映画「ミスト」あらすじ&結末ネタバレ 映画界屈指の後味の悪さ・・・

映画「ミスト」のあらすじを4つのパートに分けて紹介します。またパート毎に筆者の解説を入れていきたいと思います。映画「ミスト」のあらすじをザックリと知りたい人はぜひ読んでいって下さい。

映画「ミスト」とは

映画「ミスト」は2007年にアメリカで公開された作品でスティーヴン・キングの小説「霧」が原作となっています。
監督と脚本を「ショーシャンクの空に」 (1994)で監督・脚本を務めたフランク・ダラボン氏が務め、主演をトーマス・ジェーン氏が務めています。
ちなみにフランク・ダラボン氏はアメリカのテレビドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズの発案者です。また製作総指揮を務める人物の1人でもあります。

映画「ミスト」のあらすじを紹介

霧に潜むのは天使か悪魔か!?後味の悪いラストまで見逃すな

ここからは映画「ミスト」のあらすじを4つのパートに分けて紹介していきたいと思います。映画「ミスト」のあらすじをザックリと知りたい人や思い出したい人はぜひ読んでいって下さい。
なお本記事には映画「ミスト」のストーリーに関するネタバレが含まれています。なので本記事をこの先も読まれる方は、その点を事前にご了承の上、以下を読み進めていただければと思います。
それでは映画「ミスト」のあらすじの紹介と解説に入っていきたいと思います。

映画「ミスト」ネタバレストーリー1:嵐と湖上の霧

酷い嵐の翌朝。画家のデヴィッド・ドレイトン(デヴィッド)の家は嵐の被害でボロボロになっていた。
デヴィッドはこの被害を受けて、息子のビリー・ドレイトン(ビリー)とお隣のブレント・ノートン(ノートン)と買い出しに出かけることにする。その頃、デヴィッドの家に近くの湖上には霧がでていた
スーパーに行く途中の道ではやけに急いだ軍の車が横を通り過ぎて行った

スーパーに到着したデヴィッドたちが買い物をしていると、外ではパトカーや救急車が走っていた。そしてサイレンが鳴り、1人の血を流した男性がスーパーに駆け込んできてこう言うのであった。「霧の中に何かいる!」
そして男性はスーパーの扉を閉めろと叫ぶのであった。しかし、彼の言うことを聞かないものはスーパーから出て行く、その直後、スーパーから出て行った者の悲鳴がスーパーの店内に響き渡るのであった。
そしてスーパーの扉は閉められる。さらに直後に地震のような揺れがスーパーを襲い店内はパニック状態に陥ってしまう。

【解説1】映画「ミスト」と「進撃の巨人」

本パートは恐怖の始まりを告げるパートとなっています。平和なはずのスーパーマーケットという小さな世界が恐怖の世界となり果てるまでが書かれています。
最初に断っておくと、ここからは本パートの解説というよりは作品全体の解説です。解説するのは本作の面白さについてです。
さて、この映画「ミスト」ですが、あのアニメ「進撃の巨人」の面白さと良く似ていると思うのです。なのでアニメ「進撃の巨人」のファンの方はぜひ映画「ミスト」を観てみることをオススメします。

では一体どこが似ているのかという話になるのですが、両者が似ているのは人が置かれている状況です。
スーパーマーケットという小さな世界を自分達よりも強い者が取り囲み、その強い者を殺すことは出来るが自分達が殺される可能性の方が高い。そして強い者は時に理不尽に人々の命を奪っていく
そんな状況に人々が置かれているところが、アニメ「進撃の巨人」に似ていると思うのです。そしてそこに面白さを感じるのが映画「ミスト」とアニメ「進撃の巨人」の共通点だと思います。

映画「ミスト」ネタバレストーリー2:霧に潜む触手

デヴィッドは店内で待機することを決める。そしてスーパーの副店長であるオリー・ウィークス(オリー)に聞いて、息子の毛布代わりにソファカバーを取りに倉庫に行く。そこでデヴィッドは倉庫にあるシャッターが向こう側から何者かに体当たりされているような光景を目撃する。
その光景から身の危険を感じたデヴィッドはスーパーの店内へ逃げ込む。そこで、ちょうど倉庫に発電機を調べに行こうとしていたスーパーのスタッフに今あったことを話すのであった。
しかし、スタッフたちはその話を疑いデヴィッドの話を信用しようとしない。そして彼らは倉庫の発電機の不具合直すためにシャッターを開けて外に出ようとするのであった。

これにデヴィッドは猛反対するが、努力虚しくシャッターは開けられてしまう。しかし、開けられたシャッターの先には霧しか見えなかった。そして何もいないと思ったスタッフたちは笑うのであった。
しかし、その直後謎の触手がスタッフの1人を襲う。そしてそのスタッフはシャッターの外に引きずり出されてしまう。デヴィッドたちの努力によりかろうじて被害はそれだけに留めることができたが、さらわれたスタッフが戻って来ることはなかった
しかし、成果もあった。デヴィッドは倉庫内にあった斧で謎の生命体の触手を切り落とすことに成功していたのだ。そして店内に戻ったデヴィッドは倉庫で起きたことをスーパーの中にいる人間達に伝えるのであった。

しかし、スーパーの人間のほぼ全員がデヴィッドの話を信用しようとはしなかった。そこでデヴィッドは信じていない人間の何人かを連れて、倉庫にあの触手を見に行く。
それが決定的な証拠となりデヴィッドは人々に自分たちの置かれている状況を伝えることに成功する
デヴィッド達は店内にあるものでバリケードを造っていた。しかしノートンは未だにデヴィッドの話を信じてはいなかった。そしてノートンをはじめデヴィッドの話を信じていない人間たちはスーパーを出て行くのであった。

またある者は謎の生命体対策として外の車にあるショットガンを取りに行くといってノートンたちと一緒に外に出ていく。その際、ショットガンを取りに行くと言った者はロープを腰に巻き付けて店内から出て行く。
ロープの動きによってどこまで行けるかを確かめるためだ。最初ロープは順調に動いていたが、突如異常なスピードで店外へ引っ張られていくようになる。それは外に化け物がいることを物語る光景であった。
そして店内にいたデヴィッドたちがロープを手繰り寄せるとそこには出て行った人間の下半身だけがあった

【解説2】世界一怖いロープ

本パートで注目したいのはショットガンを取りに行くとって外に出た男が体に巻いていたロープです。このロープは途中まで順調に店内から店外へと引っ張られていましたが、突如スピードが速くなり外に間違いなくヤバイやつがいることを伝えます。
さらに、ロープをたぐりよせるとそこには血が。さらに外に出て行った男の下半身だけがロープに巻かれた状態で戻ってきます。ロープを通してここまでの恐怖を表現しているのはこの映画の本当にすごいところだと思います。

映画「ミスト」ネタバレストーリー3:スーパー内の死闘と人命救助作戦

夜、スーパーのガラスに突如謎の生命体がへばりつく。それはまるで夜光虫のように光に集まる習性を持っており、スーパーの光に続々と集まってきていた。さらにそこに大きい鳥のような生命体が現れる。
その生命体がガラス窓に体当たりをした衝撃でガラスが割れ、謎の生命体たちはスーパーに侵入してくるのであった。デヴィッドやオリーの活躍によりしなんとか事態は収拾するが、死者が出るなど決して少なくない被害がでてしまっていた。
そして、この事態の被害者となった人間の中には薬が無いと死んでしまう者もいた

そこで、デヴィッド、オリー、軍人のウェイン・ジェサップ(ウェイン)など何人かの人間はチームとなってスーパーマーケットの隣にある薬局へ行くことにする。そして、幸い薬局へは犠牲者無しで到達する。
しかし、薬局の中でデヴィッドたちは奇妙な死体を複数目にする。死体の姿は超常現象そのものであった。そして、デヴィッドたちはその中で死体だと思われていた内の1つがまだ生きていることを知る。それは軍の憲兵であった。
軍の憲兵は苦しみながら誰に向かうともなく謝罪の言葉を述べ、自責の念を口にし、そして絶命するのであった。さらにデヴィッドたちは大量の謎の生命体に襲われてしまう。なんとかスーパーに戻った時には死者が出ていた。

死者を出しながらもなんとか薬を入手し、スーパーに戻ったデヴィッド達。そしてデヴィッドは気絶するように眠るのであった。デヴィッドは眼が覚めると、オリーから薬が必要だった者は手遅れで亡くなったことを聞く。
さらにスーパーの店内は宗教の教団のようになっており、神に救いを求める人間で溢れかえっていた。そして、デヴィッドやオリーなど複数の人間はスーパーからの脱出を決めるのであった。

【解説3】オリーの拳銃の腕前

本パートでは唯一謎の生命体がスーパーの店内に入ってくるシーンがあります。そして謎の生命体と人類の戦闘となるのですが、ここではオリーに注目して欲しいです。
店長に馬鹿にされている冴えないスーパーの副店長が、州チャンピオンになるほどの拳銃の腕で敵を打ち抜くワンカットには心が震えますよ。
まるで「ドラえもん」ののび太君をみているかのようなギャップによるカッコよさをオリーに感じることができるのです。ぜひ映画「ミスト」を鑑賞する際は注目してみて下さい。

映画「ミスト」ネタバレストーリー4:脱出、そして絶望

脱出の前に情報を集めるため、デヴィッドたちは薬局で軍の憲兵が謝罪の言葉を述べ、自責の念を口にしていたことの意味を突き止めようとする。そして、そのためにスーパーの店内にいる軍人に聞き取り調査を行うことにする。
しかし、店内に軍人はウェインの1人しかおらず、デヴィッド達とウェインはスーパーの倉庫を調べに行く。するとウェインの仲間の軍人は全員自殺していた。それをみたウェインは取り乱す。
そしてデヴィッドはそんな彼にこの事態の原因は軍のミスが原因かと詰め寄るのであった。そして、その様子をデヴィッドたちの想定外の人物が見ていた。それはスーパーの中でできた教団の一員の男だった。

男はウェインをこの事態の犯人の1人だと決めつけて、ウェインを捕らえて教団の信者たちの前に突き出すのであった。そこでウェインは教団の人間たちに脅されてアローヘッド計画と呼ばれる計画の話をするのであった。
ウェイン曰くアローヘッド計画はこの世界を取り囲む異次元の世界への観察のための計画であった。そしてその実験の際に事故が起き、異次元の世界がこちらの世界に流れ込んで来た結果がこの事態なのだという。
しかし、ウェインはそれは仲間の軍人から聞いた話と噂で知っていることを組み合わせた知識でしかないと言い、自分には責任は無いと主張する。しかし、その主張も空しくウェインは教団の人間たちに殺されてしまうのであった。

翌朝、デヴィッドたちはスーパーから脱出する。何人かの犠牲を出しながらも車に乗り込むことに成功し、途中デヴィッドの自宅に寄るが妻は死んでいた。デヴィッドたちは再び霧が晴れるその場所を目指して車を発進する。
しかし途中で燃料切れとなってしまい、デヴィッドたちはここまでと諦め拳銃自殺をすることにする。しかし5人乗車しているのに対して拳銃のリボルバーには4発しか弾は残っていなかった。そこでデヴィッドは自分が犠牲になる形で他の4人に弾を使わせるのであった。
4人を殺害したデヴィッドは絶叫する。そして自分が死ぬために車の外に出るのであった。しかし、目の前に現れたのは怪物ではなく戦車であった。そして自分が助かったことを理解したデヴィッドは「そんな」という言葉を吐いて絶叫するのであった

【解説4】衝撃のラスト

#themist #themistmovie จะจบแบบนี้จริงดิ่ ?

Park cynthiaさん(@parkkcynthia)がシェアした投稿 –

本パートで物語が締めくくられるのですが、ラストは主人公たちが生きることを諦め拳銃自殺をし、死にきれなかったデヴィッドだけが運よく生き残ってしまうという後味の悪い結末になっています。
この後味の悪さが本作の魅力の1つであることは間違いないでしょう。が、映画「ショーシャンクの空に」の監督のフランク・ダラボン氏の監督作品だけに、「ショーシャンクの空に」的な結末を期待して本作をみるとショックは大きいと思います
ちなみに筆者は映画「ショーシャンクの空に」も映画「ミスト」もどちらも大好きです。

後味の悪いエンディングまでが映画「ミスト」の魅力

映画「ミスト」のあらすじの紹介と解説をしてきました。いかがでしたでしょうか?まだ映画「ミスト」を未視聴の方で、本気記事によって「映画『ミスト』に興味を持ったぞ!」という方はぜひ実際に作品を観てみて下さい。
また本作はかなり後味の悪い作品ではありますが、それ故に良い作品だと思います。なのでゲームのバッドエンディングが好きな人などにとってもかなり良い作品だと思います。
なので、バッドエンディング好きの人もぜひ実際に映画「ミスト」を観てみることとをオススメします。ということでお付き合いありがとうございました。