映画『うさぎドロップ』は賛否両論?キャスト情報やあらすじを紹介

2011年に公開された映画「うさぎドロップ」は、松山ケンイチさんと芦田愛菜さんが共演したハートフルなストーリーでした。賛否両論があったと噂されたのは本当か、映画「うさぎドロップ」のキャスト情報なども交えてご紹介していきます。

映画『うさぎドロップ』とは?

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2011年に公開された映画「うさぎドロップ」は、漫画家・宇仁田ゆみさんが2005年から2012年まで祥伝社「FEEL YOUNG」で連載した「うさぎドロップ」を原作にした映画です。映画が公開されたと同じ時期に、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」でも放送されました。
映画「うさぎドロップ」には、松山ケンイチさん、幼い少女役に子役だった芦田愛菜さんが共演しています。また、2011年03月の東日本大震災の後の2011年08月が映画公開だったため、キャッチコピーの「まわりを見渡せば、世界は愛で溢れてる――。」は震災を意識したものと言われ、心にしみた人も多いフレーズとなりました。

映画『うさぎドロップ』あらすじ

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主人公・河地大吉は、27歳の恋人のいない独身サラリーマンです。自分の祖父が亡くなりお葬式に参加するため祖父の家に行くと、1人の見知らぬ少女・鹿賀りんがいました。実はりんは祖父の隠し子だったことが発覚し、親戚たちは今後どうするかということを話し合います。
誰も引き取りたがらないりんを、大吉は自分が引き取ろうと決意。りんの所持品は小さい紙袋一つで、所持品が少ないりんのために大吉は色々なものをそろえ、保育園にも通わせ始めます。ところが子育てをしたことがない大吉は、戸惑うことの連続で疲弊していきました。

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職場の信頼も厚く、仕事にやりがいも感じていた大吉は、りんとの生活のために異動願いを提出し、残業がなく子育てをしている社員が多い部署に配置換えを受けます。りんを中心に生活が回り始めてきましたが、りんの母親のことや悩みが次第に明らかになってきます。
引き取った当初よりもより大吉とりんの関係が深まっていき、ある騒動が巻き起こり大吉は解決に向けて奔走していきました。

映画『うさぎドロップ』キャストはあの人たち

松山ケンイチ

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主人公の河内大吉を演じているのは俳優・松山ケンイチさん。2002年に日本テレビ「ごくせん」でドラマデビューを果たし、2006年公開された映画「デスノート」のL役で注目を浴び俳優としての地位を確立していきました。
戸籍上では幼い少女「おばさん」と、大きい青年「おい」の2人が共同で暮らしていきます。奇妙な共同生活の中で、数多くの心温まるシーンが多いのも魅力の一つです。松山ケンイチさんにとっても、共演者が20歳以上年の離れた芦田愛菜さんということもあり、撮影の合間に愛菜さんとのコミュニケーションをたくさんされたそう。

お遊戯を発表するシーンでは、松山さんは演技のことはあまり意識せず、自然な表情のままだったと話されています。この他にも、ストーリー上でも2人の仲のよさが伝わってくる場面が多々ありました。松山ケンイチさんは、映画「うさぎドロップ」で映画第24回日刊スポーツ映画大賞 主演男優賞を受賞されています。

芦田愛菜

幼い少女・りんを演じているのは女優の芦田愛菜さん。2011年にフジテレビで放送されたドラマ「マルモのおきて」で爆破的人気を獲得しました。映画「うさぎドロップ」では、今では女優さんとして成長している芦田愛菜さんのとっても可愛い笑顔が観る事が出来ます。
大吉との共同生活が始まる時、りんは自分のご飯を手で握り、小さいおにぎりを作って大吉に食べさせました。この演技の芦田愛菜さんには、キュンキュンしてしまった人も多かったと思います。大吉役の松山ケンイチさんはりんの父親(大吉の祖父)役としても登場

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映画「うさぎドロップ」の完成後のインタビューで松山ケンイチさんは、芦田愛菜さんに父親姿で挨拶した時に、はじめは分からずに不思議がっていたというエピソードを披露されています。
芦田愛菜さんは一生懸命「分かっていた」というお話をされていたのが印象的でした。りんが大吉に心を開いていくまでの芦田愛菜さんの演技には脱帽です。

綾野剛

意外な出演者として、俳優の綾野剛さんが出演されています。2003年に「仮面ライダー55」でドラマデビューをし、2009年公開の映画「クローズZERO」や、2015年と2017のTBSドラマ「コウノドリ」など人気作品に出演している人気俳優の1人です。
映画「うさぎドロップ」では、家族に傍若無人とまで言われている大吉の妹・カズミの恋人・キョウイチ役で出演。キョウイチ役は、原作には登場しない映画だけのオリジナルキャラクターです。
ストーリーの始めのほうで、カズミと一緒にいる恋人の男性が登場しましたが、相手が一体誰なのかは分かりませんでした。終盤に差し掛かって、やっとりんの前に登場するのですが、その姿は犯罪者のような風貌で、りんも少し不安な様子を見せています。綾野剛さんが出演した作品の中では非常に珍しい出演の仕方ですよね。

映画『うさぎドロップ』漫画と映画の結末の違いは?

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原作漫画の「うさぎドロップ」は、2005年10月号から2008年4月号まで連載のことを第1部、2008年5月号からは第2部として構成されていました。第1部は、大吉とりんが出会い、一緒に暮らしていきながら、家族として生きていくという課程を重点的に描いています。
第2部は高校生となったりんが自分の母親について多くのことを考え、そして大人になっていくストーリーです。大吉とりんの家族になり長い期間の2人の関係性の変化が綴られています。
一方の映画では、大吉とりんが出会い、一緒に暮らしながら家族になっていくという部分のストーリーを深く掘り下げています。そのため、原作漫画のストーリーの序盤の部分だけが映画化され、将来大吉とりんがどうなっていくのかは描写されていません。

映画『うさぎドロップ』ロケ地は?

気になるロケ地ですが、映画「うさぎドロップ」は、ほとんどが茨城県土浦市と龍ヶ崎市を中心に撮影が行われています。駅前のショッピングモールでは、大吉とりんが買い物に来ていたり、大吉がりんを探すシーンでも使用されていました。
ショッピングモールの撮影では、総勢150人のエキストラが参加し撮影に挑んだそうです。アニメやドラマのロケ地巡業をするファンも多いですが、映画「うさぎドロップ」ファンも巡礼に行かれているそう。映画に観に行った後に余韻に浸りながらロケ地めぐりも楽しいかもしれませんね。

映画『うさぎドロップ』評価は賛否両論だった

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映画「うさぎドロップ」の評価を調べてみると、かなり賛否両論な結果となりました。原作漫画を全部読破しているファンにとっては、全体のストーリーが映画に反映されていないのと、りんの幼馴染の少年・二谷コウキの母親である二谷ゆかりの性格などが原作漫画とかけ離れていることも一因だったと思われます。
しかし、原作漫画と映画版を別物として観た人の反応はそう悪くなく、特に芦田愛菜さんの可愛いりんりんを家族として守っていくひたむきな大吉が観れたことから、高評価を出すファンは少なくないようです。

映画『うさぎドロップ』続編があるのか考察してみた

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りんの幼少期部分で映画は終わりましたが、続編があるのかも考察してみました。原作漫画では、りんが高校を卒業して、その後大吉との関係性もはっきりとなっていきます。そのため、映画では小学校から高校までの部分が続編と考えられそうですが、残念ながら制作があるという話は聞こえてこないのが現状です。
2011年の公開から何年も経ち、芦田愛菜さんも成長し再び高校生になったりんを演じられそうな感じはしますが、メガヒットまではいっていなかったため難しいのかもしれません。原作漫画の結末を考えなければ、映画「うさぎドロップ」の完結も悪くは無かったため、続編はないと思ったほうがよさそうです。

映画『うさぎドロップ』は心温まる感動作品!

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2011年に公開された映画「うさぎドロップ」は、東日本大震災後の映画作品でした。どこか不安定で健気なりんを演じた子役時代の芦田愛菜さんや、公開の少し前に結婚し、さらには公開後の翌年には父親になった松山ケンイチさんの大吉役が話題となりました。
原作漫画とは、登場人物の設定や結末は違いましたが、大吉とりんが一緒に過ごす不思議な共同生活は、観客たちをどこか温かい気持ちにさせたのには間違いありません。続編の話は聞こえてきませんが、また大吉とりんのステキな関係を、松山ケンイチさんと芦田愛菜さんの共演で映画館で観たいと思ってしまいますよね。