地球に帰還していません。地球はフリーザらによって滅ぼされてしまうのか・・・!?
そこに、フリーザの事を知る謎の少年が現れます。フリーザと対峙したその少年は、驚くべきことに悟空しか存在しないハズの超サイヤ人に変身!フリーザ、コルド大王を瞬殺してしまうのでした・・・

遅れて地球に帰還した悟空に、その少年・トランクスは事情を説明します。トランクスは未来からやってきた存在である事。間もなく人造人間が現代に現れて猛威を振るう事。そして、その前に悟空は心臓病で死んでしまうのだという事・・・
事情を知った戦士たちは、人造人間達が現れる3年後を見越し、各自修行に入ります。全ては、トランクスの告げた絶望の未来を覆すために!そして3年後、遂に運命の時がやってきます・・・

3年後、トランクスの予告通り現れたのは、人造人間19号人造人間20号。彼らを迎え撃つのは、3年の修行で力をつけた悟空たち!早速、更に磨きをかけた超サイヤ人のパワーで両人造人間を圧倒する悟空!
・・・しかし、その動きはどこか精彩を欠いていました。そして遂に、悟空の身体に異変が。悟空は心臓病にかかってしまったのです!!形勢はたちまち逆転、一転大ピンチに!!そこに一人の男が割って入ります!
割って入ったのはベジータ。そして彼は超サイヤ人に変身!!3年の間に、悟空を超えられぬ怒りからベジータもまた超サイヤ人に覚醒していたのです。悟空と違いコンディション最高のベジータは、その勢いのまま必殺技・ビッグバンアタックで19号を破壊してしまいます!!

ベジータらを始め、かつて自分が収集したデータ以上に力をつけていた悟空たちに脅威を感じた20号は逃走し、自身の研究所へと向かいます。一方、遅れて到着したトランクスは人造人間の破片を見て唖然とします。
「みんないったい何と戦っているんだ?」 ・・・19号と20号は、彼の知っている人造人間とは違う!?その疑問通り、悟空たちの前には更なる強敵が姿を現すことになるのです。
20号は研究所に戻り、本来ならば起動させたくはなかったという、2人の人造人間を起動させます。その2人とは、人造人間17号人造人間18号・・・即ち、未来世界でトランクスに絶望を植え付けた人造人間その人だったのです。

起動当初は20号=ドクターゲロに従うそぶりを見せていた17号と18号でしたが、彼らは自分たちを勝手に改造したドクターゲロを強く憎んでおり、20号をあっさりと破壊してしまいます!
更に、同じく失敗作とみなされていた人造人間16号をも起動させ、孫悟空抹殺の為活動を開始します。その力は超サイヤ人を凌ぐほど圧倒的であり、19号に圧勝したベジータも18号一人に敗れてしまいます!
しかし、彼らは未来でトランクスが見たような冷酷非情な性格とは異なっており、ベジータたちに止めを刺すことなく立ち去ります。トランクスが干渉したことにより、本来辿った歴史とは異なるパラレルワールドとなっていたのです。

人造人間に敗れた戦士たちは、更なるパワーアップを模索します。ベジータ、そして回復した悟空らは超サイヤ人のさらに上を目指し、ピッコロは神との融合で大きな力を手に入れます。しかし神は、ピッコロとの融合の前に、人造人間以上の脅威を示唆していきました・・・
それは、静かに活動を始めていました。一つの街の人間達が一人残らず消えるという怪事件が発生したのです。ピッコロが向かった先にいたのは神が示唆した脅威、即ちセルの事だったのです。
トランクスがやって来た未来とはまた別の未来世界から来たセルは、17号と18号を吸収することにより完全体となるのです。それを阻止せんとするピッコロでしたが、セルに逃げられてしまいます。

悟空らを探していた人造人間達は、カメハウスでピッコロと対峙し、17号とピッコロの戦いが始まります。パワーアップしたピッコロの力は17号と互角!しかしそこへ、無数の人間の生体エネルギーを吸収したセルが現れます!
セルの能力は17号、そしてピッコロをも凌いでおり、ピッコロが倒されてしまいます。今度は16号がセルと互角に戦うも、セルは隙をついて17号を吸収、第二形態へと進化を遂げてしまいます!!
立て続けに18号の吸収を図るセルでしたが、天津飯の命をかけた新気功砲によって足止めを食い、その隙に18号に逃げられてしまいます。一方その頃、精神と時の部屋で超サイヤ人を超えるべく修行していたベジータ、トランクスが修行を終えて出てきました。

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ベジータらと入れ替わりに精神と時の部屋での修行に入った悟空と悟飯。その間、ベジータたちはセルの元へ。精神と時の部屋で修行したベジータは、スーパーベジータと自ら名乗る程の圧倒的パワーを身に着けていました!
実力差は明らかで、勝敗は決したものと思われましたが、このまま勝負を決めてもつまらないと感じたベジータは、セルに完全体になるよう手助けをしてしまいます。そして、隠れていた18号を吸収し、セルは遂に完全体になってしまいます!!
パワーバランスはまたまた逆転し、今度は本気のスーパーベジータを、ウォーミングアップ程度の力であっさり下します。今度はトランクスがセルに挑みますが、パワーに頼りきった変身ではセルにまともに攻撃を当てられず、逆にその弱点を指摘され完敗するのでした・・・

セルはトランクスに、地球最強を決める大会・セルゲームを10日後に開くことを伝え、その場を去ります。その頃修行を終えた悟空と悟飯が精神と時の部屋から出てきます。セルゲームの事を聞き、ますます修行の強度を強めようとする戦士たちの中で、悟空は何故か必要以上の修行を中止します。
不安を覚える悟飯をよそに、悟空はどこか達観したような態度。果たして悟空には、何か勝機があるのでしょうか・・・?
そして10日後、遂にセルゲームが開幕します。格闘技世界チャンピオンのミスター・サタンを軽くいなすという余興の後(笑)、セルゲームの第一試合、孫悟空対セルの試合が始まります!!

セルと悟空の死闘は互角!瞬間移動まで駆使し、果敢に戦う悟空でしたが、なんと勝負を降参してしまいます!そして次に指名したのは悟飯でした。あまり争いを好まない悟飯は、セルのようなやつでも殺すのが嫌だと、その力を十分発揮できません。
悟空は、悟飯が怒りによって潜在能力を解放するのを狙っていました。セルもまたその真の力を見ようと、あらゆる手で悟飯を怒らせようとします。そして遂に、セルジュニアによって悟空らが窮地に追い込まれた時、悟飯の真の力が爆発!!悟飯は、スーパーサイヤ人2に変身するのです!

超サイヤ人2となった悟飯の力は、悟空の想像通り凄まじいもので、完全体のセルも恐怖を覚えるほどのものでした。猛攻の末、セルは18号を吐き出し第二形態に戻ってしまった事で追いつめられ、地球諸共自爆を図ります!!
一触即発の危機の中、悟空は地球を救う最後の手段として、セルを連れて界王星へ瞬間移動!!大爆発の末、セル諸共界王星は吹き飛び、悟空はその命を散らすのでした・・・
しかし、セルは生きていました!運よく核が無事だったため、更にパワーアップして復活したのです!!出会い頭にトランクスを殺し、逆上したベジータの特攻をも退け、更にベジータを助けた事で悟飯も重傷を負ってしまいます!!

セルは戦士たち諸共地球を吹き飛ばすべく、かめはめ波の構えを取ります!諦めかける悟飯でしたが、あの世からの悟空の言葉に奮起し、片手でセルのかめはめ波に対抗します!!
2つのかめはめ波が激突!!しかし、セルの方が徐々に押していく・・・ここでベジータの不意打ちでセルが油断したすきに、悟飯は残されたパワーを爆発!!その余波で、遂にセルは消滅するのでした。
戦いが終わり、悟空を除いた死んだ者もドラゴンボールで生き返ります。そして未来に帰ったトランクスは、未来の17号、18号、そしてセルをも倒し、ここに現代、未来は真の平和を取り戻すのでした・・・

物語を彩った人造人間列伝!

人造人間19号

元レッドリボン軍の科学者にして、人造人間20号=ドクターゲロによって作られた人造人間の最後期型。真っ白な肌の肥満体の男のような姿をしており、手のひらにはエネルギー吸収機構を備える。
これまでの人造人間が抱えていた性格面、制御面等の問題が解消され、ゲロが開発した人造人間の最初で最後の成功例となった。
初期段階の戦闘力は、超サイヤ人の悟空より低いが、エネルギーを吸収し自らのエネルギーに上乗せできるため、その能力は決して侮れない。

人造人間20号

元レッドリボン軍所属のマッドサイエンティスト、ドクターゲロが自らの身体を機械で改造した姿。かつて悟空によってレッドリボン軍が壊滅させられたのを根に持っており、復讐すべく人造人間の研究を続けてきた。
戦闘力は19号と同等レベルで、19号同様エネルギーの吸収能力を持つ。

【番外1】人造人間1~7号、そして8号

人造人間1~8号は、レッドリボン軍時代にドクターゲロが製作した人造人間です。1~7号は設定のみの存在ですが、この時期表舞台に唯一登場したのが人造人間8号です。その初登場はドラゴンボール初期のマッスルタワー編
非常に大きなパワーを持っているものの争いが嫌いな性格であり、少年時代の孫悟空とも仲良くなり、悟空からはハッチャンと呼ばれることになります。
マッスルタワーの陥落後、その優しさを気に入ったジングル村の村長の計らいで、村長と一緒に暮らすことになります。その後はしばらく登場しませんが、魔人ブウ編ラストの元気玉で、悟空に元気を与える場面で再登場しました。

人造人間17号

ドクターゲロの手によって、地球人の少年・ラピスを素体に改造手術を施されたバイオタイプの人造人間。人造人間18号とは双子の姉弟の関係にある
体内に永久エネルギー炉を持っており、スタミナ切れの心配なく無尽蔵に力を振るうことが出来る。その能力はスーパーサイヤ人になりたての戦士たちでは歯が立たない程の凄まじいものである。
人造人間編ラストでドラゴンボールにより生き返って以降度々再登場し、人造人間の中でも知名度、人気は高い。現在はドラゴンボール超にて第七宇宙の戦士代表にも選ばれるなど更に活躍中。

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人造人間18号

17号と同じく、地球人の少女・ラズリを素体に改造手術を施されたバイオタイプの人造人間。17号=ラピスの姉に当たる存在。
戦闘力は17号と同等で、スーパーサイヤ人になりたてのベジータを圧倒し破った。更に、トランクスの未来世界で猛威を振るったのも17号、18号であるが、現代に現れた両者より性格は遥かに残忍である。
人造人間編の後、クリリンと結婚し一児の母となる。クリリンの事は尻に敷いているが、大切に思っているようだ。

人造人間16号

人造人間17、18号らと同時期に製作された人造人間だが、2人と異なり完全なロボットタイプの人造人間である。
孫悟空抹殺というただ一点のプログラムに従って行動するが、それ以外のプログラムが無い為に争いを好まない性格となり、それによってドクターゲロに失敗作とみなされ封印されていた。
戦闘力は17、18号より上で、強化された第一形態のセルと同等以上の能力を見せた。余談だが、16号のモデルは若くして亡くなったドクターゲロの息子と言われており、戦闘を好まない性格となったのは、無意識のうちに戦いで破壊させたくないという思いが働いたためだという。

【番外2】映画で登場した人造人間達

人造人間13、14、15号は、ドラゴンボール劇場版第10作「極限バトル!!三大超サイヤ人」に登場した。3体ともロボットタイプの人造人間で、原作においても「失敗作だが完成度はかなり高かった」との設定がある。
それぞれが高い能力を持つが、13号は14号、15号のメモリーチップ、動力炉を取り込むことで更にパワーアップする事が可能。劇中では3人のスーパーサイヤ人を相手取っても圧倒する力を見せつけた。
余談だが、13号の必殺技・SSデッドリーボンバー「地球の半分を破壊する威力がある」との事だが、それ以前に地球を吹っ飛ばすことが出来るキャラが多い為あまりPRになっていない気が・・・?

ロボットでも宇宙の帝王より強くなれるんだ!

以上、ドラゴンボールに登場した人造人間について紹介させていただきました!
宇宙の帝王というインフレの極致にいるような敵の次という事で、それを超えるのは人の手により作られた存在というのはなんとも興味深いところ。また、インフレに次ぐインフレ、逆転に次ぐ逆転と緩急ある展開が物語を盛り上げてくれました。
古来からありきたりの設定である人造人間ですが、作品のカラーによって上手く存在感を出した好例といえましょう!